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プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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評価順123
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21.  スタンドアップ 《ネタバレ》 深刻な社会問題を扱った作品。 かなり酷いのでびっくりしました。 非常に真面目に向き合った現実的な感じの作品ですが、透き通るような映像が美しいです。 ここで描かれるイジメは「自分の子供や家族が同じことされたらどうなのか」と考えてほしいと思った。 最後で立ち上がる場面では良かったなぁと素で思った。[DVD(吹替)] 6点(2012-06-17 22:46:29)《改行有》

22.  スパイキッズ 《ネタバレ》 家族みんなで見るのにちょうど良い感じの子供向け映画だった。 なんだか「夢のチョコレート工場」みたいな感じがする。 地下牢の亜人とか、親指人間とか、少しシュールで歪んでる。 そして「光る眼」みたいな奇妙な子供がたくさん出てきた。 ターミネーター2の液体金属の人がいた。 スパイグッズはちょっとぶっ飛んでる。 ド迫力とまではいかないが、オーバーアクションが面白い。 子役は可愛いし、子供のアクションは見てるだけで楽しい。 前半はつまんないと思ったけど、 感動もあるし、子供向けなエンターテイメント映画としてはなかなか面白かったと思う。 大人が真面目に向き合う映画ではなかった。 タイトルで流れる音楽からしてふざけてた。[DVD(吹替)] 6点(2012-06-11 22:53:32)《改行有》

23.  スケルトンライダー<TVM> 《ネタバレ》 (2009年映画メモをもとに)広大な台地と美しい青空。音楽もなかなかです。 ちょっとバカにして観たのですが、スケルトンライダー思った以上にカッコ良かったです。 でもショボかったです。おもろくないです。 ゴーストライダーじゃありません。[DVD(字幕)] 3点(2012-03-20 02:47:38)《改行有》

24.  スリーパー 《ネタバレ》 (2010年映画メモをもとに) なかなか変な映画です。SF映画みたいですが、なんともたよりのない未来科学みたいです。 そんな科学よりも人間性を訴えるという感じでSFを題材にした感じがします。 チャップリン映画を意識した感じがよく表れて監督がチャップリンを尊敬しているみたいです。 とくに家事用ロボットを演じるウディ・アレンはチャップリンの魂が宿ったというか、 そのままというか、とにかく見事なほどチャップリンらしさが見られました。 動きは洗練されていますが非常に滑稽です。 随所で楽しい音楽が流れて観客を愉快にすると思います。 ウディ・アレンという監督の映画は始めて見たと思います。 しょーもない映画だとも思いますが愉しかったです。 退屈もしなかったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-02 21:15:18)《改行有》

