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プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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21.  進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 原作のファンではないのでこだわった先入観なく観れた。思ってた以上に特撮に関しては良く出来ていた。巨人と普通の人間との距離感やスケールの違いも、なかなか計算されてて臨場感があった。カット割りも、派手にカメラを動かすことなく、ワンカットワンカットをかなりの時間と手間をかけて繋いでいくことで、落ち着いた画角の中に疾走感ある画を表現することに成功している。これはハリウッド映画によく見られる手法で、監督がかなり勉強&チャレンジしてることが伺える。日本映画が不得意だったアクションシーンに一石投じてくれたことに感謝したい。ただ一つ難を言わせてもらえば、立体機動装置のワイヤー目線とか、その他動きの中のアップがもう少しあっても良かったかな。次は照明。光と影のコントラスが視覚的に絶望や恐怖を煽る役目を見事にはてしていた。ありがちな暗すぎて何をしているのか分からない状態になっていないのも評価したい。特撮や編集・照明などの技術的部分に6点献上です。脚本に関しては各キャラクターの設定がどうにも中途半端。特に主要キャラの3人はその背景がイマイチ伝わらないし、友情や愛情に共感しにくい。結果、ただ漠然と巨人と戦っていることを淡々と観ていることに。自分はもともと映像だけを目的に鑑賞したようなものなで、特に目くじら立てることもなかったです。でもまあ脚本が良いに越した事はないんですが。[DVD(邦画)] 6点(2016-04-10 21:17:47)

22.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 スタイリッシュでクール!だけどけっこうワイルド。ストーリーは単純明快。最愛の妻が他界した後に心の拠り所として送ってくれた一匹の犬。その犬を車欲しさに忍び込んだ強盗に殺され、そいつらに復讐していくお話。ただそれだけ。だからシンプルイズベスト!まどろっこしいことは一切ない!非常に潔いし気持ち良い。好きです、こういう映画。ただだからこそ、好きだから、好きだからこそ言いたい!細かな設定はこの手の映画には無用かもしれないけれど、やっぱ言いたい!まずジョン・ウィックさん。引退して4~5年だそうですが、めっちゃ凄腕の殺し屋だったんですよね。その頃に培った研ぎ澄まされた”カン”はそうそう簡単に消えないはず。なのにああもいとも簡単に侵入され、いとも簡単にやられちゃうってどうなのよ!凄腕だった面影皆無やん!ほんとそこだけ。ジョン・ウィックが目を離しているスキに犬を殺されちゃうとかにして欲しかった。それ以外はありません!ホテルで殺しをやってしまった女の末路とか個人的に好きです。蒔いた種をちゃんと回収してくれるのはやっぱ気分いいですからね。[DVD(字幕)] 6点(2016-02-20 07:55:06)

23.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 伊坂幸太郎シリーズの監督さんだけのことはあり、作り方が非常に丁寧ですね。ただ、も~ちょっとだけコンパクトにまとめてくれたらな~、とも思いました。人間関係においての危うさである記憶や噂。また、お手軽情報社会の身勝手さいい加減さ。他人事では済まされない身近な現象。鑑賞後、身につまされる思いになりました。真実ってほんと、分かりにくいものですね。私はこの映画の中で、一番ひどいのは赤星雄治ではなく、城野美姫の両親だと強く感じました。真実がどうであれ、子供を信じてやれない親は最低です。噂に流され、真相が判明すると手のひらを返す。どうしようもない輩です。はい!原作は未読なので、機会があれば読んでみたくなりました。張り巡らされた伏線がどんどん回収されていく様は、お見事としか言いようがありません。本当に鮮やかでした。一番気に入ったのは、城野美姫がホテルに身を隠していた理由です。あれにはやられましたよ。彼女の性格がピタッとハマった瞬間でした。今度は気になった点を。イジメにあって妄想に逃げ込む。あれは好きではないです。現実と向き合うべきでしょ。難しいけどそれなりの努力は必要かと。それから美姫が滞在していたホテル。あれだけ騒がれているのに気付かないか、普通。警察的にも重要参考人のはずなんだしね。まあ色々と述べましたが、それなりに楽しめました。現代版「羅生門」みたいで面白かったです。[DVD(邦画)] 6点(2014-09-06 23:42:35)

