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1679 |
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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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21. ソウ
《ネタバレ》 冒頭で理不尽な状況に置かれている二人。
そこから回想も挟みながら、事件の概要が少しずつ見えてくるあたりがサスペンスとして面白い。
被害者をゲームのように追い詰めて殺人を楽しむような異常っぷりが不気味。
ラストは意表をつかれた。
いくらじっとしてても生きているなら気づかれないわけがないとは思うが、アイデア勝ちか。
映画の中ではアダムの正体など説明はほとんどされていないが、多くの意味が隠されていたことに驚く。
実は非常に緻密に作られていたことに感心するが、それを全て汲み取るのは難しく、詳しい解説を読まないとわからないのが難点。
いくら緻密でも観客にちゃんと伝わらなければ意味がない。
それに、グロ系の救いのない陰鬱な映画は、いくら完成度が高くても好きにはなれない。[DVD(字幕)] 5点(2012-12-31 11:24:41)《改行有》
22. ソドムの市(1975)
《ネタバレ》 ファシスト残党である4人の権力者たちが、美少年美少女を狩り集めて、秘密の館で徹底的に辱めを与える。
強制的に性交させたり、裸で犬のように四つんばいで歩かせ餌を与えたり、人糞を食べさせたり。
酷い目に遭わせることで、自らの優越感や支配欲を満たす。
SM的なプレイや支配欲ならまだわかるが、スカトロシーンは気分が悪くて早送りしてしまう。
エロはいいけど、グロは勘弁。
舌を切り取ったり、頭皮を剥いだり、目玉をくり出す拷問も、目を背けたくなる人は多いだろう。
監督のパゾリーニは、間違いなくイカれてる。
映画の完成まもなく惨殺されて、これが遺作となったようだが、それも必然の結末か。
邪悪なものを呼び寄せる妖気が漂ってくるようで…。
監督は寓意をいたるところにこめてメッセージ性の強い作品を作ろうとしたようだ。
ただ、それを汲み取るのは難しいし、無理に汲み取ろうとも思わない。
消費社会に対する批判だとかなんだか言ってるようだが、それも後付けで、根底にあるのはパゾリーニの嗜好だと思う。
三菱銀行人質事件の犯人・梅川が、この映画を真似たことは有名。
サディスティックな性癖を刺激する内容なので、梅川のような人間が作り手の意図を別にして、この作品に傾倒したのも頷ける。
エログロの世界は、下品なB級テイストに仕上がりがち。
ところが、耽美的な映像、優雅なピアノの旋律、どこか宗教的な香りにまとわれ、そうしたテイストが抑えられている。
それがまた悪魔のような狡さを感じさせるのだ。
特異な映画ということで、一度は観たほうがいいが、二度とは観ないで封印すべき作品なのかも。[ビデオ(字幕)] 4点(2012-12-10 19:06:23)《改行有》
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2 | 73 | 4.35% |
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3 | 205 | 12.21% |
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4 | 265 | 15.78% |
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5 | 368 | 21.92% |
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6 | 316 | 18.82% |
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7 | 246 | 14.65% |
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8 | 117 | 6.97% |
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9 | 45 | 2.68% |
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10 | 13 | 0.77% |
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