25.  スポーツキル 地獄の殺戮ショー 《ネタバレ》 この映画けっこう良いですよ。あほ映画なんで面白いです。 殺しはスポーツです!というティーンのバカデミックな感覚で最低な映画になってます。 なんたってこの映画の良いところは登場人物のアホ過ぎて面白いキャラクター性です。 薄汚くウエスタンハットを被った田舎者っぽい男がまず頭が悪すぎて面白いです。 彼が「悪魔のいけにえ」から生まれたことは確かでしょう! 彼の持っている「おっぱいプレイヤー」が非常に気になります。 そして司会者の豚。渋い声の雰囲気作りで会場を盛り上げるのはなかなかいいですよ。 でも雰囲気は出てるのに言ってることはアホです。 それからSM系のラバー仮面を被り日本刀を構えるスーツの男がまた存在感がバカさ一直線です。 このバカデミックなスタイルはさすがアメリカのアングラ同人ホラー映画でしか出せません。 この映画のいいところは最初からグロシーンが続く感じです。 他のB級ホラー映画だと、なかなかグロシーンまでたどり着くまで下手なドラマを見せられたりします。映画の後半まで退屈だったりします。 この映画は最初の方から飛ばしています。 またアンダーグラウンドな雰囲気もいいですね。 閉鎖的で太陽の光があまり当たらず非常にインドアです。 地下コロシアム形式なのも良いです。 意味不明過ぎて、アホが地下で混沌としている感じです。 木造風な地下迷路の場面はなかなかエロいです。 様々な仕掛けがありますが、こういう迷路のアトラクション空間は子供が見ても喜びそうです。 そして美女が殺人鬼に改造されてゆくという童貞向きなエロスもあります。 ゲームの観客もアホです。 童貞の顔デカ(たぶんデカちん)とイケメン風(?)ビジネスマンとの絡みもB級映画ならではの面白さです。 拷問はマニアックな感じです。スプラッタファンの方には美女が胴体真っ二つになってる場面が少しだけお勧めです。期待はしないでください・・・ いろいろと褒めてみましたが、やっぱZ級映画です。でも気に入ってます。 この映画を作った人も美女を二人も起用しておきながら、映画の中では女性をさんざん愚弄している言葉があるのでたぶん女性にモテない人なんだと思います。 久々にZ級ホラー映画を見て驚きました。 去年まで糞だと思ってみていたZ級ホラー映画。そういった映画への思いが愛に変わったのですから。 DVD300円で買ったんだから4点位つけさせて下さい。[DVD(字幕)] 4点(2012-01-26 02:33:47)(笑:1票) 《改行有》

26.  ストーカー(1979) 《ネタバレ》 タルコフスキーのストーカー。久々に見ました。 タルコフスキーの映画の映像に宿る美しさの正体とはなんだろう? それは未だにわからない。 それとは別に、 タルコフスキーは人の孤独を突きつけるような気がした(しかし孤独は美しい哲学だ)。 男は孤独であると、それを思い知らされる。 囚人の気分になる男は、 日常という牢獄に苦しみ、哲学を求め、夢やロマンを求め、冒険を求め、そういう何かを(家庭の外に?)求める男の姿を描いています。 しかし「死」というものが凄く間近にあってチラつきます。 この作品の不思議な空間の中では、「死」が非常に近くにあって危険で、一歩間違えると危うい異次元のような感じが好きです。 また、そういう危ない場所に挑む男達が好きです。 映画の中の言葉にありましたように、人生は僅かな楽しみ以外には、苦しみか空しさの選択しかありません。なんだかそんなこと考えちゃいました。 ゾーンという空間は女性を受け付けないみたいですね。おもしろいです。 自然が美しく、植物の美しさが好きです。水も火も美しいです。 タルコフスキーの映画はなんでズッコケる人が続出するのか分かりません。 タルコフスキーの映画は舞台芸術を見ているかのようです。 役者の台詞が、観客に向けて訴えているみたいです。静かな演説のようでもあります。 タルコフスキーの表現者としての表現の仕方が好きです。表現しかしていないみたいです。 観客に伝えるのが、まるでなにかの運動のようです。 最後でコップが動いてこちら側に向かってくるのは(その意図は分かりませんが)、少女の念がまるで観客にまで迫ってくるようで、リングのテレビから貞子が出現する恐怖の伝え方みたいです。 タルコフスキーの訴えんとするメッセージをまるで彼が少女の瞳に込め、その少女の眼力とコップの動きで迫ってくるような迫力が、観客への念の伝動みたいです。 コップが落ちたときに、ハッとしてそのメッセージを受け取ったような錯覚を受けました。 知識に関係なくタルコフスキーのスピリットを多少なりとも受け取ることが出来ると思います(タルコフスキーは知識として伝えようとしているのではなく、効果で伝えようとしているからです)。 「利益を目的とするとヤマアラシのようになります」と話す場面では、 演技の域を超えていたと思います。 演技の域を超えた瞬間に映像に命が宿るのだと思いました。 [DVD(字幕)] 9点(2011-05-17 23:37:37)(良:1票) 《改行有》

