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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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141.  さらば愛しき女よ 先日のBS2の放送でようやく観る事ができました。フィリップ・マーロウって、原作では「一人称」なもんで、マーロウ自身の風貌のイメージが掴みにくいんですよね。いやあ、まさかこんなタレ目のオヤジだったとは。いやでもロバート・ミッチャム、これはこれでよいかもしれない。観ててちょっと気になったのが、マーロウの心の声を、独白としてナレーション風に入れちゃってる事。このせいで、なんだかマーロウがやたら饒舌なオジサンに感じられちゃう。でも酔いどれのごとき表情のR・ミッチャムなら、むしろ違和感がナイ! と言う訳で、本作が原作の雰囲気に忠実かというと、ちょっと疑問にも思えるのですが、決してそれば悪いものではなく、逆に言えば、原作と映画がそれぞれに楽しめる、とも申せましょう。原作との違いと言えば、そうそう、アムサーって女性だったのか~! いや、そんな事はどうでもよくて。映画化にあたっては、単純化するところは単純化し、盛り上げるところは原作以上に盛り上げ(特に後半、思い切ったアレンジですな)、それでいて、原作のセリフをしっかり映画の中にちりばめてみたりするサービスもあってニヤリ。「アン・リアードン」という重要キャラをばっさり切って、「トミー・レイ」なる人物のエピソードを軸のひとつに設定することで、よりハードボイルド色が強められています。上手いです。長い映画ではありませんが見ごたえありますね。あと、脇役出演のスタローン若き日の姿も要チェック。8点(2004-08-28 00:34:44)(良:2票)

142.  残酷ドラゴン/血斗竜門の宿 ええと、別に「残酷」でもなければ「ドラゴン」でもない、まあようするに(中華風)時代劇なんですけどね。キン・フー監督 = ワイヤー・アクションの開祖、なんて図式だけで本作を観てしまえば、やはり後のカンフー映画ほどの迫力も無いし、そもそもこの映画よりは、チャップリンの『キッド』の夢のシーンの方がよほどワイヤー・アクションっぽい。しかし、この映画はやはり、雰囲気をあじわいたいもの。政変劇から一変、舞台は辺境の地、竜門の宿。胡散臭い場所に胡散臭い連中が集まってくる、この胡散臭さ(←何となく、わかりますよね??)。活劇は、アクションのみではなく、雰囲気に支えられていることが、わかります。7点(2004-08-22 02:14:36)

143.  三匹の侍 いや~コレめちゃくちゃオモロイですねえ。娯楽の鏡と呼びたくなる程、よくできたストーリー。悪代官の娘を農民が人質にとっている所に偶然出くわしたGメン丹波哲郎。ひとまずは高見の見物を決め込むのだが、演じている丹波自身は、おそらく農民の味方をする気マンマンなのである。顔に出ている。ただ、脚本の都合上、いきなり農民の味方をするのもヘンなので、一応ここは態度を保留する。しかし勿論、映画観ている側にすれば、丹波がいずれ農民側に立つのは明らか、そればかり待っているのだから、少し焦らせば充分である。そして丹波さえ農民側に立てば、二匹目の長門勇が農民につくまでの描写など、時間を割く必要もない(見たまんま)。こうなりゃあとは三匹目の平幹二朗が態度を決めるのをゆっくり見守ればよい(気のせいか、少しSHINJOに似てるなあ)。何しろその間、丹波哲郎が大サービスで映画を盛り上げてくれるし。そしていよいよクライマックスの一大チャンバラへ。見ごたえあります。でも最後の1対1の決闘はなんか中途ハンパでしたね。いっそ『スパルタンX』みたいに3人で戦った方が・・・なんてことはナイけど。というわけで、ストーリーの方はオモシロすぎるくらいオモシロいのですが、その一方で五社監督の演出、1シーンごとに入念に練り、工夫を凝らして撮っている、そのハリキリ具合もよく感じられて、なんだかゴーセイな一本を観たなあ、という充実感があるのでした。8点(2004-05-30 02:26:45)

144.  サムライ(1967) いや~久しぶりに観たぜ。この映画ではアラン・ドロンは一言もセリフがなかったように記憶していたが(ウソつけ)、実は結構しゃべっていた(当たり前だ)。映像が冷たいというか、水彩画のようですね(日本の古いアニメはこんな感じだ)。それが見どころといえば見どころ、しかしさすがにストイックすぎる気もしないではなく。なお、私にとってのサムライはもちろん、越中詩郎です(←全然関係ない)。7点(2004-05-15 00:10:33)(笑:1票)