24.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 ブライアン・シンガーの真骨頂ここにあり!とにかく巨人が生々しい。気持ち悪いし悪臭がキツそう。もったいぶらずに登場人物が次々に死んでいくのもいい。潔し!ジャックが巨人の大将を倒すアイデアも良かった!そう来たか!て感じで参りました。王様もいい。国を守るために姫を見捨てたり、兵士の先頭に立って巨人を迎え撃ったりと、王様らしい王様だった。ただ疑問だったのは、城の後ろってどうなってるんだろうって。後ろから攻められたらって考えてしまった。それからあの終わり方は少々蛇足気味だったかな。とにかく迫力満点で楽しめました![DVD(字幕)] 6点(2013-08-11 22:36:14)

25.  人生の特等席 《ネタバレ》 映画を観終わってから改めて原題の、「Trouble with the Curve」も悪くないな~と思えた。1位指名した選手が、実はカーブが苦手というのもちろんあるが、この映画の主役である親子の人生もまた、曲がりくねったカーブの連続だからである。故に互いになかなか分かり合えず衝突を繰り返す。新人選手の苦手と、親子ふたりの関係性を上手く表現したこの「Trouble with the Curve」、私は好きですね。ただ邦題の「人生の特等席」も、ナイス!と言いたくなる絶妙なタイトルだと思います。映画自体は良くも悪くも、平均的なまとまり具合かな。ただ一つ私的に気になった点は、ジョニー・フラナガン役のジャスティン・ティンバーレイクがどうしても、しっくりとこなかったことですかね。なんかね、サイコちっくな面構えなんですよ。ごめんなさいね。だからどうしても、温かい眼差しで恋の行方を見守る事が出来なくって・・・。逆に、娘役のエイミー・アダムスは素晴らしかったですね。これといった特徴はないものの、安心して見ていられるという安定感はズバ抜けています。ヒット作には恵まれてはいないものの、過去に何度も助演女優賞にノミネートされてるだけのことはあります。そんな彼女にもついに陽の光を浴びるチャンスが訪れます。2013年公開予定のスーパーマンの新シリーズ。そのスーパーマンの恋人役に抜擢されたんです。言わずと知れたロイス・レーンです。今からとっても楽しみです。で最後は御大イーストウッド様。首周りのシワがかなり目立っていて、なんかニワトリを連想しちゃいました(笑)さらにオープニングがいきなり放尿シーンとは・・・(笑)テーブルに足をぶつけ、ハンバーグを黒焦げに焼き、愛車を車庫から出すだけでボロボロに・・・。それでも格好良いって何なんだよ!もうね、色んな意味で泣けてきますよ。ほんと。もしかしたらイーストウッドというポジション自体がすでに、人生の特等席、そのものなのかも知れませんね。 個人的にイーストウッドが好きなので、ちょっと甘めの点数を献上。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-21 08:37:14)

26.  シックス・デイ 《ネタバレ》 クローンを作るのに必要な、記憶や感情などの情報が入っているシンコード。博士のシンコードを盗まれて大慌てしてたけど、仲間に誤って撃たれて死にそうになった時、最新のっていってシンコード作っててだったら最初から騒ぐ必要ないじゃん!て思った(笑) シンディー人形ちゃん。いくら文化の違いといえど、あれを可愛いなんて1ミリも思えんです。怖すぎっしょ。 民間のただのパイロットが、なんであんな銃撃戦やカーチェイスをやってのけられるのか?まあそこは目をつぶりましょう、なのかと思っていたら、戦争の古傷うんぬんいうところがあったから、どうやら主人公は昔軍人で実戦経験があるみたいでしたね。 クローンペットときいて「ペットセメタリー」を思い浮かべたのは私だけかな?w 気楽に観るにはいいかもな作品。[インターネット(字幕)] 5点(2020-10-10 16:53:47)《改行有》

