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1.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 時代を描き切れいていない。 この一言に尽きると思います。 確かに、作画などは前作と比べれば雲泥の出来ですが しかし「ただそれけだけ」です。 バンカラ的、歌声喫茶風なやり取りなど 時代性を表す演出は随所に盛り込まれていますが 悲しいかな、宮崎吾朗氏はその世代ではない。 監督を補佐している若いスタッフ(麻呂氏とか)も違うでしょう。 その時代を知っているからこそ 描きたい、作りたいと思える熱意の様な物が この作品からは全然感じられない。 だから違和感を感じるのです。 例えばある場面では泥臭いバンカラな若者が 有る場面では完全に現代風のある意味で綺麗で冷静な若者に摩り替わる。 「はぁ?」 こういう所が随所に見て取れるのです。 場面設定や背景も妙に小奇麗過ぎる。 未舗装の道を車がひっきりなしに通るその横を歩けば 砂埃が舞う訳ですし、服も汚れるのです。目も痛くなる。咳も出る。 ズボンをはたけば、けむが出るぐらいに汚れるのです。 またこの時代は夕方ともなれば青ッパナを垂らした子供(私の世代)が そこら中の通りに群れていたはずです。 そういう描写も殆ど有りませんでした。 あと、カルチェラタンという部室棟を存続させたいという話ですが カルチェラタンを汚いまま、ありのまま残すべく 学校側へ存続運動を展開してゆくなら分かりますが 建物を綺麗に掃除して外観も補修して立派にして ある意味では「残して貰うべく運動する」などという事は 当時のバンカラ的な気風から言っても真逆です。 擦り切れた学帽を被り、わざとヨレヨレの学生服を来て 通りを睥睨して歩き、大人には無茶な議論を吹っかけ 未熟でも中身で勝負するのが当時のバンカラ学生でしょう。 つまり、建物の見てくれなどはどうでも良く そこに集って何かをしている部員達の行動が尊いのです。 部の歴史や、その蓄積が尊いのです。 そういう部分がまるで取ってつけた様で 本当に未消化に終わっていて、私はどうにも納得が行きませんでした。 確かに父親である宮崎監督の意図する所からは はみ出せないのでしょう。監督の方から色々と指定も有るのでしょう。 しかし、そこを抗ってでも喧嘩してでも 自分のやりたい様にやるのが、アニメ監督の責務なのでは無いでしょうか? それが出来ないなら辞めた方が良いですよ。[地上波(邦画)] 3点(2013-01-12 00:27:57)(良:1票) 《改行有》

2.  ゴーストライター 《ネタバレ》 先ほど観終わりました。 ウーン。。。私はユアン君と相性が悪いんですかね。。。。。 はっきり言って面白くありませんでした。 そもそも、話の順序、序列が込み入っていて噛み合っていません。 また、ゴーストライターである主人公を何故黒幕のCIAが泳がせて居たのかが はっきり描かれていません。 要するに真の黒幕は元首相の妻(CIA工作員)だった訳ですが スパイの前任者が掴んだと思われる情報の謎解きを 後任でゴーストとなった主人公にさせたかったのでしょうか? それとも、この自叙伝作成自体が 元首相を暗殺する為にあの島でお膳立てされたCIAの作戦だったのか? スパイと繋がる政敵を炙り出す為の謀略だったのか? それは見た人間に考えさせるって映画だとしたら 非常に面白くない。 なんともはや、と、言いたく成ってしまいます。 あと、謎解きのプロットがかなりズサンです。 ●前任者の部屋の棚の裏に無造作に貼り付けられた書類がキーに成ったり。。。 (酒飲ませて溺死に見せ掛けて殺すぐらいであれば、普通、その人間の部屋は徹底的に調べるでしょ。。。) ●主人公がネットでサクッと調べた情報を外務大臣まで上り詰めた政敵が 「うお-----!!」っとばかりに驚愕したり。。。。 (素人がネットに上げてるぐらいだから普通、そんなの分かっなきゃおかしいでしょ。。。) ●冒頭の文章を繋げて本当の黒幕を見つけたのは良いけど 事も有ろうか、それを当の本人に知らせてしまう訳ワカメな展開。。。 (それじゃあ自分を消してくださいって言ってる様なモンでしょ。。。) はっきり言って、推理小説とか読み込んでる人が見れば 「はぁ~。。。。。」 っと、ため息が出てしまう映画です。。。 残念ですが、推理サスペンスとしては3級の出来と言わざろ得ないです。 追記ですが、そうか この作品、何で借りたのか忘れてたんですが あの名作「戦場のピアニスト」のポランスキー監督だったんですね。 だから借りたんでした。。。 いや、こんな評価に成ってしまって残念でなりません。。。。[DVD(字幕)] 4点(2012-03-06 00:21:12)(良:2票) 《改行有》

