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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 176
性別 男性
ホームページ http://blog.livedoor.jp/tikusyou2001/
自己紹介 栄華なる映画の夢。

それを愛する俺という人間。
人生の節目で楔を打ってる…それが映画。
人が素通りするような映画でも、泣き笑い。
人生を振り返る刻「あの時はこうだったな」と。

喜怒哀楽を織り交ぜ、時に想い出し…
フットルースを観て、馬鹿な友達らとオールナイトで遊んだ。
何気なくTVで観てたマッドマックス2が一生の映画に。
深夜、遊び疲れて入った映画館…
寝るつもりだったのに、皆で観入ってしまった事も。
そこで観たブレードランナーは最高だったね。

何かの記念日になりそうな予感のする日に…
素晴らしい想いが出来た一日の終わりに映画を…
そして何気ない日にも映画を。

人生を素晴らしくする景色であり、想いなシネマの夢。
観る事で、体感する事で、感じる事で、自分を創ってゆく…
名作・良作・佳作・駄作、全部心から愛してみる。
アレが楽しい、コレも楽しい…それでイイ。

それは新しい映画だったり…
昔、感動した作品だったり…
映画と共に人生を歩んでいけたら幸せです…と思ったり。
皆さんにも良き映画人生を。

…ね?魔法のようでしょ?

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1.  パラダイス・アレイ 《ネタバレ》   ――TOO CLOSE TO PARADISE―― 何度も何度も観ていた映画だけど…最近、DVDで購入した逸品をもう一度。 タイトルは…男の夢と哀愁を誘うこの作品と、そう…あの曲。 ――パラダイス・アレイ(1978年) まぁ、正直に言うとBlu-rayでは売ってなかったのでDVDで観直したんだが、気づいてなかった(もしくは忘れていた)事がある。 なんと……アレだ!DVDの日本語吹き替え版が存在していたって事だ! ヒャッホー!やっぱ初めて観たのはTV版だったので、余計に胸に来るぞ! 思えば…独りぼっちで深夜の時間帯。 帰宅の母親を待ちつつ、俺はあの映画にハマっていた。 まだロッキーを完全に把握すらまだだったのに、スタローンだけじゃなく兄弟にまで魅せられた。 ああ、カルボニー兄弟と(日本語の)キャストたち…。 ロクデナシの兄、「シルヴェスター・スタローン(玄田哲章)」と……病気になりつつも仲間を護る「アーマンド・アサンテ(羽佐間道夫)」。 そして身体は最強でも優しい性格の「リー・カナリート(タイガーマスク)」が末弟で、あの”佐山サトル”の優しい声が、あの映画のシーンには……うん、燃えて来るじゃないか。 3人の人生の佇まい…まだうまく把握できないくらいの人生だが、俺は常に彼らを愛している。 思えば、次兄であるスタローンを演じたのは「玄田哲章」さん、そして長兄(アーマンド・アサンテ)が演じて、何故か羽佐間道夫さんの声で「ランボー」で演技してたのもあり少し笑えちゃう。 更には、末弟のリー・カナリートが「タイガーマスク」の吹き替えまで演じていたのが再度、素晴らしい。 正直、タイガーマスクにとって、この演技は上手なのか下手なのかってのは良く解らない……だが!あの優しい感じの雰囲気が、ただ異常に似合ってる。 闘ったレスラーのフランク・マクレー役は「ビッグ・グローリー(今西正男)」さんの黒人巨漢ファイターも人間味が厚いじゃないか。 昔、その後にアンブリンで「ニューヨーク東8番街の奇跡」を観たが…うん、温和だけど優しくて強い黒人が大好きだった人。 そして作曲 は素晴らしき音楽を奏でる「ビル・コンティ」だ……そう、シルベスター・スタローンが、あの"TOO CLOSE TO PARADISE"で強く胸を奏でた名曲だ。 あの敵役なのに”憎しみを感じさせない「フランキー(西尾徳)」”を演じた男……そう、屈強なテキサス・ブロンコ「テリー・ファンク」の永遠も…。 彼の復活、そしてあの演技を…ただ忘れない。 いや、忘れてはならない。      *      * 闘うだろう人は、ずっと永遠だ。 例え、魂の永遠が終わると知っていても。 ――生きて欲しい。 それは”勝利”や”敗北”ではなく…”闘い続ける”為に。 悔しくても明日を捨てずに…”生き続けて”欲しいのだ。 それは男が生き続けるために…今はずーっと。 生きて欲しい。 生きて欲しいのだ…! 辛くて困難でも… ただ、人は生きて欲しいんだ。 .[DVD(吹替)] 8点(2023-12-14 05:32:27)《改行有》

