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プロフィール |
コメント数 |
28 |
性別 |
男性 |
年齢 |
54歳 |
自己紹介 |
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1. ゴジラ-1.0
山崎貴作品としては間違いなく、「アルキメデスの大戦」と双璧をなすトップクラスでした。
ゴジラ周りのアクションはどれも迫力があり、まさに劇場の大スクリーンで鑑賞するにふさわしいシーンのオンパレード。(個人的には重巡高雄戦が素晴らしかった)
ただ反面、人間ドラマに関しては相変わらずの山崎節で、これが個人的にはどうも合わない…哀しい時は泣き喚き、怒った時は判で押したように青筋立てて叫ぶ、裏表なく見たままの登場人物。音楽も同様に哀しい時はメロウな曲、戦闘シーンでは勇壮な曲、感動させたいシーンでは荘厳な曲。「いやいや、そこまでわかりやすく作らなくても大丈夫なのでは…」と思ってしまいました。
総じては、アクションシーン9点、人間ドラマ6点の総合7.5点。主人公ペアの着地点が「全方位に観客層を意識してある程度ハッピーエンドにしたいのはわかるけど…」と、やや安易に感じてしまったので、その分差っ引いて結果7点というところです。[映画館(邦画)] 7点(2023-12-20 17:40:51)(良:1票) 《改行有》
2. ゴールデンスランバー(2009)
《ネタバレ》 ごめんなさい普通に楽しめちゃいました^^原作を読んで、決して和製「逃亡者」ではない、とわかっていたからかもしれません。 原作でも何度も繰り返される「もう、詰んでる」という台詞……。そう、実際にもし巨大な陰謀に巻き込まれたら、一般人は勝てない。間違ってもその陰謀を暴くことなんて出来ない。要するにこの作品は、負けが決まっている勝負に叩き込まれて、それでもまだ、もっともマシな負け方を目指してあがく男の物語なのです。その中で、過去の人のつながり……学生時代の友人、恋人や職場の仲間、そして家族の「信頼」が主人公を助ける。そこが僕にとって、この映画の何よりの肝。 だから、ストーリーのさまざまな不自然さ(森田の不合理な役回り、完全にご都合主義のキルオ、オンボロ放置自動車がバッテリー交換と給油だけで自在に動きだす不自然さetc)は瑣末な問題としてあまり気になりませんでした。 そしてだからこそラストシークエンスで、見事逃げ切った主人公の、助けてくれた人々に対する彼なりの粋な「お礼」と、かつての恋人からもらった最大級の賞賛に「よかったな」とホロリとさせられたのです。[DVD(邦画)] 8点(2010-10-20 13:26:58)(良:5票)
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