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1. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
本気で泣きたいですか?それならばこの一本をグビッといって下さい。アニメなんか観ないと侮るなかれ。もともとクレヨンしんちゃんは漫画が原作。その頃から「子供向けというより大人向け」の嗜好だった。殊に本作は明らかに大人をターゲットにした作りになっている。子供では泣くところはないかもしれない。笑うところ・巧いところはあったとしても郷愁の分かる子供なんて気味が悪い。後半は涙腺が緩みまくった。感動する場面にはセリフなど必要ない。「明日を生きる」ために「懐かしさ」を犠牲にしなければいけないんだとしたら、歳をとるということは本当に難しいことなんだと思い知らされる。時に立ち止まり来た道を振り返ることもあるだろう。だが、その心地よさに浸ってはならない。明日がある以上、人は走り続けなければならないからだ。懐かしさに浸るのはあと半世紀、早い話だ。だからこの映画にも絶対にハマってはいけない。なぜならそれこそが大人帝国の思うツボだからだ。8点(2004-03-19 22:11:58)(良:1票)
2. クリムゾン・リバー
開始45分、淡々と語られるサスペンス調の展開に退屈を覚える。その後は、眠気との戦いで、見逃しては、巻き戻し。見逃しては、巻き戻し。何とか必至でラストまで観ることができ、ようやく今まで散々、引っ張り続けてきたミステリーが説かれるシーンに到着。ここまでは、ただただ、事件関係者の証言や警官の推理・事件の真相追究を一言一句、聞き漏らすまいと睡魔に堪えて見守ってきた。その義務が、開放されるクライマックス。・・・・。一瞬、言葉が出なかった・・・・いまどき、こんな古典的なオチで一体、誰が衝撃を受けるのか?・・・途端に、睡魔が緊急避難通路を示唆してこういった。「とっとと寝たまえ」。朝起きると、ビデオテープは尻まで再生されていた。いうまでもなく私の記憶にエンドクレジットは残ってはいなかった。 2点(2003-12-31 00:22:39)
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