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プロフィール
コメント数 4681
性別 男性
年齢 41歳

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
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1.  どら平太 《ネタバレ》 良くも悪くも、なんともいえない漫画的なところがある時代劇でしたね。 親分三人衆とか長老たちとか、いかにも悪人て感じのキャラ。 勧善懲悪で普通に楽しめます。 のろいポニーみたいな馬に乗って浅野ゆう子に追いかけられるシーンはナンジャコリャ、て感じでしたが(笑)。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-11-22 00:38:12)《改行有》

2.  12ラウンド 《ネタバレ》 ポップコーン片手にサクッと見れる疾走系アクションムービー。そんなにお金かかってない感じだけど、暇つぶしにはなる佳作。監督がレニー・ハーリンということで、彼のアクション映画はほんと久々なんですけど、やっぱりこの人はアクションの人だよな、てのを再認識。お金がなくとも爆発シーンにはやはりこだわりがあるようで、美しく爆発するアクションの美を見て取ることが出来る。人間ドラマとしては良くも悪くもあっさりしてる。ラストのハッピーエンドで清く終わるそのあっさり感がまたたまらない。あまり知的そうには見えないけども正義感は感じることの出来る主人公のキャラクターも嫌いじゃない。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-07 21:18:41)(良:1票)

3.  ドッグヴィル 《ネタバレ》 セットがなく、スタジオ内に線が引いてあるだけという様相に最初は面食らうかもしれませんが、だんだんとそれが気にならなくなり、最終的にはこのスタイルが功を奏しているんだということがわかる。町並みや風景といったものはこのお話にとって二次的な要素なので、いっそのこと全て省略してしまうことにより、人の内面だけにスポットを当てられる。いって見れば観客を、人間の醜く汚い内面世界に閉じ込めてしまうわけだ。その醜い監獄は実に居心地が悪いので、嫌悪感を抱く人も多いだろう。ただ個人的には大いに共感も出来たし、また面白かった。「あぁ、その気持ちかるわ~」「こういうこともあるよね~」なんて思いながら。子守りをさせてたお母さんが怒りに震え次々とグレースの陶器を割ったり、男たちがグレースを性奴隷のように扱ったり、トムがグレースを裏切る局面であったりと、リアルなエピソードが積み重ねられていく。そして観客にとっては、ある種の鬱憤も積み重なっていく。街の人たちの理不尽な態度に。だからラストはやはりカタルシスを感じてしまうのだが、だからといって全て皆殺しにする必要があったのかなという気もする。皆殺しにしなきゃ目撃者を作ることになるし、後の復讐を恐れてのことなのかもしれないけど。犬は復讐が出来ないから、情けをかけて助けられたのだろうか。まぁそんなわけで面白かった事は事実なんですが、個人的には続編の「マンダレイ」のほうが好みでした。あちらは作りとしては二番煎じだけど、内容は経営者と労働者の関係というテーマがあったので興味深く拝見出来たのに対し、本作はただただ嫌らしいだけで、深いテーマが見えづらかった気もします。[DVD(字幕)] 7点(2012-10-12 11:05:55)

4.  ドッペルゲンガー 《ネタバレ》 入り口と出口で全然切り口の違う映画でしたね~。てっきりオカルトホラーなんだと思ってたら、後半はホラーというよりブラックコメディみたいになってた。ドッペルゲンガー、つまりはもう一人の自分。みたら死ぬって言うやつ。永井さんの弟こそまさしくそんな死に方でしたが、早崎のドッペルゲンガーは、なんというか内に秘められていたもう一人の人格っていう感じがします。富と名声、金、女、そういう欲望の固まりとしての早崎道夫。それに対して、欲が全然なくて、人工人体を自分が作りたくて作ってるっていう、実際の自分。ドッペルゲンガーを殺しちゃったら、分離してた欲望の人格が自分と一つになったみたいで、そこからの展開が実にシュールなんですよね。だけど、永井さんがいたからこそ、その欲望の人格に結局飲まれずに済んだ。早崎も君島も村上もなかなか死なないのに、村上は突然トラックにひかれるとか(笑)。後半のこのシュールな世界観を楽しめるか楽しめないかで評価が大きく分かれそうですね。[DVD(邦画)] 6点(2012-08-16 19:56:59)

5.  ドニー・ダーコ2 《ネタバレ》 前作「ドニー・ダーコ」を観たのはもうだいぶ前なので、ほとんど忘れてしまっています。その状態で本作を鑑賞したので、正直さっぱりわからなかった。これは前作を鑑賞した上で見るべき映画ですね。これだけを単体で観たら、一体なんのことやらっていう内容。サマンサとコーリーはとても美人で目の保養になるし、終盤の盛り上がりは映像的にも美しいのですが、逆にCGはとても安っぽく感じてしまい残念でした。[DVD(字幕)] 3点(2012-07-14 15:42:21)

