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プロフィール
コメント数 1395
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  スモーキング・ハイ 《ネタバレ》 こりゃ楽しいです。なんだかシリアスなようでユルイ雰囲気が絶妙。必要以上に下ネタもグロネタもなしに、この内容で笑わせてくれるとは・・・いい意味で期待ハズレでした。 冴えないマリファナ中毒のデブ男のデールに最高に可愛い女子高生の彼女がいたり、本当はクールな売人のはずのソールが、お気に入りのデールの前ではヨレヨレのマリファナ中毒だったり、命からがら逃げてるくせに小学生にハッパ売って資金稼いだり…どこまで真剣でどこまでおふざけか分からないストーリー展開。終盤のクライマックスに至ってもそのスタンスは変わらず、見事にまとめ上げてます。 納得の面白さに9点献上。ただし、邦題はどうかなぁ?原題のままの方がお洒落だと思うけどな。[DVD(字幕)] 9点(2009-11-03 16:12:31)(良:1票) 《改行有》

2.  スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする 出演者たちが素晴らしい。静かながらも迫真の演技が光ります。 迫り来る妄念。押し潰されそうになるほどの不安の塊。病んだ男の心の内面が、はっきりと、ゆっくりと、描き出されていきます。 見事に惹きつけられました。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-01 23:01:07)(良:1票) 《改行有》

3.  スクール・オブ・ロック もう何も言えない。ここまでお約束の展開をしてくれれば十分!コノ手のストーリーの作品って、いったい今までにどれだけ作られて来たことでしょう?(主にスポーツものが多いですけれど。)それなのにラストにはキッチリ感動させてくれる、そんなジャック・ブラックのロック魂に脱帽です。とにかく感動、とにかく楽しい!え?何で9点?ちょっと上手く行き過ぎ。ピンチになるシーンがもう少し欲しかったから。ん~、それとも、最後には「主役はお前らだ!お前らのバンドだ!」といって引いて欲しかったからかも。(贅沢?)9点(2005-01-25 06:36:03)

4.  スウォーズマン/女神伝説の章 面白いっ!タダひたすらに面白いっ!荒唐無稽、天衣無縫、奇妙奇天烈…何と言おうが全てが賛辞。なんなんだコノ忍者!スゴすぎるぞコノ教祖!限られた時間によくぞこれだけ詰め込みました。細かいことは言っちゃダメ!これこそが本格的痛快娯楽作品です!9点(2004-09-30 23:59:07)

5.  スーパーヒーロームービー!! 最'笑'超人列伝 《ネタバレ》 ホントっにくだらない!コッテコテに下品!道徳観も倫理観もあったもんじゃない!なのに最高に面白い!ひさびさにこの手のアメリカンコメディを鑑賞しました。 パロディとしてもかなりのハイレベルだと思います。勿論下品にハイレベルですが。でも、これ自体面白いのに元ネタを思い浮かべると重ねて面白いという二重の楽しさ。 そして御大レスリー・ニールセン様の存在感。本作出演の2年ほど後に他界されてしまいましたが、まだまだ楽しませていただきたかったという思いが10年以上を経た今でも湧いて来ます。この人が出て来るだけで、下品でも不道徳でも何だか許せてしまったりもします。 人の命を軽く扱い過ぎることとか、実在の有名人物を揶揄したり死なせたりとか、諸手を挙げて称賛は出来かねますし、アメリカはこれって許されるの?訴訟社会じゃないの?とか心配になったり恐くなったりもしますが、何せこの手の下ネタ&ブラックユーモアが大好物なので思い切って8点献上です。あぁ面白かった。[インターネット(字幕)] 8点(2024-04-09 22:30:22)《改行有》

6.  スペースバンパイア 《ネタバレ》 公開当時は何故か鑑賞しなかった作品。その後も、やたらと「全裸の美女作品」的なイメージが強く、積極的には観ようとして来なかった作品でした。が、たまたまヴァンパイア作品をいろいろ当っていたところ、今回CSで放映されたのを機に初鑑賞に至りました。 結論から言えば大満足。ヘンリー・マンシーニさんの重厚なテーマで始まるオープニングから惹き込まれ、切れ目のないストーリー展開、当時としてはハイレベルな特撮技術、宇宙船や謎の構造物のデザイン、ゾンビ化した群衆のシーンなどの様々な革新的アイディア等々、今にしてみればB級感は否めませんが、制作年代を考えれば優れたスペースオペラの大作として楽しむことが出来ました。 以下、いくつか感想を羅列します。 謎の巨大宇宙船に調査隊が乗り込んでいく場面は、隊員が「懐かしい感じがする」と言っているようにどことなく産道を思わせるデザイン、とすれば男女3体が眠っていた空間は子宮のイメージと思え、そんな風に考えれば巨大宇宙船のデザインにはどこか「2001年宇宙の旅」へのオマージュなのかなといった印象を受けました。 そもそもストーリーよりもこの作品を有名にしてしまった全裸の美女は、特に後姿を見ると思いの外グラマラス。このエイリアンのキャラからすればスレンダーな美女の方が合っていたような気がしますが、見た男を虜にするという意味では少なからず母性を感じさせる体型で正解だったのかも知れませんね。 今時だったら、3体のエイリアンのうち女性タイプだけが吸精鬼的行動を取るというのはないかも知れません。調査隊の女性隊長が男性型エイリアンの虜になる展開もありでしょうし、両方同時進行もありでしょう。 ちなみに、全裸シーンのボカシはこの作品については不要ですね。少なくとも性的な意味合いでの全裸ではないわけで、地球人について事前に研究した結果、潜入するための仮の姿としてカプセル内で合成されたのでしょうから当然全裸なのだと思います。この辺りが映倫さんの画一的な取り扱いのなせるところでしょうか? 原題が「スペースバンパイア」だから仕方ありませんが、劇中字幕でも翻訳されているように、ここで登場するエイリアンは「吸血鬼」ならぬ「吸精鬼」ですね。英題の「Lifeforce」(生命力?精気?)の方がタイトルとして勝っているように思われます。 精気を吸い取られて死んだ者が、2時間で精気を求めて復活して暴れまくるというのは面白いですね。殺さずに精気を残し、精神だけ乗っ取るというのもユニークなアイディアだと思います。 ロンドンの阿鼻叫喚のシーンは、年代を考えれば画期的なシーンですね。ただ、何故群衆がゾンビ化しているのかについての説明ゼロは、少しばかりいただけないかと。 少々長くなりましたので感想はこの程度にしますが、SF作品には様々なスタイルがある訳で、科学的な物語、哲学的な物語、文学的な物語等々、いろいろある中でこの作品のように荒唐無稽さが先行する作品があっても、それはそれで映画の楽しさが広がる一助となるに違いありません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-08 13:43:59)(良:1票) 《改行有》

7.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 まさに奇想天外。今まで、サイコな作品以外で、ここまで死体に着目した作品があっただろうか。一見すると死者への冒涜と受け取られかねない死体活用のアイディア。しかし、死体にきちんと役割を与え、感情を吹き込み、本来的にはハンク一人が主役であろうストーリーに、ダブル主役というか寧ろ主役としてきちんとメニーが嵌っていて、冒涜どころかきちんと人格を与え、尊厳を守り抜いている。よくよく考えれば、メニーはどこの誰かも分からない。だいたいからして「メニー」という名かどうかも怪しい。全てがハンクの幻想かも知れない。それでも、あたかも生者の如くメニーに感情移入出来てしまう。これは出来栄えの良し悪しはあるにせよ、脚本と演出の妙と言って良いだろう。勿論、ダニエル・ラドグリフの怪演なしには成し得ないことだろうけれど。見終わった直後は、もう少しコメディ色が強くてもいいんじゃないかとか、もう少し背景を掘り下げた方がいいんじゃないかとか感じてしまったけれど、それをしていないからこそ、各方面で高評価を得たんだろうなとも思える。ただ、普通の映画好きとしては、下ネタたっぷりのドタバタコメディとして大笑いして楽しむ作品として徹底的に弾けるか、人生のあり方、人と人との繋がり、そして命の意味について深く考えさせられる哲学的かつハートウォーミングな作品として深めるか、もう少し方向性をはっきりさせてくれた方が良かったかな?二番煎じを許さないアイディアに敬意を表して、少しおまけの8点献上です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-10 11:32:50)(良:1票)

