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プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
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評価順1
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1.  黄金(1948) 落語のようによくできたストーリーであり、また、心理劇として秀逸。飯場仕事の手配師を追い込んだときに、財布の中身を全部取らずに、200ドルだけ抜き取って、酒場にも迷惑料を置いていく金にきっちりした男としてドブズを描いていたのが後半の展開を考えると非常に巧い。ただ、私にとってこの映画で一番印象に残るのは、いい味を出している爺さんでも、大金を手にし人間が変わっていくドブズでもなく、ドブズが落盤事故にあったときに、すぐに助けに行くと思いきや、一瞬事故現場に背中を向けてしばし思考をめぐらした後に、きびすを返したカーティンの場面。あのほんの少しの間に、彼は一体何を考えていたのだろうか。「ここで助けにいかなければ、一人減って自分の取り分が多くなる」と考えたに違いないと私は思っているが、映画はその部分は何も説明せず、完全に観客の想像にゆだねている。あの場面でカーティンをすぐ助けにはいる善玉一辺倒の人物として描かなかったことが、この作品にいろいろな余韻を与えているように思える。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-29 01:13:50)(良:1票)

2.  おかしなおかしな訪問者 現在と自分の親が子供の頃という短い期間をタイムスリップさせた「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に対して、俺たちフランスには長い歴史があるんだ。逆立ちしたって、中世騎士物語の時代と現代というような長い期間をまたぐ映画は作れないだろう、というハリウッドに対するコンプレックスの裏返しの優越意識が垣間見えるような気がするのがなかなか可笑しい。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-28 16:39:49)

3.  おかしなおかしなおかしな世界 35万ドル(1億2600万円、製作年当時のレートで換算)が入ったトランクが公園に埋められているという情報を偶然知った普通の庶民数組が、車や飛行機で目的地への一番乗りを目指すドタバタコメディ。馬鹿馬鹿しくてくだらない笑いもここまで突き抜けてくれるとむしろ爽快でさえある。タイミングよく、見事なまでにいろいろなセットが壊れるのが小気味よい。公園の木も、多分撮影前に植えたものと思われるが、その準備の絵を想像するとスタッフは本当に一生懸命に馬鹿馬鹿しさを追求したのだなあと思えてきて、なんだか無性に嬉しくなってしまうのだ。7点(2005-02-24 11:10:34)(良:1票)

4.  黄金の七人 凡庸な作品ならば、仕事の前に、目標がいかに堅固に守られているか、それを打ち破るためにどんなうまい手はずがあるのか、などを打ち合わせる場面が挿入されそうなものだが、一切そういう説明をせずに映像で何が起きつつあるのかを観客に見せきってしまう演出は見事の一言。音楽の良さだけでなく、ブツを運び出す機械や、ブツ自身の落ちる音など、仕事中に発生するあらゆる音の拾い方がとても丁寧なので、臨場感に富んでいた。事の最中だけでなく全篇を通して、音楽と音の組み合わせがとてもうまいと思った。また、ずっと眼鏡をかけている教授が、一杯食わされる場面のときだけ眼鏡をはずして素顔になっているところや、警察に車を止められてしばしの緊張があり、それが解けてほっとした瞬間に映し出される、葉巻の灰が今にも落ちそうな長さになっているところなど、小道具の使い方もいちいちメリハリが利いていて観ていて嬉しくなる。余談だが、ロッサナ・ポデスタ(の顔はなんとなくきれいなおねえさんで一世を風靡した水野真紀に似ているのではないだろうか。この作品中、ほくろがついていたり、ついていなかったりするところなんか本当にそっくりである。9点(2005-02-04 23:43:43)

5.  オーソン・ウェルズのフェイク オヤが保養地に現れる場面までは、どうしようもないほど退屈。だが、最後まで観ると、それが計算ずくで演出されたものだったことがわかる。リアルタイムで見ていた人はオーソン・ウェルズというブランドを信じて席を立たずにいて、面白くなる17分間を堪能できただろうが、オーソン・ウェルズを知らない今の多くの人は、多分、途中で見るのをやめてしまうのではないだろうか。だが、この映画は終わりまで観ないと絶対に損をする、というのが今日はじめてこれを観た私が伝えられる掛け値無しの真実である。9点(2005-01-23 23:03:29)

6.  王子と乞食(1977) 日本では玩具屋の例が有名だが、男性の子役は大人になると大成しないというのは、日本だけのことではないようだ。マーク・トウェイン原作の入れ替わりもの傑作古典の映画化だが、子役として全世界に名をとどろかせたマーク・レスターがどうにもこの作品では中途半端で浮いているようにみえる(背が不必要に高く、脚が不必要に長すぎる。ま、本人の責任ではないが)。脇を固めているのが、チャールトン・ヘストン、オリバー・リード、アーネスト・ボーグナインらのベテラン勢で皆さすがの貫禄を示していただけにひときわ目立つ。本物の屋敷を使ったらしい王宮の中のシーンがそれらしい雰囲気を醸しだしてくれていたのがせめてもの救いか。5点(2004-09-23 10:41:59)(良:1票)

7.  王様と私(1956) 観直してみて、こんなストーリーだったかなと思った作品。教師役がスーパーレディすぎる、王の側近の役回りが中途半端、結婚前の男友達の登場による三角関係の緊張も尻すぼみ、ビルマからの貢ぎ物の女にまつわるエピソードの扱いもあっさりしすぎ、また、リンカーンへの手紙のエピソードも尻切れトンボに終わるなど、どうにも話にしまりがない。だいたいにして、この登場人物の設定で世継ぎ争いなしというのはあまりに牧歌的に思えてしまう。ところどころに笑える台詞のやりとりがあり、ラストはなかなかよいとは思うが、ミュージカルを観たんだ、という開放感はあまり残らなかった。4点(2004-05-17 16:02:16)

8.  オーシャン・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 この映画には3つのお得な点がある。(1)「アラビアのロレンス」を映画館で観たことがない私のような人は、砂漠の美しさ、ならびに、過酷さの絵を大画面で存分に堪能できる。(2)ヴィゴ様がピンで主役を張っているため、「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズと比べて、時間当たりの彼のアップの量が段違いに多く、彼を見に行くならコストパフォーマンスにすぐれている。(3)馬、鷹、ウサギ、イナゴなど、動物や昆虫の登場場面が掛け値なしに素晴らしい。以上のようにお徳用の映画ではあるが、よく練られたストーリー、魅力ある登場人物の絡み合いを映画に期待する私としてはちょっと辛い作品だった。必然性の乏しいキスシーンや濡れ場が無いのは、普通は美点のはずだが、この作品に限っては、そういうシーンが欲しくなるほど、ストーリーが薄かった。4点(2004-04-20 21:37:02)(良:1票)

9.  お熱いのがお好き  サゲがピタッときまる西洋が生んだ落とし噺の傑作。結構な 数の人間が撃ち殺されるシーンが2度もあるのにそれが全然気 にならずに笑って楽しめてしまうのは脚本の妙と、映像が白黒 なのと、撮り方がうまいからとしかいいようがない。寝台列車 がこの世に存在する限り名画の地位を保つだろう。 10点(2003-12-16 11:41:08)《改行有》

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