6.  DOOM ドゥーム 《ネタバレ》 まぁまぁ面白かったと思いますよ。テンポが凄く良いし、微妙なB級感が笑えるし。マックの本名、クマノスケってのが、あまりに唐突で、その後ず~っと考えちゃいましたね。クマノスケて、いつの時代の人やねん、、みたいな(笑)。ストーリー的には今一歩な感が否めないし、ロック様以外の登場人物が、もう少しキャラが強かったらな~とは思うのですが、中盤の予想外の展開は驚きで、それ自体楽しめましたね。やっぱりロック様が主人公で、完全無欠のヒーローなんだと思ってたら、中盤になって人々を皆殺しにしろと命じ、仲間を撃ち殺すという暴走が始まる。そして主人公キャラが入れ替わるわけです。あるいはまた、突如として始まるゲーム画面。あれ、かなりのクオリティでしたね。ただ、若干酔いましたけどね(笑)。アクション娯楽作としては一応合格点。ゲームのファンは尚の事楽しめるでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-25 17:38:48)

7.  トランスポーター3 アンリミテッド 《ネタバレ》 う~ん、能古身の問題化もしれないけど、たとえば格闘シーンとかがあまりにカット数が多過ぎて、観ていて疲れてしまう。そこまで割らなくてもスピード感は出せると思うのだが。終盤の列車でのアクションシーンはまあまあだったけどね。なんにせよ、ヒロインの女性のほうが気になっちゃうよね。びっくりするほどそばかすが多いし、首の「安」ってのは、私は安い女よとでも言いたいのかしらと考えちゃう(笑)。[地上波(吹替)] 5点(2012-03-06 18:37:57)(良:1票)

8.  トライアングル(2009) 《ネタバレ》 なんの予備知識もなしに観る事をお勧めします。低予算映画だとは思うのですが、だからといってチープなわけでもなく、むしろヨットが大波に襲われる序盤のシーンはしっかりと作り込んであって、迫力もあります。転覆、遭難した彼らの前に大型客船が運良く現れ、そこに乗り込んでいくわけですが、この客船が、少々古ぼけた外観とか、船室の雰囲気とか、なんともいえない妖しさが漂っていてビジュアル的に惹き込まれます。こういう非現実的なミステリーって凄くワクワクさせられるので、僕の好みです。覆面を退治した後、なんと先ほど遭難していた「自分たち」を発見。この辺りから物語の第2幕で、主人公は悪夢の無限ループから抜け出せるか?ということになります。この、序盤から中盤にかけてのストーリー展開は本当に素晴らしく、満点をつけたいぐらいの気持ちです。ただ、主人公が結局覆面をつけて、あの惨劇を繰り返す展開にどうも違和感を感じるし、ラストも本人はショックのあまり記憶がなくなって?また船に乗り込むようで、どうも主人公の頭がおかしくなったり忘れちゃったことにしたりしてつじつまを合わせようとしているのが感じられ、その点はマイナスかなと思う。考えだすと頭の中がこんがらがってきちゃう話ですが、主演の女優もすごく演技を頑張ってるし、数あるB級ホラー映画の中では特筆すべき良作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-02 00:01:53)(良:1票)

9.  トラブル・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 監督と、会社の意見の対立。一方はラストシーンをカットせよと言い、もう一方は芸術をわかってないと言う。そんな間に挟まれ頭を抱えるプロデューサーのベン。あるいはまた、俳優やクライアントとの対立など、プロデューサーとしての立場の苦悩が描かれていて、見ているこっちも気の毒さがヒシヒシと伝わってくる。妻との不仲も絡み、ベンは最初から最後まで悶々とした表情。実在のプロデューサーによる回想録が元ネタになってるとのことで、その状況は真にリアリティあるのだが、つまるところ、その苦悩を描いた以上の深みや見どころがない。監督と会社のやりとり、観客の反応などはそれなりに笑えるのだが、オチがどうにも見え見えだったし、コメディ要素もつきぬけたものがなく、平凡である。つまらなくはないものの、凡作という表現が丁度いい作品。[DVD(字幕)] 6点(2011-02-27 23:38:17)