8.  スウィング・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ゾンビ系の作品にはどんでもないものが数多ありますが、この作品は一風変わった人間ドラマとして作り手の意欲を感じます。 主役の二人は、ありがちな凸凹コンビ。仲が良いんだか悪いんだか、しょっちゅうぶつかりながらも支え合って世紀末を生きている。そこには悲壮感や飢餓感は表出しておらず、只管お気楽な日々が描かれている。でも、よくよく考えると、ゾンビ蔓延、孤立無援という状況の中では、この二人の在り方もある意味現実的じゃないかと思えてきます。コメディなのかというと、ちょっとヒューマン系にシフトしている。笑えるシーンもたくさんあるけれど、笑いに特化したゾンビ映画じゃない。このある意味中途半端な雰囲気は、ストーリーが進むにつれ着実に作品世界に感情移入させられていく上での重要なポイントだと思います。 ラストシーンはいろいろ意見が分かれるところでしょうね。なんでその選択?みたいな。でも、それもよくよく考えればありなのかもしれない。ボルボのステーションワゴンに籠城した二人が、どうせ外に出るのなら何故そこまで粘った?きっと本当にあんなシチュエーションになったら、大抵の人は同じ選択をするのかもしれない。追い詰められて追い詰められて、人は最後の選択が出来るのかも。 これ、意外なほどの意欲作と思いました。ちなみにグロシーンは非常に少なく、比較的ゾンビが綺麗なのも特徴かな?それって低予算というだけの理由じゃないと思うのです。作り手の意図を感じました。[DVD(字幕)] 8点(2015-10-24 12:37:53)(良:1票) 《改行有》

9.  ストーン 《ネタバレ》 豪華なキャスティングの割りには、非常に地味で淡々と進んでいく作品。テーマは重いですね。 2人の男の精神的な変化が劇的過ぎるような気もしますが、この一見対照的な2人が実はともに振り返りたくない過去を引き摺っていて、ルセッタという魔性の女によって思うままに操られてしまうというところを考えれば、意外に納得させられてしまいます。2人の男とも、実は弱く、頼るものなしには生きていけない人間なんですね。 そして、忘れてはいけないのはジャックの妻マデリン。2人の男と1人の女の物語のようでいて、ジャックの荒れた心を宥め慈しみながら、自らの心の崩壊を信仰心で押し留めて生きて来た彼女の人生の在り方も、この作品の大きな要素であることは間違いありません。 程度の差こそあるにせよ、誰の人生にも投影できるテーマ。佳作です。[DVD(字幕)] 8点(2011-10-23 02:04:04)(良:1票) 《改行有》

10.  スパイ・アニマル Gフォース 《ネタバレ》 CGを意識させない出来栄えです。実写とのコンビネーションは見事としか言いようがない。 ストーリーだって思いの外に良く出来てるし、決して、お子様向けドラマじゃあないです。 細かな仕草やちょっとした台詞は、ウィットに富んでいて観る者を全く飽きさせない。 流石ディズニー、流石ジェリー・ブラッカイマー。何回でも観たくなる秀作ですね。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-13 01:43:23)《改行有》

