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コメント数 43
性別 女性
年齢 59歳

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1.  ザ・サークル 《ネタバレ》 前半はわりと面白かったですね。この「サークル」なる会社の様子がかなり異様で。ちょっと新興宗教団体っぽいというか、仕事以外の時間も会社のアクティビティやらイベントに参加を強要されるなんて、いくらお給料がよくても就労環境的にはブラックの匂いがします。 最初はそういうのに馴染めなかったヒロインが、覚醒して会社の広告塔みたいに活躍していくところから、だんだんオハナシが緩んでくる。 「私生活、全部公開します!」なんて、今の時代、何てことない気が。他人の生活を覗き見する“見世物”は20年前すでに「トゥルーマンショー」でやってるし。まぁ、そこはこのオハナシの見どころではないとしても、ネットと大衆の狂気、ネットの政治利用や巨大企業と政府の癒着あたりの話ってわりと「ありがちな話」のような気がするのですね。その手のフィクションは沢山ありそう。 で、結局、そこもこのオハナシが掘り下げたかったテーマではなかったらしく(苦笑)、結論は「私たちって今、こんな社会に生きてるのよね~」っていうボンヤリとした不安?いわゆるユビキタス社会の危険性をサラっと描いてみました、ぐらいの話。 ただ、この間のフェイスブックのデータ漏洩なんて、まさにビッグデータの政治利用にITジャイアント(大企業)が絡んでたって話で(協力した訳ではないが)、タイムリーっちゃあタイムリー。 そう、きっと本気で切り込んだらスキャンダラスな問題作になるネタなのかもしれません。でも、きっと大人の事情で出来ないのかも・・・?(笑)[DVD(字幕)] 6点(2018-05-05 17:34:22)《改行有》

2.  SOMEWHERE 《ネタバレ》 車がブーンと走ってぐるっと廻ってまた戻ってきて・・・という冒頭の長回し。この時のカメラ、片側が切れててフレームがオープンになっているので、車が走ってる途中で画面から消えてしまう訳です。この不安定さ、不確実さ。ぐるぐる回ってそのうちピョーンと外側に飛び出していなくなってしまうかもと、ちょっとドキドキしながら見守る数分間は、決して長くは感じられなかった。作り手としては退屈やルーティンの隠喩だったかもしれず(たぶんそうでしょう)、となれば自分の観方が外れているんですが。でも、これが映画の面白さだと思う。そのものが持つ「意味」以上の「意味」を放ってしまうテクストの豊饒さこそが、自分にとって映画の魅力なのです。 そんな訳で、この作品は全篇にわたってそうした「多彩な語り」が散見され心地よかった。何気ないシーンの一つひとつが観る者に様々な感慨をもたらす、余韻と余白に満ちた画作り。こういうの作れちゃうってやっぱりソフィア・コッポラという人は才能あるのだなぁと思う。 まぁ、そうは言っても「セレブ男の孤独の行方」という題材を、どこまで上手いこと料理できてたのかは疑問。泣いて心情を吐露しても高級車を乗り捨てても、この主人公に実存の深み重みは見えない。 なんか、酒と女の日々っていう主人公の日常が、あんまり現実感がなくてキレイなんですよね。生臭くない。ポールダンスなんかぜんぜんエロくない(苦笑)。この感じはヨーロッパ映画みたいで、思えばこの人の作品ってみんなそうかもしれない。すごく冷めた目線。世界を対象化して眺めている感じがする。 娘が対象化されているのはトーゼンで(主人公は父親なので)、目の前に現れたり消えたり、氷上で妖精のようだったりドレス姿で大人の女のようだったり、主人公の日常生活とこれまで纏ってきた価値観を揺さぶる「外部」であるのは、物語の定石で新しくはないんだけど。エル・ファニングの個性がそれ以上の効果を出しているので、とてもスペシャルな時空間を創り上げていて、映画を観る喜びに浸れた。ところが、娘と一緒に過ごす男のほうも「外部」的な気がしたのです。なんかヨソヨソしいというか表層的というか。だいたいスティーブン・ドーフがあんなにカッコいいって驚きだし(苦笑)。そういうところが「物語」としてはどーなのかなぁと思ったりもしたのだけど、ま、最終的には「SOMEWHERE」はそーゆー作品なのだ、それでいーのだってバカボンのパパ風に納得しました。なんとも言えず風合いが良いので。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-26 00:42:33)(良:1票) 《改行有》

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