27.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト クリスマス・テイル<TVM> 《ネタバレ》 子供に襲い来るサンタ・ゾンビ・スラッシャーですか。粋ですなぁ(?)。 それも女サンタなのですが、いろいろな事情があってサンタやってます。 最初はスタンドバイミーやグーニーズのような、子供たちの青春と友情の場面で始まり、 なかなか良い感じじゃないかと思いました。 子供たちの視点で冒険が描かれているのです。 わくわくします。 しかし、穴の中にサンタらしき女性の姿を発見し、徐々に子供たちの純粋な心に闇が芽生え始めます。 出られない穴の中の女サンタは、まるで檻の中の実験動物です。 子供たちの心は無垢である反面、残酷さもはらんでいるようです。 この作品を見て子供が怖くなる人がいるかどうか分かりませんが、子供は怖いです。 子供の言葉は時として残酷に突き刺さりますが、子供は残酷さを隠すことをまだ知らないようです。残酷だという認識がないのでしょう。 このまま女サンタが穴の中で物語は終わるものと思っていました。 しかしそこからがこの物語の本当の恐怖と悲劇の始まりでした。 流石に子供が殺されるという表現はマズイのであろう、過激な場面はありません。 子供たちは、どたばたコメディ風にゾンビを撃退します。 しかし残酷なことに儀式で結んだ契りや怨みの呪いは生きている限り、消えずにつきまとうようです。 、、、、、、 僕はもし殺されるならば、あの憎たらしい(はじめにブードゥーの儀式を行い、穴の中の女サンタに与えようとした食べ物までも意地悪に奪い取り、報酬金までも欲張ろうとした)馬鹿餓鬼ども2人だけで充分だと思うのです。 一番最後でサンタゾンビと対面する少女には、「ミツバチのささやき」のような、少女映画にありそうな神秘すら僅かに感じました。 モンスターにとっても少女は特別な存在なんですね。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-12 23:39:44)《改行有》

28.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト エル・タロット<TVM> 《ネタバレ》 恐ろしや~恐ろしや~、、、 知らない間に死体とヤっちゃったホラーです、究極のネタバレですみません。 そんな恐ろしいことはありません。 しかし、魔女の家の雰囲気は素晴らしいです。 自分もあそこに招待されてみたいですもん。居心地良さそう。 非常に甘美的(?)です。 熟女好きや母性愛を求める人などは、その甘い誘惑に浸るのも悪くはないでしょう。 もうそういう人はこの作品を見てヌくしかないっスね。オチを知らない間に、、、あ、もう僕が喋っちゃいましたけどね! 不思議なことに魔女が聖母に見えて、厳格なキリスト教信者の母が魔女に見えることもしばしばあるでしょう。そういった疑惑も意図的に描かれているのでしょう。 ネクロ映画なのに、どこかニューシネマパラダイス的な雰囲気もあったと今になって記憶しています(気のせいでしょうね)。 布に包まれて焼け焦げた魔女を見ると、本当に不謹慎にも、ほたるの墓を思い出してしまいました。ホントすみません。 スペインのホラーではエロスがアメリカのものと比べて上品なようで、B級ホラーとはいえ、バカっぽさも薄いのかもしれません。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-12 23:17:35)《改行有》

29.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト ベビー・ルーム<TVM> 《ネタバレ》 スペニッチュ・ホラープロジェクトのこれまた一つです(調子に乗りやがって、、、)。 なんといいますかまさにスパイラル・ホラー! もう交錯しまくりの次元を超えまくりです。 いや、超えまくりというほどには超えていないんですけどね。 ホラー映画で夫婦の仲の良さを見せ付けられれば、やはりその結婚生活は崩壊してゆくのがホラー映画です。 主人公の男性の精神も崩れてゆきます。それが伝わってきます。 その変化は面白いかもしれません。 妻の夫不信になってゆくところも痛いです。 結構普通な作品なんでしょうが、自分は楽しめましたよ~。 これってアレですか?パラノーマルなんちゃらとかいう映画みたいじゃないですか? 監視カメラを使っているところだけ、、、でもあんま覚えていないんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-10 23:06:51)《改行有》

