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61.  ハウルの動く城 これで2004年度のジャパニメーション巨匠大作が出揃った訳ですが、蒸気機関の世界で城が崩れるという点同様、期待外れだったという点でも「スチームボーイ」に近い仕上がり(因みに優勝は「イノセンス」)。これは宮崎駿の責任と言うよりも鈴木敏夫の責任だと思う。肝心の話が練り切れていないのに公開を急ぎ、単に宮崎的なる世界観だけを提供すれば客が満足するとでも思っていたかの様です。後はキムタクの話題性で客を呼ぶだけ。クォリティは現時点のジブリの平均的なものだと思うし、これは正にやっつけ仕事。それが証拠に、後に座ってた女性二人組が鑑賞後、開口一番「さっぱりわけ解んなかった」。これが多くの観客の感想だと思う。あの~、ところで、肝心のソフィーの呪いは解けたんでしょうか? 4点献上。4点(2004-12-02 00:45:33)

62.  パルコフィクション 流行の発信地から赤字続きのテナント・ビルへと凋落した渋谷パルコをモチーフとする、パルコのパルコによるパルコ起死回生の為の、パルコらしいオムニバス不条理コメディ。鑑賞中は充分楽しいし、1時間ちょいの中品なので観易いことは観易い。しかし、どうにも納得いかないのが、既に「ウォーターボーイズ」でメジャー・デヴューを果たした矢口史靖監督が、何でまたキャリアを一歩後退させる様な映画を撮らなければならないのかということ。これは「エイリアン2」でメジャー進出したジェームズ・キャメロンが次に「T2」を撮らないで、「殺人魚フライングキラー2」(原題で言えば「ピラニア3」か)を撮る様なもの。自主映画並のお遊び感覚では原点回帰とは呼べません。それに、得意の人形アクションにも飽きてきました、6点献上。6点(2004-11-12 00:54:17)

63.  春の日は過ぎゆく 極一般的な恋愛遍歴の1エピソードをそのまま切り取った、切ないラヴ・ストーリー。胸焦がす大熱愛でも運命の大悲恋でもないラヴ・ストーリーが、果たして面白いかどうかは別として、少なくとも本作は、これまでに私が観た恋愛映画の中では断トツにリアル。他愛ない恋愛感情の浮き沈みは、多くの男女の共感を呼ぶ筈(若い人には解らないかな)。特にイ・ヨンエの年相応の老け方と言うか、やつれ方と言うか、盛りを過ぎた等身大の容姿と、リアルに気まぐれな人物造形は秀逸。こういう女性は男の方からキッパリと別れないとダメ。美人なだけに性質が悪い。こうして女の車に傷を付けてた馬鹿な子供も、やがて男になっていくのです(このシーン、私にとっては余りにも予想外の行動だったので、大笑いしてしまった)、7点献上。7点(2004-11-03 12:35:29)

64.  パイラン これは浅田次郎原作の映画化と言うより、1998年製作の邦画「ラブ・レター」のリメイクという意味合いの方が強いと思う。残念ながら私は原作もオリジナルも知らないのですが、掃き溜めに舞い降りた純真無垢な聖女が涙腺を攻撃してくる展開は、「天国までの百マイル」(私が知ってる唯一の浅田原作映画)と同じ反則技(しかもこっちは、大竹しのぶじゃなくってセシリア・チャンです!)。しかし本作も、「天国~」に同じく映画としての出来は決して良くない。カンジェとパイランの物語が乖離してしまっていて、チェ・ミンシクの熱演空しく、一本の映画としては非常にバランスの悪い仕上がりになってます。これは編集構成をほんの少し変えるだけで解決すると思うので、非常に勿体ない。そんな訳で、本作の天使・セシリアに5点献上。5点(2004-10-22 00:15:20)

65.  橋の上の娘 一見オシャレなアート系映画に見えながら、物語の骨格自体は、もの凄くオーソドックスなボーイ・ミーツ・ガール型のラヴ・コメディ(そう、「コメディ」なのです)。それが旅芸人という設定でファンタジックなロード・ムービーに仕立てられた上、男女の役割を逆転することで斬新なラヴ・ストーリーにもなっている(彼女は尻軽でも淫乱でもなく、「ビビビッ」とくる運命を探してるだけ。だから彼女は口説かれないで、常に口説く側なのです)。シンプルで美しいモノクロ映像に反し、音響が高度に作り込まれていたのも嬉しい。オーソドックスなラヴ・コメらしい予定調和のラストも嬉しい。そして、薄幸そうな歯の隙間から漏れ出てくる、ヴァネッサ・パラディの愛くるしい色香が独特の雰囲気を作っている。これはかなり「新しい」映画です、7点献上。7点(2004-10-13 23:17:03)(良:1票)