3.  攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society〈TVM〉 《ネタバレ》 攻殻のOVAを2つも作った後だからでしょうか。話が非常に込み入ってます。 これ作ってる側も麻痺してるんでしょうね(笑) この手に免疫無い人がいきなり見たら多分付いて行けないかも知れません(笑) ただ逆に言えば105分に良くこれだけの内容を盛り込めたとも思いました。 セカンドで気に成ってたんですがやはり素子は9課から去ったんですね。 そこから2年間が経過したという設定ですが トグサが9課のリーダーとなり 元々のポジションから言えばリーダーに成るはずだったバトーは素子の影を追って今ひとつ煮え切らない。そしてトグサともギクシャクしている。 この辺りはイノセンスともオーバーラップしますね。 神山流ですがバトーのキャラを良く表していると思います。 まー兎も角、細かい。そしてギッチリと詰め込んである。これ神山さんの性格なんでしょうかね。 しかしながらセカンドでも感じましたがOVAファーストの様な切れ味の有る演出やプロットは見当たらない様な気がしました。 ストーリ的にも国家的な陰謀と巨悪、そして体制へのフラストレーション。 いや、OVA見てないで初めてこれ見る人は有る程度新鮮かも知れませんが OVA1,2と見て来た人には少し食傷気味かと。 もっと肩の力抜いて前作と超え様とかあまり考えずにわざとズラした筋立てとか無理ですかね? ちょっと脱線しますが私も長年押井アニメ見て来て感じるのは 押井さんは劇場版パトレイバー2とかでも主人公の2人はホンの付け足しに登場させるのみで あとは自分のやりたい様に作ってしまう毒気というか我侭さというか もっと言えば理不尽さが有ります(笑) それがイマイチ足りない気がするんですよね。 いえ、以前神山監督が「押井アニメをトコトコンマネして作ってやる」とか言ってた気がするんですが やはり1味足りないのはこの毒気の部分ではないかと。 そんな気がした一作でした。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-01 02:49:23)《改行有》

4.  コラテラル 《ネタバレ》 先ほどテレビで見たので投稿します^^; 「ヒート」を以前見て面白かったのでこれ見たんですが この監督さんはやはりガンアクションに非常に拘りの有る人ですね。 今回もかなりその点で楽しめました。 一見して隙が無く非情で凄腕の殺し屋ビンセント(笑)が 1台のタクシーに乗り込む事から始る物語ですが 始って見るとプロの殺し屋と呼ぶには余りにもズサンで行き当たりばったりを臨機応変と言って見たり まあ、実はミスも多く隙も多い殺し屋だったという事で^^; それに絡んで行くしがないタクシードライバーのマックスがかなり良い味出してました。 全編やっぱりマン風味というか独特の風合いを出していて途中の2人問答などを見ても その後の展開や結末は1筋縄で行かない。行かせたくない。 ただやはりこれだけ極悪で刹那な主人公ですから待っているのは死しか無い訳です。 これは観客も気付いている。ああ-----いつ死ぬの? その点でも最後の最後。ウキュ-----っとうなってしまう渋い複線が待っています。 結構気に入った作品なんで後でDVD借りて字幕でもう1度みたいかな。 ただハマレ無い人には面白く無いと思います。 私はちょっと甘めの7点で。 [地上波(邦画)] 7点(2007-10-21 23:25:30)(良:1票) 《改行有》

