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1. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 彼女が死を目の前にして、夫以外の男を知ろうとしたことは、なかなか賛否両論ありそうですが。。。決して幸福とは言えない、あまりにも狭い世界で、短い人生を終えようろしている彼女には、私はちょっと同情しちゃう。
一瞬の恋をして、本当の自分を確認したかったんだろうな。。。。
10のことが、そうやって、意外にどうしようもない感じだったのが、逆に好感もてた。
死ぬんだってことを思いながら生きるとは。。。なかなか考えさせられました。
[DVD(吹替)] 8点(2009-07-26 23:22:30)《改行有》
2. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 た し か に おっさん12人が怒ってました。。。
しかし、場面も変わらず、会話だけの構成で、途中で寝ちゃうのかな。。。と思いきや、最後まです~っとみてしまいました。まあ、最終的にどうなるのかってのは、わかっていながらも、じりじりと人が説得されていくステップを、飽きさせずに見せるのはすごい。脚本も、演者もすごい。緩急いり交ぜた構成もすごい。
おじいちゃんが興奮してて、ちょっと心配になっちゃった。スタッフロール等のフォントがゴシック小文字なのがおしゃれだし、エンドロールでの役者の紹介の仕方も独特だった。
裁判員制度も始まった今、偶然タイムリーなの見ちゃったな。
[DVD(字幕)] 9点(2009-05-30 21:23:59)《改行有》
3. シャレード(1963)
なんか。。。完成度としては突っ込みどころはあるけど、大筋面白い。2時間ドラマですよね。オードリーのジバンシイはやっぱり素敵です。[地上波(吹替)] 6点(2008-09-07 13:59:14)
4. 真珠の耳飾りの少女
映像が素晴らしかった。あの時代のヨーロッパの映画はよくあるけど、絵として全く裏切らない。あの質感、雰囲気、何と言ってもフェルメールの作品にも重要な要素である陰影、どこをとってもきちんと配慮されているなあという感想。また、下の階層から上流階級を見上げる視点でつくられた作品としてもよく出来てるな、と思った。汚い水、動物の肉や血、新鮮な野菜、洗濯・・・そういうリアルな「生」とそれを見ないようにして成立させようとする上流階級の対比がフェルメールとグリードを囲むシチュエーションとしてよく浮き出ていた。スカーレット=ヨハンソンも本当に達者。言葉数は少ないけれど、動作や表情で純朴だけれど真のある美しいグリードになりきっている。あと、手。手が素敵。彼女の手が水仕事で荒れていたり、群青で青くなっていたり・・・。その手がフェルメールとちょっと触れるだけできゃーきゃー言ってしまいました・・・て、少女漫画見過ぎ?
お話は盛り上がりが無く、え、もう終わり??ってな感じですが、ま、仰々しいクライマックスは似合わないかも。うーん。微妙。[DVD(字幕)] 7点(2005-04-26 13:28:04)(良:1票) 《改行有》
5. 幸せになるためのイタリア語講座
どんな人でも他人には伝えられない苦しみや悲しみを背負っている。そして普通に生きている。そういう人たちがイタリア語講座をきっかけに、少しでも救われていっているんだな・・・。としみじみ出来る良い映画でした。ドグマ作品ということで、その良さと、どうしても他のドグマ作品に似通った雰囲気になってしまうという不利な点があったようにもありますが、とても面白かったです。しかし、宣伝はどうにかならんのかね。作品の主旨とあまりにもちがいすぎないか。8点(2005-03-19 23:53:12)
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