30.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人<TVM> 《ネタバレ》 ずっと前に見ていたスパニッチュホラープロジェクトのうちの一作品です。 この作品では、完璧に狂った女の歪んだ理想世界の餌食になります。 こんなアパートの管理人がいたら嫌だという、サイコサスペンス色の強いホラーかと記憶しています。 そう、女はアパートの管理人になりたかった(なにをナレーションぶって)。 それも自分の理想どおりのアパートの管理人になって、アパートの住人をお人形のように自分の周りに配置したかった。 まるで女の子のお人形遊びのような理想の箱庭世界が、狂った形で女によって実現されます。 人間の本能にあるであろう支配欲がむき出しになっていると思います(そう考えると、女の子のお人形遊びも隠れた恐ろしさが滲みます)。 独裁者に憧れる変態願望をもつ人ならば見るべきでしょう。自分もダーガーのような歪んだ完璧な楽園に憧れているんで、こういう理想世界を実現させようというサイコ人間は全く嫌いではありません。 しかし、自分は監禁モノが好きなのだと実感しました。 友達に「一番狂ったアパートの管理人が出て来るスペインのB級ホラーは何か?」と訊かれれば、僕はまずこの作品を第一にあげるでしょう。 球体関節人形やフェティシズムな世界が好きな人が見ても、ゾクゾクするシーンがたぶんあるかもしれません。 人形やマネキンはそれが表すものといったら大体は「死体」であり、「支配された元人間」です。糸にかかった身動きの取れない人形をみると、管理人は蜘蛛のようです。 人形とは持ち主の為に命を捧げた存在、命を奪われたオブジェです。 完全な人形となれば、そこには持ち主の魂しか宿らないのです。 文章を書いていると自分も狂ったアパートの管理人みたいになってしまいそうなので止めます。 建物がカッコいいなぁ。曇ったガラスが隔離状態や牢獄っぽさを演出しているかもしれません。 あ、そうそう、誰かに似ていると思ったら、クレヨンしんちゃんの本屋さんでメガネをかけたカマキリおばさんに似ているか似ていないのか、、、 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-10 22:51:50)《改行有》

31.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド<TVM> 《ネタバレ》 スパニッシュホラープロジェクトのひとつですが、これは全世界のホラーファンの皆さん!お待たせいたしました!的な内容になっております。 少女の視点で描かれた作品には多く見られる、「現実」と「妄想」が交錯する物語であり、少女の内面的な色合いの強いホラー映画となっとります。こういうの大好きです! なんとなんと!あのスプラッタ界の偉大なる帝王であり総長であられる“レザーフェイス”先生がどうどうと登場するのです! 他にも“ゾンビ”に“ノスフェラトゥ”に“ハイド氏”も登場します。 そもそも主人公の少女は友達がいなくてホラー映画(悪魔のいけにえ)とかホラー小説ばかり読んでいたので、現実と妄想の区別がつかなくなってしまい、怪奇映画やホラー小説の登場人物たちと友達になります。 偉大なるレザーフェイスは、少女の内面世界の存在なので、まるでトトロのように優しい目で少女を見つめ、少女を守るという、少女にとって優しいガーディアンのような存在なのです。 少女とレザーフェイスが対面する場面では、まるで「ミツバチのささやき」でアナトレントがフランケンシュタインの怪物と出会う名場面と似たような神秘性を感じます。 幻想世界の住人とはいえ、ドアをチェーンソーで切り裂くといったことが可能なのは、少女の想いが強すぎてそのイメージが実体化したのだと思われます(ポルターガイスト的な)。 レザーフェイス、ゾンビ、ノスフェラトゥ、ハイド氏がみんなで協力して少女の敵である存在を排除しようとする様は、ホラーファンとして(邪道ですが)勇気付けられるところもあり、感動的でもあります。 ホラー映画の恐ろしい怪物でも、彼女にとっては神話の精霊みたいなものです。 本来は悪役であるはずの邪悪な存在が、力を合わせて一人の孤独な少女を助けるなんて、素敵な話じゃないですか。 邦題では「少女VSレザーフェイスVSゾンビVSノスフェラトゥVSハイド氏」なんてタイトルをつけられても良さそうな作品です(少女とレザーフェイス以外は出席率が悪いですが)。 登場するキャラクターの話ばかりをしましたが、正直言って物語の内容がつかめないというか理解不能なところもあって、良くも悪くもあるのだと思います。 オールスターズだから+1点です。[DVD(字幕)] 6点(2011-05-09 23:28:02)《改行有》

