みんなのシネマレビュー |
|
21. 喜望峰の風に乗せて 《ネタバレ》 アマチュアセーラーがヨットで単独無寄港世界一周を目指す海洋アドベンチャーかと思ったが、実は孤独に苛まれるヒトの内面の苦悩を描く人間ドラマ。寂しくって、恋しくって、パチこいちゃったボク。そうとは知らず続く男の快挙に湧くジモト。帰るに帰れなくって、ボクちゃん遂に広いひろ~い真っ青の海原へダイブ。ヒトは追い詰められるとそんなコトするんだね。奥サマ、年を取られてもきれい。[映画館(字幕)] 6点(2019-11-16 23:46:41) 22. 去年の冬、きみと別れ 《ネタバレ》 ラブストーリーではなくて犯罪ミステリー。登場人物み~んなワルい。メチャクチャ歪んでるう~。去年の冬、きみと別れた後で非常なる復讐者となったボクちゃん。元自殺志願者でボクちゃんの復讐に手を貸してくれるあの娘。焼けているヒトを撮る…なんて悪趣味なアイツ。溺愛する弟のためならヒトをも焼ける女狐なアイツの姉。そして、愛する女狐のためなら何でもできちゃう、ラブシーンが何だかヘンタイみてえな濃ゆいお顔の上司、一番情けねえよな。ストーリーは真相解明の後半がちょっと粗いかな。それでも良作。[DVD(邦画)] 7点(2019-08-24 01:41:33) 23. 凶悪 《ネタバレ》 約5年4か月ぶり2度目観賞。始まりは死刑囚による告発。次々と「ブッ込む」、残虐な数多の殺人事件の真相を若きジャーナリストが追いかけます。凶悪な「センセー」をリリー・フランキーが怪演、うさんくささ炸裂。目的はカネと復讐、とにかくグロくてエグくてエロい。とても実話に基づいているとは思えないほどにおぞましいです。モデルは「尼のスミダ」か…。[DVD(邦画)] 7点(2019-08-15 04:41:03) 24. 菊次郎の夏 《ネタバレ》 母を訪ねて三千里…菊次郎おじちゃんとボク、ひと夏の珍道中。愛すべき愉快な人たちと出会い、いろんなコトしてい~っぱい遊んだよ。おバカなオトナたちをじっと見つめるボクの冷ややかな視線が印象的。とにかく、ギャグがクドい。それでも旅を見守る音楽は素敵だな。[DVD(邦画)] 6点(2019-07-20 03:22:24) 25. 傷だらけの栄光 《ネタバレ》 悪い事しかしない、どうしようもねえ悪童・ロッキーが強烈な右を武器にリング上で大暴れ。あのロッキー・バルボアを彷彿とさせるタフネスさ。挫折と自暴自棄を重ねて、身も心もボロボロになりながらも栄光を掴んだ漢をポール・ニューマンが熱演。良作。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-06-23 20:05:41) 26. Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 才能あるアイツはボクサーに、才能ねぇオレ様はヤクザに。アイツはチャンプに、オレ様はオヤビンに…なれなかったけれど最初と同じ場所に戻ってきたフタリ。回帰、輪廻。人生100年、まだ始まってね~んだよん。粗削りながらも北野武監督の良作。[DVD(邦画)] 7点(2019-06-15 01:51:50) 27. 銀の匙 Silver Spoon 《ネタバレ》 酪農にかける青春。農業高校へ何しに来たかよくわからねえ秀才のボクだけど、あのコの影響でいつの間にかそれなりに染まっちまったな。勇ましい吹石一恵と黒木華はキャラが違いすぎ。終盤は酪農というより、女子ばんえい競馬スポコンじゃんか。[DVD(邦画)] 6点(2019-05-18 05:56:51) 28. キセキ あの日のソビト 《ネタバレ》 「GReeeeN」結成と「キセキ」作曲秘話を綴る青春ドラマ。ある兄弟が歩むべき道に悩みながらも二人三脚で生んだオンガクがあの名曲。人にはそれぞれ相応の役割がある、心揺さぶられました。傑作。それにしてもヒトの命を預かる医者の割にお父ちゃんマジで怖ぇ。[DVD(邦画)] 8点(2019-01-02 02:29:36) 29. キングコング: 髑髏島の巨神 《ネタバレ》 約10ヶ月半ぶり2度目観賞。髑髏島でのサバイバル・アドベンチャーを擬似体験。アトラクション型ムービー。終盤はゴリラVSトカゲ、スーパーメガトン級タイトルマッチ観戦。それにしてもこのゴリラ、マジでバカでけぇのに身軽なのね。次作にてあの和製怪獣登場必至!?[映画館(字幕)] 6点(2018-02-10 19:11:52) 30. キングスマン 《ネタバレ》 スーツ姿で傘を盾と銃にして戦う英国紳士のヒーロー師弟。街の悪童が、マナーと強さを兼ね備えたスマートなジェントルマンに成長。グロさはあるが、キレキレのアクションシーンは爽快。[DVD(字幕)] 6点(2018-02-02 23:22:15) 31. 君の名は。(2016) 《ネタバレ》 田舎に住む女子高校生と都会に住む男子高校生が、眠るとボディチェ~ンジ。いい場面もあるのに、男女の体が入れ替わってオカマとオナベの交流に見えちまってゲンメツ…。憧れのヒトだったバイトの女先輩が段々とボケキャラへ堕ちてゆく。邦画アニメのホープ・新海誠監督による写実的でみずみずしい風景描写はさすが。肝心の物語が生ぬるい青春ファンタジーになっているのがザンネンでならねえや。