27.  シェフ 三ツ星フードトラック始めました 《ネタバレ》 まず最初に。アベンジャーズ・シリーズや一連のMUCシリーズ好きとしてはどうしても言いたい。ブラック・ウィドウとトニー・スタークにしか見えん!とくにロバート・ダウニー・Jrとの絡みは、主人公ジョン・ファヴローがどうしてもハッピーにしか見えん!いや~困った困った(笑) とまあそれはさておき、本作ですが、うんうん、なかなか良かったですね。とにかく食べ物がほんとうに美味しそうに見えるから、もうそれだけでこの映画、半分は勝っていると思います。父と息子との関係も非常に親近感持てるし、焦げた料理を出そうとした息子に、ちゃんと順建てて諭すとこなんか、ほんとうにグッときた。ああいう親子関係って素敵ですね。それといかにも現代的なのが、SNSの悪い点と良い点を上手く料理していたとこ。料理映画ていうとどこかこう、伝統や格式みたいなとこをやや尊重することがあるんですが、この映画はそういったものをほとんど感じさせずに、イマドキなスタイルに仕上げていて、そういった点も興味深く見れた。 ただ屋台を始めてから全くもってドラマティックな、意外性な展開がなく、物事が順調に進みすぎてちょ~っと薄味に感じてしまった。刺激を求めすぎるのも良くないっていうのは分かるんですが、もう一味二味隠し味、ちょっとしたスパイスがあっても良かった気もします。最後のネット評論家との和解も、そこまで刺激的ではなかたっし。 あとその評論家に、店に乗り込んだ時、新作の料理を食べさせるのかと思ってたらしなくって、ちょっとビックリでした。あの時作ってた料理って結局なんだったのよ?不思議。[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-14 10:05:44)(良:1票) 《改行有》

28.  幸せのちから 《ネタバレ》 この映画を観終わって真っ先に感じたことは、努力なしに幸福は得られない、ということ。あれだけ悪い目に(多少は本人のせいもあるが)あっていてもヤケを起こさずに、むしろそれを原動力に努力する。私にはなかなか出来ないです。実話に基づく、ってオープニングでネタバレされちゃったからいくらなんでもバッドエンドじゃないよな~、てそこんとこだけが結末に対するハラハラ感が薄れちゃいましたね。実話て知らずに観たかった。それと、せめてラストシーンで新しいキャプテンを買ってあげてほしかった。それと全然売れなかったあの器械を急に売れ始めた点がおや?ってなった。だったらなんでもっと早くそうしなかったんだよ!て思ったさ。[インターネット(字幕)] 5点(2019-05-17 22:22:51)

29.  ジオストーム 《ネタバレ》 きっとこいつ殺されちゃうんだろうな~、とか、きっとこいつが犯人なんだろうな~、等のお約束や予定調和はこのテの映画には付きもので、あーだこーだ言ってもしょうがない。ならばウリである迫力ある映像を楽しもうかと頭を切り替えてみても、予告編で観たものばかりだし、なんか、うわー!やべぇー!逃げろー!て感じにならない。どこか人ごとみたいに見えちゃうんですよ。引き画ばかりのせいかもしれないけれど、惨事に遭遇している人たちの表情が少なく、どこかアトラクションぽいのも要因かもしれない。それとこれだけの世界規模の大惨事をアメリカの大統領の側近が引き起こしたという事実を、このあと何事もなく丸く収まったのか?そこが気になりもした。したけどまぁこれも言ってはいけないんでしょうね、このテの映画には。(^_^;)いっそのこと大統領を犯人にしちゃってたほうがブッ飛んでて面白かったかも。(笑) あと個人的にどうしても、ジェラルド・バトラーとジム・スタージェスが兄弟に見えなかった。ジェラルド・バトラーは科学者にさえも見えなかったです。はい。[映画館(字幕)] 5点(2018-01-27 19:39:50)《改行有》

