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1. インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
《ネタバレ》 お腹いっぱいなのに物足りない。というかこれじゃない感。
アクションシーンは食傷気味になるくらい盛り沢山だったし、
緊張感の中でもちょっと笑える「っぽい演出」も各所に散りばめられていました。
が、どの場面も既視感があってワクワクはしなかったなぁ。
インディとヘレナ、ヘレナとテディとの関係性が描写不足のため登場人物に共感できない。
女捜査官の思わせぶりな登場シーンとあっけない退場、
存在感ありありの旧友レナルドのあっけない退場、
神話が目の前で起きるまでの誘導が長くて驚きが少ない、
期待が大きすぎたのかマンネリ化に慣れちゃったのか、
「インディ・ジョーンズ」好きな人はこいうのが好きなんでしょって言われてるみたいで、
とにかく細部が雑な印象。
この感覚ってディズニーが作ったスターウォーズの蛇足の続編を観た時と同じで、
「もういいかな」って。
スターウォーズと違うのは、シリーズが打ち止めにならざるを得ないことか。
このシリーズは「最後の聖戦」で終わっとくべきでしたね。
と、残念なことばかり書きましたが、
爆撃機の爆弾倉が開いて一気に、の場面は流石に吹き出してしまったことを正直に言います。[映画館(字幕)] 6点(2023-08-03 22:20:20)《改行有》
2. インターステラー
《ネタバレ》 非常に面白かった。2日続けて観に行きました。
1回目は久しぶりにエンドロールが終わるまで余韻を味わいました。
ハードSFに陥りがちな無機質な情景描写を、登場人物の人間的な振る舞いで
血の通った物語にしている点、そのバランスが良かったです。
無理解な教師に対しては、自分が父親だったらテーブルひっくり返して論破してやるわ!
と感情移入できたし。
なぜ、地球があのような状態になっているか、NASAが表向き廃止された理由に
主人公がひと言触れていますが、あれで十分。
あれこれ言いはじめると別のお話になっちゃうし。
良かったシーンは子供たちを置いて、NASA(NORAD)の秘密基地に車で向かいながら、
カウントダウンが進むシーン。
ブランド教授のご臨終シーン、あれは絶望感たっぷり。
主人公と娘のラストについて、いろんな意見があると思いますが、
その先を想像できるから、あれはあれでありだと思いました。
世界観に関して、相対論的には良く考証されていると思いました。
15年以上前に読んだ、キップ・ソーンの「ブラックホールと時空の歪み」
が下敷きになるなぁと漠然と思っていたら、なんとこの映画。
キップ・ソーンが原案に関わっているのね。
どうりでどうりで。
マン博士の壊れたロボットの名前がKIPP![映画館(字幕)] 10点(2014-12-01 00:25:49)(良:1票) 《改行有》
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