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プロフィール
コメント数 180
性別 男性
自己紹介 「刑事コロンボ」旧作全作品批評終了。
「チャップリン長編映画(一時間を越える本人登場作品のみ)」全作品批評終了。
「名探偵コナン」映画……15作品のうち14作品終了。
「黒沢映画」……まだまだ

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評価順1
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1.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 「最高傑作」「泣ける」という評判を耳にしつつ、公開から10年近くになってようやく見たわけだけれど、結論からいうと水準以上で面白いのはもちろんだけど、泣けるかと言われればそんなことはなかった。2のジェシーの歌などはいまだに見るたびに涙が出てくるのだが、あの歌のような強烈な印象は残らなかった。一つにはこれまで前二作においてアンディの人間性についてほとんど掘り下げられずにいたので、今回の描き方がちょっととってつけたような感じに思えたことがあるのかもしれない。さらに一番の疑問として、結局元凶はあの親玉一人の醜悪さであったわけで、正義感の塊のようなウッディたちなら逃げ出すことよりも「保育園のみんなを救うために」親玉を倒すことを考えるべきだったのではないか、ということがある。これは結構大きな疑問で、結局「個人」の所有物でいればその個人が成長してしまえば別れがきてしまうのだから、やはり保育園にいる方がオモチャにとっては幸福なことではないのかという疑問が捨てきれなくなる。そう思うとこの映画の結末はまた次の別れの予告になっているだけともとれるわけで、実は根本的解決にはなっていない(ジェシーはすでに女の子から捨てられる経験をしているわけだから、この子が大きくなったらまた捨てられるのではないかと思っているかもしれない)。最後の最後でウッディは「仲間といっしょにいること」を選択し自らアンディと別れたわけだが、やはりそれなら保育園に残っていてもよかったわけで、何のために家まで戻ってきたのかという疑問も出てくる。あのウッディのメモによって仲間の運命も一変してしまったが、みんなで話し合ってあの「作戦」を行ったのならともかく、ウッディ一人の咄嗟の独断であることも気になるし「俺たちはアンディのオモチャなんだ」と強硬に主張していたこととも矛盾するように思える。アンディがオモチャを捨ててしまうつもりだったのならともかく、一応は屋根裏に保管しウッディについては大学に連れていこうとすらしていたわけだから一方的な印象が拭えない。ウッディを譲る場面、あのときアンディは「ごめんね、このオモチャだけは譲れない。これは僕の親友なんだ。大学でも一緒にいたいんだよ」といってもよかったわけで、もしそう言ったらどうだっただろうか? 結局ウッディは(映画は)アンディよりも仲間を優先した。それが悪いとは言わない。しかしウッディはアンディの母のように、しばしの別れを選択することもできたはずだ。そうしなかったことに、若干の疑問は残らないでもない。……それとあと一つ、あの絶対絶命の場面、ウッディたちの覚悟は見事だった。あと「神さまー」というセリフ、あれには爆笑した。[インターネット(吹替)] 8点(2019-08-14 07:34:47)

2.  ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 《ネタバレ》 第一期ドラえもんの最終作だけあって、映像音楽とも現代でも何とか見られる水準には達している。お話も悪くない。壮大だし思わぬしかけもあるし感動的だ。「地球は45億年の間にこんなことを何度も繰り返してきたんだ」「私たちもおばあちゃんになって、また子供たちが大人になって…」という会話が声優交代を暗示しているように聞こえた。いつまで「22世紀生まれ」のままでいられるのかわからないが、ドラえもんも次の声優、その次の…と交代していくんだろう。そしていつかは、忘れ去られる……。気に食わないのは題名。「ワンニャン時空伝」って、軽すぎないか? いいのが思いつかないけど……。[インターネット(字幕)] 6点(2016-01-29 13:41:33)(良:1票)

3.  ドラえもん のび太と雲の王国 《ネタバレ》 新ドラ映画の映像と音楽に慣れてしまうと旧ドラ映画はいかにも古くさくちゃちな感じは否めない。話自体も面白くなく、何本か見たがほとんど藤子不二雄の才能を疑いたくなるばかりのつまらないものばかりで、よくこう何年も続けられるものだと逆に感心させられた。だが、これはよい意味で予想を裏切られた。緊迫感があるし、話が最後までだれない。頭でっかちな環境問題押しつけ気味の話だけど、きちんと盛り上がる。ドラえもんの自己犠牲はちょっと驚いたがドラえもんならいくらでもぶち壊す道具が出せるはずなので、ちょっと疑問を感じないでもない。ドラえもんとしては自分があんな道具を出してしまった責任をとったつもりだったんだろう。そう考えれば辻褄はあう。[インターネット(字幕)] 5点(2014-08-06 13:15:04)