66.  8人の女たち 色使いにも毒々しさを漂わせる、「焼け石に水」を華麗に発展させた密室ミステリー・ミュージカル映画。とは言っても、「ミステリー」や「ミュージカル」自体はパロディの補強というだけで全く意味は無い。本作はタイトル通り“femme”の実態を「悪意を持って」描くことと、“actrice”本人達のセルフ・パロディに徹するパロディ映画です。全てに絶望する館の主人こそ、我々男の代表。とにかく、こーゆー企画を立て、こーゆー脚本を書き、そしてそれを実現してしまうフランソワ・オゾンって人は本当に凄いと思う(女優魂も同様に凄い)。これはオゾンにとっての「キル・ビル」なのです、7点献上。7点(2004-09-21 00:25:49)

67.  パコダテ人 全然古゜臭い感じぱしないのに、もの凄く懐かしい匂いを発゜散させるこの王道アイドル映画ぱ、宮崎あおいの、宮崎あおいによる、宮崎あおいプァン(若しくぱその予備゜軍)の為のプァンタジー映画。残念なのぱ、折角の設定なんだからぷら下げるだけじゃなく、CGとアニマトロニクスを駆使してもう少し尻尾の表゜現にこだわって欲゜しかった。函゜館も市で予算協力し、尚且つ実際の観光PRでも積極的に利用すぺきだったと思う。とにかく、最も正しく宮崎あおいを使った映画であるというだけで、映画の出来や内容に関係なく、本゜作ぱ成功作です(宮崎あおいヲタがパレパレ)、7点献上。7点(2004-08-16 13:34:38)

68.  バレエ・カンパニー 映画の紹介にはネーヴ・キャンベルが主人公のストーリーらしき物が書かれていますけど、はっきり言って本作にはストーリー等ありません。ロバート・アルトマンお得意の群像劇にさえなっていない。アルトマンの興味はジョフリー・バレエ・オブ・シカゴのダンサーやバック・ステージにも無く、完成された舞台そのものにしかない。従ってこの映画は「劇映画」ではなく、「ドキュメンタリー」でもなく、ジョフリー・バレエの「ライヴ映画」となってます(その舞台も、私には前衛的過ぎる作品ばかり)。本物を観る良い機会かもしれませんが、これはバレエ通の方にしかお薦めできません、4点献上。4点(2004-08-07 00:32:02)

69.  パルムの樹 なりふり構わず愛を求める子供心を描く、「本当は怖いピノキオ」といった風情のダーク・ファンタジー。従って映画の作りが「A.I.」とかなり被る(奇しくも同製作年ですが…)。それにレトロな世界観は宮崎駿、クライマックスのスペクタクルはまるで「AKIRA」、滅亡の近い地底人の描写は「続・猿の惑星」と、ヴィジュアルにもオリジナリティが感じられない。最初の方で背景説明が足りないので、ストーリーも良く把握できなかった。仕上がりとしては、もう一頑張りといった所でしょうか。ここで注意勧告。世界観とキャラクター・デザインに騙されてはいけません。子供向けファンタジーと勘違いしてうっかり幼い子供にでも観せようものなら、良くてその晩悪夢にうなされ、悪ければPTSDになってしまうでしょう。これはPG-12です、4点献上。4点(2004-08-07 00:31:06)(良:1票)

70.  ハンネス、列車の旅 (↑)よくもこの映画のビデオ・DVDに「逃走特急/インターシティ・エキスプレス」なんてタイトルを付けられたと思う。パッケージに書かれてるコピーも「時刻表<ダイヤ>を駆使して、最速ルートで逃げ切れ!」とサスペンス・アクション風。デザインも「大陸横断超特急」みたい。本作は全くそんなことの無い、時刻表マニアの中年男がドイツからフィンランドへ旅するだけの一風変わったドイツ製ロードムービー。映画のプロットだけ考えると、どうしてコメディにしないでこんな物悲しい雰囲気の映画にしたのかが解らない。物語的に暗くは無いけど、何かどんよりしちゃう映画です、5点献上。5点(2004-07-29 11:15:58)

