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プロフィール
コメント数 4681
性別 男性
年齢 41歳

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
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1.  ザ・ローリング・ストーンズ/シャイン・ア・ライト 《ネタバレ》 最初にスコセッシと口論するの面白かったですね。舞台の裏側みたいなの垣間見れて。 そんで昔の映像を時たま挿入しつつ、高画質のライブ映像を堪能するというスタイル。 みんなもうご老体の年齢なはずなのに、なんてパワフルなの![CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-19 20:15:20)《改行有》

2.  サマータイムマシン・ブルース 《ネタバレ》 タイムマシンという古典的な要素を用いながら、 楽しげな兄ちゃんたちのキャラや研究会の部屋のデザイン、辻褄が合ってなさそうで合ってるストーリーなど、 オリジナリティある作品で感心いたしました。 特にゴチャゴチャでどこかの芸術家の部屋みたいな研究会のインテリアは好きですね。 そしてノスタルジックなあの街並みにも惹かれました。どこでロケしたんだろう?[地上波(邦画)] 7点(2016-11-23 21:07:15)《改行有》

3.  サンダーパンツ! 《ネタバレ》 最初から最後まで、屁こきネタ一本で貫き通しております。 まぁ自分は嫌いじゃないのでところどころ笑えたんですが、 屁ネタで笑えない人にはまったく受け付けない作品でしょう。 そんなことより驚いたのは、劇中にキーラ・ナイトレイが出てきたことです。 しかも1カット。ちょい役にもほどがある。 なんでこんなお馬鹿映画にカメオ出演したんだろう、とそればかり気になっちゃいました。[DVD(字幕)] 5点(2014-01-30 17:43:57)《改行有》

4.  最終目的地 《ネタバレ》 真田広之が好きで借りてみてみたのですが、 まさかアンソニー・ホプキンスと真田さんが チュッチュし合う映像を見るとは思いませんでした(笑)。 亡き作家の家で暮らす家族は、複雑な関係ではありますが いわゆるブルジョア風な隠居生活をおくっている。 特にアーデンは、寂しさを感じながら生きていたはず。 そんなところに、若いイケメンが現れる。 家族が水面で、主人公の彼はそこに落とされた一滴の水滴。 彼が落とした波紋が、それぞれの生きる道を問い直していく。 主人公の最終目的地はやはりそこだったのですね。 静かで、けれども飽きさせずに興味深く拝見出来ました。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-28 22:29:52)《改行有》

5.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 堅実キャラで真面目なモーガン・フリーマンと、俺様キャラだけど憎めないジャック・ニコルソンのそれぞれの掛け合いが観ていて面白い。世界中、いろんなところを見て回ったけど、最終的には二人とも「家族」のもとに戻ったってところがミソですね。人間の幸せというのは、究極のところは人を求めまた求められているというその感覚だと思います。その障壁となっていたわだかまりが、この対照的な二人が出会い旅をすることによって乗り越えられた。ストレートだけど、いい映画だったと思います。[地上波(吹替)] 7点(2012-10-11 01:10:14)

6.  ザ・ケイヴ2 《ネタバレ》 前作があまりに酷かったので、 それに比べればまだ見れたほうだと思います。 若者たちは、最初からあまりにやる気がなく、 おまけに態度が悪いので、そういう若造が 次々とやられていく状況は決して嫌いではない(笑)。 ただ、洞窟の住む謎の生き物の正体は、 どうやらチャパカブラだそうですが、 そのチュパカブラがほとんど画面に 映ってこないんですよね。 もちろん予算の問題があるんでしょうが、 怪物の恐ろしい姿をきちんと見せつけるような ショットがあれば、もっと良くなったのになって思います。[DVD(字幕)] 4点(2012-09-18 02:12:35)《改行有》

