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1.  6アンダーグラウンド 《ネタバレ》 薄っぺらくて荒唐無稽なヒャッハーでもそれなりに楽しめる【5点】 いわゆるリアルでは死んだ事になってる凄腕6人+1人が悪を粛正するという建前の勧善懲悪作品。 まぁしかし一般人に迷惑かけすぎやろとかそんなん無理やろとか、目の前で兄貴を殺してしまうん?とか考えるとつまらなくなるので、 巨悪の根絶のためにはそういうもんだと割り切って鑑賞した方が良い。 MIPだとミッションの手順や目的が映像や言葉で明確にされるが、この映画はそんなこと考えちゃいけませんね。取りあえず敵を倒して 重要人物を確保すれば後は逃げるのみ。その重要人物も気に入らなければボコボコに殴ってしまうという破天荒な設定。 個人的には4(スカイウォーカー)のミッションがたいへんな割にはあっさり見捨てられそうになって理不尽だなぁと。 とはいえ初っぱなのカーチェイスからスピード感溢れる展開と要所要所で6人それぞれの自己紹介を兼ねた映像を挟みつつポンポン 話は進んでいくので時間を持て余したような感じにはならない。[インターネット(吹替)] 5点(2022-05-16 08:40:21)《改行有》

2.  白ゆき姫殺人事件 《ネタバレ》 最後のシーンで昔を思い出し少し胸熱になったので 5点 原作が湊かなえなので仕方ないが物語は淡々と進んでゆく。映像を見るものと登場人物の間に一体感は生まれない。 それは原作者の作風だから仕方ないかも知れない。ただ、想像と噂話による決めつけが物語の進行を支配し、最後 の方まで真犯人がわからない仕掛けはさすが湊かなえだと思った。 しかしながら、犯人狩野里沙子(蓮佛美沙子)の動機は弱いと思う。三木典子(菜々緒)を恨みめった刺しの殺人 をやるには弱い。城野美姫が証言すれば直ぐにバレてしまうし、いくら嘘の噂を流しても無駄なことくらい想像でき そうなもんだが。蓋を開けてゲンナリのパターン。ただ人間が空気に流される生き物であり、真偽不明な情報に いとも簡単にのせられ過去をも無意識に書き換えてしまうことは肝に念じておきたい。 最後に城野美姫と谷村夕子(貫地谷しおり)のシーンは「赤毛のアン」のロウソクを使って合図を送るシーンと シンクロして泣きそうになった。湊かなえさんからの警鐘なのだと受け取った。[インターネット(邦画)] 5点(2021-07-15 14:50:12)《改行有》

3.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 レオの熱演に免じて6点(本当は5点)でも佳作 さてシャッターアイランドは存在したのでしょうか? 精神障害系の凶悪犯の収容所ということで、序盤すぐにテディに頭痛がして院長から薬が出てくるので、あぁ テディ自身が病人かもねと。車で移動する時の不自然な合成画像も相まってその思いは強くなる。そうでない方 の結末を望みつつ話は進む。しかしこの映画の99%はテディ目線なのである。テディの目にするものしか我々は 見ることができないのである。これが最初からずっと続いてるのはこれがテディの妄想の世界だからであろう。 当然崖で出会ったレイチェルも妄想、灯台の院長も妄想である。そもそもあんな不便な場所に院長室があるのが 現実なら変である。ならばロボトミーも妄想ということである。なのにこの作品の多くの解釈は「善人として死ぬ? (ロボトミー)」とされているのだ。シャッターアイランドへ保安官として相棒と船で渡ってきたのも妄想である ならば灯台の存在も妄想なのだ。そこを「ロールプレイ治療」で誤魔化して現実と妄想の境界をいい加減に描いて いると私は感じた。いやマーティン・スコセッシに遊ばれた。ずるい映画である。 またドロレスのシーンは無駄に長かった。あんな物を見せられれば見せられるほど、逆の結末を観客が望むのは 当り前だ。想像はつくが、そうあって欲しくない方の結末に予定通りに突き落とすのは意地悪かな? と言った点を踏まえて、もう一度画面を見ながらひとりツッコミ満載で鑑賞すると、家族から気味悪がられるので 程々にしときましょうね。[インターネット(吹替)] 6点(2021-06-15 15:54:50)《改行有》

4.  ジョン・ウィック 《ネタバレ》 点数はキアヌの持ち点(笑)その他は採点に値しないと感じた。 怒りの沸点には共感する。非情の男が更生し大切にしてきた温もりを立て続けに奪われた怒りはわかる。しかしストーリーが無茶苦茶だ。裏社会のボスの息子がいきなりGSでジョンの車を欲しがったり、わざわざ車欲しさにジョンの後をつけて襲撃して車を奪うとか、馬鹿やろ。裏社会とかマフィアとかバカにしすぎ。奴らが欲しいのは金でしょ。金があれば車なんていくらでも買える。 しかも申し訳ないがその息子が雑魚キャラ過ぎて映画では初っ端で殺されそうな役柄。小ネタだと思うがそのボスも弱すぎて笑った。人を殴ったことがないのか、やたらと殴った後に自分の手を痛がる。なのに最後はブギーマンとタイマンだとう?こういうキャラは最後はヘリの上から銃撃して、ヘリが反対に爆破されて死ぬのが王道だろう。 またアクションの評価が高いようだが、全然駄目。無駄にたくさん殺せばいいってもんじゃない。リアリズムのかけらもなくドッチラケなアクションの連続である。そもそもジョンは一度捕らえられるが、ジョンを殺すのになんでビニールで窒息させようとするのか意味不明でしょ。あんだけ銃を乱射してるのに銃で殺れよとか、上げればきりがないほどお粗末な脚本だった。キアヌに格闘なんかさせちゃだめですよ。[インターネット(吹替)] 3点(2021-04-05 08:39:16)(良:1票) 《改行有》

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