30.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 原作者である荒木飛呂彦先生が太鼓判を押した、という情報を入手したこともあり、それでも期待値は低めで鑑賞しました。 結果的には観て良かったかな。まぁDVDでもいいのかもとは思えますが、虹村形兆のスタンド、バッド・カンパニーは、大スクリーンで見てこそ意味があると思えた。うん、あそこのシーンはなかなかだった。 ただ全体的に、ちょ~っとスタンドそのものの描写に物足りなさを感じたのもまた事実です。実写であることへのリアルさを出すためにきっと、あの有名な擬音文字を封印したせいかも。また、スタンドの単体でのショットも少なかったせいかも。 杜王町という架空の町の雰囲気は良く出てたと思う。ジョジョの世界観にマッチしていました。 億泰のスタンド、ザ・ハンドをどうやって倒したのかがちょっと分かりにくかった。 伊勢谷友介の空条承太郎はたしかにオッサンすぎるけど、そんなに悪くはないんじゃないかな。顔立ちが欧風よりで。 正直言って今後の続編も楽しみです!そして・・・だれがジョセフを演じるのか?だれが岸辺露伴を演じるのか?楽しみ多すぎ。[映画館(邦画)] 5点(2017-08-05 18:20:22)《改行有》

31.  ジャングル・ブック(2016) 《ネタバレ》 もっと全編ミュージカルなのかと思ったらそうでもないのね。ただCG凄すぎっしょ!非現実的なCGと違って現実世界にいる動物たちのCGは、とにかくその存在感が圧巻です。巨大ヘビの吹替がスカーレット・ヨハンソンで、艶かしくて良かった。火のことを赤い花と言ってるのに、キング・ルーイの歌の中で1ヶ所だけ「火」と言ってて、ありゃりゃ?となってしまった。(笑) 出来れば映画館の大画面で観たかった。[DVD(字幕)] 5点(2017-01-04 20:04:27)

32.  新宿スワン 《ネタバレ》 堅気な自分には、キャバクラや風俗に女の子を紹介するスカウトとヤクザやさんとの違いが分からない。殺しはやらないヤクもやらない。でも暴力や恐喝はする。でラスト、あっけなく秀吉は殺されてしまう。ん~・・・ほんと分かりません。大体あれだけいた秀吉の舎弟分たちは、みんなどこにいっちまったんだい!?不思議。秀吉が孤立無援になるまでの過程がなさすぎです。全体的に力技で押し切っている感じのする映画です。ただ龍彦役の綾野剛のハマり具合が異常な程良く、龍彦が愛おしい存在になったことは素直に評価したい。[DVD(邦画)] 5点(2015-10-05 00:08:48)

33.  ジュピター 《ネタバレ》 スケール感が大きいのか小さいのか、よ~分からん映画でしたwww 家で観たらもっと評価下がってたかも。全宇宙を支配する王家がいます。でもなんか小ぢんまりとしています。普通な臭いしまくりです。こいつらが!?て感じです。物凄い地位にいるくせに、警備はユルユル。どこが宇宙の支配者なのかサッパリです?ただお役所をタライ回しにさせられるとこだけは、素直に楽しめました。内容は3点。映画館で観たことで+1点。まあなんだかんだと、宇宙を舞台にしたSF映画を作ってくれたことに感謝の意を込めて+1点です。[映画館(字幕)] 5点(2015-04-05 09:50:59)