7.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 う~ん、どうなんだろう。少なくとも、一般向けではないアニメだと思います。要するに、アニメ好きの人のための映画。だって、そんなヴァーチャルな世界での闘いを世界中の人が固唾をのんで見守ってる光景なんて、完全にオタクですやん。オズの世界のヴィジュアルは良かったと思うし、そういう最先端な世界と古き良き?日本の風景の対比というのも面白いと言えば面白いんだけど、だからといって心揺さぶられるものがあったかと、、、。あのおばあちゃんは、言ってみればアナログの代表格みたいなものでしょう。そして、生身のコミュニケーションが一番大事なんやでって言ってると思う。そういう人が亡くなり、みんながヴァーチャルにのめり込んでいるのが、なんとも言えない気持ちになる。[地上波(邦画)] 5点(2012-07-24 23:19:42)(良:1票)

8.  ザ・セル2<OV> 《ネタバレ》 これは「ザ・セル」とは全くの別物ですね。ザ・セルは、精神世界を素晴らしいヴィジュアルで堪能するっていうのが魅力だったわけですが、これは単に超能力捜査官みたいな話で、そのヴィジュアルも実にチープ。DVDのパッケージに映像のシーンが全然のっかってなかったから、たぶんそうなんじゃと思ったら案の定。まぁ、劇上映がじゃなくてOVだから仕方がないのかもしれませんが、堂々とThe Cell 2として出しちゃってるから、やっぱり不満でちゃうよね。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-05 21:09:30)

9.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 とてもいい作品でした。なによりも、ラッセル・クロウとクリスチャン・ベールお二方の素晴らしい熱演が見ものです。ここ最近では珍しい硬派な西部劇ですが、映像的にも製作陣の細かなこだわりが感じられて、終始緊張感をとぎらすことなく観る者を釘付けにします。ベンとダン、この二人は全く対照的な生き方をしていますが、「孤独」という点で共通しており、この二人でしか解りあえないものがあったのでしょう。偽善が嫌いなベンは、終盤になって心の底から誇りを大切にし、息子に誠実な生き様を見せようとしているダンの姿を見て、おそらくは彼が初めて出会った「偽善でない男」だったのでしょう。保安官ですら逃げ、市民も雇い人も全てが金にひれ伏す世の中、ただ一人、この男だけは偽善でなかった。ベンに芽生えたのは友情というより、共感や感銘の気持ちといったほうがいいかも。それはチャリー一派のような仕事仲間を超える、もっと崇高なもの。ただ、理屈としては解るのですが、あれだけ悪玉なベンがラストになって突如ダンに肩入れし、しかも仲間を全員銃殺して列車に乗り込むという展開に違和感を感じる人も多いはず。僕も、違和感がなかったと言えば嘘になります。この点は、言ってみればまさに「映画的」なのです。この二人は、現実的というよりも、ある意味ではこういう風に生きたい、こんな筋のある行動をしたいっていう、言わば理想のキャラなんです。ベンの行動もそうだけど、例えばダンだって、チャリー一派に建物の周りを取り囲まれているシーンで普通の人なら息子と一緒に逃げるでしょう。「逃げる勇気も必要だよね」とかなんとか言いながら。お金もらって逃げるのが普通なはずです。でも彼は息子に誇りある生き様を見せる道を選んだ。それってカッコいい。理想の男ですよ。なんというかこの二人は、映画的な嘘キャラなんだけど、その「映画的嘘」によって、「理想的真実」を具現化していると思うんです。だからこそ、この嘘に感動出来る。良作です。[DVD(字幕)] 8点(2012-06-23 01:13:25)

10.  サイレントヒル 《ネタバレ》 大ヒットした同名ゲームの映画化。ゲームのほうは正直一度もプレイしたことありませんが、それでもこの作品の並々ならぬ映像へのこだわりは切に感じとる事が出来ました。ローズが、サイレントヒルに初めて足を踏み入れたときの、灰が降る神秘的な街の雰囲気や地下のおどろおどろしい雰囲気、気色悪く不気味なクリーチャーの数々、火刑のショッキングなシーン、そしてラストの自宅へ戻ったときの温かい日の光、色々と印象深いショットが多く、ある意味お化け屋敷的な面白さがあります。ただ、そういう素晴らしい映像とは裏腹に、ストーリーが圧倒的につまらない。このサイレントヒルとは一体なんなのか、というミスリアスな雰囲気が序盤はあったんですが、狂信的な集団による狂信的な行いというのが終盤になって台詞で語られ、そのアホな組織と対峙して終幕。なんというか、この世界設定をそのまま紹介しただけというようなお話で、ドラマ性に欠けるし、特に父親の存在がほとんど無意味でしたね。そんなわけで、映像最高!ストーリー最低!の両極端な映画というのが感想です。それにしても、婦警さんはなにも悪いことしてないのに、あまりにも不憫過ぎますね、、、、。[DVD(字幕)] 6点(2012-06-07 22:28:45)