5.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 久しぶりに見たので書き込みます。 この映画は草薙素子と言う主人公を通して 脳以外を義体化(サイボーグ化)した人間が 様々な情報と技術が高度化複合化した社会で、どういう感覚と思想、概念、理念を経て行くのか? これを描いた作品であると思います。 主人公の素性については殆どられません。オープニングで全身義体のサイボーグと分かるのみで あとは公安9課なる非正規の警察組織で、国家に特殊強化義体のプロトタイプとして管理されつつ 超人的な能力を発揮し、様々な事件を解決する言わば実験体として生きている。 主人公の生きる社会は電脳化なる脳のサイボーグ化が普及した社会で 人間は何時でもネットに接続し、あらゆる情報を直接脳に取り込み処理する事が出来る。 だが反面、その恩恵に浴せない大多数の貧民 そして薄汚れ、疲れている都市空間。。。 そんなある日「人形使い」なる天才ハッカーが、人の電脳その物をハッキングして記憶を上書きする事件が起こる。 ともかく、この物語を通して押井氏が言いたい事は、人間が人造物としての義体化を進めて行けば 最後はその個人を特定するゴースト、つまり脳を含めた肉体という「入れ物」が その個人にとって信用出来る物では無くなり  しまいにはそれすらも捨ててしまうだろう。と、言う事です。 最後草薙は人形使いに繋がり、融合し、自分も上部構造(物質的な脳を含めた肉体を脱し、あらゆる情報と繋がる生命体)へ旅立ってしまう。これは進化なのか? しかし、それが人間の最終的に行き着く場所なら、この世界に何の意味が有るのか? そう疑問する(その理由は彼のセーフハウスに並ぶ古ぼけた本が物語っている) 相棒のバトーは現実を選び そして素子と別れてゆく。 出て行く時、素子は冷たく自分自身を言い切ります。それを見つめる彼は苦しげでした。 「でも少佐は少佐なんだよ。」 素子が出て行った後の部屋で、彼は呟いたのでしょうか。 [DVD(邦画)] 10点(2006-04-10 04:11:36)《改行有》

6.  皇帝のいない八月 《ネタバレ》 この映画は多感な時に観たからでしょうか。相当印象に残っている映画で封切りの時に見てその後20年ぐらいした時にもう1度見ました。話は変わりますが私の年代ってシラケ世代とかって言葉で括られておりまして70年安保以後に青春時代(と言っても未だに実感は湧きませんが)を過ごし世の中に対して無関心で無気力なのがカッコ良いと言われてた時代でした。 この映画は一見右翼賛美の様に勘違いしますが 内容は極右思想に感化されクーデターにまで至る若い青年将校やそれに扇動されて行く兵士の狂気を描いています。 基本的に平和の尊さを~とゆうまあ、建前のみは従来の日本でよく作られる自虐戦争映画の手法を取っているかに見えますが ところがこの作品はそうじゃ無い。 それを覆すべく全編非常に刹那的に描かれていてしかも淡々とクーデターが進行して行く。 それがかなり怖かったですね。また吉永小百合が良かったです。女の情念を見事に演じていました。 またこの映画ではそれまで邦画では余り描かれて無かった政治的な謀略や 事後処理の悪しき裏工作などがもうこれでもかと言うぐらいにテンコ盛りに出て来ます。 反乱軍の首謀者である青年将校は特急桜(笑)を乗っ取り自分の意とする所を時々激しながらも陶々と乗客に語ります。 彼の言い分は確かに滑稽では有りますが 今と成っては作られた平和主義に浸りきった乗客達もかなり滑稽ですね。それを象徴的に描いている。 まあ、陳腐な手法や稚拙な演出なども確かに有りますが それまでの戦後の日本映画と言いますと文芸作品か戦争自虐作品しか作れなかった当時にあって これだけのメッセージ性を盛り込んだのはかなり画期的な事だったのではないかと思います。 また最後も非常に悲劇的で逆に当局のずるさと悪逆さを曝け出して 主人公達がそれにより昇華したかの様なラストでした。玉と砕けても全き瓦として。。。ですか。 いや、賛否有るかと思いますが私は嫌いでは無かったです。 少なくとも彼等は彼等自身で考えた理想を実現しようとして事を起こした。 それまでの旧軍酷悪に元付く自虐戦争映画と違うだけでこれだけ受ける印象が違うのかと思いました。 当時の不評もやはり時代が早すぎたとゆうかなんとゆうか。 作り方が偏屈だったからでしょうね。建前と本音の違う映画って事で。 ただ繰り返しますが私はこうゆう味付けは好きです(笑)[映画館(邦画)] 8点(2005-07-13 03:21:48)《改行有》

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