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プロフィール
コメント数 112
性別
自己紹介 アメリカ在住

名前の由来は赤塚不二夫先生の作品(天才バカボン)からです。 実際金属フェチでヘルメット持ってますけど

配点分布をみると8点がピーク。 高得点評価が多い。 これは好きな映画の評価が多いから。 つまらない映画のことはあまり書かない。

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1.  ゲド戦記 《ネタバレ》 作品を見る気になったのはNHKの「ふたり」という番組を観たから。 いまだにそうだがとにかく酷評が多い作品だ。 原作者も怒ったと漏れ聞く。 しかし「ふたり」で描かれた親子の確執を見てどうしても見たくなった。 考えてみれば原作者が納得しない映画作品というのは少なくない。 目立つ例ではスティーブンキング原作のシャイニング。 鑑賞は英語版と日本語オリジナルの両方。 英語版はディズニーだけあって声優が豪華。 ティモシーダルトン、ウィレムデフォーなど。 いきなり監督でこれだけの作品を作り上げたのはすごい。 父親が宮崎駿だし、ジブリ作品だし比較されるのは仕方がない。 でも明らかに宮崎吾郎作品に仕上がっている。 父親の過去の作品と見紛うようなシーンが多いのだがこれは父親の影を追い続けた息子の精一杯の父への思いなのではないか。 声が良い。 菅原文太の声を聞いていてあの顔が浮かんでこない。 田中裕子の声が良い。 実に雰囲気のある声。 特にクライマックスのぼそぼそとつぶやく声にはしびれた。 これが宮崎吾郎の演出によるのだとしたら大したものだ。 恐らく宮崎駿の映画だったら全然違う声質、演出になるだろう。 音楽も良い。 スコットランド民謡的雰囲気も入って映画の風景と合っていた。 話の展開は直球的演出だが無理になんでも説明しようとしていないところに好感が持てた。 テーマが単純明快なのも良い。 吾郎監督かなり勉強したのだろうと思う。 冒頭でいきなり父を殺す主人公アレン。 父宮崎駿がこれを見ていったい何を思ったろう。 なぜ父を殺したのかの具体的説明はない。 下手をすると単に説明不足、不完全燃焼という形で受け取られるのだが、この映画ではなんでも説明して解決ということではなく疑問を余韻として残すというように収まっているように感じた。 人物の動きにも優れたセンスを感じた。 とても自然な動きだし構図もよく考えられている。 剣の構え方も良かった。 少し持ち上げすぎなのかもしれない。 でもいきなり監督でこれだけの作品を彼は作り上げたのだ。 才能ある監督だと思う。 父親とは違う作品を作れる。 しかし宮崎駿の息子じゃなかったらそのチャンスは与えられなかったのは確かだし、ジブリだからできることなのかもしれない。 だからどうしても父親と比べられてしまうのは仕方がない。 これは宿命だ。 [ビデオ(邦画)] 8点(2012-07-25 06:31:00)《改行有》

2.  ゲゲゲの鬼太郎(2007) 大好きなゲゲゲの鬼太郎。 というより水木しげる先生の作品が好きなのだが。 それの実写版というといったいどうなるのか不安と期待で鑑賞した。 だけど驚いた。 面白い。 鬼太郎の背が高すぎて雰囲気が違うし子供って感じじゃないけど、田中麗奈演じる猫娘がとても似合っている。 もっと出番を増やして欲しかった。 そして極めつけはねずみ男。 どうしようもない性格がよく出ていて感心。 CGの目玉親父もなかなか。 CGの出来は全体的に良かった。 ほとんど違和感なし(妖怪に違和感なしというのも変な話だが)。 オリジナルストーリーということだが似たような話は昔の鬼太郎の作品にある。 いくつかのエピソードを組み合わせて作ったのだろう。 難を言えば子泣き爺。 間寛平が演じる必要は無かったと思う(彼が演じるとしたら子泣き爺しかないのは間違いないけど)。 あと西田敏行。 予想通り、想像通りのはまり役だけど、少々演技過多。 個性が強すぎる。 ぜひ続編が見てみたい。 そのときはぜひ田中麗奈の猫娘の出番を増やして欲しい。 彼女が出ている映画は何本か見たけど、猫娘役が一番良かった。 [DVD(邦画)] 8点(2007-12-05 17:42:19)《改行有》

3.  激動の昭和史 沖縄決戦 沖縄県というまさに日本の国土を血で染めた戦いになった沖縄作戦の全貌がこの作品で赤裸々に描かれている。 映画の公開は1971年、その翌年に沖縄はようやく返還された。 史実や関係者の記録のから多くのエピソードがちりばめられているがその点と点を結ぶスムーズな演出がなかったのでややぶつ切りでシーンをつなげたような散漫な印象を受けるのが残念。 ただしこれも意図的な演出であったのかもしれない。 それに予備知識がないと状況がなかなか把握できないのもすこしつらい。 ナレーションによる状況説明はかなり入るがそれだけでは不足だ。 各個のエピソードがその時々の戦況を伝え、一つ一つが戦況の流れの中でつながっていたことが実際の戦況経緯を知って始めてわかった。 少ない予算のために敵艦船も飛んでいる飛行機もまったく出てこない(記録映像でおぎなっている)。 そのためかカメラが上(空)を撮ったシーンが全く、あるいはほとんどなかった印象だが、沖縄作戦が地上戦であったことを考えるとこの潔さはかえって地上の悲惨な戦いに焦点を合わせるのに役立ったように思う。 2006年のクリントイーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」を観てまず思い浮かんだのがこの「沖縄決戦」だった。 どちらも地上戦、洞窟での持久戦を描いているが洞窟持久戦の実情をより正確に表現していたのは「沖縄決戦」のほうだと感じる。 いずれにしても戦場の実際を正確に再現することなど不可能だ。 だがより悲惨さが伝わってきたのは確かに「沖縄決戦」だった。 ほぼ同じ時期に八原高級参謀(当時)の手記「沖縄決戦」が上梓されている。 沖縄返還の時期に合わせたということはあろうが同じ題名の作品が映画と本という別の形で世に出たというのは興味深い。 八原氏の記録があるいは八原氏自身がどの程度この映画に影響を与えたのか興味は尽きない。 とても重い作品だ。[DVD(邦画)] 10点(2007-09-21 13:35:26)《改行有》

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