32.  スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 産婦人科<TVM> 《ネタバレ》 ホラーというよりもサスペンスですかね? サスペンスはあんまり見んのでね分からんのじゃが、まあまあでしたよ。 産婦人科病院の中でノックの音が不気味に響く、、、 少女が可愛い。 ダコタんやアナっちとは競えないながらも、少女が普通に可憐だった。 いいですね、少女は、、、。 映像はそれなりに美しいし、メランコリックな雰囲気も大好きではあるが、 しかし前の方が書かれていたとおり、少し思わせぶりな印象を残します。 良質サスペンスならもちろんですが、B級サスペンスでさえ最近のものは映像のスタイリッシュな雰囲気や、メランコリックな美しさで誤魔化したものなんて結構あります。 B級ホラーでも最近の映像技術を使えば、美しい映像や雰囲気なんて簡単に作れるので珍しくありません(いわゆる雰囲気モノです)。 そういう雰囲気が好きな自分は、出来るだけそういった演出に誤魔化されないようにしなければ正当な評価が出来ないのです。しかしやっぱり好きなので雰囲気で影響されちゃいますね。 タイトル画面は非常に美しい。こんなに美しいタイトル画面はなかなか無い。 少女の幻想的で美しく優しい表情にメランコリックな曲が重なり、ヤバいっす。 [DVD(字幕)] 5点(2011-05-09 23:12:55)《改行有》

33.  スパイダーズ 《ネタバレ》 結構好きなB級ホラー・モンスターパニック! 見るまで気づかなかった事だが、実は僕は昔にこの作品を一度みたことがありました。 これは昔TVでやっていて、それを子供のころに観た記憶があります。 こんなショボいB級グロホラー映画も、TVでしっかり放送していた素晴らしい時代があったのだなと思いました。 まだ中学生くらいだったら、この作品を見たときには興奮しましたよ。 当時はまだB級ホラーというジャンルがあることすら知りませんでした。 たぶん僕が始めて見たB級ホラーだったかもしれません。 それに当時の僕はTVゲームのバイオハザードに熱中していたから、「バイオみたい!」とか興奮していたかもしれません。 この作品にはゾンビも出てきませんが、、、研究所などは当時見て興奮するものがありました。 、、、今て見るとショボショボなので、こうまでも大人と子供とでは見え方が違うものかと驚いてしまいました。その差には非常にガッカリするものです。 子供時代に興奮した映画は、やはり大人になって観るものではありません。 わざわざ良かった印象のものを、大人になってから掘り返すものではありません。 強い思い入れのある作品が、今見たらごく普通のB級ホラーでしかありませんでした、なんて空しい話ですよ。 もう女主人公がアホ過ぎちゃって止まりません。 ロストワールドを思い出すかのごとく町で暴れまわる巨大蜘蛛はシュール過ぎます。 編集社の表で巨大蜘蛛が暴れる風景は、とてもシュールで面白いですが。 最後の巨大蜘蛛の爆発は肉片飛び散ってグロいですが、ちょっと綺麗です。 [DVD(字幕)] 3点(2011-01-27 02:14:47)(良:1票) 《改行有》

