みんなのシネマレビュー
Harpo=ひろしХирошиさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 47
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介  敬愛するマルクス兄弟の次男 (僕も次男です) にして、知る人ぞ知る屈指の男性ハープ奏者、ハーポ・マルクスよりハンドルネームを拝借。彼と同年代のチャップリンに始まり、同じく同年代のキートン、ロイド、そしてサイレント期を含めた「クラシック」映画を、喜劇を中心に邦画・洋画問わず、こよなく愛しています。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  さらば、わが愛/覇王別姫  高校を卒業後の長い春休みに映画館で観た、生まれて初めての中国映画 (字幕版) を、今回11年ぶりにCATV (字幕版) で再見しました。往年の洋画コメディ専門の小生には、11年経ってもこの中国・香港映画の「重さ」は強烈な影を落とします。レスリー・チャンと、黄土色が目に染み込む素晴らしい映像には、もう最敬礼して文句なしの10点を献上。  余談ですが、2002年度のNHK教育テレビ『中国語会話』を毎週観ていました。ある週で、アシスタント役を務めていた京劇俳優の盧思さんが、同じく京劇俳優の殷秋瑞さんを覇王役に招いて、2人で『覇王別姫』のシーンを披露してくれた時、瞬時にこの映画を思い出しました。[映画館(字幕)] 10点(2005-04-01 21:16:52)《改行有》

2.  サンセット大通り 《ネタバレ》  この10点は、この映画を観た人全てを襲った、戦慄の超衝撃クロース・アップでラストシーンを締め括った、ビリー・ワイルダー監督への最敬礼です。まさにこれは、「世界を震撼させた10点満点」の映画でしょう。僕は、確か1995年頃に、地元民放局での深夜映画劇場で、吹き替え版で初見しました。声を当てていたキャスト名が判らなかったのですが、声からすると、かなり前にベテランの声優さんたちで録ったものではなかったか、と思います。吹き替え特有の、オリジナル版の屋外などでの音声を割りと拾わず、声優さんたちの声が、大きくはっきりと響くという効果もあって、ノーマと作家、それに執事が、いつも密室部屋にでもいるかのような錯覚を覚えました。それで、余計に怖かったのかも知れません。[地上波(吹替)] 10点(2004-05-05 00:38:52)

3.  ザ・ビート~青春の鼓動 《ネタバレ》  これより2年後に公開された、あの『いまを生きる』を先取りしているかのような、高校が舞台の「詩」が大きなポイントとなるドラマ。開巻と同時に、いかにも危険なスラム街という感じの、車道や壁の寒色が目に焼き付いてくるような街並み。登場する高校生たちは、男女とも喧嘩っ早くドラッグに手を出し、バスケットボールのスリー・オン・スリーのようなゲームやボクシングに興じていますが、その服装や顔付きと言い、街並みとは対照的にどこか洗練されている感じさえして、不思議な画になっています。  彼らが通うオスモ・ハイスクールは、日本のいわゆる課題校以上に暗く、乱雑な雰囲気ですが、教師たちは一様に「ひからびた」顔付き。そこへ転校して来るレックスは、往年のフランス男優ジェラール・フィリップのような面影を持つ、風采の上がらない生徒。登場するや、早くも「トロ公」とからかわれ始めるも、日本のような陰惨さはなく、周りもそういう奴と割り切っているようで、これも妙に彼らの洗練さを窺わせています。レックスは、一風変わっていながらも、次第に仲間たちにも受け入れられるようになり、そんな彼の影響か、エルズワース先生の国語の授業でも、詩のテストでの彼ら成績は、みるみる向上して行きます。  クライマックスは、即興詩人のレックスに徐々に触発されたビリーとケイトの兄妹が、学校の文化祭 (タレント・ショウ) で自作詩の見事な朗読をするところ。「ビーッ・ザ・ビーッ (Beat the beat) 、バ!バ!」というチャンツに乗って、対立していた街の不良グループ同士までもが1つになって行く辺りは、『いまを生きる』に比べれば確かに荒削りなプロットかも知れませんが、率直に気持ちの良いものです。ラストで、忽然と姿を消したレックスを探して、かつて彼と来た海岸に来る一団を照らす、目に鮮やかな夕陽と、聳え立つビル群。オープニングとの見事な対比は、素晴らしいと思います。「今、私は誰?」「誰になりたい?」詩の世界では、みんな自由に誰にでもなれる、という手ほどきを残して、風のように消えたレックス。これぐらいの粗さは、却って想像力を心地よく刺激してくれると思います。日本では劇場未公開、ビデオ発売のみ (DVD発売なし)、ケーブルテレビで放映されただけの、知られざる佳作です。[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-02-26 11:40:06)《改行有》

4.  サーカス(1928)  開巻と同時に画面に現れる、"The Circus" という簡潔明瞭な題名。ヴァイオリンが奏でる、静かながら温かいイントロに続いて、80歳のチャップリン本人が朗々と歌う"Swing, Little Girl" という主題歌。フェイドインして目の前に映し出されるのは、吊り輪に両足を差し込み練習を一休みして、額を拭うマーナ・ケネディのクロースアップ。それに重なる、「虹を見たければ/空を見上げてごらん」というチャップリンの歌声。そこで画面はタイトルロールに切り替わり、"A TRAMP--Charles Chaplin" というクレジットを最下段に見せてから、再び最前のマーナ・ケネディの画面へ。「絶対に、下を向いてはいけないよ」という歌詞と共にオープニングが終了、同じ"The Circus"という題名が出て、いよいよスタート。他のチャップリン作品とは一風変わったこのオープニングは、それ自体まさにサーカスそのもののような感じ。さぁ、今から始まるぞ、という期待と、映画全編に亘って感じられる温かさを垣間見させてくれる、まさにお手本のようなものだと思います。そして、ラストシーンで有名な彼のトレードマーク、遠くへ歩み去る後姿。最初は、風のように去ったサーカスへの未練を残したような、重たげな歩み。そして、肩をすくめ、身をぶるっと一瞬震わせた後、ステッキをくるくるくるっ、くるくるくるっ、と振り回して胸を張り、「さて、次はどんな出会いがあるかな」と呟いているかのような、辺りを見回す陽気な行進。そうやって彼方へ遠ざかる彼の姿を見届けて、画面はアイリス・アウト。派手な音楽や演出など、端から不要。こういう粋な撮り方をするチャップリンが、僕は好きですね。[ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-12 12:55:21)(良:2票)

000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
512.13%
624.26%
736.38%
8510.64%
91021.28%
102655.32%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS