みんなのシネマレビュー |
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41. ザ・コンテンダー 《ネタバレ》 えっとですね、キャストは結構渋いし、観る前はバリバリの社会派ドラマかと想像してましたけど、なんかちょっと違う。 18歳の頃のご乱交と独身時代の過去の既婚者との恋愛、またはその逆。こんなこと男だったら武勇伝、笑い話、自慢・・・そんなところで片づけられることなのに、女だとなんでこうなるんだ???それに中絶に関しても、とにかく子供は女ひとりではつくれませんから・・・事情はひとそれぞれあるわけでそれは考慮されるべきことだし・・・ 最初から最後までこんなことを思いながら観てました。全てがレインを副大統領にしないためのこじつけなんだけど、よく考えたら凄い低レベルなやりとりなわけで、政界を背景にすることか??それとも皮肉なのか??もしかしたらポイントはここなのかしら。 でもラストはジェフ・ブリッジスのなんだかわかりきったシラける演説で終わるし。レインの息子のお言葉、「大統領より副大統領のほうがいい、暗殺されないもん」こっちに軍配です。 もっとテーマ、焦点を押し出した濃い内容だとよかったです。 ゲイリー・オールドマンの髪型にひたすら哀愁と侘しさを感じていました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-08-19 19:36:46)《改行有》 42. ザ・センチネル/陰謀の星条旗 《ネタバレ》 これは何に焦点を当てていたのか、「大統領暗殺計画」でないことは確かだと思う。 マイケル・ダグラスならではといったその仕事振りと恋愛について、ということでしょうか。 親友だったキーファーとの仲違いと裏切り者の濡れ衣をきせられる原因となったコトが、まさにダグラスのための設定という感じでもう笑うしかなかったです。ファーストレディ役が妖艶なキム・ベイシンガーってとこで予想できちゃったけど、実のところ最初は大統領の浮気相手がキムでそのスキャンダル絡みで話が進むのかと思っちゃったわよ。 ダグラスとキーファー以外の同僚がみんな同じような感じだしダークスーツ姿だし、見分けがつかないのだけど、「内通者は誰か?」というのが分かりにくくてかえってよかったのかもね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-11-24 13:10:54)《改行有》 43. 殺意の夏 《ネタバレ》 アジャーニはやはりアデルが強烈すぎたのでしょうか、ここでもやっぱり焦点のあってない目でいろいろやってくれてます。実母との関係がワケありで、精神状態が安定してないといったらいいのかな。男が放っておく女じゃない、なのに愛に飢えている女。みたいなね。どことなくヒッチコックの「マーニー」みたい?でもまさかあのようなラストが用意されているとはね。そうですね、若かりし頃のアジャーニの裸を堪能するにはコレでしょう![CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-23 22:25:31) 44. ザ・インターネット これを見た当時は今みたいにPCも普及してなかったし、ネットする人も少なかったですよね?私もPCはおろか携帯も触ったことなかったし、まったく縁のないものだったので、「ゲートキーパー」だの「モデム」だの「トロイの木馬」なんて言葉がでてきたってなんのことやらさっぱりでした。でもそれなりの技術とその気があればあらゆる情報が書き換えられ、詐称できてしまってそれを見た人はなんの疑いも無く見たまんまを信じてしまうもので「怖~」と感じたのを覚えている。 よく考えてみればカチカチとクリック数回で信用する、信用を得ようなどということは有り得ないことですね。信頼ってそんな簡単なものじゃないと思うし。無くす時はクリックひとつで事足りるのかもしれないけど。この映画は地域や年代に関係なくそれほどの知識をもたない人でも誰でもネットを繋ぐようになるという時代への警告、警笛の意味があるわけでその点ではタイムリーなテーマだったんですねぇ。 個人的にはもう技術の向上はいいです、これ以上何をどうしたいの?機械はやっぱり機械でしかなく、ただの道具であって使うのは人間。これからはその人間を向上させるほうにチカラを入れる時代にならないとね。 主人公のアンジェラは近所付き合いもまったくしない人、仕事も会話もピザの注文もチケットの予約も全てコンピューター、ネット任せ。休暇の海外旅行もたったひとりで行くのよ(ひとりで南の国のビーチへ行って楽しいんだろうか?)本当のテーマはネットの危険性ではなく、このリアルでの人間関係の薄さを問題提起してるようにも思う。彼女もせめてお向かいさんと仲良くしてればね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2004-01-12 01:04:44)(良:1票) 《改行有》 45. ザ・ウォッチャー ジェームズ・スペイダーもマリサ・トメイも老けたなあ、時の流れを感じました。しかしキアヌは老けてないんだよね。前頭部が不安なスペイダー、でも淫靡な目は健在。役作りなのかその所作、風情がどことなくアル・パチーノだった。 そして映画のほうですが、これはサスペンスというよりもスペイダー演じるFBI捜査官の試練と苦悩とそれを克服するはなしという感じでした。ここでの話題はやはりキアヌの猟奇的異常犯罪者役なんでしょうけど、やっぱりキアヌには無理、にくったらしさをそれほど感じないもの。どうしてあそこまでスペイダーに付きまとうのか、食い下がるのか、キアヌのその心情、根拠の描写が薄いですね。たぶん半月と経たないうちに観たことも忘れちゃうタイプの作品。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-26 12:13:10)《改行有》 46. THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 ポール・ダノのリドラーが見たかったんです、でも期待通りとはいかなかったです。 バットマンの見所は悪役にかなりあると思うのね、なので今まで名だたる俳優たちが悪役を演じてきてる。 リターンズでミシェル・ファイファーが演じたキャットウーマンですが、やりたいという女優がけっこういたという話も何かで読んだ記憶があります。 そもそもバットマンがあの手この手でシリアスにダークに作り変えられることがなんか不思議なんですよね。 そういうのやりたい、見たい、好きっていう人も多いんだろうなとは思いますが。 本作は映像はいいし(ただし暗すぎるのが難)、キャラクターもいいと思うし、久しぶりに渋い悪役のジョン・タトゥーロも見られたんですが テンポが悪い上に長すぎる、どう編集しても3時間必要とは全く思えません。これが最も気になったとこ。 テンポが悪いから何が事の確信部分なのかもわかりづらい、というかなんか途中でどうでもよくなってくる。 そして今回のブルース・ウェインのキャラがあんまり好きじゃないです。 ゾーイ・クラヴィッツはキャットウーマンを演じるには小柄過ぎませんかね?最初、バットマンの子役の相棒が出てきたと思え、 キャットウーマンとはわからなかったです。[インターネット(字幕)] 3点(2023-05-10 10:30:17)《改行有》 47. ザ・メキシカン 主演のブラピとジュリアのネームバリューに頼っただけという感じ。なんだかしらないけどオープニングからブツブツと切れた感じで流れがよくない。いったいいつになったらガンガングイグイと走り出すんだ!と待っていたらラストになってしまった。いくら魅力的で華やかなスターが出ていてもそれだけでは面白い映画にはならないという見本みたいな作品。つまんなかったー。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-07-15 01:35:44) 48. サイン またやられたっ!「アンブレイカブル」で身に沁みたはずなのに、懲りずに見ちゃった私が悪うございました。なんで見たくなるんだろう?たぶんコケ具合を確かめたいというヘンな期待があるんだと思う。その意味では期待に応えてくれた、これもまた映画を見る楽しみのひとつになってきてしまったようだ。したがって作品や監督について批判することはできません。2点(2004-09-12 14:43:03)(笑:1票)
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