34.  砂の器 《ネタバレ》 う、、、これは大きい。あまりの(精神的)スケール感の大きさに、映画の世界の中に飲み込まれそうになります。 父子の旅の場面では、(偉大な音楽と相まって)日本の四季の美しさ、大自然の雄大さとそこに生きることの厳しさを見ることができました。 この旅風景により日本の美しさを再発見しました。 いや、自分はインドアなもんで「旅」の映画は好きなんです。 本当に偉大な作品の幾つかを見ると、人が生きることの厳しさや大変さが見えてくるようで気が遠くなるのは自分だけでしょうか? また人の一生とはとてもスケールの大きいものだとも思えてきます。 変な言い方ですが、人間は「真の愛」の時だけは「無敵」状態になるのだと思います。 鉄道で父と子が抱き合ったときに、誰がそこに手出しできるでしょうか? 誰がそこに割り込むことが出来るでしょうか? (まったく別の話ですが、ロッキーとエイドリアンが抱き合ったその瞬間に、誰がその間に入れるでしょう?) それはあまりにも完璧な状態であり、周りの低い波長にある精神は、そこにはとても入り込めないのだと思います。 この父と子の関係を見たときに、(親子を超えた)人と人との絆の深さを見た気がしました。 真実に至るまでに気が遠くなるような捜査も、様々な人間模様や人と人との深い絆も、大自然の四季の美しさも、物語中の大きなメッセージ性もあると思いますが、 それと同じくらいに音楽がとてつもなく美しく壮大な感じがして、 それらが相まって物凄いスケール感のある壮大で美しい作品なったのだと思う。     青観さまが言われたように、この作品の音楽は非常に素晴らしく圧巻で、サントラを見つけたら是非とも買いたいと思います。[DVD(邦画)] 9点(2010-04-30 03:58:40)(良:1票) 《改行有》

35.  スターシップ・トゥルーパーズ 《ネタバレ》 この作品にはある種の危険な洗脳効果のようなものを秘めているような気がしてならない。 SFではあるが、ある種の「毒」のようなものがあるので、あまり子供向けともいえない気がする。 しかしティーンの男の子が見れば、この熱血精神に憧れる気がする。 パワー漲るギンギンの健康的男子が見ると、鼻息が荒くなりそうだ。 熱というか、エネルギーに満ちている。 一応SFではあるが、熱血でスポコンで、スポーツ部の部室を垣間見るような若いエネルギーと汗に満ちている、スポーツ映画のような感じもする。 しかしだから危険で、その熱血なエネルギーによって「死」にまで追いやってしまうというか、「死」に対する恐怖感覚を麻痺させるようなものがある気がする。 多分、偏った考え方で間違った事を僕は書くが、この映画を世界中の全員の人が同時に鑑賞したとすれば、凶悪事件が多発しそうな気がする。 例えば男女何人かを密室状態にして、この映画を毎日モニターで繰り返し流せば、そこは激しい大乱交の場となるか、あるいは凄惨な大殺戮の舞台となってしまうかだと思う、極端な話だけど。 人間が日常で保っている感覚(理性?)をマヒさせるものがこの作品にはあると思う。 非常に極端で偏ったことを書いただが、しかしそんな気がする、、、。 いや、そう感じたのは自分だけかもしれない。 しかし、SFなのにスプラッタが凄い。 人の肉と血が地面に転がる。それはあまりにも上手く良くできた完璧すぎる光景だった。 また戦友の「死」に対して、あまりにもポジティヴというか前向きで、それでいて無機質だと思う。 大切な人が死んでもあまりクヨクヨ落ち込む場面は記憶にない。すぐに立ち上がり、後ろなどを振り向かず、つねに前を見つめている。死者は数字と残骸で表される使い捨て状態。 それはどこか敵の巨大昆虫類と似たところがあるような気もする。 別にどうでもいいですが、男女混同のシャワー風景は、誰もが理想とするところで素晴らしくもありながら、それでいて異様だとも思った。 とにかく観た後で自分はいくらか洗脳されたような気がした。 人を暴力に駆り立てるというか、、、きっと間違っているとは思うが、とにかく僕はそんな印象を受けてしまったのだ! 「トータルリコール」といい「ロボコップ」といい、この監督は本当にSF的な才能があるなぁ。 [DVD(字幕)] 8点(2010-01-31 02:10:34)(良:1票) 《改行有》

