みんなのシネマレビュー |
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21. 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness まず言いたいのはTV版見てない人は見るべきではない、ですね。この一言に尽きる。見ていないと歴戦のクルー集めも何だソリャ、ですし。アキトの変わりようを見ても何も感じ得ない。その他の演出も馴染めないと思います。私はTV版は好きではないですがこの劇場版のアキトのダークヒーローっぷり(見た目や雰囲気だけ)は好きです。あとブラックサレナの造形美。ストーリーはオタク映画に求めちゃいかんです、語っちゃいけません。復讐物という流れは個人的にはイイ感触を得ましたが。6点(2004-08-20 04:01:30) 22. キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン まず最初のOPのタイトルバックで引き込まれました。アニメと音楽が非常にいい雰囲気を作ってるな~と。マジ?ありえねぇ~とは言えません、実話なんですよね(汗。映画らしく詳細は脚色してる気もありそうですが、と無粋な横槍。とはいえ凄い面白かったです。バレそうな展開になる度こそばゆさを感じプレーヤーの一時停止ボタンを押してシャウトしてました(笑。実際のメインとなる逃走劇に関してはそこそこなんですがラストのカールとの関係にグッと来た。金の切れ目が縁の切れ目と言いますが親の愛、そしてその幸せな何のことは無い生活をフランクは求めてたんだな~と自己完結解釈しときます。オスカーのことは後で知ったんですがフランクの親父さん味のある演技してましたね。子は売らん、と言った彼がこの作中では強く印象に残ってます。7点(2004-06-10 08:57:06) 23. 機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 ロボットによるガンアクションが展開されるイメージを前作から連想するだろう。 だがこの劇場版2にはそれは微塵も無く、あくまでも人間ドラマがメインであり レイバー自体はオマケに過ぎなかった・・・これは失敗か?否、実に良かった。 実写ドラマをかなり意識した仕上がりの大人なストーリー。 シリアス一貫であるが合間合間に笑えるところがあり楽しめる。 戦後の日本、これからの日本を考えさせる珠玉の一本。[DVD(字幕)] 8点(2004-02-29 12:30:31)《改行有》 24. キル・ビル Vol.1(日本版) 監督の狙いとは承知してはいたが個人的に演出過剰さや不自然さが気になった、見る人選びますね。vol.2への繋ぎが気になるように締められてて良く感じた。まずアニメは要らなかったかも。斬新な演出を毎回出す監督ならでは、で頷けるんだけどその内容の選択に減点。日本刀での斬り合い、立ち回りが下手に思えた。殺陣ってやつかな、ズバズバ斬ってバンバン血が飛び出してインパクトは文句無しなんだけどそれもワンパターンですぐに見飽きる。7点(2003-12-11 12:01:24) 25. ギフト(2000) キアヌはサムライミが好きってことでギャラ安いながらも出演したわけで、 あのような使われ方だと思うのですがそんなの知ったこっちゃないのです。 ですが、あの中途半端さが謎解きを邪魔して良い感じだったかと思いますけどね。 謎という謎はありませんでしたが。ラストは少し感動風味で良かったです。 ただホラーともサスペンスとも言えない、そこはかとなく漂う微妙スメル。[DVD(字幕)] 6点(2003-12-09 23:39:13)《改行有》 26. CUBE CUBEという限定空間。 何で私達がこんな所に? このCUBEは何?結局何がしたいの? 意味を求めたくなるが、それは野暮。 そういう意識を捨てて観ましょう、そうしましょう。 不思議に始まり不思議に終わる。[DVD(字幕)] 7点(2003-12-09 14:17:45)《改行有》 27. CURE キュア ふと自分の内にある潜在的な殺意というものを考えた。 これは誰にしもあるものだと私は思うのだが、どうだろうか。 キレる若者であったり動機ある殺人を犯してしまう人たち、 私と彼らとではどれほどの違いがあるのだろうか。 その違いは些細なものでしかないのかも知れない。 催眠術、それ自体を軸として見てしまうのは良くないのではなかろうか。 ふとしたキッカケ、後押しでこういった事は現実に起こりうるかも。 そういった非現実的な現実、矛盾した世界の内包、そこから滲み出る異常性。 一般的なホラーとは一味違った恐怖がそこにある。[DVD(字幕)] 7点(2003-12-09 13:50:45)《改行有》
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