みんなのシネマレビュー |
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1. 脱出(1972) 普通のサラリーマンがならず者に襲われて相手のひとりを殺してしまう羽目に。正直に警察に届けるか証拠を消して何事もなかったことにするか、大変な決断の前にパニックに陥る。こういうことが絶対ないとは言えず何か人ごとではないなという思いでした。その後の展開も特別のスーパーマン的な活躍をするのでもなく普通の人の戦いという感じで現実感がありました。十分楽しめました。8点(2003-09-07 19:18:35) 2. ターミネーター3 始めから最後までアクションシーン全開で突っ走った感じ。メリハリが今一で映画に厚みが出なかった。どんな新しいロボットが出るかと楽しみだったが、二作目と同じだったし、胴体がちぎれたり、機械につぶされるところなど1,2作のアイデアを焼き直しただけで期待はずれ。準主役だったサラ・コナーが登場しなかったのもがっかり。やっぱり、ジェームズ・キャメロンにやらせられなかったのが一番痛い。8点(2003-07-23 18:43:10) 3. ダイ・ハード2 監督はあのクリフハンガーのレニー・ハーリンということで期待は十分。1は、高層ビルの乗っ取り、2は、空港の乗っ取り。ブルース・ウィルス得意のアクション炸裂し、全く飽きるところがありません。駆けつけた特殊部隊が実は一味の仲間だったとはちょっとひねり過ぎの感もあったが、アクション映画としては十分及第点でしょう。8点(2003-07-09 17:32:15) 4. ダイ・ハード 痛快アクション映画というのはこういうのを言うのですね。始めから終わりまで全く飽きるところがなく一気に見せてくれました。最後、人質になっていたマクレーン夫人に「ご感想は?」と聞いたテレビレポーターにパンチを一発食らわせた場面は気持ちよかったですね。同じ監督の「プレデター」もメチャ面白かったので、マクティアナン作品はいいですよね。9点(2003-05-05 18:36:23) 5. たそがれ清兵衛 邦画は余り見ないのですが、今話題の「たそがれ清兵衛」を見ました。さすがは各種映画賞を独占しただけあって、見応えのある素晴らしい映画でした。切腹を拒む男を藩命により一人で討ち取りに行く所、清兵衛としては五分五分、いや六分までは死を覚悟していたはずだ。そういう状況で、これまでの恋心を初めて打ち明けます。何か切なくて、胸が詰まって、泣けてきます。幕末のわずか50石取りの下級武士、内職しなければ生活できません。籠城した男も、浪人になって食うや食わずの極貧生活、やっと就職でき藩のため一生尽くすぞと誓ったのもつかの間、今度は上役がたまたま反主流派だったために切腹を命令される。そんな理不尽さを清兵衛に語る。自分ではどうしようもない事情で人生が翻弄される時代、そんな時代に生きた貧乏下級武士の心情を映画に写し取りました。9点(2003-04-11 12:55:32) 6. 第三の男 DVDの付録に淀川長治の解説が付いていて、映画の教科書のような見事な作品ですと。やっぱり音楽が印象的ですね。アントン・カラスのチター。下水道の地面への出口、鉄格子の下からオーソン・ウェルズ演ずるライム・テイラーの指がむなしく空を掴む。遠近法の見本のような三角形の構図がずっと向うまで続く道を、マーチンスを無視してテイラーの恋人アンナが通り過ぎていく。有名な画面ですね。8点(2003-03-27 12:54:09) 7. タクシードライバー(1976) 仕事が特に面白いわけではない。恋人もいない友人もいない。しかし、何かやりたい。やらなければいけない。そんなストレスがだんだんたまっていく。アメリカは銃社会。簡単に強力な銃が手にはいる。とりあえず買う。そしていつでも使えるよう練習する。この辺恐い。よくある犯罪者のパターン。世の中、人間に対する言いようのない不満、怒り。相手は誰でもよかったのではないか。たまたまコンビニで強盗にであったから殺した。大統領候補でもよかった。見つかったから逃げた。売春宿から逃げたがっている少女を知った。行ったら別に今は逃げたいとは思わないと言う。あのときはラりっていたからだという。こうなったらもう構わない。売春宿に巣食っている連中も殺して力づくでもあの女を出すぞと。ラストは皮肉にもちょっとした英雄に。こういう人はいつでもどこでも沢山いるような気がする。7点(2003-03-10 11:43:47) 8. ターミネーター 何度も見ていますがまた見ました。ホント面白い。ストーリー、構成、映像技術、どれをとっても凄い。娯楽映画の決定版。10点(2002-10-25 16:40:06) 9. タイタニック(1997) 我が映画履歴の中で三本の指に入る映画です。すべてに文句なし。これだけの映画を作ったジェームズ・キャメロン、あなたは偉い!10点(2002-09-26 17:28:23) 10. ダンス・ウィズ・ウルブズ ちょっと切り口の違った西部劇です。全く個人的な好みですが、ケビン・コスナーの声って良くないですね。かすれた感じで、線が細く、重みがないです。5点(2002-09-26 17:27:00) 11. タワーリング・インフェルノ この映画、テレビで何度も見ているが今回改めてDVDで見ました。やっぱり何度見ても素晴らしい、面白いですね。9点(2002-09-26 17:25:30)
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