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1.  パンズ・ラビリンス 過酷なファシズムの現実と幻想世界との対比の中に 現実の方が遥かに重要である状況に驚きと新鮮さを感じた。 非常に面白く、インパクトもあったのだが、冷静に振り返れば 美しい感動は、物語の中には決してなかった。 幻想世界は少女の妄想なのか、彼女は幸せだったのか、そういう 神の目線も、一元的な批評視点も、この物語には必要で無い気がした。 すべてが主体で、それぞれの登場人物の中にそれぞれの物語が 存在している。それは固執であり、醜さであり、崇高であり、 一途であり、逃避と依存であり、純粋さであった。 (でも愛は無かったよね、正直いって。) 観終えて、一日たった今、無垢な少女という設定によって、 過激な現実表現を許され、浄化するだろうという 暗黙の了解な感覚を受けている。(ナウシカもそうだもんね) パンフレットに、これをイニシエーションという人がいたが そうは思えなかった。なぜならイニシエーションは社会に、より 近づくための精神的な成長と成熟を得る儀式・経験だが、 この映画の少女の試練は、より現実から逃避するための儀式だった。 かといって、現実世界に喜びを見出せない人が、 幻想世界の中に幸せ(結果的には希望)を 求めることは決して悪いことでは無いと思った。 ただ、それはあまりに現実世界が悲惨で悲劇的な場合であって、 この太平の日本で不満不平と絶望しか感じないのならば、 どんな世の中ならば幸せになれるというのであろうか。 王女様にならなくても幸せにはなれる。 全体を通して、成熟した精神性の視点を感じなかった。 ずっと隠された性を(いや、むしろ公かな) ふつふつと感じさせられたが、それは主人公の女の子の 健全性でかなりクリアにされていた。 面白かったけれども、長く付き合いたい監督ではない。 観たた瞬間は夢中になったけれど、今はちょっと突き放したい。 [映画館(字幕)] 8点(2008-01-17 12:22:36)《改行有》

2.  パッション(2004) 私は無宗教だが、啓蒙思想が宗教を愚かとする考えには反対である。 世界の人々の信仰の意味をできる限り理解したいし、敬意を払いたいと思っている。 キリスト教であれ思想哲学なんであれ、賞賛すべき事は、 普遍的な道徳心を社会に提供し、それが何世紀にも渡って文化を築いたという 事実だと思う。 ニーチェは神の名の元に善意的な思考をすることは、負け組みの正当化に過ぎないとしたが、 善意的な思考を正しいと信じてくれる社会が存在することは心救われる気持ちになる。 私はキリストが拷問される姿を観て嘆き悲しむマリアの姿に心打たれた。 キリストが拷問される姿には恐怖は感じても悲しみは湧かなかった。 しかしクリスチャンの方だろうか、すすり泣いている方がいた。 この差が宗教なのだろうか。 しかし考えてみたら、幼い頃からクリスチャンの方は 週一のお祈りでキリストに会っている。 私とキリストに対する親しみと愛が違う。 表現が悪いと思われるだろうが、もし、このキリストが ドラえもんだったら、私はドラえもんが拷問される姿に泣くと思う。 ドラえもんが拷問される姿に泣くのび太に泣き、しずかちゃんに泣き、 裏切るスネオに泣き、あの人を知らないと叫ぶジャイアンに泣くだろう。 不謹慎な例だと思われるだろうが、幼い頃から親しんでいる 一種偶像としてドラえもんは私にとって神聖な存在であるらしい。 もちろん実際に会ったことがあるわけではない。 毎週のびたに説明するドラえもんの小言。説明。思考。 完全とはいえないが、のびたにより良くなってもらおうという愛がある。 聖書もこれに似ている。 ようは話を聞く側は、話しての愛をどう受け止めるかなのだ。 正しい間違っているはたいした問題ではない。 さて、ところで、パッションを観て癒されたという人もいたらしいが、 それは何故なんだろうか。 こればかりはドラえもんではわからない。 ドラえもんが生き返った映像があっても私はそれは気休めにしか思えない。 この先はそれこそキリスト教の世界なのかな? 4点(2004-06-29 01:20:37)(笑:4票) (良:4票) 《改行有》

3.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 ハンプティーダンプティーのおばちゃま主人公。実は女神の様な女性という設定ではない。旦那をひっぱたき、車から飛び出す様なケンケンした中年の女性。彼女は偶然立ち寄ったカフェで似たような女性、ブレンダを見つけ、客観的な視点から彼女の家族を見つめ、慈しみを与えていく。ブレンダ達のヒステリックな苛立ちと行き場の無い憤りが、少しずつ居場所を得る行程は安心を与えてくれる。愛し、愛され、安心したい、そんな帰属意識を満たしてくれる物語でした。疲れ、苛立ち、旦那と子供にヒステリーをぶつけてしまう女性に愛を以って捧げたい。7点(2004-04-04 17:28:11)

4.  HANA-BI 「HANA-BI」は確実にゴダールの「気狂いピエロ」に影響を受けている。 所々与えられた絵画群、青い海と空、暴力、犯罪、銃、愛。夫婦の死までも共通している。 しかしタケシはゴダールの様に映画の中にソレとわかる詩を唱えない。 映画中に現れる絵画にも存在する理由を与える。 照れがあるからであって、また、それを隠す為に暴力やギャグを利用する。 コレが彼特有の表現手段になっているのは明確であり、日常の経験論からのアプローチである。 いわば詩というインテリジェンスで叙情的な手段を使わず、むしろ逆の方向からゴダールと同じテーマを描いてみせたのだ。 凄い、タケシ。 ゴダールの様な巨大な芸術精神に彼なりの表現手段で並んでみせた。驚かされる。ゴダールがこの作品を誉めたのもうなずける。 「菊次郎の夏」でもタケシは「優しさ」を暴力やギャグの中にまぎれ込ませて表現した。 「HANA-BI」の中ではどうだろう。暴力の中に見出せる愛。そんなのは駄目だと意識は反発したがるのだが、理屈を超えた説得力を以って納得させる。 タケシの心は大きい。 しかし、タケシにとって、もはや表現手段として暴力を利用する事は楽な道の選択に思える。 次の課題は新しい表現手段を見出す事ではないのだろうか。 既に評価されている形に固執しない度胸と新しさを追及する力を彼は持っている。 タケシが新しいタケシへと展開するコトを期待をするのは、あながち的外れではない。 さて、現実のタケシは次の自分に対してどういった挑戦をしているのだろうか。 さあ次のタケシの作品を観なければなるまい。 しかし、困ってしまうのは、映画監督としてのタケシに対するリスペクトが深まる毎に、 ブラウン管の中のタケシにまで憧憬が増してしまう。彼にとっては不本意らしいのだが。 10点(2004-03-06 03:03:06)《改行有》

5.  バウンド(1996) どうみても主人公は悪いヤツなのに、女性ということで、観客を完全に主人公の味方につけたのは見事としか言いようがないっ! だって、誰も女子供が拷問を受けたり殺されたりするのを観たくないでしょーん?マフィア男は可哀想の至り。マフィアというだけで、お金を盗まれたり騙されたりすることを正当化される気の毒。一番の被害者。 悪者っぽいところが観る者の良心の呵責を救ってくれる。とにかく脚本が見事っ!!どうせ上手くいくでしょ、と思わせない。最初に拘束されたガーションを映す。つまり、どこかで失敗した事を観客に告げている。このとき、ヴァイオレットを映していないから彼女の安否もわからない。故に度々訪れる危機に何度も緊張を与えられる。このテンポの良い緊張感は”レザボアドッグス”を思い出させた。頭いい脚本だね。でも凄く男性っぽい脚本、特に理屈っぽい理系思考の脚本だと感じた。あまりに不確定な行動想定で計画を立てるガーションに、何故にか不確定な行動想定で物事を予測するマフィアのにーちゃん。思考プロセスが同じ二人は、まるで同一人物。描かれる人間の種類がどうにも狭い。ガーションのタイプは経験論者っぽいんだけれどな。 そういう意味で、ウオンシャスキー兄弟はアニメや本や漫画等の活字世界の人間なんだなと再確認。しかしそれでも脚本、上手いね。ストーリーテーラーなのは変わらぬ事実!!7点(2004-02-23 01:46:26)(良:1票) 《改行有》