36.  スパイダーズ2 《ネタバレ》 伝説の2作目ですか。 といっても1作目は見ておりません。 また1作目も見ていないのに2作目から見てしまった~!やっちまった。 つまらねーですが、なかなか良いおB級ではないかと思います。 船長がなかなかカッコイイと思いましたね。 船員がみんなガラ悪そうだったけど、「なんて親切な奴らなんだ!」って思ったら、、、あ、やっぱりって感じでした。 やっぱりこういうのは「エイリアン」「ザ・フライ」の後を追っている感じですね。 CGは糞です。爆破シーンとか、ゲームか!? 主人公の彼は絶対に死ぬと思ってましたもん。 主人公の彼が酷い目に遭っているときに、ロマンチックにワイングラスを交わす奥さんと船長がなんだか背徳的ですね。 主人公の彼がタンカーで運ばれてゆくときは「ジェイコブスラダー」を思い出したです。 [DVD(字幕)] 3点(2010-01-01 03:12:37)《改行有》

37.  スローター 死霊の生贄 《ネタバレ》 なかなか糞です。 僕は怖い映画が苦手なので、音にビビッてしまいました。音でビビらす映画は心臓に悪いので嫌いです。てか、怖くも無いクセに音でビビらすなって感じです。特に序盤ではいちいち驚かすので、マジでビビります。だいたいカメラの動きとかで次になにが起こるかバレバレなんですけどね。 主演の黒髪の女の子がブスなんですよね。でも不思議なことに見ているうちにどんどん可愛く見えてきて(不思議なことです)、ちょっとイカれちゃったときは可愛かったです。 序盤での少女がベッドの上で血だらけ内臓だらけになっている場面なんて、あまりにも猟奇的な感じが気に入って(?)キャプチャ保存しちゃいました(変態)。 でも電話しているところなんてメランコリックな感じで、タルコフスキーみたいな感じだったかもしれません。 「死霊のはらわた」とか「フォッグ」「シャイニング」とか、いろいろでてきて楽しかったです。エンディングテーマのデスメタルもカッコ良かったデス! [DVD(字幕)] 2点(2009-12-18 02:20:32)《改行有》

38.  スライサー<OV> 《ネタバレ》 管理人様、ゴシックヘッドさん、登録ありがとうございます! この作品はなかなか恐ろしい作品です。なかなか残酷ですよ、スライサー。 「悪魔のいけにえ」に迫るような勢いです(大げさ)。 血が多いです。工場で働いているときに「大きな機械に巻き込まれそうで怖い」という恐怖感があるかもしれません。そういう怖さも味わえるかもしれません。 だから、「インダストリアル・スラッシャー・ホラー」とでも適当に言っておきます。 後半は暗く、閉鎖的に、淡々と、、、いや~見入ってしまいました。 なかなかの殺人鬼です。 恐怖度、不快度ともに、けっこう高い方かもしれませんね。 ま、最初なのでこの位の点数で、、、 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-07 02:26:53)《改行有》

