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プロフィール |
コメント数 |
646 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。 2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。 ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。 |
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21. 12モンキーズ
《ネタバレ》 テリー・ギリアム作品にはいまいちピンと来なかった私だが、ギリアムファンから総スカンを食らったこの作品には大いに笑わせてもらった。とにかく物語そのものが成立してないジャン、と気づかされるラストのオチには呆然自失。出だし快調、あちこちで同じ格好で洗われているブルース・ウィリスの背中に爆笑、「オレは未来から地球を救いに来た」と大真面目に語る間抜けぶりに爆笑。おそらくブラッド・ピット以外の全員が、真剣にSF映画を作っていると信じ込まされているかのような異様なひたむきさが余計に笑いをそそる。これはテリー・ギリアムとブラッド・ピットが徹底的に世の中を笑い飛ばしちゃった映画。テーマは矛盾、だから笑われているにもかかわらずヤラレタ感からついつい笑ってしまう自虐的な作品。ブラピのキレっぷりだけは確信犯だったような気がします。何度観ても笑える、コメディだとわかって観ていればこれほど楽しい作品はない。「12モンキーズ」という意味ありげすぎなタイトルにも打たれました。撃沈です。過去最高に笑った映画でしたが劇場で笑っているのは私一人だったのが微妙に寂しくもあり嬉しくもあった。マジメな人には向かないだろう。10点(2003-11-29 14:30:56)
22. トラフィック(2000)
もうグーの音も出ません。完璧な映画、というのはあり得ないと思うけど、これは限りなくそれに近い条件を満たしていると思う。パラレルに走って行くストーリーが、集結するのかしないのかという期待感さえ抱かせないほどそれぞれに良くまとまっているし、ずいぶんスターを集めたわりには、全員にちゃんと見せ場を作っても全然話がバラけなかった。強烈に印象深かったのはやっぱりここでもキャサリン・ゼタ・ジョーンズとベニチオ・デル・トロ。デル・トロの受賞は当然だけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズをもうちょっと世間にも評価してもらいたい。手元に置いて、何度でも観返して行きたいと思う久々の傑作。ゴージャス。9点(2003-11-22 16:53:30)(良:1票)
23. 閉ざされた森
《ネタバレ》 「ユージュアル・サスペクツ」あたりから山ほど湧いて出た一発芸モノの流れだが、あまりにもお粗末なオチ。20分ほどで仕掛けがミエミエになってしまい、観るべきモノと言えば見事にダイエットに成功したジョン・トラボルタのお腹ぐらい。愛しのサミュエル様にはほとんど何の見せ場もなく、私ごときに見破られるような仕掛けではダメでしょう。ジョバンニ・リビシには非常に期待しています。この映画でも唯一の救いでした。2点(2003-11-22 01:29:06)
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2 | 17 | 2.63% |
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3 | 26 | 4.02% |
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4 | 30 | 4.64% |
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5 | 51 | 7.89% |
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6 | 76 | 11.76% |
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7 | 104 | 16.10% |
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8 | 131 | 20.28% |
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9 | 101 | 15.63% |
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10 | 86 | 13.31% |
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