|
1. 鴛鴦歌合戦
昭和14年に作られた約一時間程度の時代劇オペレッタです。ストーリーは簡単な恋愛もので、最初から最後まで、チャンバラシーン以外は全編がほぼ歌です。
軽くて緩い楽しい映画でした。ディック・ミネの陽性のキャラクターが作品の雰囲気とよく合ってます。和楽器でジャズっぽい演奏をするなど遊び心があり、発想が自由で、開放的な印象を受けました。
歌も古臭くありません。どう表現すればいいのか分かりませんが、当時の流行歌よりも、明るさとテンポの良さをワンランクアップさせた感じというか。心地よく耳に入ってきました。
日本にもこんな映画があったんですね。完成度がかなり高いと思いました。背伸びして海外ミュージカルを真似ている感じでは無くて、そこも良かったと思います。[DVD(邦画)] 8点(2020-06-14 02:41:13)《改行有》
2. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 海の真ん中に置き去りにされ、ギラつく太陽、脱水症状、体の冷え、海の揺れでの酔い、疲労と、身体的な不快さもリアルに伝わってきました。そして鮫がウヨウヨと・・。実話がベースになっていると聞いて何とも言えない思いです。むしろそんな最悪の状況で、一晩以上なんとか耐え続けた主人公がとても強い人間に思えました。私だったら夜が迫ってくるに連れて参ってしまうと思います。夜明かしなんてとてもじゃありませんが出来ません。最後の行動は、人間がついに心が負けてしまった時に取る行動なのでしょう。とにかくリアルな傑作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-21 21:37:02)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 5 | 14.29% |
|
4 | 3 | 8.57% |
|
5 | 2 | 5.71% |
|
6 | 4 | 11.43% |
|
7 | 5 | 14.29% |
|
8 | 9 | 25.71% |
|
9 | 5 | 14.29% |
|
10 | 2 | 5.71% |
|
|
|