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ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  八月のクリスマス(1998) 《ネタバレ》 こちらは先に山崎まさよし主演のリメイク版の方を見ておりまして、何もリメイク版「犬神家の一族」を見た同じ日に、この映画見るこたぁないじゃないさ、と自分にツッコミ。先に見た映画とあんまり変わらん、って映画を1日2本見るのはなかなかにツラかったりして。リメイク版とはヒロインの職業が違うだけで、ほぼ同じ映画でして、リメイク版の方はちょっとだけオリジナルなネタが入ってます、という状態。本来はこちらを先に見るべきでしたね。どうしてもリメイク版の方が良く見えてしまうところが多くて、それは自分がやっぱり日本人だからだったり、映像表現の差が結構大きかったり、関めぐみが個人的に好みだったり、と。映画はオリジナルをまず先に見るべし、というのを痛感した次第。感想はだからリメイク版と一緒。死を前にして淡々と遺してゆくべきものを形にするシーンが切なく迫ってきます。リメイク版に比べると少しだけテンポが速い分、呆気なくもあり、スキッとした仕上がりでもあり、と。しかし、ハン・ソッキュにしろ山崎まさよしにしろ、あーんまり感情移入できるような魅力を感じないって点まで一緒なんですよね・・・。むむむ。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-17 01:28:57)

2.  初恋のきた道 《ネタバレ》 映画を見始めた瞬間に心のシフトを入れる場所を間違えると、これはとんでもないキモチノワルイ、あるいはオソロシイ映画に映る危険性大ではあります。チャン・ツィイーが健気で可愛くっていい娘だぁ、と思えばホンワカ温かくて切ない物語になりますが、執着心の強い、計算高い女だぁ、と思うと、もうね。私は、あ、こりゃ前者で見ないとイケナイ映画だな、って割り切って見たので、とってもいい映画に映りましたが。ふんわりとした光と美しい風景の中でぴょこぴょこ健気に走る彼女の姿を見て、そこに柔らかな気持ちが感じられれば、それで十分って感じ。注目して頂きたいのは、老いた彼女の部屋に飾られた2枚の「タイタニック」のポスター(こんな中国の田舎のおばあちゃんまで見るなんて、一体世界中でどんだけの人が見たんだ?「タイタニック」)。老いてなお、彼女は「タイタニック」のローズにめちゃくちゃ共感したのです。ダンナと一緒だった40年は彼女にとって、きっとジャックとローズの過ごした短い時間と同じくらいにドラマティックだったのでしょう。そして老いたローズに重ね合わせて自分の人生を思い返したに違いありません。・・・なんて思いっきり深読みしたワケですが、そのお陰で感動できましたよ。音楽までジェームズ・ホーナー調な映画ではありましたが。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-25 00:20:30)

3.  はじまりの冒険者たち レジェンド・オブ・クリスタニア 《ネタバレ》 「クリスタニア」という壮大なサーガの、そのはじまりとなる部分を描いた映画、らしいんですけれど、その肝心の「クリスタニア」を知らなくて、興味もなくって、という人間には何が何やら、って感じ。結局、はじまってすらいないんでないの?くらいに中途半端なところで終わってしまいますし。壮大な物語なんですよ、と言われても、そのはじっこをちょろりと見せられるだけで終わられてしまっては、それが存在する意味すら判らず、本やビデオの単なるプロモーションのための映画だったの?と思われても仕方のない事かと。1時間以上に渡って見せられるコマーシャルフィルムに、入場料を払わなくちゃならないのはとっても疑問なんですけれど。[映画館(字幕)] 1点(2004-08-07 00:56:37)

4.  裸の銃を持つ逃亡者 あらら、こんな大事な作品(点数は高くないですけど)をレビューし忘れてるとは! 「もういいトシなんだからさぁ、バカはやめよーよ」、なんてツッコむ人がレスリーの周りにはいないんでしょうか? ひたすら楽しそうにバカを爆発させる彼には、尊敬の念を抱きます。だって、コメディ俳優なのにちっとも楽しそうじゃない人がいっぱいいる中で、彼は本当にバカが好きなんだもん。楽しんでる事がスクリーンから滲み出てきてるもん。パロディはベタだったり、あまりに盛り込み過ぎて笑うスキを与えてくれなかったりするけど、アクションはムリしてる感があって、見てるこちらがハラハラしちゃうけど(あーもーやめてー、ムリしないでー)、彼のバカは私を幸せにしてくれます。惜しむべきは、これを見たのが地下鉄の音がごとごと響く、ちっこいスクリーンにガサガサの音の映画館で(だけどロードショー)、落ちついて見られなかった事。6点(2004-06-16 01:56:14)