145.  ザ・ビーチ(2000) ↓下の点数分布図が、今日現在、正規分布に近い理想的な分布を描いている(気がする)。これこそがもっともこの映画を本質をよく表している(気がする)。つまり、満足度で言えば究極の「普通レベル映画」。観た人の戸惑いもよく表れてますね。とにかくハンパで奇妙な冒険譚であります。それにしてもディカプリオはスゴイ、あのゲーム映像の恥ずかしいシーンは、彼でなければ決してこなせないものであろう! とは言え、何か他に描くべきものは無かったのか・・・。6点(2004-02-15 14:14:59)

146.  ザ・セル 《ネタバレ》 観終わった瞬間の感想、「とんでもないモン観ちゃったな」。悪い意味で、ですよ。連続猟奇殺人の犯人がついに逮捕された、しかし最後の人質がどこかに監禁されたまま、早く救出せねば命が危うい!ってんで、ここでハリー・キャラハン刑事なら犯人を拷問するところだが、肝心の犯人が昏睡状態って事もあり、何故かジェニロペが妙な装置を用いて犯人の脳内に入って行くという----ってオイ!監禁場所の装置は犯人一人で準備できる訳も無し、受注業者とか当たって行けば、容易にアシがつくんじゃないのか?何を回りくどい事やってんの、真面目に捜査しろっての。ジェニロペの方はやはり上手く行かず、案の定ドツボに。しょうがないなあ、と思って観てたら、映画終盤、実は裏でちゃんと捜査は進めてたもんで手掛かりアッサリ掴めちゃったよ、と急転直下、事件は解決、人質も無事。ジェニロペそっちのけ。何やねんこのストーリーは。でまあ、見所と言えば、犯人の脳内映像、ってとこなんでしょうが、残念ながら、「ホラ、色んなイメージ、とりあえず一生懸命考えて作ってみましたよ、どうですか」ってな感じで、どうにも見え透いてます。これなら例えばデヴィッド・フィンチャーの描く「現実世界」の方が余程、根源的に迫ってくるものが。まあそもそも、現実世界の犯人からして、行動が異常とは言え妙に一貫性もあるもんで、異常性が表面的で迫力不足。しかも内面世界の描写まであんな人工的ときた日にゃあ、犯人がちょっと可哀相にすらなってきちゃう。しかもこの映画、悪い事に、さすがにこれだけでは不足だと思ったのか、現実世界の映像までアレコレ凝っちゃったもんで、対比の面白さもヘッタクレも無くなっちゃった。抑えるところは抑えるってのも必要では? ってな訳で、こういう映画の製作は、もっとケタ外れの独自の世界観を持った人でないと、つとまらないでしょう、人目気にし過ぎちゃダメ。そうそう、ハワード・ショアの音楽については、たっぷり堪能させていただきました。3点(2004-01-25 13:20:07)

147.  猿の惑星 《ネタバレ》 いやはや、サル年の始めにテレビ放送、しかも納谷ヘストンを始め、昔ながらの吹き替え。実にメデタイ。そもそもこの映画自体が1968年サル年の映画ってのは有名な話。この映画、ラストが確か衝撃的で、テイラーが海岸線で半分埋まった通天閣を発見して、ああ俺は実は大阪に帰ってたんだ~って嘆くのよね、確か(間違ってたらごめん)。よくこのラストシーンの事が話題になるけど、うーん、私が最初に見たときに一番度肝抜かれたのは、このラストでもなければ、猿のメイクアップでもなくて、最初の宇宙船墜落シーンなんですけどねえ。あれは衝撃的、クラクラ~ってしてる間に急降下していく。めっちゃ怖いよ。墜落したその土地、そこに広がる光景も、とても地球上の光景とは思えないほど凄まじい。で、その荒涼とした光景の雰囲気をさらに荒んだものにするのが、ゴールドスミスのスバラシすぎる音楽。ハッキリ言って、気合い入りすぎて映画から少し浮いてます。でもたまらなくカッコいいのでこの際OK(私の好きな映画音楽って、すべて川口浩探検隊で使われていたという重大な共通点があるような気もするが、気にしない)。この後のストーリー展開が、逃げたり捕まったりの繰り返しで、実はそんなに面白い話には思えないんだけど・・・。そうそう、あと好きなのが、洞窟で発見される人形。ふみゃあああ、とかいう声を出す、あの声、妙に切なくて、心に残ります。という訳で、何度でも観ますので何度でも放送してください。8点(2004-01-10 01:05:35)(笑:4票)