71.  バティニョールおじさん 迫害される側でも迫害する側でもなく、(たぶん大多数の人がそうだったと思われる)ただ社会の流れの中に身を置いただけの小市民の視点で描かれた第二次大戦中のユダヤ人迫害物。(特に多人種国家では)誰もが抱いている隣人に対するちょっとした差別意識や妬み。しかし、それは百八つの煩悩に取り憑かれている極普通の人間の感情であり、また、人間は善意をも併せ持っている複雑な存在なのです。個人的には、もう少し「おじさん」のコンプリケイトな内面やそこに至るまでの苦悩・決断を描いてくれてたら、物語的にもっと面白くなったと思います。ということで、6点献上。6点(2004-07-09 16:15:43)

72.  パッション(2004) ローマ法王が「極めて正確だ」と述べたとか述べないとか。地獄行き決定の無神論者の私には正確かどうかは判りませんが、「極めてリアル」には感じられました。まず、歴史物でいつも違和感を持っていた英語を排したことが大きい。そして描写にも容赦の無かった鞭打ち(この辺は「ブレイブハート」にも被る)。「ここまで見せる必要があるのか?」という問いももっともだと思いますが、ここには底無しの寛容と底無しの残虐、つまり人間が描かれていると思います。全人類の苦役がこの程度のことでは軽過ぎると思ってしまった罰当たりな私は、もちろんキリストのパッションを感じることは出来ませんでしたが、代わりにメル・ギブソンのパッションはひしひしと感じました。それにしても、手の穴だけがどうして残ってるの? 6点献上。6点(2004-07-03 22:47:40)

73.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 「秘密の部屋」にほぼ最低評価を下した身としては、かなり勇気のいる鑑賞でしたが、いや、驚いた。これまで単なる動く挿絵でしかなかったのに、本作は無駄なエピソードやキャラクターを極力排した、「アズカバンの囚人」を巡る一本のちゃんとした映画になっている。原作からこういう話だと思ってたら、(↓)やっぱ相当脚色されてるんですね。原作ファンには賛否両論ありそうですが、「映画ファン」にとってはこの作り方こそ正解。世界観と映像、そして大人の階段を上るハリーの心が一気にダーク・サイドへ方向転換したのも奏功したのでしょう(ただ、子供向けとしてはダーク過ぎる様な気も…。それにホグワーツの地形まで変わってしまったのもどうかと…)。自身にとってこの方向転換は結構衝撃的だったので、驚きの7点献上。7点(2004-07-03 22:40:22)(良:1票)

74.  ハウス/HOUSE(1977) ま、一言で言ってしまえば確信犯的馬鹿映画。少しイッちゃってる役名やキャラ設定以上に凄いのが、耳を疑う台詞の数々。とにかく彼女達が台詞を喋る毎に爆笑してしまうこと請け合い。そして、仕上がりがどんなにチープでも、溢れ出るイマジネーションをそのまま映像化してしまった思い切り、観客の見たいものを見せようとする徹底した姿勢も凄い(いついかなる所でも風を受ける鰐淵晴子等、演出のツボは外してません)。また、ふんだんにお色気シーンがあることを考えると、本作は決して子供向けなどでもありません。「発狂する唇」など本作の足元にも及びませんヨ、7点献上。7点(2004-05-25 23:12:32)

75.  バニラ・フォグ ま、くっだらない話なんですけど、「魔法」をメタファーに表現した男女の恋愛感情がストレートに伝わってきて好きです、このラヴ・コメディ。“falling love”はお互い天にも昇る気持ちな訳ですけど、映画で実際に浮遊しちゃった時、その「現象=気持ち」を素直に受け止める女と恐れる男。その描写にグッときました。(マスカラ付け過ぎのCMよりも全然可愛い)狸顔したサラ・ミシェルの大根ぶりも大して気にはなりません(対して秘書役の人が良い!)。私にもバニラの香りの魔法の霧が漂ってきてくれないもんでしょうかねぇ…。因みに私はベルトはいじりませんが、7点献上。7点(2004-03-20 14:43:26)(笑:1票)