11.  ザ・ケイヴ 《ネタバレ》 洞窟という閉鎖空間で怪物に襲われるというシチュエーションは僕の好みなのでそれなりに期待して観たのですが、同じ洞窟ホラーものの「地獄の変異」なんかと比べると雲泥の差ですね。この洞窟、ほとんど狭苦しい洞穴という感じで、その一本道の洞穴をあっちいったりこっち行ったりしてるだけなんです。「暗闇の奥に潜む何か」がこういう閉鎖空間の怖さだと思うのに、その暗闇の奥を想像させる空間自体がないわけですよ。だから全然怖くない。そして全体的に画面が暗過ぎるし、怪物に襲われるシーンはどれもブレブレのガチャガチャでなにがなんだかわからない。怪物の正体は、実は人間でしたっていうオチなんだけど、てことはこの元少年があのでかい岩を動かしたり、銃に撃たれても死ななかったりと色々とありえないわけですよ。とにかく、画面のチカチカやら手ぶれでごまかすんじゃなく、もっと創意工夫して観やすい映画にしてほしかったです。[DVD(字幕)] 2点(2012-06-02 01:23:59)

12.  ザ・スカルズ/髑髏の誓い 《ネタバレ》 う~ん、どうにもピンと来なかったですねぇ。序盤の露出過多&暖色系の映像やカメラワークに、なかなか凝ったものを感じて期待はしたのですが、サスペンスの要素が陳腐なんですよ。大統領を幾人も輩出した秘密結社ということですが、会員はみんな盗聴されているとか、そういう設定に現実感を感じないんですよねぇ。それに秘密結社なのに、周りの人間にバレバレだというのもどうなのかと。[DVD(字幕)] 4点(2012-05-30 13:08:17)

13.  ザ・ホール 《ネタバレ》 いわゆる子供向けファミリー映画なのだが、 そこはジョー・ダンテらしい手堅い作りになっている。 見るからに低予算ぽい感じだが、だからといって チープというわけでもなく、 トイレで出会う女の子や地下室で出会うピエロなど、 映像的にはなかなか巧い作りになっている。 思えば、最近のホラー映画は、とても子供が見るには 耐えられないものばかりではないか。 「子供向けのホラー」としては、申し分のない出来映えだと思う。 自分の恐怖心が投影して現れると言うアイデアも良い。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-21 21:58:58)《改行有》

14.  サブライム -白衣に潜む狂気- 《ネタバレ》 う~ん、なんとも救いようのない話です。おそらくは、医療ミスの悲惨さみたいなものを描きたかったのでしょうが、中盤延々と続く「夢か現実かわからない」展開があまりに不条理だし、中弛みをしてきちゃうんですよね。もう少しサスペンスの要素を強くするべきですよ。これはなにかの陰謀なのか。ナースさんは味方なのか敵なのか。家族はなにを隠しているのか。そういう謎解きをもっと巧みに演出すべきだと思うのですが、この中盤は理不尽具合が強過ぎて、謎解きどころか辟易してしまう。自分の中の後ろめたさや不安といったものが悪夢化しているということだけど、結局は夢オチですからねぇ。まぁ、家族が味方であったのはほっとしたけど。なんというか、惜しいなぁと思うんですよね。その中盤の中途半端さを方向転換して、きちっとサスペンス路線でやって、そんで夢オチにずばっと持っていけば、もっとよくなったのにな、て思います。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-11 13:28:32)