148.  3人の逃亡者 86年の同題名のフランス映画のリメイクですが、同じ監督が字幕嫌い米国人のために作ってますので、「単なるリメイクと言われないように頑張りマス」といった気負いは特に見られません。が、新しいギャグもちゃんと盛り込まれてますし、キャストに微妙な変化を加えたのが心憎い。フランス版では、冴えない中年親父のピエール・リシャールと、若々しい大男の元強盗ジェラール・ドパルデューのコンビ。一方こちらでは、年齢的に逆転していて、親父役のマーティン・ショートの方が若く、元強盗役はニック・ノルティ、イカツさ丸出しの超ゴツゴツ系。少女になつかれるこの役、勿論ドパルデューも捨てがたいのですが、ノルティがやると、より「有り得なさ」が強調され、リメイク版ならではの可笑しさがあります。フランス版への思い入れの強さ故、あちらの点数を1点高くしてしまったのですが、こちらのリメイク版も間違いなく素敵な映画だと思っております。8点(2003-12-29 20:45:38)

149.  3人の逃亡者/銀行ギャングは天使を連れて これはもう、本当に愛すべき映画。お約束ギャグ、不条理ギャグ、何でも取り揃えて笑いの連続、可笑しくてしょうがない。しかし観てるうちに何とも言えない理由不明の涙が込み上げてきます。設定にしろストーリー展開にしろ実に秀逸で、もう一本別の映画が作れそうな程、アイデアが凝らされています。この映画の日本での扱い、ヴェベール監督自身による米国リメイク版に比べて悪いようですが、何故でしょうね。ストーリーはほぼ同じ、どちらも間違い無く面白いと思いますが、大きな違いはラストシーン。味があります。雄大なアルプスの山々を背景としたドジ親父の姿、何となくジュリー・アンドリュースをすら彷佛とさせます(そんなバカな)。あと、アメリカ映画を見慣れてしまっているせいかもしれませんが、こういうコメディ、フランス語の方がよりユーモラスに感じられるし、パトカーのサイレン音すら、フランス警察の方がコメディにマッチしてる気がしてくるんですよね。というわけで、この原典版とリメイク版、どちらが上ということはないのですが、個人的に思い入れがより強いのは、やはりこちらですかねえ。9点(2003-12-29 20:14:41)(良:1票)

150.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 これは面白い! なんちゅう面白さ。評論家達はこんな面白い映画に「名作」というレッテル貼って、近付き難くしちゃうなんて、逆にもったいないではないか。何が面白いって、「燕来軒」の看板の文字! ハハハ、こんな小道具からしてすでに面白い。しかし何と言っても忘れ難きは、笠智衆の溜息「ん~」であります。勿論、「いやあ~」でも「まあ~」でもいいのですが、やっぱり「ん~」がサイコーです。それも、苦悩から発せられる「ん~」よりも、笠智衆の満足感が頂点に達した瞬間に思わず漏れる「ん~」がたまりません(白眉は娘の花嫁姿を観た時の会心の「ん~」である。聞き逃すな!)。さらにこの映画では、動きの無い笠智衆とは対照的に、過剰に動き語るひょうたん先生(演ずるは東野黄門様!神ワザのような演技である)の存在がユニーク。この対比により、笠智衆の動かない演技がさらに光るというものでありましょう。さらには亡き妻に似ているというTORYS BARのママとして、岸田キョンキョンが登場。笠智衆と岸キョンの夫婦では「美女と野獣・逆バージョン」ってな感じだが、幸いにもそんなに亡妻にクリソツな訳ではないらしい(雰囲気が似てるというのは結構いいものである)。さてさて、娘を嫁に出すまでの父の心の動きがこの映画のテーマですが、娘を嫁に出してやれなかったひょうたん先生の存在が、主人公に大きな影響を与えております。友人河合からも「おまえがひょうたんみたいになったら困るからな」なんてプレッシャーかけられたりして。で、なんやかんや紆余曲折あって(途中の展開と人物配置がうまく、観てて心地いい)、結局無事に娘を嫁に出す事に。河合も「おまえひょうたんにならなくてよかったよ」等と言ってくれる。しか~し。友人と別れた主人公は、一人酒を飲み、泥酔して家に帰ってくる。暗がりで「ひとりぼっちか」と呟き、歌を口ずさむ姿。そう、その姿は、まさにひょうたん先生の姿そのものではなかったか? 娘を嫁に出しても出さなくても結局は味わわねばならぬ孤独。そういう無常感のようなものが浮き彫りにされて余韻を残します。ところでタイトルは秋刀魚の味ですが、これは内容に直接関係なく、そのかわり色んな食べ物が出てきます。魚料理で出てくるのはハモですね。ハムではありません(!)9点(2003-12-28 00:28:44)(笑:1票) (良:3票)

