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1. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 ううむ、これははまるか、はまらないかで、はっきり評価が二分されるタイプの映画だろう。私ははまらなかった。なんとも悪趣味で、話に無理もある。しかし、演出の迫力は認める。それに、なんと例の尼崎のカリスマ女による連続殺人事件をすでに知っていたかのような話ではないか。そう考えると、低い点数はつけづらいなあ。[DVD(邦画)] 7点(2012-11-29 23:11:39)
2. 劔岳 点の記
《ネタバレ》 スタンリー・キューブリック同様、カメラマン出身が監督をしたケースのひとつの典型とみえて、ワンカットもゆるがせにしない画像でつないでゆく。その反面、音楽がなおざりになるのも、やはりカメラマン出身だからなのだろうか。また、ひとつひとつ珠玉のカットでつないでゆくと、全体にテンポと起伏に欠けてしまい、単調になってしまう傾向があるものらしい。つまり、あくまで絵で見せる映画になった。内容も、さすが『八甲田山』のカメラマン、と思わせる。
とはいえ、『八甲田山』という映画をあまり高く評価していない私めには、この一本もせいぜい7点どまり。『八甲田山』にしろ、これにしろ、一見旧日本陸軍の無茶ぶりを批判していながら、結局同じ過酷な無茶を俳優・スタッフに強いているわけで、ここの矛盾をどう理解すればいいのだろう。批判どころか、この映画製作自体が旧陸軍の無茶ぶりを継承しているといえなくもない。無茶な要求にも果敢に人生を賭けるところにこそ、人間の崇高な美学がある、とこの映画は言っているのじゃないだろうか。[DVD(邦画)] 7点(2011-02-02 00:35:24)《改行有》
3. 椿三十郎(2007)
今時の役者と今時の空気でリメイクすれば、森田芳光じゃなくたって、どうしたってこの程度。オリジナルと比べれば、上等の学芸会並み。まあ、これが呼び水となって、オリジナルに進む人が出てくれば、それで立派に役目は果たしたといえるのだろう。しかしまあ、よくも無謀にもリメイクする勇気があったものだ。[DVD(邦画)] 3点(2008-10-13 04:07:19)
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1 | 5 | 2.46% |
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2 | 13 | 6.40% |
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3 | 28 | 13.79% |
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4 | 21 | 10.34% |
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5 | 14 | 6.90% |
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6 | 16 | 7.88% |
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7 | 28 | 13.79% |
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8 | 40 | 19.70% |
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9 | 20 | 9.85% |
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10 | 17 | 8.37% |
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