11.  スティーブン・キング/ドランのキャデラック 《ネタバレ》 クリスチャン・スレーターという人は悪役が似合いますね。ヒーロー役の作品も数多かれど、やっぱしこっちの方が似合うな。それも少々情けない役がいい。このドラン役は結構ハマってると思います。 痛快な復讐劇です。エリザベスの死は少々雑な展開とも思えますけれど、実際あのシチュエーションになってみれば仕方ない行動だったのかもしれません。いや、そもそもがあんな凶悪な現場を目立ちまくって目撃してしまったことが最悪の失策だったとも思えますけれど、それだけ彼女の正義感は強いのだと言われてしまえばそれまでかも。 そのあたり、現実であればかなり激しく後悔の念が残りまくりますが、そこはお話として割り切って、そこから後の復讐計画が良いです。あまりに短絡的、あまりにお粗末な計画。相手は極悪非道の犯罪者、対するこちらは善良極まりない教師。そんな計画で復讐出来るのですか、って感じ。で、案の定失敗する訳ですね。ところがそこで挫けなかったのが凄い。二の矢はとんでもない仕掛けとなって飛んでいくのです。 ドランを捕まえたあとのやり取りには凄まじいものがありますね。ともすればドランに感情移入して慈悲心が生まれてしまいそうになります。このあたりのクリスチャン・スレーターの狂気の演技が良いです。 原作は未読ですが、この感じだと結構忠実なのかな?満足の1本でした。[DVD(字幕)] 8点(2011-01-01 03:16:14)(良:1票) 《改行有》

12.  スケート・オア・ダイ 《ネタバレ》 このノンストップ・アクション、いいなぁ~♪ ストーリー自体は結構ありがちかも知れないけれど、スピード感、生身感(?)が素晴らしい! スケボー少年ならずとも、アクション作品好きならば必見の作品ですよ。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-31 21:27:49)《改行有》

13.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 遅れ馳せながら観ました。 元のコミックスを知らないのであくまでも歴史モノとして観たけれど、これはスゴイ!徹底したデジタル処理は、予告編では「観たくないなぁ」「疲れそう」と思っていたけれど、まさにノンストップアクション。しかも、デジタル処理のおかげで生々しくない。こういうのを識者が見ると、「本当の痛みを知らない人間を生み出す」とか「ゲーム感覚で他人を傷つける」とか言いたがるかも知れないけれど、単純に映像表現として美しい。色彩の使い方の工夫もさることながら、この残虐な物語を美しく匂いのないものとして仕上げているのは素晴らしいと思います。 ストーリー的には、全滅という史実が判ってしまっているので、主人公たちの最期を意外とすんなり受け入れてしまいました。史実を無視して「死ぬんじゃない!生きろ!」という感情移入が出来なかったのが少々残念。もっとシナリオを練りこんで欲しかったかも。全ての歴史モノは、作者の主観が作り上げるフィクション。客観的経過と結末さえいじらなければいいのだから。 とは言え、この作品は歴史大作ではなくスタイリッシュアクション巨編(勝手なジャンル分けですけど)。時間もちょうど良い加減。秀作と思います。 ちなみに、予告編ではジェラルド・バトラーをクライヴ・オーエンと間違えてしまった。そのまま今回観賞するまで気付かず。これもデジタル処理のせいということにしときます。[DVD(字幕)] 8点(2009-05-05 06:58:01)《改行有》

14.  スタンドアップ 「観賞環境」を「映画館」としましたけれど、地元の県主催による「男女共同参画キャンペーン」の上映会(県営ホールでの上映会)にて観賞しました。 そういう趣旨で観にいった訳なので、セクハラとかジェンダーといったテーマの作品という先入観たっぷりで観てしまったのですが、ストレートに「家族愛」の作品であると同時に、アメリカ社会が綿々と抱き続けている問題と言いますか、アメリカ人そのものが何時まで経っても捨てられない様々な問題について、より大きな視点で描かれている作品と感じました。 とにかく出演者たちの演技が素晴らしい。それだけで惹き込まれますね。全体の流れとしては、かない端折り過ぎて(といっても2時間の長尺ですけれど)理解してもらえない部分も多々あるかと思いますけれど、ベースになっている実話は何十時間の長尺にしようと決して語り尽くせはしないだろうことが容易に想像出来るだけに、ここは出演者たちの素晴らしい演技と監督の表現力(一部力技的な部分もありますけれど)をまず賞賛したいと思います。 邦題は直接的過ぎますね。原題の方が本質的かな?でも、直訳すると「北国」だし、何か雰囲気違いますよね。やっぱり「スタンドアップ」の方が相応しいかなぁ? [映画館(字幕)] 8点(2008-10-26 08:47:12)(良:1票) 《改行有》