[映画館(邦画)] 5点(2017-02-12 04:42:27) 32. 寄生獣 完結編 《ネタバレ》 人間VSパラサイト、狂信的ファン層が支える異色SFモンスターコミック実写映画化の完結編。排他的なエゴイズムを抱える点においてヒトもケモノもおんなじ、むしろヒトの方が余程に残酷ーそう暗示している浦上の粘りのラストシーン。決して蛇足ではないひと悶着。深すぎる20年前のコミック。卓越したVFXを駆使し、グロさと迫力で魅了するモンスターバトル。多少の簡略化はあるものの、前後編4時間程でよくまとめられたストーリー。さすがは山崎貴監督。秀逸なる原作者と監督の力が見事に融合。漫画実写化の成功例の一つとして記憶に刻みたい。良作。[映画館(邦画)] 7点(2016-01-31 22:02:59) 33. 96時間 レクイエム 《ネタバレ》 「最強の父親」、“ていくん”3。今作では元妻殺しの真犯人を突き止めるため、愛娘・キムを守るためにムチャクチャする。目の離せないスーパーアクションの連続が前作よりパワーアップ。ダイハードのマクレーン刑事も真っ青。加えて真犯人にたどり着くまでの二転三転するサスペンス展開に釘付け。賢い黒人刑事もいい味を出していた。伝説のシリーズ第1弾に勝るとも劣らない傑作。今年の映画館観賞は上々の滑り出し。[映画館(字幕)] 8点(2016-01-31 22:01:40) 34. 96時間 リベンジ 《ネタバレ》 4か月ぶり早くも2度目観賞。“最凶のオヤジ”続編。殺された息子の復讐、憎しみが憎しみを呼んでます。娘と妻を救うためメチャクチャします。娘のアクションはデキすぎだけど爽快です。前作のインパクトには及びませんがアクションだけで持ってイカれます。 [映画館(字幕)] 7点(2015-01-12 00:26:03)《改行有》 35. 96時間 《ネタバレ》 約3年ぶり2度目観賞、続編公開に備えて復習。最強のオヤジ、これ以上ない親バカ。愛娘のためならエッフェル塔だって爆破する、親友の妻をも撃ち抜く、敵を地の果てまで追い詰める父親の姿に乾杯です。リーアム・ニーソンによる年齢を感じさせない熱烈なアクションの連続が90分というわずかな上映時間を余すことなく全速力で突っ切っていました。非常に濃密で贅沢な90分でした。緊迫・痛快のタイムリミットアクション、久々に観たけど中途半端にやると凡作に終わりますがここまでやると傑作に疑いありません。[映画館(字幕)] 8点(2015-01-12 00:25:15) 36. キック・アス ジャスティス・フォーエバー 《ネタバレ》 クレイジーでバイオレンスでお下品すぎる、なりきりヒーロー・シリーズ第2弾。ヒーローとワルモノ、それぞれ個性的な面々を引き連れ徒党を組んで大乱闘。ワルモノのオカンとシツジ、さらにヒーローのオトンまでが次々あの世へ。テンポが良く終始引き込まれました。シュールなテイストの前作に並ぶ良作。[映画館(字幕)] 7点(2015-01-04 03:59:38) 37. 寄生獣 《ネタバレ》 世界規模で大ヒットの日本が生んだモンスターパニック漫画、満を持して実写映画化、前編。新一寄生から母親寄生、校内大虐殺、大敵・後藤の出現まで。原作ファンでも初心者でも楽しめるよくまとめられたストーリー。グロくて大迫力のモンスターバトルを違和感なく忠実に再現、さすがはVFX映像の名匠・山崎貴監督。童顔ながらも陰のある主人公を熱演した染谷将太。ただの恐怖映画ではない、原作同様の深みある物語をよく表現していた。良作。大いに期待せずにいられない次作。[映画館(邦画)] 7点(2015-01-04 00:09:24) 38. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 《ネタバレ》 半年ぶり2度目観賞。「盾男」シリーズ第2弾。シールドを乗っ取ったヒドラに対して黒娘、新キャラの鳥人と共に立ち向かう。孤立無援の戦い。死んだと思ったら生きてたチョーカン。覆面の「冬戦士」、正体は約100年前に死んだはずの戦友。ロバート・レッドフォードが珍しく冷酷な悪役を熱演。[映画館(字幕)] 6点(2014-12-31 21:29:47) 39. キューティ・ブロンド/ハッピーMAX 《ネタバレ》 第2弾は愛犬ブルーザーのママ救出大作戦、ワシントン進出。金髪にピンクのスーツという身なりで正義を武器に全速前進、エルのパワフルさ健在。味方だったサリー・フィールドと戦う後半。シメは愛犬家のウェディングでハッピーエンド。[DVD(字幕)] 6点(2014-06-29 02:44:37) 40. キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 ブロンドヘアーのパッパラ女がハーバード大学法学部に入学し裁判実習を体験して総代として卒業、シンデレラ・法廷コメディ。元カレを追いかける青春女子大生から正義を追いかける法学生に。洗練されていくヒロインの姿が印象的。女子パワー炸裂の成長ドラマで爽快でした、良作。[DVD(字幕)] 7点(2014-06-22 22:21:43)(良:1票)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS