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1.  ノマドランド ストーリーはほぼないに等しい。特段ドラマはない。 とにかく、ダラダラと間延びしたシーンが続き、非常に退屈。 独特の味があるのはわかる。それが心に沁みるのはわかると言えばわかる。しかし、それだけで2時間見続けるのはきつく、退屈な映画という評価を覆すまでには至らない。 ノマドの人はみんな何か悲しみを背負っているという話が、映画の終わり直前にいきなり出てくるのだけれど、彼らが何の悲しみを背負ってるのか作中にまるで描かれていないのはどうなのだろう。 率直に言って、この映画は社会問題を提起しているとは全く思わない。彼らがノマドをする事情も、ノマド生活をせざる得ない状況なのかどうかすらも、この映画では全く明示されていないからだ。この映画はそんなものを訴えたいのではないと思う。 全体として悲しい雰囲気を漂わせているのに違和感を感じた。主人公は好きでノマド生活を送っているだけで、その気になれば安定した生活を送ることも可能な状況だ。彼女の性格、能力的にも世間に溶け込んで生きていける力はあり、実際他人ともうまくやれていて、みんなにも好かれている。 彼女はかなり恵まれているように見えるし、充実した毎日を送っている。そうであるのに、常に悲しい雰囲気であるのが、作中ずっと違和感を感じてしまった。 主人公の渋い顔と演技はよかったとは思う。[インターネット(吹替)] 5点(2024-01-06 08:27:41)《改行有》

2.  残された者 -北の極地- 《ネタバレ》 かつてここまで陰鬱な気分になる映画があっただろうか。 宗教映画でも見てるのかというくらい受難につぐ受難。 見てる間、頭の中をひたすら「絶望」という言葉がよぎりつづける ブラピ主演の「レベナント」を見たときはずいぶん絶望的かつ暗い映画だなあと思ったが、あの映画の悲惨さが子供の遊びに思えるくらい、半端なく絶望的で暗い。 見てる間、ただただ、気持ちが暗くなること請け合い。 気持ちが昂りすぎて、なんとか抑えたい時に見るといいかもしれない(笑) パイロットの女性は、いつまで経っても快方に向かう様子もなく、意思の疎通すらほぼできない。 それが何とももどかしく、いつかは元気になるだろうと期待しつつ見るが、弱っていく一方。 もう死んでるんじゃないの?と思えるような状態でも延々と献身的に運び続ける主人公の姿は感動的というより、ただただ悲惨という感じ。もう見ているのが辛い。 クレパスに落ちて足が挟まってもがき苦しむシーンは本当に直視できなかった。この映画を作ったやつはサドか、と言いたくなるくらいに痛々しい。 作中、早くどこかからヘリの音でも聞こえてきてくれとひたすら願いつづけてた。 そうでないなら、もう主人公が全てを諦めてあるがままに死んでいく方がまだ救いがあるとすら思っていた。 それでも最後の最後でなんとか救いがあって本当によかった。 ここまで「助かってよかった」と主人公の無事を喜べた映画はいつぶりくらいか。 こうやって、主人公に苦しみも喜びも同化できたのだから、素晴らしい映画といえる。 しかし、2時間くらい延々と悲惨な姿を魅せられて、救いのシーンはラスト数秒だけというのもすごいなあ。 またこの映画のすごいところは、そもそも、主人公にしろ、瀕死の女性にしろ、素性は一切不明。主人公があの状況に至ったいきさつも飛行機事故なんだろう程度のことしか分からない。 主人公の名前だけは、エンドクレジットで「ああ、名前は服に書いてあったんだな」と分かった。 場所がどこかも分からない。北の極地というのだから北極圏なのか?とタイトルから推測するしかない。ここまで情報のない映画もこれまた見たことがない。 本当に必要なものだけを残して削りに削った作りだからこそ、純粋に主人公の苦難を描くことができたのかもしれない。[インターネット(字幕)] 7点(2022-11-04 12:26:17)《改行有》

3.  ノーカントリー 恐ろしい殺人鬼。逃げまわるオッサン。そのへんの恐怖感とか、ハラハラ感は文句なくすごい。ただ、問題は物語がそれだけで終わらないことだ。多分見た人のほとんどが、見終わって「ん?」ってなるだろう。え?何が言いたいのコレ?と。最後の主人公の夢の話、引退した副保安官の昔話、それらは一体なんだったのか?今回の惨劇とどういうつながりがあるのか?まるで意味がわからない。 何かを訴えようとしている感じはするんだけど、それがさっぱり分からない。 はっきり言おう、こんな映画はダメだ。 この映画を評して、「見終わった後考えさせられる」と言えば聞こえがいいが、実際は、「考えてもよく分からない」、「意味不明な映画」という方が正しいだろう。 世間はこういう、深いメッセージ性がある映画を、高く評価したがる。それはそれで分からなくもない。しかし、この映画は深いメッセージ性が「ありそうな感じがする」にすぎない。実際、製作者の意図として深いメッセージが込められているのかもしれない、でも、それが観るものに伝わらなければ意味が無いのだ。理解できない奴が悪い、なんてとんでもない。理解できるように作らなかった奴が悪いのだ。 恐ろしい殺人鬼と逃げまわるオッサン、という、ただのサスペンスものにしておくと、安っぽい映画になるから、何だかよく分からない主題があるように思わせるオマケを付けました、そう思われても仕方のない映画。[DVD(吹替)] 7点(2013-01-05 05:36:02)《改行有》

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