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プロフィール
コメント数 497
性別 女性
ホームページ http://kuroneco.livedoor.biz/
年齢 59歳

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評価順12
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1.  シャイニング(1980) 恐がりの私はホラーが嫌いだ。TVでやってる心霊写真特集やら、ギャグとしか思えないドラマでさえ、うっかり見てしまうと怖くなってシャワーをゆっくり浴びることもできないのです。しかしこの作品は怖いのにウットリしてしまう。なんと美しい狂気の世界。ヘビメタ&グランジ系のスティーブン・キングがこの映画をつまらないと言う気持ちは大変よく分かります。因みに、個人的にはあの真っ赤なトイレの質感が、私が好きなキューブリックの映像見本です。10点(2003-08-07 18:05:36)

2.  シービスケット 《ネタバレ》 原作を読んでいるので自動的に脳内補完して見てしまった。なので純粋な映画評ではないとの批判があれば甘んじて受け入れます。急がず、ズルせず、とても誠実に作られたこの映画からは足下から沸き上がるような力強さを感じた。前半が長いとの批判が多いようだが、背景をある程度描かなければこの映画は「競走馬でいかに成功したか」と言うスポ根映画の印象が強くなってしまうのではないだろうか?そう言う描き方もアリだと思うが、私はこの物語を異なる人生が交わる事によって生まれた奇跡、諦めなければ人生にはセカンドチャンスの可能性があるという人生賛歌として受け止めているので前半部分は不可欠だったと思う。確かに限界までエピソードを削ぎ落としているので説明不足の感は否めない。しかしジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、トビー・マグワイアの演技からは登場人物達の人生を想像させるような説得力があり、説明不足のかなりの部分を補っているように思う。ウイリアム・メイシーのキャラも良いスパイスになっている。因みにシービスケットはハワードの牧場でのんびりと余生を過ごし静かに死んだ。ハワードは牧場にシービスケットを埋めたが、(あれ程シービスケットをアピールするこに必死だった彼なのに)家族以外の誰にもその場所を教えなかった。エンドクレジットを見ながら私の頭の中にはそんな原作のラストシーンが浮かび上がっていた。これってやっぱり反則かな・・。9点(2004-02-09 13:50:49)(良:5票)

3.  新・平家物語 溝口作品は「雨月物語」しか見た事がないので、STING大好き様の後にレビューするのは気が引けますね(笑)。現在上映中の「市川雷蔵祭」で本作を見ましたが、どこか荒涼としていて人間もちょっと獣じみているその世界は迫力ありました。また、俯瞰から撮った群衆の映像などは襖絵のようなスペクタクルがあって、昨今のハリウッド映画なんてチャチだなぁと思わせます。歌舞伎の時代物のような堅さは正直見ていてしんどい部分もありましが、それ故の充実感もあって大人の映画だなぁとしみじみ思いました。最近の幼児化したカルチャーを苦々しく思っている私としては、折角日本映画にはこんな良いお手本があるのだから、もうちょっと大人向けの映画を作ってくれないものか?などと思ったりして。この頃と比べるのは酷だとは思いますが。ところで驚いたのは終演後場内で拍手が沸き起こった事。客層は普段映画館ではあまり見かけない年輩の方が多かったのですが、ホントに雷蔵やこの頃の映画が好きで見に来て、良かったから素直に拍手したんでしょうね。なんだかとても嬉しくなりました。雷蔵ファンでよかった!8点(2004-12-24 14:44:48)(良:4票)

4.  親愛なる日記 「親愛なる日記よ、この世には僕の大好きなことがある!」という出だしで始まる今作は3つのエピソードからなる日記風の作品で、出演はモレッティ本人。第1話「ベスパに乗って」は彼が観光地ではないごくごく普通のローマの町をベスパで移動する話し。最後はパゾリーニの殺害現場に到着して終わる。第2話「島めぐり」では静かなところで仕事をする為にTVドラマ中毒の友人とイタリアの島々を回る。第3話「医者めぐり」ではある日突然原因不明の激しいかゆみに襲われたモレッティが医者から医者へと渡り歩き、様々な薬にまみれる話しで、これは実話。全編ユーモアと風刺に溢れているのだが、ネガティブなところがあまり無くてどこかすっとぼけた雰囲気がとても楽しい。そしてちょっと切ない。イタリアの内情に詳しければもっと何倍も楽しめるんだろうなぁ。この人の独特の映像センスというのは私にはかなりツボで、ベスパを後ろから追うカメラの距離、その速度、風景、音楽、絶妙の間、何から何まであつらえたようにしっくりくるのだ。「ジャック・タチとウディ・アレンを足してイタリアで割ったら全然別なモノが出来た」そんな感じでしょうか?と言ってもまだ2作しか見ていないので見当違いならご免なさい。8点(2004-03-18 17:29:31)

5.  ショート・カッツ ちょっとした事で突然昨日までの自分には戻れなくなり喪失感を感じる。そんなお話が多いレイモンド・カーヴァーの原作の世界をとっても良く表現していると思う。手順をすっとばしていきなり心の中のデリケートな部分に触れてくるような映画だと思います。但し結論が無い話しが苦手な方には退屈かも。 8点(2003-11-14 17:18:56)

6.  シャイン 心が洗われるような映画でしたね。映画から音楽を感じました。それが一番です。実際のヘルフゴッド氏の演奏は上手いとは言えないけど、まぁいいじゃないですか。大切なのは「愛」ですよ。8点(2003-10-01 16:16:06)

7.  シティ・オブ・ゴッド ブラジルに実在する「シティ・オブ・ゴッド(神の街)」と呼ばれるスラム街を描いた作品。原作は11歳でシティ・オブ・ゴッドに移住し、その暮らしを経験したパウロ・リンス。演じているのは実際にスラムで暮らす子供達である。蔓延する暴力とドラッグの当事者はみんな10代やそれ以下の子供達で、邪魔者とあれば簡単に銃で撃ち殺してしまう。その無邪気さ、命の軽さに背筋が凍る思いがした。カメラマンを夢見てスラムから脱出できた少年「ブスカペ」のような例は相当運が良いのだろう。犯罪が日常となっている彼らが想像できる将来の選択肢は極端に少なく、その頂点がギャングのボスなのだ。しかし内容のハードさとは対照的にその映像はスタイリッシュで、どこかユーモラス。サントラが本国で大ヒットしたというのも頷ける(実際私も買ってしまった)素晴らしい音楽と共に作品全体に独特のリズム感を与えている。非常にパワーある映画だ。8点(2003-08-26 18:07:10)

8.  新・ガンヒルの決斗 まず、カーク・ダグラス主演「ガンヒルの決斗」とは全然関係ないです。銀行強盗の際仲間に裏切られて服役したグレゴリー・ペックが、出所後昔の裏切りにケリをつけに行く話しで、道連れは死んだ昔の恋人の7歳になる娘。どっかで聞いたような話しですね。グレゴリー・ペックのカラダにキレが無いので、ファイトシーンに迫力がないっつーか、ドン臭いのがツライところ。けど、雄大な景色はきれいだし、テンポが良いので見ていて楽しかったス。何て事ない映画なんですけどね。ま、好きなんですね、こういうの。7点(2004-12-15 12:21:44)

9.  シンドラーのリスト 「ET」以降のスピルバーグは全然面白くないのでこの映画もずっと敬遠してたんだけど、素直に感銘(「感動」とはちょっと違う)を受けましたね。「カラーパープル」や「プライベート・ライアン」にはしらけたけど、本作には彼なりの魂がこもってたと感じました。どの辺にって言われても説明できないんだけど。劇中でシンドラーが「アーモンだって戦争中でなかったら普通の男だ。戦争は人間の一番悪い部分を引き出す。」って言ってたのが印象深かったです。特別な人間でなくても、人は環境によってあそこまで残忍になれてしまうんだなぁ。決して他人事では無いと思いますよ。自分自身の良心に「それは果たして自分の意見か?」と問い続けなければ、今の世の中簡単にマスコミやらなにならにマインドコントロールを受けてしまうんですから。そしてシンドラーが行った「偽善?」は悪い事?もしそうなら彼はどうすべきだったのでしょう?「一人の命を救うものが世界を救う」というのは素晴らしい言葉です。まさにイラク情勢に関してなんか「多少の犠牲はしかたない」って姿勢が米国だけでなく日本にもあるように感じますし。そう考えると、この映画では特に崇高な志を持った人ではなくシンドラーという金儲け主義の普通の人間が主人公であることに大きな意味があると思います。7点(2004-09-02 11:42:01)(良:3票)

10.  ジョーイ(1977) んがーっ!【映画小僧】さんのレビュー読んだら思い出して泣きそうになってしまいましたよ。これはですね、確かお正月公開で私と母が「ジョーイ」、父と弟が宇宙戦争かなんかの邦画と、家族が二手に分かれて見にいったんですよ。懐かしいなぁ。随分長い間見てないので今見たらどう感じるのか分かりませんが、人が誰かの為に生き、それによって自分も生かされるんだって感じる暖かい映画(実話でしたっけ?)だったと記憶しています。7点(2004-08-18 11:04:16)(良:1票)

11.  ジャニス 伝説の女性シンガー、ジャニス・ジョプリンを追ったドキュメンタリー。インタビュー、レコーディング、ステージのシーンがふんだんに映し出されるこの映画では、ベッド・ミドラー主演「ローズ」のような破綻したジャニスを見ることはない。私は特別ジャニスのファンと言う訳ではないのだが、この映画を見ながら同じ女性として妙に心が痛んだ。ジャニスみたいにあらゆる感情をダイレクトに受け入れてしまう、真っ向勝負の女性を受け止めることができる人は少ない。しかしあきらめることもできない彼女の圧倒的な渇きが、人の心をかき乱すブルースを生み出したのか。ヘロイン中毒だった彼女がオーバードーズで死んだ時は27歳と言う若さだったが、映画の中の彼女は40歳位に見える。大急ぎで駆け抜けた人生だったのだろう。そしてラスト「自由とは失うモノが何もないという事」と軽やかに唄われる「ミー・アンド・ボビー・マギー」には涙が止まらなかった。7点(2004-03-22 11:07:37)(良:1票)

12.  忍びの者 天下統一目前の織田信長と伊賀忍者との闘いを描いた映画で、大泥棒として有名な石川五右衛門が伊賀忍者で首領に弱みを握られ、いやいや泥棒を働きつつ信長の命を狙うという設定。忍者と言うとドロンと姿を消したり、マジシャンまがいのワザを使うという印象だがこの映画では秘密工作員と言った感じで割と現代的。結構暗い話だがこの後人気シリーズとなるのよね。伊藤雄之助の不気味な演技が迫力!7点(2003-12-08 11:52:36)(良:1票)

13.  ジャッキー・ブラウン 長いんだよな~。でもタランティーノの気持ちは分かる(気がする)し、彼がこういう映画を作るのはオッケーだと思う。音楽が相変わらずいいよね。とりあえず見た後、デルフォニクスをひっぱりだして聞きました。7点(2003-11-07 17:51:48)

14.  小説家を見つけたら 「グッドウィル~」を知らずに見た感想としては、良い映画だと思いました。こう言う優しくてキレイな映画は見終わったあと気持ちが軽くなります。エンディングのイズラエル・カマカヴィヴォオレが歌う「Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World」のハワイアンヴァージョンがまた良い余韻を残します。 7点(2003-11-04 18:30:02)