151.  さらば、わが愛/覇王別姫 これは実に衝撃的でした。私の中で、これほど尾をひいてしまった映画も珍しい、と言える程。これは本当に香港映画なのか?これが香港映画?ああこれが、香港映画なのか!(←しつこいなあもう)。香港映画と言えば軽い娯楽作を連想しがちだった私。しかるにこのあまりにも壮麗かつ壮大な映画、これは一体何なのか。しかも確かにこれは、「中国人だからこそ」作ることのできた映画と言えるでしょう。芸術と人生の葛藤、これは洋の東西を問わぬ普遍的なテーマではあります。しかし後に残されるべき「芸術作品」を「作り出す」ためではなく、自分自身を芸術と一体化させ、芸術にすべてを捧げ尽くす京劇の世界、この世界をこれほどの説得力と深みを持って西洋人に描き出すことが、果たしてできたかどうか(できたりして)。暖色系・寒色系に染められた映像と、京劇舞台の映像とが織り成す幻想的な世界、しかし激動の歴史はそれを容赦なく揺り動かす。芸術は不変不滅と人は言う。本当にそうなのか?社会の荒波の前に芸術は無力に翻弄されるだけではないのか?そしてついにたどり着く、レスリー・チャンの最後の表情。あまりにも切なく、脳裏にこびりついて忘れられません。夢に出そう---って言うか、映画を観た晩、夢に出た。夢の中で僕はTVを見ていた。夢の中のTVは、この映画にはモデルになった実在の人物がいる、と紹介していた。泣きそうになった。目が覚めて夢だと気づいてもなお切なかった。いや、勿論フィクションだということは重々承知してるんですけどね、なぜかそんな夢を見てしまう。まあこれが映画的リアリティというやつではないか(と、妙に強引に締めくくる)。10点(2003-11-30 00:36:58)(良:2票)

152.  殺人ブルドーザー ボ、ボクは今からこの映画に9点をつけるゾ。いいんだ誰も止めないでくれ。10点じゃないところが良心との最後の妥協点だ。第一、子供の頃は臆面も無く「好きな映画ベスト3」に挙げてたんだから、大した進歩じゃあないか。登場人物はたったの6人。彼らに無人のブルドーザーが襲いかかる。圧倒的パワーで襲いかかってくる代わり、動きは極めて緩慢なので、一見、恐怖感としてはかなり微妙に思えるかもしれない。大体、作業員に襲いかかって何がしたいのか?何ゆえ最初の方は攻撃が小出しなのか(8時だョ全員集合のコントみたい)。中盤だって島内を意味無くウロウロするだけだったりするし。いやいや!この無意味な感じ、ブルドーザーが何考えてるのか皆目判らないところこそが、この映画のメチャ怖いところだったんだ。音楽や編集のデタラメさも、子供心になんだか不気味だった。ドラム缶こと人間が踏みつぶされるシーン、映像的にはブルドーザーがドラム缶潰してるだけ、それでも怖くて目を被ってしまった。さらにこの映画の魅力は、ブルドーザーが無人で動く理由には深入りせず、「いかにこれを倒すか」が徹底的に描かれるところ。工事現場なので、(映画的には)武器に事欠かないハズ、しかし敵もさるもの、狡猾に先回りし、彼らを恐怖のドン底に突き落とす。ブルドーザー対ショベルカーの死闘!だがしかし! うぉ~やっぱしイイ映画ってのは思い返すだけでも燃えてくるよね。昔はモノ凄い再放送回数を誇り、その度欠かさず観てたけど、最近はご無沙汰。そろそろ放送してチョーダイな。では最後に一つ、捨て台詞を。「別にクダラない映画が好きなんじゃあない。好きになった映画がたまたまクダラなかった、それだけのことさ。」9点(2003-11-09 13:34:24)(笑:4票) (良:4票)