10.  トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 良くも悪くも、まさしく「少女漫画」そのものですよね。この作品(シリーズ)の主軸は、あくまでも主人公ベラの一途な恋心、その思いにあり、こういうスタイルって実はハリウッド映画では珍しいと思う。そこにアメリカのティーンエイジャーたちが飛びついたんじゃないかしら。人間とヴァンパイアの禁断の恋といっても、ヴァンパイアの描き方はこれまでの吸血鬼とは違ってほぼ人間そのもの(肌が白すぎるぐらい?)。派手さはないけれど、とってもシンプルなストーリーで、誰しもが経験、あるいは憧れるようなピュアな恋愛を繰り広げているので、ヒットしたのもうなずける。ただ、ワイヤーアクションまるだしなのがちょっと気になった。[地上波(吹替)] 5点(2010-11-16 16:34:46)

11.  Dr.パルナサスの鏡 《ネタバレ》 そう、テリー・ギリアムの作品は、実を言うと至極退屈である。この退屈さこそが、彼の作風であり持ち味なのだから。一般のベクトルとは真逆に生きる、かなりマイノリティな映像作家である。それはシナリオからカメラワークに至るまで、全て「我が道を行く」スタイルであり、どれほど名が売れようと、大衆併合せずに己のスタイルを突き進む彼の姿勢に尊敬の念を抱かずにはいられないのである。それ故に、ギリアム作品だけは、普通の観点で鑑賞したり語ったりは出来ないと思っている。彼の作品を鑑賞し楽しむには、彼の作品の為だけに特別な観点が必要とされる。ヒース・レジャーと3人の代役、馬車に衣装に小道具。ダリの絵画をモチーフにした夢の世界。皮肉とブラック・ユーモア。個人的にはこの作品は、彼のベスト3に入ると思う。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-08-28 10:15:50)

12.  DRAGONBALL EVOLUTION いやまぁ、観る前から期待はしてなかったんですが、せめてネタ映画としてでも楽しめるかなとは思ったんです。ところがいざ拝見してみると、そういう楽しみ方としても中途半端で、ただただ「つまらない」の一言に尽きる。本当に、小学生が書いたんじゃないの?て思うくらいのシナリオなんです。この作品は、これ以上誰の目にも触れることなく、飛んでいったドラゴンボールのように、どこか彼方に飛ばして消してしまいましょう。その方が、これまでの輝かしきドラゴンボールの為にも、ファンの為にも、映画の歴史においても好都合かと思われます。[DVD(字幕)] 3点(2009-07-28 20:26:32)

13.  TOKYO! 《ネタバレ》 3話とも奇想天外で独創的で、個人的には凄く面白かったと思います。特に、それぞれ視覚的な挑戦をしていて、ストーリーだけでなく見た目にも面白いなと思わせるシーンが多かったです。1話目は彼女の胸に穴が空くところから足や手が変化して、しまいには椅子になる。凄くぎょっとさせる驚きと、ある種の切なさと、人から椅子、椅子から人へと変身する面白さとが備わった実に印象深いシーンでした。2話目は、やっぱり怪人が銀座の街を疾走するシーンですかね。なんだか見てるこっちが恥ずかしくなるぐらいの試みです(笑)。3話目は、誰もいなくなった渋谷の街とか、地震が起きて全員外に飛び出たのにまたゆっくりと家へ戻ってくシーンとか。3話とも、基本的には喜劇なんだけど、ある意味悲劇でもある、要は悲劇的な喜劇といった感じのお話でしたね。[DVD(邦画)] 7点(2009-04-21 19:38:20)

14.  トリプルX ネクスト・レベル 《ネタバレ》 話はともかく、アクションシーンなんかは凄くかっこよくて、スタイリッシュな映像だけでも存分に楽しめる内容にはなってます。ただ前作のヴィン・ディーゼルに変わってトリプルXとなったアイス・キューブが、あまり主役としての魅力に欠けているかなと思ってしまったのが正直なところ。完全に次を予感させる終わり方になってましたけど、本作が興行的には失敗だったので、果たして次回作は作られるのでしょうか、、、、。[地上波(吹替)] 6点(2009-03-17 21:37:12)

15.  トレーニング デイ 《ネタバレ》 この作品の一番の持ち味はやっぱりリアリティですよね。アロンゾはとんでもない悪徳警官で、後半からジェイクは彼に闘いを挑む事になるわけだけど、もしこの作品にリアリティが欠けてたら、ただの安っぽい勧善懲悪ハリウッド映画で終わっちゃってると思うのよね。だけど撮影場所も実際のロスのもの凄く治安の悪い区域で、それもギャングも本物出して撮影してる。そしてまたデンゼル・ワシントン扮するアロンゾもキャラとして嘘くさくなく、ジェイクを説得しようとするその屁理屈も、いちいち不思議な説得力があって思わず納得しちゃいそうになる。そういうリアリズムを持つ背景としてあるのは、デンゼルの俳優としての力量も勿論あるわけだけど、そういう真っ当なキャラを作るために、きちんと一人の刑事の成り立ちを考えてキャラ作りしているからに他ならない。つまりは、アロンゾ自身は、元々はジェイクと同じように、正義感溢れる真っ当な刑事だった。だけど潜入捜査をやっているうちに、自身も段々と悪に踏み込むようになってきて、そしてついには逃れられず、それが常態化してしまった。こういうプロセスは現実に、大いにあり得ることじゃないかと思うのよね。それで法を盾にして、いつしか自分が王様みたいな気持ちになってしまう。そういう人間の内面のリアルな様を、有能な俳優がリアルに演じ、リアルな場所で演じているからこそ、例えば親友殺し&金銭ネコババのあまりに理不尽な展開や、ジェイクがゴロツキに殺されそうになる時、いとこの財布を持っていたから助かるというご都合主義展開も、そういう「映画的嘘」を「映画的リアリズム」が凌駕してるから、この作品は緊迫感を持った一級のサスペンス映画として成り立ってるんだと思う。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2008-12-28 23:21:33)(良:1票)

16.  トンデモホラーシリーズ あっ!生命線が切れている! 《ネタバレ》 ふぅ、、、、、どうして僕はこんなものを借りてしまったんだろう、、、。アイドルが二人出てるから、つい出来心だったのかもしれない。今となっては、深く反省している。[DVD(邦画)] 1点(2008-10-25 22:56:18)

17.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 CGは確かに素晴らしいですよ。特に、車からロボットの姿に変身する様がいちいちかっこいいんですよね。それとやっぱり音。あの素晴らしい音響によって実際には存在しないロボット達に命を吹き込んでいる。それで映像はこんなに金かけて凄いのに、笑いのセンスが凄まじく低俗(笑)。そのギャップがまた面白い。え、ストーリー?あってないようなもんですけど、こういう突拍子も無い展開をそれほど違和感無く現実化しているのはなかなかのもの。続編制作も決定しているので、トランスフォーマーシリーズの第一幕として見れば、まぁこんなものじゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 6点(2008-01-01 22:24:42)

18.  東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007) 《ネタバレ》 全ての人に親があり、全ての人は死んで行く。故に親もいずれは死ぬ。いつまでも、あると思うな親と金。テーマが普遍的であるためか、多くの人の共感を呼んだリリー・フランキーの原作。いやそれだけじゃない。大学に入ると堕落しちゃうとか、恋人との微妙な関係とか、一つ一つのエピソードに共感を覚える人が多いはず。その全ては等身大のまま書かれた私小説の力であり、本作はそのまま忠実に映画化しているように思う。ひとつ気になる点と言えば、高校から大学になった途端、中川君とおかんが一気に老けすぎである。普通、一年であんなに変わりはしない。[DVD(邦画)] 7点(2007-11-18 21:34:43)

19.  トランスポーター2 《ネタバレ》 ちょっとちょっと、なにこの人、強すぎじゃないの!!フランク・マーティン、今度はぜひともジャッキー・チェンと闘ってほしい(もう年だから無理かな?)。アクションに徹した、無駄の無いスタイリッシュな一本。とりあえず適役の奴らにアドバイス。フランク・マーティンを見つけたらだらだらと無駄話をせずさっさと銃をぶっ放せ!さもないと次の瞬間、銃を奪われボコボコだ![地上波(吹替)] 6点(2007-10-14 00:22:16)

20.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 この作品のテーマは一言でいうと、「意味のあるものとはなにか」であります。昨今、現代社会は意味を喪失した、「意味に餓える社会」であります。劇中、美術品を収拾する男に「これらの骨董品を見る世代がいなくなるのに、なんの為に集めるのか」と主人公は問う。あるいは、奴隷から時計を奪う警官、街のいたるところにある動く広告、台詞の端々にまで、いろんなところに「物欲主義」というキーワードが垣間見える。人がいなくなるってのに、なぜこの人たちはこんなにも物欲に溢れてるのか?何の意味も無い。そして絶望的なまでに無意味な反乱、戦闘、殺し合い。ラストの長回しは、単に「長回し」だけが売りにされてるけど、この長回しにはちゃんと意味がある。そこらへんがデ・パルマとは違う(ファンの方、失礼)。まさに無意味な殺し合いの中、ただ一つ、赤ん坊を救う為に、ひたから駆け抜けていく主人公。最後に人々が目にしたのは、赤ん坊という名の「意味」であったのです。何の為に生き、何の為に社会があり、何が人類にとっての価値なのか。その赤ん坊が 、全ての意味を表している。それを手にしたとき、トゥモロー号のごとく、現代社会を導く「明日への指針」となるでしょう。[インターネット(字幕)] 8点(2007-07-05 14:37:19)《改行有》

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