15.  市民ケーン 人生における成功ってなんだろう。孤独を抱えて生きる運命の人間は、どんなに努力して様々なものを手に入れても結局は満たされず、老いることによってその空洞は更に深まっていくのだろうか。オーソン・ウエルズの冷え々とした映像も相まってすっかり気が滅入ってしまう映画でした。ところで『ザ・ディレクター・市民ケーンの真実』では「薔薇の蕾」とはハーストの大事なところでは?それくらい小・・(以下略)7点(2003-07-01 11:52:48)(笑:1票)

16.  紳士協定 反ユダヤ主義に関する連載を掲載するにあたり、ジャーナリストである主人公のグレゴリー・ペックがユダヤ人になりすまし、その苦悩を自ら経験することによって差別がどこに存在するのかと言うことを暴いて行く非常にストレートなコチコチの社会派ドラマ。この映画の肝はグレゴリー・ペックではなく、その婚約者の女性にある。つまり、積極的に差別をしていない自分には罪がない、自分はリベラルだと思っている私のような人間である。「沈黙していると言うことは現状を認めていることだ」と言うことをこの映画で教えられた。これは何も差別問題に限ったことではない。例えば選挙。或いは戦争。「自分ひとりが言ったところで・・」と沈黙したなら後から文句言う資格なんて無い。自分も同罪なのだ。7点(2003-03-06 11:22:54)(良:2票)

17.  Jazz Seen/カメラが聴いたジャズ JAZZのレコードジャケット制作で有名なカメラマン、ウィリアム・クラクストンを追ったドキュメンタリー。映画としては特に何かを深く掘り下げているわけでもなく、80分と短いしサラっとしたTVドキュメンタリー風。但し、彼の作品である写真は凄い!写真から音楽が聞こえてくるような錯覚におちいる。彼の作品を見ていると音楽とはメロディやテクニックではなく演奏者の人生そのものなのだ。そこから培われた感性の結晶、そして爆発の瞬間を目撃しているのだと改めて思えた。クラクストンに写真家としての天才的なセンスが備わっているのはもちろんだが、何より彼がJAZZと人生を心から愛しているからこそあのような作品が撮れるんだろうなぁ。なんだか激しく嫉妬してしまった。それにしても昨今のCDジャケットの何と素っ気ないことよ。久しぶりに中古レコ屋でも漁りに行ってチェット・ベイカーのレコードでも買おうかな。6点(2004-07-09 13:58:31)

18.  少女の髪どめ 新卒で就職して8年間イラン向けの輸出部門で働いた。イラン人たちは何事につけマイペースでペルシャ商人らしい巧みな交渉術を持っており随分振り回されたけど、概ね人なつっこくて、誇り高く、日本人に対して大いなる共感と尊敬の念を持っていた(そして当時かの地で放映されていた「おしん」にはまっていた)。私は彼らと彼らの文化を尊敬していた。この映画はそんなイラン人気質が滲み出た誠実な良い映画だと思う。「アフガン人」とひとくくりにしてしまえば遠い存在かもしれないが、目の前の小さな少女が困っているのを見たら助けたいと思うのが人として当然だろう?想像してみてくれ。と言われている気がした。ただ、こう言う逃げ場が全然ない映画は未熟な私には見ていて苦しい。個人的に無償の愛ってやつはどうも苦手だ。なので6点にさせてください。すみません。6点(2004-07-01 11:28:23)

19.  シャレード(1963) オードリーは何着ても似合うけど、私はジバンシーが一番似合ってる気がして好きだな。エレガントだ。けど、どーしてもこの映画の彼女のキャラが好きになれないので心底楽しめない。彼女の映画にはありがちだけど、男を愛してると言うより「結婚」してシアワセにしてもらおう的な感じが。そんな所つっこむ映画じゃないのは分かってるけど、どうしてもバカっぽいのが気になっちゃって・・。6点(2004-01-14 11:01:21)

20.  死にゆく者への祈り ↓そうですか?公開当時見た印象ではミッキー・ロークの作品の中で一番好きでしたケド。ジャック・ヒギンズが原作ですが、小説の主人公はメチャかっこいいっすよ。6点(2002-11-28 15:49:25)

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