153.  殺人魚フライングキラー コレは怖いよ。何しろ海に入らなくても空飛んで襲ってくるから逃げ場が無い。ピラニアとトビウオとイワシを掛け合わせた軍用の生物兵器?スゴイよね。どうしたらそんな発想ができるのか、ジェラシーすら感じるぞ。サカナども、まずは海中でイケナイ事してるバカップルを血祭りに。当然だ。で、なんやかんやと、ちょっと微笑ましいパニックシーンなんかもあったり。キャメロン作品中、最もかっこいいランス・ヘンリクセンが拝めます(いや、ここでも大した事してないか)。フライングキラーがひそむ沈没船の描写は、後の『タイタニック』を彷彿とさせる。いや、させない。6点(2003-11-02 02:03:18)(笑:3票)

154.  13デイズ 前半の正直な感想。「このペースで13日間分続くの~?チョットきついなあ」。後半そこそこ盛り上がって、当初予想よりキツくは無かったですが、やっぱり長いですねえ。再見をためらわせるものが。どうしても「13」じゃないとダメなんですかねえ。もう少し切り詰めてたらもっと楽しめたのかも知れません。それとも背景について私が不勉強すぎたのかな。6点(2003-10-13 13:48:44)

155.  ザ・ワン リーウェポ4を観て誰もが思ったはず、「リンチェイがこんなポンコツどもに敗れるのは納得いかない」。そう、リンチェイを倒せるのはリンチェイしかいない、というわけで、本作の登場。パラレルワールドにしちゃ125人ってのは少ないですねえ、しかも写真で出てくるだけ(コスプレマニアは必見)。いや、設定は面白いと思いますよ、ただ逆にそれがアクションへの制約になっちゃったのかなあ、とも。それなりに楽しめますが不完全燃焼系。6点(2003-10-12 09:41:31)

156.  サボテン・ブラザース そんなに笑えた訳ではないのですが、愉快な気分になる映画です。屈託の無い三人の姿を見てると、そこはかとない哀しみすら感じられ・・・ないか。7点(2003-10-11 22:01:23)

157.  13ゴースト(2001) 何となく描写に『TATARI』を思わせるものがあるので、同じ監督かと思ったら、違う人だった。もしかしてゼメキスとかシルバーがあれこれ口出ししてるんじゃないの?よくわからんが。最近ゲームの映画化ってのはたまにありますが、本作は映画の内容自体がゲーム化しちゃってます。あるいはお化け屋敷化か。家の中をウロウロ歩いてたら、あちこちに面白い顔のオバケがいるという、そんな映画。登場人物よりもオバケの方が充実してるため、ストーリーがあまり膨らみません。6点(2003-09-20 22:20:53)(良:1票)

158.  ザ・ロック カーチェイスがサイコー。かなりグレード高いよね。後半、アルカトラズをヒョコヒョコ走り回って戦うショーン・コネリーの姿は、若干のどかでしたが、エド・ハリスの人物設定もカッコいいし、アクションもダイナミック、クライマックスはドキドキもので、大変興奮いたしました。コレを観た時ばかりは、マイケル・ベイってとてもすごい人なんではないかと思ってしまいました。9点(2003-09-20 21:51:39)

159.  ザ・フライ2/二世誕生 なんちゅう終わり方や。こんなんがアリやったら、1作目のラストまでぶち壊しやで(1作目の凄みは、引き返せない、取りかえしがつかない絶望感だったと思う)。ま、1作目と同じものをもう一本作ってもらってもしょうがないんで、いいっちゃあいいんですけど、お陰で、完全に「ありきたりな映画」になっちゃいましたね。5点(2003-08-31 00:14:08)

160.  ザ・フライ ストーリーは悲劇なんですけど、映像は徹底してグロにこだわったのが、いいですね。特に、特殊効果が見事なので、気分が削がれることなく、たっぷり嫌悪感を味わうことができますし、それゆえ主人公の惨めさが心を打ちます。ところで、最近じゃテレポーテーションの研究が盛んですけど、どうやら、この映画みたいな物質の転送は原理的に無理みたいですよ(当り前か)。8点(2003-08-31 00:06:33)

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