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1.  ターミナル 《ネタバレ》 先ほど観終わりました。 異邦人が突然祖国の内戦勃発で、パスポートを無慈悲に取り上げられ、空港内に放り出される。 言葉は通じず、寝る場所も無い、貰ったなけなしの食券は風で飛ばされ、捨てられる(笑) そこで凹まずに主人公が空港サバイバルを開始する様は非常に滑稽 小ネタ、くすぐり満載に作られいて、この辺りはさすがに巧いです。 確かに空港警備の杓子定規さや傲慢さには腹が立ちますが ビクター自身も、空港の椅子をぶっ壊して寝床にするわ 自販機からはジュースをガメるわ、壁は勝手に造作変えちまうわで かなり好き勝手やっていたのも事実です。 ハゲの責任者も小才子然とした嫌な野郎ですが 従業員の行状や過去を知っていても、それとなく見逃していたりと 有る一面では柔軟性も持ち合わせている。 まあ、それを取引条件に使う所などは非常に官僚的でも有りますが 結局の所、仲間の協力などの無理押しで、ビクターが空港から出られてしまうくだりは いかにも強引で、取って付けた様な感じが拭えませんでした。 また、ヒロインとのラブロマンスも極めて中途半端で、どうにも消化不良ですね。 見終わって思った事は、非常にスピルバーグらしからぬ作品だという事です。 彼の過去の作品はどれも一貫した方向性があり、それを追求して行く形で、物語が進行するのですが この作品はアメリカにおける不法移民などの、マイノリティー迫害を描こうとしているのか? それとも単に空港行政における傲慢さや、いい加減さ、弱者に対する軽視を描こうとしているのか? はたまた、主人公の徒手空拳からの成り上がり物語と ヒロインとのラブロマンスなのか??? 実はそのどれもを主題として盛り込みつつも結局、1つも結論に至っていない気がするのです。 また、空港内(フードコートの店員、荷物仕分け、掃除夫)で働く人々が 実は過去アメリカにやって来た元移民であり、アメリカ社会における最下層に近い人々である事 それが為にビクターの行い(ヤギの薬の件)などに拍手喝采を送った事 この辺りが全然説明されてない、説明が成されて無いから方向性が希薄に成る。 だから作品自体も煮え切らないというか、ドッチ付かずに終っている様な気がします。 でも、空港の実態やサバイバルなどは珍しく、最後まで飽きずに観れました。 今回はちょっと甘めの7点にします(笑) [DVD(吹替)] 7点(2010-10-11 15:19:16)《改行有》

2.  第9地区 《ネタバレ》 中々面白かったです。 ただ、この作品には大きな矛盾が有るのでは有りませんか? 自分で作った1発でビルに大穴を開けられるビームガン(?)を1個のキャットフードと交換したがるエビ 高度なアームスーツ(強化外骨格)を作りながら、それをキャットフード100個と交換してしまうエビ これは何故でしょうか? 私が異星人なら、それ等を利用して人間と戦いを挑み、エビの独立を勝ち取ろうとするでしょう。 しかし、エビ達は物乞いの様に人間へ食物をねだり 不潔で、ゴミを漁り、牛や豚を盗み、僅かな食物を巡って仲間同士で争う。 そして気に入らない事が有れば、すぐに殴ったり殺したりする、当然人間も殺される。 これは言わば、理性感覚の薄い原始人(もしかして黒人だと???)や動物の所業に他ならない。 かと思えば20年以上も母船のエネルギーの原材料を探して、自分たちの星へ帰ろうとしていたエビ達 彼等はエビの指導者だったのでしょうか??? そもそも、あの馬鹿でデカイ宇宙船の中は20年間も調査せずにほったらかし??? まったく、謎だらけです。 つまり、この作品はそういう謎を謎のままにするのが演出の様な所があり 地球へ来るに至った、異星人達の背景や性質について、殆ど明らかにされてません。 そしてそれはついに、最後まで明らかにされませんでした。 これ等を客観的視点による演出としてしまうのは、製作者側のエゴの様な気がしますね。 監督の弁ではこの作品は黒人差別が下敷きに成っているとの事でした。 しかし、作品を見る限り、それには失敗していると思います。 何故なら黒人達は自身が弱い立場だったから、近世に白人の侵略を受け、資源を奪われ、奴隷にされたのです。 彼等にもし、エビの作った機動歩兵が有れば、迷い無く、恨み骨髄の白人達を虐殺して回った事でしょう。 間違ってもキャットフードなどとは取り替えませんよ。 そういうなんと言うか、無理矢理なこじつけっぽいプロットがちょと残念でしたね。 ただ、先駆的なメカアクションや、主人公が受けた理不尽な悲劇、そして陰謀 その後の心変わり、そして秀逸なのが最後の造花作り。。。。 だけど、もうひと塩、味付けが足りなかった。 それがこの作品の惜しい所です。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-17 23:36:40)(良:1票) 《改行有》

