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1. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 間違いなく最高傑作。素晴らしい。
ストーリー、キャスト、音楽と音響、3Dの必然性…。どれも完璧だった。どんな状況にあっても、生きよう、生きるんだ。
なんて芯のある主題だろう。主役二人に促される様に「意志」を「言葉」にする事の重要性を感じる。
従来SFパニック物になりがちな宇宙空間の物語で、こんなに泣くとは…。
些細な疑問点はある。軌道上のデブリ問題は、既に指摘されているのに、スパイ衛星とは言えロシアが爆破処理を選択するだろうか?。
ジョージを手放すシーンだが、あの場合、既に運動エネルギーは消滅しつつあると思うのだが…。
本当に「手放す必要性」があっただろうか?。しかし、それら小さな疑問を押しのける様に、この映画の素晴らしさが迫って来る。
ラストで彼女が立ち上がる。全身で重力を感じながら。それを見終わった時、自分の中に「地上で生きている喜び」と、
この映画の「製作者たちへの感謝」が溢れて来た。素晴らしい映画を、ありがとう。[映画館(字幕)] 9点(2013-12-14 22:03:08)(良:2票) 《改行有》
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