みんなのシネマレビュー |
|
1. セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 アル・パチーノが青年に伝えたかったのは2つの道に迷ったときに自分の答えに責任と意思を持ち続ければそれが正解になり、自身の見識を育てることになるということだと思う。善悪にかかわらず経験に裏づけされた見識を持つ人をアル・パチーノは「大人」と呼ぶんじゃないか。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-08 12:25:36) 2. 切腹 《ネタバレ》 武士道という格式や様式というのはそれ自体は美しいが、ときに本質を曇らせ、空虚な建前を出現させる。たとえば奉られた甲冑は歪んだ武士のひとつの象徴。津雲半四郎自身も武士らしさに凝り固まっていた人物だったが、瀕死の状態のさなか奉られた甲冑を見上げ一瞬動きが止まる。甲冑を武具として扱い、戦う武士として死んだ。[DVD(邦画)] 8点(2008-10-21 13:40:50) 3. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 石油も宗教も臭いが胡散臭くないだけ石油のほうがマシだ。[DVD(字幕)] 7点(2009-02-17 21:44:28) 4. 戦場のピアニスト 前半までは、一方的に人間のおぞましさを見せられただけで どこが感動する話なんだろうって思ってたけど、後半エイドリアンブロディが極限の中で見せた眼光の鋭さに思わず魅入ってしまった。あの表情だけでオスカーに値する。7点(2004-10-31 03:38:32)《改行有》 5. 潜水服は蝶の夢を見る 外界から閉ざされて生まれる内面世界に興味があって見たが、考えていることはほとんど食べ物と女であって、まぁ実際そんなもんだろう。[映画館(字幕)] 6点(2008-02-17 00:36:24) 6. 贅沢な骨 ひとりオイシイ永瀬正敏とか、つぐみは脱いで麻生久美子は脱がなかったりで、映画の内容よりも裏側の力関係を見せられた。 [DVD(字幕)] 4点(2005-05-13 01:34:50)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS