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プロフィール |
コメント数 |
230 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 浪華悲歌
《ネタバレ》 この映画を未見のときから山田五十鈴の何ともいえぬ横顔を映し出したスチール写真が印象深かった。しかし実際にこの映画を鑑賞すると、それは“印象深い”なんて言葉ではすまされない場面であると痛感する。壁を隔てた取調室で、自らが結婚を懇願した男が耳をふさぎたくなる様な泣き言を供述する。カメラは水平に移動し、隣の部屋を映し、その供述を聞く若き山田五十鈴の横顔を捉えて迫る。この息づかい、そう、まさにこのシーンだ。女の情念と悲しみと怒りと絶望と・・・すべてを包括した横顔を数秒間アップでとらえる。そしてこの鬼気迫る横顔は、この世のものとは思えないほどに美しいのだ。僕はこの映画を構成するすべての要素が、ただこの1シーンを際立たせるためだけに注ぎ込まれているようにさえ思えてくる。[DVD(邦画)] 7点(2008-08-28 06:18:50)(良:1票)
2. 何がジェーンに起ったか?
《ネタバレ》 強烈。あの歩き方、笑い方、巨漢レスラーのようなド迫力の蹴りの入れ方、そしておぞましいダンス、戦慄の乙女チックなりアクション・・・、ベティ・デイビスがとにかくいろんな意味でグロテスク。ラスト、海辺のシーンを観終えた後に人生とか隣人とか色んなコトを考えさせる。グロさ以上に心理的に恐いところが巧い。でも面白いけど一度観たら充分です。
[DVD(字幕)] 7点(2007-04-08 09:02:58)《改行有》
3. ナイト ミュージアム
《ネタバレ》 館内が暗くなって案内や予告編に退屈している間に爆睡。目を覚ましたときは既に始まっていた。おそらく最初の15分くらいは観逃したでしょう。猛省いたします!肝心の映画ですが、こういうコメディならではの夢の描き方、チープさ加減や機関車衝突のしょぼい現実感までも楽しいですねー。またミュージアムの中の机の木の質感とか色とかも含めて妙にノスタルジックな味わいさえ感じましたが流石に最初の15分を取り戻すべく再観しようとまでは残念ながら思えませんでした。それにしてもやはり衝撃的なのはミッキー・ルーニーの不変ぶり。この人こそ実際に夜だけ動き出してるんじゃないでしょうか?
[映画館(字幕)] 6点(2007-03-23 22:38:30)(笑:1票) 《改行有》
4. 嘆きの天使(1930)
毒と分かっていても手を伸ばしてしまう毒を撒き散らかすマレーネ・ディートリッヒの代表作。痛いほどに美しい名作ですね。ディートリッヒにこんな視線で見られたら、のた打ち回りますよ、そりゃあ。完全に手の届かない女性(当たり前だけど)だけど、もし仮に届いた瞬間にピンポンダッシュで地平線まで逃げてしまうような(・・・情けない)まさに銀幕のスタア!
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-20 00:17:36)《改行有》
5. 嘆きのテレーズ
これは面白いですねー!グイグイ引きつけられて一気に鑑賞しました。追いつめられ型心理サスペンスで、特にシモーヌ・シニョレが素晴らしいです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 09:46:50)《改行有》
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