6.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち グーニーズ21世紀バージョンを観た気分です。楽しかった。ディズニーのカリブの海賊ですか?じゃあ次はホーンテッドマンション?ジョニーデップ、変なメークに変な動きしても、根本的な色気が滲み出ていました。いや、色っぽい男です。しかーし、「ラスベガス」のジョニデには色気は出ていなかった。とすると、このスパロウの駄目男っぷりの色気すらも役作りなのか?!!と思えば、この確信犯性には敬意ですね。みんなっ!キムタコ(死語)になっているときじゃないよ。ジョニタコになろうぜっ!!8点(2004-02-22 14:29:55)

7.  バートン・フィンク 「Are you in pitchure?」(=君は女優?もしくは絵?)。燃え盛る通路、既にない死体。夢ならば万事辻褄が合わなくてもオッケーなのかな?夢かどうかがわかりづらい結論だったことを考えれば、夢かどうかは問題の主流ではない気がする。妄想だろうと、夢だろうと、現実だろうと、バートンが見た世界そのままが提供される。チャーリーという名のヒール。最初は心気安い隣人も、いずれは、自分のスランプを打破してくれる希望の光に。殺人鬼の救世主というアイロニーすらもここではたいした問題ではない。作家の最大の不幸は「書けない」ことであって、それは殺人や殺人鬼よりも大きな問題。逃避的な外的存在に因る問題打破願望な物語。コーエン兄弟って「あー、ソノ気持ちわかるー。」っていうものを提供してくれるけれど、でもわかった(?)ところで、いまいち哲学的センスを感じない。この作品を見て、常に忙しい同僚が、「今ここに強盗が現れてくれたら全て解決するのにー。」という戯言を思い出した。そんな妄想的逃避性。これだけ評判のいい監督なのに楽しめない自分が残念。 6点(2004-01-03 16:56:23)

8.  バンディッツ(2001) 魅力に対する既成概念をおちょくる大人のエンターテイメントコメディー。つじつまよりも、勢い優先。ノリノリ気分で鑑賞できました。キャラクターに皆愛嬌。ラブ・イズ・オケー。 常識的で貞節で優しくっても、魅力無ければ愛は訪れない。イッていよーが、暴力男だろーが、浮気症だろうが、それを超える魅力にあふれていればこそ!魅力万歳![映画館(字幕)] 8点(2003-11-30 00:23:47)

9.  8人の女たち 女優人がパワフルオーラに包まれて圧巻!そんな彼女達を見ているだけで楽しい!小粋で丁寧!高価で洒落たものを見て特した気分です。ストーリーは小説「7人の叔母」的。女性特有の優しさ、いわゆる許容の母性が全く表現されていないあたりは男性視点?小さな心のゆらぎを表現する余裕の無い、舞台的な独特の世界観に徹底した完成度。食べる事を目的としていない観賞用の御菓子といったところでしょうか。[映画館(字幕)] 8点(2003-11-18 03:03:43)

10.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 やはり本に非常に忠実(笑)。イギリスののび太君は少し大人になったようです。7点(2003-11-16 01:52:07)

11.  ハリー・ポッターと賢者の石 ここまで本に忠実とは(笑)。子供の頃、魔法使いゴッコでやったかのようなシチュエーションが楽しかったです。子供心に返れる映画かな。 7点(2003-11-16 01:49:43)《改行有》

12.  バニラ・スカイ 話題になった割には何も新しくない様な。最後、トムが目覚めてどうなったのかに 全く興味ない自分に気づいて、この評価が適当かしらん。 4点(2003-11-15 05:22:05)《改行有》

13.  パルプ・フィクション 一ヶ月たってジワジワきまくった作品。 色々なシーンが実にクール!力が抜けたり、全神経が張り詰める緊張感を与えられたり、ソレが何度も何度も激しく繰り返される。 恋愛劇、暴力劇、哲学劇、全てが別の物語で、全てが複線。 色々な要素が脳内リンクを楽しませる。なんと心地良いことか! そんな三文小説にクラクラでした。 9点(2003-11-15 04:28:09)《改行有》

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