3.  ターミネーター4 《ネタバレ》 先ほど見終わりました。 言いたく有りませんが かなりズサンな作品としか言い様が無い出来ですね。 まず、幾つかの大きな矛盾が有る。 マーカスの役目が敵に潜入してジョンやカイルを殺すのが使命だったとしたら 何故すぐに殺さなかったんでしょうか? カイルと町で出会った時に殺してしまえば自動的にジョンも消滅してスカイネットの勝利と成ったでしょう。 あと、マーカスはどう作られ、何処に長期保管されていてどうして動き出したか? スカイネットはどう管理していたのか? 死刑間際に死体提供を求めた女の正体は??? その辺りの謎解きは一切無いまま、スカイネットにカイルが捕まって殺されず そのカイルをジョンが助けに行って敵の本丸へいとも簡単に侵入する マーカスは首の後ろのリモート回路を自分でサクっと千切ってジョンに味方する。 そしてムチャ押しアクションですべてが大団円で終る。 また、他の人も言ってますが 何故か宇宙戦争やT2のオマージュが意図的に散りばめられている。 シリアスなのにウケ狙いですか??? 世界観ウンヌンやSFアクションウンヌン言う前に キッチリ押さえる所は押さえないと本当に陳腐な作品に仕上がります。 話は変わりますが ココ10年ぐらいハリウッドの出す大作が何処か似通っていると思えるのは 私の思い過ごしでしょうか? ともあれ、これを映画館で見なくて良かったです。[DVD(吹替)] 3点(2010-02-09 01:32:17)(良:2票) 《改行有》

4.  誰も知らない(2004) 《ネタバレ》 いま見終わりました。素晴らしい映画だと思います。 しかし同時に相当不快でもある。 私を含めて子を持つ親がこの作品を見て憤りを感じない人は居ないのでは無いでしょうか。 ですが口惜しくもこの監督さんは日本を そしてこの現代社会の本質を良く知っている。 親から見捨てられた子供がどう社会から孤立するか。またどうやって追い詰められて行くか。 鏡を見上げながら歯磨きをする子供。子供を見下ろしはしてもまるで無関心な大人。 冷たく事務的に催促してある日呆気なく止まるライフライン。 裕福で鷹揚な大家。ガサツで高圧的なコンビニ店長。 そして揃いも揃って無責任で甲斐性無しでどうにもならん親達。 確かに陳腐じゃない。リアリティーが有る。 だから非常に不愉快だが認めざろ得ない。 またこれだけ重い題材を普通にサラリと撮ってしまっている所に 作り手の非凡なセンスが光っていますね。 最後に死んだ妹の亡骸を飛行場に埋める明のシーンがこの作品の演出らしい演出でしょうか。 また説明がましいのはこの部分のみですが 明が「以前にも福祉事務所を頼ったらみんなバラバラに成って大変だったからもう嫌だ」 と、さりげなく言わせています。 ラストを見れば彼らはたぶん全員が窮して死んでも自ら警察や福祉事務所には助けを求めないのでしょう。 東アジア随一の先進国と言いながら内実は余りにも未熟で悲しいぐらい平和な日本。 しかしこの子達はこれで良いんだ。死んでもそれまでは自由である方が幸せだ。 だがそれなら最初に実際の事件をモチーフになんて言うな! と、一喝して終わりに出来ない所がこの作品の憎い所であります。 逆にそういう反応が有るからこそあえて冒頭のテロップは入れたんでしょう。 入れる事により確かに注目度は大きく成り観る人間も多く成る。 しかし出来上がった作品が愚にも付かない駄作ならこの監督さんの評価は大きく下がりますよ。 つまりそこがこの監督さんの世間に向けて仕掛けた部分であり カンヌをはじめとした多くの海外映画賞受賞に到った経緯でも有る。 そして低劣なマスコミネタで終わるはずだったこの事件をどういう形であれ当時大きく社会問題化させた。 その功績も含めて今回は9点献上します。 [DVD(邦画)] 9点(2006-06-02 20:38:38)《改行有》

5.  太陽を盗んだ男 《ネタバレ》 いま見終りました。素晴らしい作品です。 まず1つ言いたいのはイデオロギーうんぬんと言う前にこの映画は1級のエンターテイメント作品ですね。 主人公は奇異な行動で知られる中学の理科担当の教師で昔は爽気を持って授業をしたが今はまったくやる気が無い。 そんな時に事件が起こる。天皇に会わせろと62式機関銃(たぶん)を引っさげ彼の担当のバスをバスジャックする老人。 それを阻止しようとする頑健でタフで有能な角刈り警官。 彼は否応無しに渦中へ巻き込まれますが反面そのどれもが彼にとっては非日常的で刺激的だった。 よし!俺もやろうと決意する。 原子力発電所に忍び込み核燃料を盗み出し濃縮しやがて銀色に輝くプルトニウム239を精製するのに成功する。 このプルト二ウムを作ってゆく過程が凄いです。。。これでよく映倫通ったもんだと思いました。 それぐらいリアリティーたっぷりです。 兎も角主人公は原爆を完成させ国家を相手に交渉を始めますが 実は自分自身がこの国の戦後体制に冒されて居るのを知る。 この国に不満は有るがじゃあこの国をどう変えたいのか? それは主人公自身にも結局分からない。仕方なく部屋に帰り所無く原爆を抱えて眠る主人公。 この辺りの演出も非常に素晴らしいですね。 いうなれば原爆作成は彼の自己表現であり他者との繋がりを作る道具だったのかも知れません。 その繋がりに選んだのがバスジャックのタフな警官といつも聞いていたラジオ番組のディスクジョッキー。 しかし対立と葛藤の中、最後はそのどちらも死んでしまう。 また彼自身も放射能被爆により先が短い事を知る。。。 しかしまあ、この監督さんは凄いですよ。まったく。 自分が拘りたい所は徹底的に拘りますがその分粗も多い。 後半のカーチェイスやヘリ襲撃場面、ムチャな原爆奪還、「細かい部分はええんじゃ!!」っていう監督さんの声が聞こえて来る様でした(笑) ラストの原爆爆破シーンは同時の映像技術では難しかったのでしょう。これで良かったと思います。 ともあれこの戦後社会を一刀両断した切り口の鋭さをはじめ これだけの内容を1本の映画にみごと収め切った事には驚嘆を禁じ得ません。 このジャンルでは正に日本映画史に残る作品だと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2006-04-22 14:44:09)《改行有》

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