76.  花とアリス〈劇場版〉 多彩な出演者や、マンガ家の名前の駅名や学校名、「ペーパー・カンパニー」という芸能事務所の名前等、周辺の遊び心で所々笑わせてはくれる。しかし、恋愛の部分を少し中途半端にまとめてしまった感のある古臭い少女マンガの様な設定の映画を見られる物しているのは、岩井俊二ではなく、偏に鈴木杏と蒼井優の魅力。特に、巻頭は大して魅力を感じなかった蒼井優が、映画が進むに従いとても魅力的になっていく。中原俊に撮らせたら更に魅力を発揮したことでしょう。不要に長いのも気に食わないけど、本作の最大の不満はその映像。発色が悪く、画質の定まらない素人臭い手持ちカメラの映像はどうにかならないものか(「8 mile」や「アイ・アム・サム」なんか同様の撮影手法だと思うんですけど、どうして邦画と洋画ではこうも品質に差があるんでしょう?)。という訳で、総合評価5点献上。追伸:完成披露試写会で主演の三人と監督の舞台挨拶があったんですけど、最も舞台栄えしたのは役者ではなく、岩井俊二その人でした…。5点(2004-02-20 01:10:08)

77.  ハイスクール・ジャック/怒りの教室 金属探知機が設置され、空港の様なセキュリティ・チェックの行われる校門。市の予算が足りず窓ガラスが割れたままの教室で、真冬の寒風吹き荒ぶ中で行われる授業。専任の警官がパトロールする学び舎。いくら荒廃が叫ばれようと、日本からは想像もつかない教育環境がアメリカにはあります。最終的に殉教者を作ってしまうストーリー展開は、本作の問題提起を弱めているだけにしか見えませんでしたが、それでも全編興味深く観る事ができました。そして生徒一人一人の個性に望みを託せる希望あるラストが、本作の陰惨さを救っていると思います。そういうことで、6点献上。6点(2004-01-04 12:23:51)

78.  パンチドランク・ラブ タイトルが「パンチドランク・ラブ」、監督・脚本がポール・トーマス・アンダーソン。これじゃ、かなり転がって行くストーリーを想像してもしょうがないってもんです。しかし、蓋を開けてみれば何とも可愛らしい作品じゃないですか。若干シュールな部分が残されてますけど、ほとんど事件らしい事件も起きず、淡々とした演出でちょっと濃い目の出演者達をじっくりとした長回しで追いかけて行きます。私は本作から、かなりキューブリック的なものを感じました。ま、つまらなくは無いんですけど、もっと違うものを想像していた所為で、個人的に多少がっかりしたというのが正直なトコです、5点献上。5点(2003-11-30 05:14:20)

79.  ハルク (↓)あはは、【ちっちゃいこ】さん、私もハルクがシュレックに見えました。恐竜はあんなにリアルなのに、ここが現時点でのCGの限界なんでしょうかね。本作こそスクウェアに製作協力を頼むべきだったのではないでしょうか。それにしてもハルク、ちょっとデカ過ぎないですか? それに跳び過ぎ。映画自体も少し長過ぎ。その辺を除けば、アクティヴな分割画面と共に徹底的にこだわったカットの繋ぎ、そしてアメコミ映画史上最も美人のヒロインには満足しました。このアン・リーの演出手法は大正解だったと思います。この演出手法で別のアメコミ映画が観てみたいと思いました、5点献上。5点(2003-11-30 05:13:23)

80.  バグズ・ライフ ピクサー社の骨休め的な作品でしょうか。「アンツ」と比べれば確かにキャラクターは可愛いし、もちろん一本の映画として見てもそれなりのレベルだとは思うんですが、人間社会の反映とキャラクターの魅力という部分では、「アンツ」や他のピクサー作品に比べ今一つという印象。既に「モンスターズ・インク」や「ファインディング・ニモ」を観てしまった後では辛い仕上がりです(ま、これは本作の所為ではなく、多分に自身の所為ですけど…)。こんなに御伽噺的にしないで、もっと現実感のある(虫の世界で現実感も無いと思いますが…)物語にすれば面白かったと思います。んで、5点献上。5点(2003-11-30 05:08:46)(良:1票)

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