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1.  最後の忠臣蔵 《ネタバレ》 主君、大石内蔵助の密命で討ち入り直前に「世に隠れて、自分の隠し子を育て、守って欲しい」 と、言われ、逐電した大石家の家士、瀬尾孫左衛門 この作品の秀逸な所は江戸を代表する人形浄瑠璃である 曽根崎心中を武士道の裏側に織り込んで描いている事です。 主君大石内蔵助の娘である可音は成長するにつれ 孫左衛門へ家来以上の気持ちを抱くように成る。 そして、孫左衛門もそれに気付いている。 自分が長年愛おしみ育てた主君の娘 しかし、1つ屋根の下、この先不意に我が物にしたとしても おかしくは無かろう。 しかし、それすれば 武士道という自らに強いている不文律を完全に破る事に成り 武士としての自分も、そして主君の娘である可音も 2人を取り巻く物(価値観、矜持、そもそも自分がいまおめおめと生きている意味) すべてが、自壊(死ぬ事よりも酷い状況)せざろ得ない。 と、孫左衛門は思う。 「その物思いの行き止まりに、いつも聞こえて来る挽歌の様な物が、あの日観た曽根崎心中だった」 何もかも捨てて、2人で逃げる所まで逃げ、想いを果たし、刺し違えて死ぬ。 と、いう願望。 つまり、孫左衛門は主命と、自分の本意の狭間を 少なくとも、可音の気持ちを知ってしまった後 常に揺らぎながら日々を過ごしていた。 しかし現実は 主命により、どれだけ周りから蔑まれても 事の一切を明らかにも出来ず、勝手に死ぬ事も出来ない。 死に遅れたという無念、その一方では可音と結ばれたいという衝動 しかし、出来ない。出来うる訳が無い。 たらいに入れた可音の足を指の叉まで丹念に洗う孫左衛門 それにうっとりと身を任せる可音。 これは1つ間違えば、何時でも主人と家来という垣根は破られる それを自覚しながら、決して超える事の出来ないギリギリの境界線上で 2人は生きざろ得ない。 そういうジメジメとした不条理で愚直な武士道 それと表裏している華々しく形式美的な武士道 この両方を見事に描いていると私は思いました。 しかし、こんな事は今の若い人にはピンと来ないでしょうね。 ましてや、外国人に理解できる訳が無い。 演出も少々、最後はくどく成ったかも知れませんが (私はラスト、寺坂が駆けつけるのは孫左衛門が絶命した後でも良かった気がします) 最後の切腹のシーンはとても見事ですし 総体的に見て、1度見て損は無い作品だと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2012-11-29 23:12:14)(良:2票) 《改行有》

2.  ザ・コーポレーション 先ほど観終わりました。良い作品だと思います。 しかし、基本的に社会ドキュメンタリーというよりは 特定のイデオロギーに元付く教化映画の様に思えて成りません。 昨今の企業、特に大企業は確かに傲慢です。酷いです。 しかし、それはこの映画で描かれている細かい具体的な事柄は兎も角 すでに世界中の多くの国民は認識していると思います。 この映画で描かれる主題を端的に言えば 「もはや市場原理、資本主義は腐り切って、人間に恩恵よりも、大きな害を及ぼす存在と成り果てている」 と、言う事です。 それは分っています。分っていてもどうする事も出来ないで居るのが今の社会なんです。 「明日から極悪な米メジャーの石油元売企業は全て解散せよ!!終わりだ!!」 と、言えばどうなるでしょうか?その翌日からライフライン(電気、水道、ガス)の全てが止まり、物流もストップし あっと言う間に世界は100年前に戻る事に成るでしょう。それを甘受出来ますか? この映画に出演している人々も、特定の企業の牛乳や洗剤なりは、或いは買わないのかも知れませんが 企業の作為や偽善で生み出した文明の果実を、全く齧らずに生活している訳ではないはずです。 つまり、もうそこで矛盾が生まれているし、極悪な特定の大企業を叩いたとしても、社会の本質は変わらないのです。 我々は文明の果実と言う甘い果物を、際限もなくばら撒いている列車に乗っている様なものです。 このままではいけないと思いつつも、100年前に暮らす人々から見れば 安楽で怠惰な甘い文明の果実をもはや、手放せないでいる。そのままで走っている。 つまり、この作品ではそういう部分の結論が出ていないのです。 「現代の資本主義が酷いのは分ったが、では資本主義に変わる新しい社会秩序とは何か?」 その新しい社会秩序なる物も現在の資本主義より もっと人々に大きな利益をもたらす存在に成り得ない限り、大多数を動かす事は難しいでしょう。 「人は利によって動く」何処の偉人も言わない言葉ですが、これが人間の本質を端的に表しています。 ですが、私はムーア氏(多分におこがましいですが)と同じく 無駄と分っていたとしても、自分の出来る範囲で 自分の信じる主義主張で、立ち上がろうと思っています。 それがいま必要な事だ、という事はこの映画を見て良く分かりました。[DVD(字幕)] 7点(2010-11-20 18:48:06)《改行有》