39.  スピード(1994) 《ネタバレ》 アクションは苦手なんですが、これはノンストップな面白さ! まず、オープニングから流れる音楽がカッコイイ。 バスにはいろんな人々が乗っていて、ただそれだけで観ていて面白い。 そのいろんな人たちが連係し合うのがとても面白いと思った。 この作品では、全く無関係な人たちがお互いに連係し合う美しさを描いた作品だと思った。 アニーが走ってバスに乗ろうとする、「アニーか、イヒヒ」と、ちょっと嬉しそうなバスの運転手サム。 「あなたはいつか表彰されるわ」とアニー。 こういう微笑ましい風景、やり取りが面白い。 こういうのって日常にありそうな風景なんだけど、なかなか無いじゃん。 また、ヒロインの「アニー」がハンパ無く美しくて魅力大! みんなに「ハイ、おはよう」と気軽に声をかけるアニーは、とても性格が明るくて理想の女性。 ぼくは、このアニーのためにDVDを買ったのです! こんな美しいアニーが大きなバスを運転する、その逞しさ、そのギャップはとても美しい。 そして、爆弾をくくりつけられたアニーの表情は何故かとてもセクシーだった。 ホッパーがヤバい。やっぱ犯人は天才で美学を持ってでブッ飛んでないとね! 高級車を提供してくれる黒人さんもとても良いキャラクターで、 そして可哀想で、「オーシェット!オウ、シェ~ット!!」の連呼で最後まで笑わせてくれた。 アクション映画に出てくるテンションの高い黒人さんは大好き。 「隊長」も良かった。 爆発シーンが綺麗だ、美し過ぎますね。 「乳母車」の場面は素晴らしかった。 電車が町並みに突っ込む迫力も素晴らしい。 憧れるなあ、、、はあ、映画って観終えたらまた日常に戻るんだよね(と、改めて思わされた作品)。 一度観ればもういいかなとも思うが、やっぱ何度観ても手に汗にぎる面白さなんだよね。 最後までノンストップでダレさせない、アクションはそれに尽きる。 ヒロインが美しいうえに、作品としてとても面白いなんて、こんな素晴らしいことはありません! [DVD(字幕)] 8点(2008-05-01 23:17:47)《改行有》

40.  スリーピー・ホロウ 《ネタバレ》 この作品は雰囲気が物凄く良い。 ティムバートン作品の中でも、かなりゴシック色が強い作品であり、とても好きな作品だ。 彼の監督作品の中では一番雰囲気が良いと、個人的に思っている。 ストーリーは後半がダレるが、雰囲気が良いために何度も観てしまう。 全体のくすんだ色合いがとても奇麗だ(冒頭の景色など)。 人の肌がとても白くて、それがとても奇麗。 全てがくたびれて退廃的で、村の人たちが何かに怯えている不安な感じがとても良い。 館の入り口に入ろうとしたとき、男女二人がベタベタしていて、それが影になってよく見えないのがカッコいい。あの場面はなんか異様な雰囲気だった。 「影絵」とか、そういう幻想的でメルヘンチックなオブジェがまた、とても良い雰囲気をだしている。 イカボッドクレーンの見る夢はとても怪しくて不気味であり、 教会の奥にある拷問室はとても怖い(「教会の奥の拷問室」っていうシチュエーションが好き)。 (拷問室は潜在的に怖いと感じるが、しかしどこかエロティックでゾクゾクする) この監督は「かかし」とか好きなんですね。僕も好きです。 生前の、騎士の形相や雄叫びが凄く人間離れしていて、それがとてもカッコ良い。 騎士の剣のこなし方、振り回し方もとても見事だ。 クリスティーナリッチの美貌と豊かな胸が物語を盛り上げる。 ※一箇所だけ「心臓に悪い」場面があり、心臓の弱い方は注意です! 僕は潜在的にこういう風景に憧れるので、何度観てもその雰囲気を楽しむことのできる作品です。 「首無し騎士」とか、枯れた大木とか、カッコ良過ぎるよぉ~! こういう雰囲気が好きじゃない人にも、まあ、良く作られている作品だと思うので一回観る分にはそれなりに楽しんでいただけるかもしれない。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 02:34:55)《改行有》

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