5.  バードケージ 本来なら、めちゃくちゃアクの強いハズのロビン・ウィリアムズ&ジーン・ハックマンが、ネイサン・レインの存在によってアク抜きされちゃってるのが可笑しいです。彼(彼女)は、多少デフォルメがキツい気もしないではないですけれど、ホントにああいう人生を送ってきた人、みたいに思えちゃいました。大爆笑、とはいかないけれど、全編それなりにユーモラスで笑える映画でした。ただ、大作系お正月映画として上映すべき映画ではなかったと思うんですけどねぇ。大劇場の大スクリーンにミスマッチな映画ではありました。やっぱり、お正月に広々&ガラガラの場内で笑ってるのって、虚しいし・・・。6点(2004-05-15 23:39:34)

6.  パルプ・フィクション 様々な映画の文法を自在にサラリサラリと駆使して魅せるその上手さ! 解体して再構築しているように見えながら、実はこの構成こそが、この映画の正しい形だと気付かされる流れ。飛躍とリズムの陶酔。こりゃあ見事ですわ。なんと言っても、料理法によって役者はこんなにも引き立つんだねぇ、って事を実感させるサミュエルやユマのカッコ良さ。ただ、この映画の血生臭さは好みではないので、申し訳ありませんが1点減点。ちなみに渋谷の1000人以上入る映画館で見た時は満席でしたが、世の中的には大ヒットってワケではなかったので、渋谷系のセンスにハマった映画って感じだったのでしょうね。同じタランティーノでも『キル・ビル』なんかは新宿系ってニオイがしますが。[映画館(字幕)] 9点(2003-12-20 12:56:14)

7.  (ハル)(1996) これだけネットが発達した今の時代だと、画面に出てくる文面、ちょっと恥ずかしい感じ。(ハル)と(ほし)のお互いのプライベートがごちゃごちゃし過ぎな印象があって、もっとフツーな人でいいんじゃない?とは思いますが、ちょっと無機的な人々の中からデジタルを通して生み出されてゆく有機的な感情、というのは面白く感じました。最近はネット上の人間関係も、もっと複雑な世界になっちゃいましたけどね。罵りあい、貶しあいは日常茶飯事、私の分身のちびっこい魔女っ子はレンジャーのカノジョである魔法使いの嫉妬を買ってケンカの原因になって、うわー!男です、オ・ト・コ!別に性別言ってなかったけどネカマプレイしてたワケじゃないんですよぉ!なんて事態を引き起こしたりしてますからねぇ・・・。[映画館(邦画)] 7点(2003-12-19 13:52:11)

8.  パラサイト・イヴ 《ネタバレ》 好き、と言うとアタマを疑われちゃう感じですが、好き。ホラー映画としては思いっきり失格だとは思うんです。ちっとも恐くないし、なんだか『スペースバンパイア』のできそこないみたいな展開だし。でも、私はこれを恋愛映画として見てしまったので、あーなんて悲しくって感動的な物語なんでしょー、と(ああ、聴こえてくる、「はあああ?」「えええええ?」)。イヴとしてでなく、聖美として利明を本当に愛した、そう信じるって、それがエンドクレジット部分で描かれた映像で暗示されて、幸せだったあの頃~、なんて思ったら泣けてきて(「はい~?」「あ~?」)。だって、葉月里緒菜、良かったし(「うそ~」「ダメだこりゃ~」)・・・。確かに、すっかり感動しちゃってる私の後ろの席で、お兄ちゃん二人がモメてましたけどね。「なんだよ、お前のせいだからな。こんなモン見せやがって」「知らねえよ、映画のデキなんて見る前から判るかよ」。そこでもし「私は良かったと思いますがぁ」なんて言ったら殴られてただろーな・・・。[映画館(邦画)] 7点(2003-12-19 12:49:42)(笑:2票)