4.  ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 《ネタバレ》 うーん……。前半は大変よかった。鉄人兵団より面白いんじゃないかと期待させた。特にお猿さんが命のネジをこっちの世界に持ってきちゃったときは「うわ、これは一大事!」とその後の展開が読めなくて(よい意味で)焦った。悪役がコピーされるところもそうだし、黄金の大魔神も何者かわからなくて逆に期待させられた。……ところがすぐにそういう部分がみーんな肩すかしされちゃう。神様はさっさと消えてしまうし、お猿はちょっとネジ巻いただけで帰ってくるし、悪党はさっさとまとまってしまうし……。スネ夫とジャイアンが裁判にかけられるところなどもっとこじれると面白くなるんじゃないかと思うがあっさりケリがついてしまうし……。いろいろ話が膨らみそう面白くなりそうと期待させて、あっさりあっさり終わってしまったという感じ。[DVD(邦画)] 4点(2013-12-23 01:34:55)

5.  となりのトトロ 単なる子供向けの単なるアニメ映画。大人の鑑賞に耐えうる作品では全くない。だが確かに子供にはウケルようで、ウチの1歳の子供はなぜかこれが好き。なので3点のところ+1点で、4点。[DVD(邦画)] 4点(2009-08-28 23:35:16)

6.  どですかでん 《ネタバレ》 原作未見。期待して見始めたが、開始の音楽がなんか予想外に軽いし、いきなり「ナンミョーホーレンゲーキョー」ではじまってかなり泡食った。どうでもいいような話がいくつも続くし、初のカラー作品だからとは言うものの、あの赤と黄色の対比はどうもしっくり来なかった。貧乏って、もっとくすんだ色だろうに。正直、前半で一時鑑賞を中断した。 が、思いなおして見てみると、不思議に一つ一つの話にぐいぐい引きずり込まれるのだ。あえて言えば本作の主題は「人間の愚かさ」である。どれもこれも救いようがない話だし、機知に富んだ話もあることはあるが(劇薬を飲む話)、結局のところ語られるのは人間の愚かさであり無力さである。こうなった原因はなんだろう。貧乏か。社会か。差別か。いや、何が原因であれ、この愚かさもまた人間の本質なのだ。 ここには「生きる」や「赤ひげ」のような美しく感動的で力強い結末など存在しない。誰かがちょっと手を貸してやれば助かるような子供ですら実にあっけなく死んでしまう。妻が改心して戻った話も、夫が一つでも言葉をかけてやれれば妻は救われるのにそれができない。哀れである。その哀れな中に美しいものが見える瞬間がないでもない。例えばかつ子が酒屋の配達をする男との別れ際に「ごめんなさい」とつぶやくセリフ。この相手に全く届かない(すでに自転車で去ってしまっているから)セリフが、はかなくも美しい。悪妻を非難された男が憤る場面もそうだし、他人の子供だとわかっているのに「みんな父ちゃんの子供だ」とにこやかに宣言する父親の姿も美しい。が、よく考えるとこの美しささえ、愚かさと同居している。 話としてまとまっていないとは私は思わなかった。むしろ人間の醜悪さを描く上で、この形式は逆に効果的ではないだろうか。醜悪なまたは弱々しい人間が醜悪な事件を重ね、そしてどの話も救いらしい救いがないまま物語は進行する。母の信心にもかかわらず毎日毎日何も変わらず走り続ける六ちゃんの電車のように。 あと一つ気になったのは根岸明美の長ゼリフの場面、役者の動きといいセリフといいカメラの動きといい、映画よりも舞台くさく、しかも素人くさかった。 さらに死んでしまう子供はかわいいけどセリフが……。どうしてもしゃべらなければならない場面以外は、ただうなずくだけでもよかった気がする。[DVD(邦画)] 10点(2008-08-13 08:46:49)(良:3票) 《改行有》

7.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 ピクサーって現代の黒澤組じゃないだろうかと私は勝手に思っている。それほどに彼らの作品は完成度が高く、すばらしい感動を与えてくれる。このトイ・ストーリー2はピクサー作品の中でもとりわけ出来がよく、すばらしすぎてかえって書くことがないのだが、とりわけジェシーの歌には絶句するしかなく、涙が止まらない。これは単に捨てられるオモチャの歌ではない。人間の根源の悲しみの一つにふれた歌であり、この歌一つでこの作品は不滅であるとすら言いたい。[DVD(字幕)] 10点(2008-08-08 04:03:39)

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