34.  ジャッジ! 少々説教臭いけど、まあそこそこは楽しめます。ただきつねうどんのCMは、主人公がゼロから作ったものじゃないから、そんなに評判になってもあまり感動はしなかった。トヨタのCMはなんとなく海外のCMぽかった。だけど出来としてはGOOD!嫌いじゃないです。[DVD(邦画)] 5点(2014-07-17 20:21:20)

35.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 アイデア勝負の作品。アイデアは悪くない。面白い。♪全力歯ぎしりレッツゴー♪もいい。耳に残る。役者もみな魅力的。特に組長の娘役の二階堂ふみがたまらない。幼さと色っぽさをいい具合に醸し出している。ガラスのキスシーンは鳥肌もの!映画バカの真っ直ぐさも嫌いじゃない。ただここまでいいモノを揃っておきながら、どうして後半をグダグダにしてしまったのか?なぜ警官隊を乱入させて全てを終わらせてしまったのか?なぜ本編そのものをドキュメントで終わらせてしまったのか?着地地点をちゃんと考えつかないと、どんなにいいアイデアでも意味をなさなくなってしまう。好きなアイデアだけに、過剰なまでのタランティーノ的描写や、みんな死んではいおしまいな終わらせ方は残念でならなかったです。ああもったいない![DVD(邦画)] 5点(2014-04-06 15:37:21)

36.  終戦のエンペラー 太平洋戦争における天皇陛下の処遇に焦点を当てています。それと同時に、その捜査を任命された男の愛にも焦点を当てています。予告編ではまるで歴史ミステリーかのように煽っていますが、鑑賞してみるとそんなことはなく、割とあっさりとしています。そして、主人公であるアメリカ軍人が、日本人女性との回想を振り返りつつ、日本人の精神を理解していくといのがこの作品の本筋になっています。なのでミステリーというよりは、純愛と探究心による精神改革、とでも言えましょうか。ただしそのへんもなんだか淡白な印象です。演出のせいなのかな。他にも言いたいことは山ほどあるけれど、ここのサイトが荒れそうなので止めておきます。[DVD(字幕)] 5点(2014-03-06 21:23:19)

37.  少年H 《ネタバレ》 戦争ほど「人間」を浮き彫りにするものはないでしょう。一番印象に残ったのは、飢えている人に自分の食べ物を与えるかどうか。少年は言う、「一度味をしめたらまた貰えると思うで」と。たしかにそれはいえる。私ならどうするだろうか?自分の空腹を我慢してまでも、他人に施しを与えられるだろうか?綺麗事だけではすまされない。生きてはいけない。理性と本能が天秤にかけられる。それほど戦争は残酷で正直だ。しかしこの映画、そこまで残酷さは伝わってこなかった。少年が理不尽に暴力を振るわられるシーンも、痛々しさを感じない。淡々としている。まるで児童文学だ。そう、児童文学戦争映画・・・新ジャンルの誕生だ。PS:原田泰造に鬼教官は似合わない。[DVD(邦画)] 5点(2014-02-23 15:42:35)

38.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 劇場公開時に鑑賞済み。続編が公開されるので、DVDにて再視聴してみた。結論ーあれ?意外と面白かったんだ、でした。最初に観た時はあまりパッとする印象ではなかったんですが、こうやって改めて見直してみると、気楽に楽しめるお手軽ムービーとしては十分な完成度でした。まぁ若干、CGのクオリティが低いのが気にはなりますが、そこはご愛嬌ってことで。ご愛嬌といえば南極にある敵の秘密基地。秘密基地なのに、入口が思いっきりオープンなのはウケた。ショッカーの秘密基地を思い出してしまった。あと敵の兵士。改造されて恐怖を一切感じなくなっている・・・はずなのに・・・潜水艇でのバトルで壁に激突しそうになった瞬間、やめてーっ!って叫んでいました(笑)1時間38分あたりです。カウチムービーとして楽しく鑑賞いたしましょう! PS:口笛の使い方は味があってサイコー![DVD(字幕)] 5点(2013-06-08 07:44:54)