3.  ザ・ビッグ・ワン 《ネタバレ》 こういう映画はセンスが必要で センスの無い人間が、単にシニカルなドキュメンタリー風に撮っただけなら こんなに面白くは成らないと思います。 彼独特のブラックジョーク、そして自分の立ち位置を見切ったが故の突撃嫌がらせ取材 そういう諸々でバラバラな事柄を、効果的に1本の映画として成立させている映像センス。 これがムーア氏を有名たらしめたファクターでしょう。 アポ無し取材にしても、相手がどういう対応に出るかで自分自身の出方も素早く変えながら それを映画のネタにしてしまう、こんな芸当は常人には出来ない事です。 最後の方でノコノコと出て来たナイキの社長などはまさにその良い例で 余裕コイて、「会う」などと言った馬鹿社長をとことんコキ降ろしてやろうと 僅かな時間でその対応を考え、友好的に接しながら、言質を引き出そうとする所などはまさに圧巻です。 案の定、この馬鹿社長は完全に晒し者に成りました。 ムーア氏の提案にも満足に答えられないばかりか 自分の隠して置きたい恥部(14歳発言や、フリント工場建設拒否、守銭奴ぶり)まで曝け出す破目に成った。 ムーア氏の映画はいつも同じです。 「大企業や金持ちは金を儲けるならその分を恵まれない人間(つまり貧乏人)に再分配しろ」 「政府や政治家は真実(本当の意図)を隠して世論を誘導するな」 「マイノリティー、社会的弱者を圧殺するな」 大まかに言えばこの3点の為に戦っている。 しかし、逆に言うとムーア氏の取材姿勢や映画が 大企業や米政府の民衆に対する、体の良いガス抜きに使われてしまっている事も事実です。 映画を見て感化され、人々が一大政治勢力を作ったという話はまだ聞きません。 逆に最終的にはそこまで行き着かなければ、彼の目的は成就しないでしょう。 民主党もダメ、共和党もダメ、アメリカの状況は今の日本にも良く似ています。 ココから先は「散々暴いてきたアメリカのダメダメな過去を未来に向け、どう正すのか?」 そこまで踏み込んだ形にしないといけないのかも知れません。 「この映画の収益の半分をフリントの恵まれない子供達に贈る」 これを本編では宣伝がましい事を一切せず、映画の最後の最後にサラリと言ってのける辺りに 彼のマイノリティー、とりわけ、社会的弱者に対する暖かさや信条が垣間見えています。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-29 20:29:20)《改行有》

4.  サロゲート 《ネタバレ》 みんなさん点数低いですねー^^; 確かに世界観が過去のSF映画に似てたりは有りますが 私はこの難しい題材を意欲的に、よくここまで作ったと感心しました。 遠隔操作で自分専用のロボットを操る社会。操る自分は自宅で寝て暮らし そのロボットが仕事をこなし、報酬を得て暮らす社会。 って、イヤーそれ、私の理想世界ですよ、いやホントに! そう出来たらと何度思ったか知れません(笑) 五感など、感覚器官の乏しいロボットを操るのは疲れる作業かも知れませんが この作品に出て来るロボットは人間と同じか、それ以上の感覚で操れるらしく みんながドップリとこの横着システムに嵌って生きている(いいなぁ。。。) つまり、この作品の主題というのは 「人間がロボット操る事で、その操っているはずの人間の方がロボット化してしまう」 これが全編、骨太なプロットに繋がっていると思いました。 あと、主演のブルースウィリス。 この人が主演だと妙に明るくって オラオラ感やドヤドヤ感が満載のストーリーに成るのが定番なのですが 今回はかなり陰影苦渋に満ちた、渋い役回りに徹していて アクション主体というよりも、謎解きに重き置く展開に成っています。 サロゲートという遠隔ロボットシステムは、人間に表面を小奇麗に繕える自由を与えたとも言えます。 しかし、逆に言えば、人間自体が家に閉じ篭り、サロゲートと自らの姿(実体)の違いを否応無く見せ付けられる。 そして、益々家に閉じ篭り、サロゲート(建前)を益々美化してゆく。 それが人々の至上の喜びとなる。 まあ、何でも度が過ぎると醜くなる物ですが この作品はそういう「醜さや、いかがわしさ」までしっかりと描いています。 そして、最後のカタストロフとその後の再生は 全く、壮観の一言に尽きます。 かなり面白かったです。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-18 13:42:45)(良:1票) 《改行有》

5.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 え-と、さっきやってたんで書き込みます(笑) 他の人も言ってますが人物描写が甘過ぎますね。 これじゃあとても感情移入出来ない。 少なくとも大人向けでは無い事を理由にする以前に 基本的な部分が煮詰められてないと思いました。 まず、オズについてシステム的なギミックや趣味性が独りよがりというか これで他者の共感を得られると思ってしまう所が痛い。 私は最後まで違和感が有りました。あんなアバターは嫌です。 直感的に理解出来る部分が有ったとしても、細部が非常に説明不足で 例えば原発の制御や、人工衛星の制御をオズで一元化するというのであれば それに足る理由付けや、大きな未来観や世界像が無いと非常に陳腐に成ります。 「その方が合理的で便利だから」では全く納得出来ません。 その他、暗号をノートに列記して解読していますがこれは何故でしょう? 何故、ノートに書き写す必要が有るのか??? 計算ならパソコンの計算ソフトの方が早いでしょう。 製作者側の未熟さと言ってしまえばそれまでですが そういう勘所をおざなり、曖昧にしたまま、勢いで物事を片付け様としても共感は出来ません。 その他、終盤のご都合主義などもいただけませんね。 ただ、そういう目の荒さを除けば非常に勢いがある作品です。 特にラブマシーンの描き方などは斬新ですね。シナリオ自体の目の付け所も悪くない。 問題は細部に拘ってないという事です。話の勢いでカタをつけ様としてしまっているので 最後が花札のコイコイに成ったんでしょう。(笑) それと、ネットワークの全体像や最後は衛星が落ちてくる、じゃあ軌道をずらそう キーボードを乱打して鼻血が。。。これはどこかで聞いたお話ですよね。 いえ、某作品のマネは良いんですが それがが未消化のままに散りばめられているのでかなりイライラします。 もっと作品のシークエンスをキッチリと煮詰めて 独自性に溢れた作品であれば随分と印象が違ったのかも知れません。[地上波(邦画)] 5点(2010-08-07 00:19:39)《改行有》

6.  ザ・ワイルド 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。ただホプキンスの為の映画って感じでそれをかなり強調した感じの映画なのでそれが見てる内に少し鼻に付きましたが。大自然の脅威やそこに生きる凶暴な生物との対決、それに比べてなんとも愚かしい人間同士のエゴ。。。見所は大熊との対決ですがそれ以外はホプキンスの個性が勝ち過ぎていてイマイチ配役を生かし切れて無いような感じを受けました。ただですがテンポ良く物語が進んで行くので飽きずに見れました。6点(2004-05-09 01:29:17)

7.  ザ・コア 《ネタバレ》 みなさん結構点数辛いですね^^;私は結構楽しめました。ジュールヴェルヌ(←実はかなりファン^^;)の地底探検とは似ても似つかない映画ですが作者は結構影響されてると思いますし少なくともB級作品では無いと思います。かなり丁寧に作り込まれていてCG脚本共になかなかのエンターテイメント作品に仕上がっていたと思います。 (シャトル墜落シーンは相当良かった) ただテンポ良く人が死んで(死に様は良いのですが。。。好き嫌いは有るかも。。。)「さあ、死んで次行くぞ!」見たいな展開はチト疑問が残りますね。キャラの味付けもチト都合良過ぎですが 最後まで飽きずに一気に見れるだけの優秀なプロットは随所に見られました。 ただソコまでして「行かなければヤラなければ成らない」動機付けがチト日本人には理解しずらいモノが有ったと思います。(アメリカでは受けるんだよなぁ。。。こうゆうの) あとラスト辺りはもう無理矢理話を繋げてしまって一気にハッピーエンド(まあ、バッドエンドな訳無いんですが)にしてしまうなどはもうどうにもアレだなあ感が出ていました(笑) でもしかしハルマゲドンやビルどっかんの宇宙人侵略モノ(名前忘れました^^;)などよりはずっとマシですね。少なくとも見て損したってゆうレベルでは無いと思います。 7点(2004-02-01 00:41:14)(良:1票) 《改行有》

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