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プロフィール |
コメント数 |
105 |
性別 |
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自己紹介 |
お久し振りの方、初めましての方、 こんにちは。
只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。 新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。 新レビューはまだ未定。
ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です! 新作は5年は寝かせます!! |
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1. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
これは、恋の物語。その対象は『海』。2人の男は『海』に恋をする。愛ではない、愛は分かち合えるが恋は違う...恋は支配される事。彼らは心を奪われ、精神の大部分を『海』に支配される。正に恋そのもの。
どんなに『人』に愛されようと、彼らの心は人魚に魅せられ、迎えてくれる事を夢見る。青い闇に親友を見送るジャックは更にその羨望を募らせる。精神を支配された彼の心を恋人は繋ぎとめることは出来ない。ただ、許してやることしか…。イルカに誘われて消えてゆくジャックの姿は神々しかった。9点(2004-06-14 00:14:33)(良:1票) 《改行有》
2. クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア
また違った切り口での『ヴァンパイアの悲哀』を見せてくれると、大きな期待をしてしまったツケが此処まで大きいとは…夢にも思わなんだ。気が付けば、アクロバティックなヴァンパイアに品を感じることなく、歌に魅力を感じることなく、出演陣に感情移入も出来ず、ただただ、101分をボケーッと過ごした。ヘンテコ衣装のアリーヤに「可愛いかも…(もう、バカバカ!)」なんて思ったり、唯一キャラクターとしてマリウスに魅力を感じたが、それだけだった。4点(2004-05-22 18:19:08)
3. クリムゾン・リバー
「これはなかなか…」と私のフリークス魂が首を擡げてきたところを、力任せに張り倒してくれた見事な作品。感服です(苦笑) 一言捧げるなら..「ヨクモヤッテクレタナ…(怒)」4点(2004-02-13 02:50:21)
4. クラッシュ(1996)
まるで、体温を感じない作品。
生々しい臭気漂うエログロなのだろうと、かなり覚悟の上鑑賞したが、分厚いガラスの板を宛われて観ている様な不思議な感覚に襲われた(ある意味疎外感)
終始、金属を触れている様な無機質な冷たさを感じる印象。それはSEX描写にしても然り、ギリシャの彫刻の様で美しいが、人肌の温もりすら現されてはいない。
万人の感情移入など当然のと云った感じで望んでいない、(監督の)自己満足抒情詩なのだと。
既に壁を作って観客を遠ざけているが、更に個人(正常な感覚の持ち主)の価値観や生理的・精神的な嫌悪で観る側との距離を置いてしまっている。だが、入り込む隙が皆無ではなく絶えずそれは口を穿たれている。
映像の更に奥に隠れたモノに触れる事が出来た方は、作品を(楽しんで)観る上でとても幸運なのでしょう。事故経験者としては、あの体験で快楽に結び付く糸口すら理解できない。それも、またある意味幸運なことでしょう。
ただ、この作品を嫌いになれないのはクローネンバーグ監督が描く精神的なグロテスクさとカタルシスを垣間見る事が出来たからかも知れない。5点(2004-02-01 03:08:06)《改行有》
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7 | 23 | 21.90% |
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8 | 18 | 17.14% |
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