9.  ハムナプトラ/失われた砂漠の都 ちょっとCG使いすぎ、って感じでしたねぇ。スペクタクルな映像も、そりゃCGだもんねぇ、って。しかも結構雑なCG多くて、全体的におもちゃっぽい印象。映画そのものは、頭カラッポにして楽しめばいいタイプなので、とりたてて文句言うべき事もないですね。レイチェル・ワイズのクラシカルな美しさに目を楽しませて頂きましたし。ただ、私は海綿状のモノがヒジョーに苦手なので、途中、イムホテップミイラが海綿状だったりしたのはうぎゃあ!って感じでした。全身かゆかゆ~。6点(2003-12-19 12:23:52)

10.  HANA-BI ごめんなさい。どうしてもこの監督の意匠が全く肌に合いません。頻繁に挿入される絵にしても、途中挿入される本編とは関係のない和風な映像にしても、非常にわざとらしく感じられてしまって、人にいいと思わせる映画テクニック集を見ているような感じ。物語も、いかにカッコ良く死んでみせるかを描く「俺様映画」状態。計算高さとナルシズムの塊・・・ぶっちゃけて言うと北野武という人の自慰ショーを延々と見せられているような感じで、気持ち悪くなってしまうのでした。ただ、正直に言うと私はビートたけしという存在が大好きで昔はライブに行くほどだったのですが、故・田山力哉氏に対する「TVタックル」での集団リンチ状態、あれで嫌いになりました。ああいう、じゃあお前が作ってみろ的な事は表現者として絶対やっちゃいけません。それだけで私はこの人、映画監督失格だと思っていますので(大島渚、崔洋一、井筒和幸も同罪。あれと「朝生」見て日本映画終わった!と思いましたが、つーか、大島自ら終わった宣言してましたが、ああいう人達より後の世代が頑張ってくれてます)、すっかり権威主義になってしまった点も含めて、今後も作品以前の状態でこの人を評価する事はないのかな?[映画館(邦画)] 3点(2003-12-18 21:53:01)

11.  パトリオット・ゲーム なんか巨大な陰謀渦巻く話なのかと思ったら、テロリストの恨み買っちゃってあいたたた、って映画で、シンプルかつセコい映画世界にがっかり。見せ場はそれなりにあっても、そこにあるのは国家の危機とかではなくて、「てめー!」「お前こそー!」って世界なので、あーもー勝手にやって、という気持ちばっかり。世界を飛びまわりながら、やってる事はやくざ映画みたいなモンでした。5点(2003-12-18 21:36:27)

12.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 前作のヴァルに比べれば、クルーニーのバットマンにはすぐ馴染めましたし、ユマ・サーマンは本当に魅力的。安っぽいネオンみたいな美術も面白くて、世間の悪評よりも楽しめました。シュワルツェネッガーの悪役は、シリーズ最弱じゃないの?とか思いましたけど。あと、監督のシュミから外れる、とゆーことなんでしょうけれど、アリシアのバットガールがぜーんぜん!画面にちゃんと映らないのはカンベンして!って感じでした。んー、フツーの男はソコが見たいのに、もう! オトコは舐めるよーに撮るクセに。6点(2003-12-18 21:20:15)

13.  バットマン・フォーエヴァー ジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズの悪役ぶりはいいのですが、肝心のバットマン役ヴァル・キルマーの、あのクセのつよ~いカオがどうにもこうにも最後まで馴染めなくて辛かったです。物語もブルース・ウェインとバットマンの二面性の間で悩んだり、正義と悪の似た者同士の近親憎悪な物語だったりと、もーいつまで同じネタを引っ張るの!って感じで。前2作からちょっと変化して、アールデコ入ってる感じの美術は良かったんですけどねぇ。それだけかな・・・。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-18 21:14:20)

14.  バットマン リターンズ この時のティム・バートン、なんか冴えがなくなった?って感じました。バットマン、ペンギン、キャットウーマン、似た者同士が傷付けあう寒色の世界の物語は、映画の美術そのままに寒い印象ばかりが目立ち、ユーモラスな画材で溢れているにも関わらず、最後まで心弾むような展開にはなりませんでした。この暗さこそがティム・バートン、という方もいらっしゃるかもしれませんが、悲劇を描くにしても、ちょっともやもやとし過ぎているような。全体的にすきま風を感じる映画でした。6点(2003-12-18 21:09:39)

