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1. 運命じゃない人
《ネタバレ》 最初の30分は退屈でした。役者も微妙。演技も微妙。ストーリーも微妙。ところが探偵の物語が始まってからは急転直下。退屈な30分は前振りで、その30分の裏で動いてた人々の姿が描かれるので、ああ、あの場面の裏ではこうなっていたのか、と見事な入れ子細工の脚本に感心してしまいました。良い脚本とセンスのある監督なら予算が少なかろうが役者が微妙だろうが良い映画は撮れるんですね。邦画はこういう小粒でピリリとした映画こそが得意分野だと感じられた映画です。[DVD(邦画)] 7点(2015-01-24 15:18:08)(良:1票)
2. ヴェノム
《ネタバレ》 母星では負け組エイリアンのヴェノム
地球の負け組エディ・ブロック
何の因果か負け組同士が融合してみたら、
想定外のスーパーパワーを発揮してしまった、というお話し。
そして負け組連合が地球を救います。
その理由というのが…。
母星から勝ち組エイリアンが地球を侵略するために乗り込んできたら
ヴェノムはまた負け組に逆戻り。そんなの嫌だ、という後ろ向きな理由で
侵略の先鋒をぶったたくという流れ。
そんな流れなので、当然映画自体がギャグ基調。
残虐シーンもゆるーいので、デートムービーに良いんじゃないでしょうか。
可愛いヴェノムを見るための映画で、
ダークヒーローや物語の深みを求めないなら吉、です。[映画館(字幕)] 6点(2018-12-07 17:48:50)《改行有》
3. 姑獲鳥の夏
《ネタバレ》 原作は悪い意味で映画化不可能な作品です。多重人格、仮想現実、想像妊娠、鬱病といった無理矢理過ぎる謎解きを、筆力で強引に読ませるタイプの原作を映画化した時点で無謀。床の死体を誰も見なかっただけという無理なトリックを誰が映像化出来るのでしょう。誰がやっても酷い出来になるのは当然。この映画の酷さは企画を考えた人間が悪い。[DVD(邦画)] 3点(2015-04-16 18:23:44)
4. ウルトラヴァイオレット(2006)
《ネタバレ》 人間は制限があるからこそ創意工夫するという見本でしょうか。前作リベリオンは低予算ということもあり、そこここに頭を使った痕跡が感じられました。ガン=カタの一点突破型なのもそうでしょう。稚拙さはあるとはいえ、そういった部分が支持された一因でもあると思います。ですがそこそこ予算のついたこの映画ではそういった割り切りが感じられず、やりたいことをやってしまった(やれてしまった?)。監督の力量不足もありがっかりな出来になっています。そもそも冒頭のナレーションで世界観と人物の背景まで説明してしまっては物語に深みが出るわけもない。ミラ・ジョヴォヴィッチ以外見所のない駄作です。[地上波(吹替)] 3点(2010-02-10 16:54:28)
0 | 1 | 0.44% |
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2 | 15 | 6.67% |
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3 | 43 | 19.11% |
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4 | 33 | 14.67% |
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5 | 37 | 16.44% |
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6 | 42 | 18.67% |
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7 | 29 | 12.89% |
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8 | 19 | 8.44% |
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9 | 2 | 0.89% |
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10 | 3 | 1.33% |
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