15.   《ネタバレ》 序盤の吉岡と仁村の関係を見ていて、「ずいぶんと淡白なカップルだなぁ~」なんて思っていたら、そういうことだったんですね、、、。前半こそミステリーサスペンスな進み具合でわかりやすく観れるのですが、後半は謎なシーンが多々あって、色々と思いを馳せて観ていかなければならなくなります。個人的には、「私に気がついたのに無視した」から恨みを持つみたいな幽霊さんの一方的感情に首を傾げずにはいられませんでした。それに吉岡も、なんでそんな事実忘れとんねん、、、て終盤思っちゃったし、色々と不合理だと感じることも事実なのですが、逆に良かったと思う点は幽霊さんの登場シーン。昨今は幽霊といえば貞子タイプのやつと相場が固まってしまっている中、ある意味では古典的な雰囲気の幽霊を復活させてみせてくれたのは嬉しいです。鏡を使った登場の仕方や、髪のなびかせ方や葉月里緒菜の目の大きさや顔の白さを利用した見せ方、そしてアクロバティックな動きや叫び声等々、個人的にはちゃんと怖さを感じました。吉岡の家の室内や診療室、、女の幽霊がいた建物等のやたらと古くさい雰囲気がなんともいえない非現実感で、それでいて男の飛び降りのシーンなんかは全然CG臭さのないリアリティがあって、映像的にも工夫こらしている感じがあって良かったです。[DVD(邦画)] 6点(2012-04-28 12:20:06)

16.  殺人遊園地 《ネタバレ》 タイトルに惹かれてレンタで観てみたのですが、、、、、。う~ん、ダメですねこれは。遊園地を舞台にしたホラー映画ということで、その移動式遊園地のレトロなギミックとかをたくさん出してきて、その狙い自体は悪くないんだけど、スピード感がないし、ハラハラもしないし怖くもないし、死に方も中途半端だし、ラストのどんでんだって全然巧くないですよ。頭がぱっくり割れる警官も作り物丸出しですし、もうちょっとなんとかならなかったのかなと。最初に姉妹が殺されるシーンだけは良かったと思うので、そこに3点を献上。[DVD(字幕)] 3点(2012-03-20 19:59:40)

17.  ザ・スピリット 《ネタバレ》 フィルム・ノワールみたいな、昔のモノクロ映画を意識してるんだろうけど、う~ん、これは完全に、とある映画の二番煎じですね、、、。ところどころいいショットもあるにはあるんですが、全体的にはすごく陳腐なんですよ。アクションもつまらない。色合いに意識がいきすぎてるせいか、ただ単に被写体をそのまま撮ってるだけで、カメラの動きとかつなぎといったものに意識がいってないんですよね。そしてなによりも、脚本がダメすぎる。状況説明と意味不明のギャグ台詞のみで構成されてて、なに一つ良さを感じない。そんなわけで、これは駄作と言わざるをえない。出てくる女性がみんな美女で、多少は目の保養になったことぐらいが救いか。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2012-02-23 11:45:18)

18.  ザ・フィースト 《ネタバレ》 外で怪物がうろつき、酒場に閉じ込められるというシチュエーションは面白いと思うし、誰がやられるのか予想出来ない展開もいいと思うのですが、怪物があまりにチープすぎて、恐ろしいどころかむしろ笑ってしまう。襲われるシーンもがちゃがちゃしてるだけで、要するに「ごまかし」に終始してるだけ。B級映画だから仕方がないといえばそれまでですが、もう少しなんとかならなかったのかなと。そして、登場人物も数は多いが、みんないけ好かないだけでそれぞれキャラに魅力がない。なので、誰にも肩入れできず、それ故にハラハラもしない。怪物の頭を持ってきた男がカッコいい決め台詞を言った瞬間、化け物に瞬殺されるそのシーンだけは凄く良かったので、そこに4点つけときます(笑)。[DVD(字幕)] 4点(2012-02-21 12:23:40)(良:1票)

19.  ザ・コーヴ 《ネタバレ》 意外と面白かったですね。まぁ、プロパガンダ映画って、観てて面白いんですよ。マイケル・ムーアの映画だってそうですし。隠しカメラを設置するシーンなんて、なにかのスパイ映画を彷彿とする様な感じだし(笑)。それに、ああいうイルカ漁を映像で見る事ってあまりなかったので、興味深く拝見することが出来ました。ただ、内容的には本当に突っ込みどころ満載なんですよね。たとえば水銀をとるのは危険だからイルカや大型の魚は食べちゃいけないという話が出てくるけど、日本の人は昔からずっと魚を食べ続けてきたわけで、それじゃあ日本人は他の国に比べて障害を持った子が多くの生まれてるのかっていったらそんなことはないわけです。魚介類を毎日食べ続けていてもなんの問題もないことは科学的に明らかになってるわけですよ。それからIWCでの話ですけど、日本のことを帝国主義だとか西洋から指示されるのが嫌だからとか、完全なイチャモン言うてるじゃないですか。買収の話だけにしとけばよかったものを、あんなイチャモンつけて感情論を振りかざしたら自身の問題提起も霞んでしまうでしょうにね。それと、イルカだけでなく捕鯨も問題にしてるようだけど、そもそもアメリカって国は反捕鯨の立場をとってる癖に自国の先住民族の捕鯨は許容するダブル・スタンダードじゃないですか。人のこと言う前にまず自分のダブルスタンダードを直せと言いたいよね。そしてなにより一番問題なのは、この作品は日本版と欧米版で違いがあるという事実ですよ。日本版では、エンドクレジットのところで「水銀については例外もある」などのテロップが入るけど、欧米版にはそんなものはなく、しかも水産庁の職員は解雇された事になっている(実際には今も水産庁で働いてらっしゃる)。そして彼の髪の毛を採取して水銀値が陽性を示したというテロップがはいるが、これは日本版にはない。本当にちゃんとした主義主張をもってして、真実を雄弁に語って人々を説得する内容であるのならば、なぜ日本版と欧米版でこんな違いが出るのか?こうやって国別に作りを変えること自体が、彼らの主張が事実誤認で一方的なものであるということを自ら認めているようなものじゃないか。こういう姑息なやり方は、真っ当な映像作家のやることではないと思うが監督はどうお考えだろうか?[DVD(字幕)] 5点(2011-08-03 00:27:30)

20.  サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009) 《ネタバレ》 ジョージ・A・ロメロといえばゾンビ映画の生みの親ですけれども、また今の時代にこうやって生みの親がゾンビ映画を作り上げると、善くも悪くも感慨深いものがありますねぇ。巷には星の数ほどのゾンビ映画が生み出されて、ゾンビ自体もある種洗練された感があるけれど、ロメロがこうやってまたゾンビ映画を作ると、映画のテンポの遅さ、あるいはゾンビ自体の薄のろさを感じてしまう。この作品のゾンビはほんと弱っちい感じで、目の肥えた今の観客にはやっぱり物足りなさ、かったるさを覚えてしまうのではなかろうか。、しかし、ゾンビの生みの親はゾンビ自体にはむしろあまり興味がないらしく、この作品ではゾンビはもはや脇役、背景にすぎず、ロメロが本当に描きたいことはむしろ人間のエゴそのものであるらしい。この点に、生みの親としてのある種のポリシーを感じるわけだ。たとえば「ゴジラ」はその後シリーズとして無数に作られたが、一番最初のゴジラを見ると実は「人間の傲慢への警告」という意味合いが込められていたことに気づく。しかしその後のゴジラシリーズはそんな意味合いなどどうでもよく、単に怪獣が暴れ回るだけの見せ物としての存在でしかなかった。それとおなじことが、ゾンビにも言えるのではないか、とふと思った次第である。ロメロは、巷にあふれるゾンビ映画を横目に見ながら、今一度、なぜゾンビ映画を作りたかったのか、その原点を問い直したのではなかろうか、と思う。[DVD(字幕)] 6点(2011-03-27 01:01:38)(良:1票)

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