15.  パッチ・アダムス デリカシーが必要な題材のワリには、無神経な部分があって、手放しに感動、という訳にはいきませんでした。ガールフレンドの死を、まるで進行上のアクセントのように扱ってしまっていいんでしょうか? 医療についての映画であると同時に当然、死についても語っているだけに、作劇上でその扱いが安易では問題があるとしか言い様がないです。この映画のロビン・ウィリアムズ自体は嫌いではないんですけれどねぇ。ただ、この映画の描こうとした事自体は間違ってないんじゃないかな、って思います。いかに医療技術が進歩しようとも、結局は人間と人間との対話の世界なんですよね。今の現場のインフォームド・コンセント、メンタルケアはこういう人達の尽力によって成立してるんだろうなぁ、って。病気になって入院してみて実感した私でした。6点(2003-12-18 12:36:45)

16.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 前作の謎、どうやって55年に残されちゃったマーティがそこから時間を移動できるの?っていう部分、公開前によ~く考えてみたら「あ、そっか」と判ってしまい、実際の映画でもさっさと解決されちゃってて肩すかし。そうなると後の部分はそう多く問題を残している訳ではないので、ぷっつりとシリーズを通した物語の流れの糸が切れたような感覚になっちゃいました。前2作と違って、のどかな西部劇の世界が展開すると、映像の密度も低めになって、どこかで見たような映像ばかりになって、面白味も少なくなっちゃったなぁ、って。恋に悩むドクなんて、あんまり見たくない感じですしねぇ。最後はシリーズのオチとしてキレイに決まりましたけれど、最終作としてはパワーが少なめで、ちょっと物足らなかったです。でも、何よりこれでシリーズが終わってしまったという淋しさがツラかったかな。[映画館(字幕)] 7点(2003-12-18 12:06:03)

17.  8mm 《ネタバレ》 なんで8mmフィルムなんでしょうねぇ。現像で足付くってゆーの。この話の設定、ビデオがない時代じゃないでしょうに。なんか全体的に甘いかなぁ。そりゃ確かにニコラス・ケイジ的に、かなり恐い思いをしたでしょうけれど、現実って、もっと酷い気がします。一人の男の英雄的行動でどうにかなっちゃうような事件で済んで良かったね、って感じがするんですよね。女の子の生きてきた証、それが無惨に壊されてしまった怒りをストレートにぶつけてきたら、もっと名画になったかもしれませんけど。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-18 10:34:53)

18.  裸の銃を持つ男 PART33 1/3/最後の侮辱 劇場で見たのは、この最終作だけなのですが、今や頭の中で、どれがどれやらごっちゃになってます。脱獄やらアカデミー賞やらがネタのヤツでしたっけか。んー、この頃になるとオープニング以外はどーでもよくなっちゃってるような感じでしたねぇ。どうしてもマンネリ感がしちゃって。それでも、ドレピン警部ものって、他のレスリーものや、最近の下ネタストレート系の笑いよりまだマトモに笑えるんですよね。6点(2003-12-18 10:26:31)

19.  バグズ・ライフ 《ネタバレ》 CGで表現された世界は目を見張る美術力ですが、映画はそこに依存しちゃってる訳じゃなく、脚本が練られていて物語自体が魅力的です。色々と登場する虫達は個性が強く、でもそれが煩わしくならずに見事に調和されていて。ノミの団長は、物語の足引っ張るだけの存在でしたけど。アリの世界や街などの場所の位置関係がハッキリしないために、世界の広がりを感じづらく(オチのせいでその「狭さ」をバラす事ができなかったのでしょうが)、クライマックスのサスペンスの組み立てが今ひとつ、という感じはありましたけれど、キャラクターみんながかわいい、愛すべき映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2003-12-17 14:20:08)

20.  バウンス ko GALS 《ネタバレ》 ジョンコとラクチャンがリサのために動いた日、その最後、リサを見送る姿に感動しました。映画は、繋がってない世界で形としての繋がりを一生懸命模索してる今の冷めた現実感が反映され、退廃的な雰囲気を持っているのですが、その中にキチンと希望を見出しています。それがたとえ儚いものであっても。大人の俳優の確かな存在感と、若い子達のリアルな存在感とが、ちっともハーモニーにはなっていない点が、欠点ではなくて、逆にこの映画の輪郭をクッキリと浮かび上がらせる長所となっている感じがします。原田監督、時代と向き合う映画は名作が多いですね。[映画館(邦画)] 8点(2003-12-17 13:48:16)

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