15.  ステイ 最近この手の作品が多いので、インパクトと意外性には乏しいかもしれません。でも、結末を知ってもなお、その展開の巧みさ、映像の素晴らしさに惹きつけられる作品です。何はともあれ、この作品に少しでも興味を抱く方々、一体どこが他の作品たちと違うのか、頭を悩ませてください![DVD(字幕)] 8点(2006-09-04 23:27:22)

16.  スウィングガールズ 難しいなぁ~。そもそも映画の面白さって何だろう?確かに、ある意味これは(正統派の)映画じゃないのかもしれない。でも、観終わった後の爽快さは否定できない。面白いものは面白い。でも、面白いだけじゃ映画じゃないって言われてしまうとイマイチ反論できないし。無理やりの設定とお約束の展開、そして素人っぽい演技… やっぱり映画としての評価は低くなってしまうのかなぁ?あぁ、難しい…。 でも、やっぱり私は好きだな。お約束的だからこその安心感。余計な回り道のない展開。素人っぽいからこその純粋さ、爽やかさ。やっぱり高得点にしよっと。[地上波(字幕)] 8点(2006-03-19 23:23:17)(良:1票) 《改行有》

17.  スーパーサイズ・ミー 初めてこの作品の噂を聞いた時、「マイケルムーアの二番煎じで目立ちたがり屋じゃないの?」などと思ったものです。でも、実際に観た人の話を聞いているうちに「実はかなりシリアス?」と思えるようになり、ネットで上映期間を調べたら今週で終了。で、慌てて本日観て来た次第です。その結果としての感想は「ま、真面目っ!ストレート!」です。私自身、日頃からファーストフードは嫌いなのですけど(特に○ック)、自分が嫌っている根拠を「キミの考えは正しいよ」と言って貰えたようで嬉しくなってしまいました。まぁ、実際に毎日三食欠かさずマックなんて人は居ないだろうけど、でも、だからこそ死人が出ないで済んでいる訳で、結果が伴わないから危険じゃないなんて理屈は成立しないのです。私なりに考えているファーストフードの功罪は、この作品の中で述べられている以外にもあるのですけれど、ま、それはココでは書くべきじゃないでしょうね。というわけで、監督の真面目な仕事に8点献上!8点(2005-02-02 22:56:37)(良:2票)