39.  65 シックスティ・ファイブ 《ネタバレ》 言葉の通じない少女とのサバイバルムービーであり、娘を亡くした男と両親を亡くした少女との感動的な絆の物語でもあるのですが、なんていうかそこまでこちら側に熱いものが伝わりきれませんでした。滅びゆく恐竜の時代に設定した意図も結局汲み取れなかったし、もしかしたら深い哲学的な意味合いがあるのかもしれないけれど、そういったことは鑑賞中に気付かせてほしいものです。意図があったのならですが。 伏線回収があったのは良かった。毒の花や高熱の温泉とか手笛とか。ちゃんとそれらが後後に役立つ展開は好きですね。 恐竜とのバトルはジュラシック・シリーズでこれでもかっていうくらい観てきているので、いまさら感は拭えないけど、そこをあえて恐竜をチョイスしたのなら、もうちょっとジュラシックとは違ったものを見せてほしかったかな。はい。[インターネット(字幕)] 4点(2023-12-28 12:30:11)《改行有》

40.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 まず最初に何を今更なことを言いますが、庵野さんって生粋の厨二病なんですね。まあだからこそ「エヴァンゲリオン」はその世界観が監督の趣向と見事にマッチして、歴史に名を残すほどの名作になったのでしょう。 で今回のこの「仮面ライダー」ですが、等身大のヒーローものでその趣向をやってしまうと、なんていうかもうイタイ、ですね。やっていることが特撮大好きな中二病の大学生のノリそのものなんですよね。 世界を変えてやるという大それた組織がまるで内輪もめの小競り合いみたいだし、登場人物のセリフは恥ずかしいくって赤面しちゃうものばかり。おまけにボソボソと聞き取りにくい箇所もあって、え?なに?なんだって?て何度もなった。それと父親が死んでも冷静沈着だったルリ子が急に乙女みたくなってしまうのは、唐突すぎて違和感しか感じなかった。着替えならトイレか風呂場か別のとこ行ってすりゃいいじゃんて。なんでわざわざ目の前でするかね。てこういうとこが厨二病感が出てるんですよね。 ただ誤解のないように補足しておきますが、別に厨二病が悪いと言っているわけではありません。なんなら私もそっちよりですから。ただその厨二病的な趣向が功を奏すかどうかということで、今回のこの「シン・仮面ライダー」では、完全に人を選ぶモノになってしまったなと。そういうことです。ちなみに2004年に公開された庵野監督の「キューティーハニー」はめっちゃ面白かったです。あのキャラとあの世界観が良い感じで監督のセンスとマッチしたんでしょう。私のお気に入りの作品です。 話がそれましたが、今回主人公の本郷猛を熱血正義マンから、今どきの草食系男子にしたのはいいけれど、彼の戦う理由もルリ子に同意した理由もなんか釈然としないまま話が進んでいくから、正直ついていきにくかった。 アクションシーンはわざと漫画ぽくしているのか、最初のクモオーグとの戦い以降は迫力にかけてただただ傍観者のようになってしまった。(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てなりにくいんですよね。手に汗握るバトルじゃないから。 作品からは監督の愛もオマージュも感じられはしたけれど、じゃあこの作品を手放しで絶賛できるかというとそれはまた別の話。 そもそも「仮面ライダー」というモノは「仮面ライダークウガ」から現代版としてリニュアールされ、その後の作品でも深いテーマを掲げて、幾多の名作をすでに生み出しているわけで、そんな中で作られたこの「シン・仮面ライダー」でしたが、少々マニアックすぎたかもしれません。好きな人にはたまらないんでしょうね。残念ながら自分には刺さりませんでした...。 「ロンリー仮面ライダー」だけがやけに沁みたな~・・・。[映画館(邦画)] 4点(2023-03-20 14:58:04)《改行有》

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