18.  スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜 《ネタバレ》 リアルでガチな変質者を描いた作品。等身大過ぎる描き方が只管恐ろしいです。 自らの幸せや生きる価値を見出せないからといって、毎朝気さくに満面の笑みをもって話しかけてくれる女性に対し、笑顔を剥ぎ取り不幸のどん底に叩き落そうとすることなど、一体どこの変質者が思いつくのやら。否、だからこその変質者なのか…。実行しないだけであって、世の中にはこの手の人物が数多く潜んでいるのかも知れません。 既にレビューされている方もいらっしゃいますが、精神的に病んでいることは勿論、その成育過程において極めて重大な問題があったのかと思わせられる異常性。彼が親離れ出来なかったのか、それとも母親が子離れ出来なかったのか、いずれにせよ今や会話さえも出来なくなってしまっている(息子とは話したくないのだけなのかも知れませんが)入院中の年老いた母親は、彼の報告めいた話を一方的に聞かされるだけで、彼にとっての救いとはなり得ない、いやそれどころか彼の行動をエスカレートさせる源にさえなってしまっています。 犯行の手段もある意味で残虐極まりない。しかも傷心の極みにある彼女に犯行声明的な手紙を送り付けるとは。巻き添えになった恋人は遠退いていく意識の中で何を思ったことでしょう。 それと、無実の罪を着せられてしまった清掃人の親子はまさに青天の霹靂。更には、捨て台詞的に残酷な言葉を投げ掛けられ失望の極みに追い込まれてしまった老婦人。愛犬も危害を加えられたし。前のアパートも含め、ここに登場しない被害者はまだまだいたのかも知れませんし、警察が捜査をしくじればこれからも増えるのかも知れません。 現実的に考えれば、ベッドの下でトイレも行かずに何時間もじっとしていたり、どこで知識を得たにせよ目的達成のための薬剤を十分に調達していたり、目撃者である女児を金品や脅迫で意のままにしたり、だいたいからして他人が一晩一緒に寝ていたら匂いとかで判るでしょうに…etc. そんなに上手くいかないでしょみたいな場面は多々ありますが、目を背けるような描写は殆どないながらも兎に角主人公の暗い素顔が恐ろしいホラー作品。恐いです。7点献上します。 ちなみに、これも既にご指摘がありますが、邦題は方向が違い過ぎますね。ミスリード目的?これはマイナスポイントです。[インターネット(字幕)] 7点(2023-11-11 11:37:05)《改行有》

19.  水曜日が消えた 《ネタバレ》 多重人格が心理的な虐待等を伴わない外傷性ショックで発症したり、日替わりで順序正しく発現するという症例があるかどうかは分かりませんが、アイディアとしては面白いと思います。メモや動画で各人格が情報交換したり、最終的には二つの人格にまとまり、短時間で入れ替わりながら記憶の中で会話するというのも、実際にあるのかどうかは分かりませんが面白いと思いました。 ただ、その延長線にある結末としてはどうなんでしょうか?一般的には主人格を残し、他の人格を消していくというのが治療方針というような話は読んだことがありますが、各人格が互いの存在を認識し、尊重し、多重のまま存続することを選択するというのは、「元に戻る」という本来あるべき姿からの現実逃避であって、医療チームがそれを容認するというのもおかしな話のような気がします。 あくまでも娯楽作品として楽しむのであれば、ヒューマンドラマとしてのエッセンスを散りばめ、出演者の確かな演技に支えられた本作は見応えのある佳作と思います。割れたドアミラーに映る鳥の姿で人格の統合と分離を表現したり、人格の入れ替わりを視覚的に表現したりなど、映像的にも印象に残る作品でした。とは言え、少々アイディアに走り過ぎた感があるのも否めず、迷った挙句7点献上します。[インターネット(邦画)] 7点(2023-11-02 21:33:17)《改行有》

20.  スカイライン-逆襲- 《ネタバレ》 三作目となって最強ヒロイン大活躍的作品といった色が益々濃くなったような…。最早無敵のローズ。全二作を未見でも十分に楽しめるSFアクションエンタメ作品に仕上がっており、結果、シリーズ全三作はそれぞれに異なるテイストの魅力的な作品になっていますが、本作は前二作がそれぞれに持っていたようなオリジナル感が少々控え目に感じられます。SFアクション大作の王道を行くような正統派作品とでも言いましょうか。 ただし、攻め入る人類側がローズを中心として強力極まりなく、背水の陣で決死の攻撃に出たはずなのに、結局は圧倒的に優位なように感じられ、どっちが侵略者なのか分からないような気がしないでもないです。まぁこの場合、リベンジと言えども地球人が侵略者と言っても当たっているような気はしますが。 ということで、前二作を未見でも楽しめるとは言いましたが、シリーズを通して観た場合の評価と本作単品での評価は若干異なるように思えます。ここではシリーズの完結編(第四作があるかも知れませんが)として大いに楽しめたということで7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-02 23:11:31)《改行有》

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