2.  バービー(2023)   今日は、初日なので観てきた。 ――バービー(2023年)吹き替え版 前情報は殆どない感じだったので…ある意味ベスト・コンディション。 だが、悲しい事に客があまり居らず、1/3程度しか入っていない…若干劇場ごとに誤差があるのかな? そして親子づれが居たんだが、小学4~5年生くらいの女の子が「大人ばっかりだね~」と、席に座ろうとする俺を見ながら言い放ってて、少し恥ずかしい気持ちになった次第。 オトナを虐めんな。笑 そして、例によってネタバレ厳禁。 まず、俺は「マテル社」のバービー人形は全然詳しくない。 それを念頭に置いて貰ってになるんだが…いや、確かにこの映画って攻めてると思う。 作り手の気持ちっつーか、テーマも含めて。 ただ、このテーマってのが若干”難解”だろうと思う。 難しいって意味じゃなく…いわゆる”テーマを心の何処に置くのか?が難解”だ。 人によっては、ザックザクとハートにぶっ刺さるだろうし、そうじゃない人間にとっては「はぁ?」って感じの肩透かしになるだろう。 何でもアメリカでは、かなぁぁぁぁぁり受けた内容らしいが日本ではどうだろうか? んぅ~…俺は色々と考え過ぎて、観ながらも思考がグラングランに揺れ捲った。 価値観って言うか…うぅぅ~~~ん。 過去と未来の価値観、男と女の価値観…もうフェミニズムの交差が壮絶でTwitterでの論争を観てる気分になって来る。 更にはジェンダー系の問題も(勝手に)俺の脳裏に出てきたりして、もう何か「触れたくない映画なんかな…コレ。」とか意気消沈もしてしまった。 正直、俺自身がこの辺の情報を、まだ自分に固定化が出来てないっつーか… フェミニズムの問題も、ジェンダーについても「これをされたら嫌だな…」くらいしか考えてないので、余計に考えがグラングランになってしまう。 そして、ここで答えは書けないけど「それぞれの希望する世界観」についても、どれが自分に合うだろう?なんて考えるから余計に脳が揺れる。 ――女性の自立か? ――男性が主軸となる世界か? ――更には新しい道か? その距離感のベストなんかも考えたが…色々と迷う。 だって人其々の好みだし、その理想系って自分で決めるのは非常に困難だ…ある意味で教育の指導と似てるなーなんて思いつつ…人は、男・女のどっちであれ、所詮は「自分の事しか分からない事もある」だろうから。 いや、過去の仕事なんかも想い出して来たぞ……嫌な思い出もあるから忘れてたけど。 ただ――アレだ。 揺れなかったのは「マーゴット・ロビー」のキュートさ…だけ。 特にTwitterで騒がれていたキノコ雲の事は(本作の中では)描かれて無かったしね。 あ、バービーのボーイフレンドの「ケン」ってブレードランナー 2049のライアン・ゴズリングなんだね…うん、いい演技してたわ。 ともあれ、子供向けのコーティングをしてるが、バリバリのオトナ用の映画だった。 近くに居た子供が余りにも退屈なのか、ペットボトルを指で押さえてパッコンッパッコンッ!って音を立てて時間を凌いでたし(怒れ親よ!w) でも、まぁ…俺は観ながら、アレコレ考え過ぎて、今までに無いくらいの「自己喪失に陥りそう」だった(←若干大袈裟) 最終結果っつーか、俺的な評価は敢えて言わんでおく。 時期っつーか、何年か経った後なら、俺はこの映画に対する評価もかなり違ってくるだろうし…そこは俺個人として楽しみにしておこう。 けど、何も考えてない映画じゃないし「好き・嫌い」の好みは置いても…内容は詰まってる映画だったのは事実だ。 ただ、価値観ってものは…この世界にゴマンとある。 俺は人の価値観を聴き過ぎて「自分を変化させ過ぎた」と思ってるんで、アレだ。 これからは自分の在り方を…もぉぉぉ~~っと中心に置きたいと思う。 最終的に合わせる覚悟があれば別だが…結局は、合わせる事だけで終わるのは…悲惨な事になり兼ねんからね。 まずは己の確立…そこからだな。 人と合わせるのが必要な世界。 けど、そこも加味しつつ…まずは「自分の考え」だ。 己の確立…うん。 我儘に見えても、己の確立。 もう「俺は完成してるぜ!」と思っていても…常に。 世界の中で自分を確立させて征こう。 それでいいんだ。 .[映画館(吹替)] 7点(2023-08-11 23:59:17)《改行有》

3.  Pearl パール 《ネタバレ》   3連休の日曜日に観たのは、これ。 ――Pearl/パール (2022) いや、最初は(いま)読んでいる「パール判事の東京裁判本」から、その類の政治映画かな?と思ってたが、全く関係ないと理解し汗顔の至り……ンなワキャねーわな。 でも、機会があれば読んで欲しいけど……そこはそことして。 まず、映画のスタイルが凄く素晴らしい。 やっぱり、この手の映画を観ると、何故か脳裏に浮かぶのは「悪魔のいけにえ」だ。 その佇まい、語源化が難しい――”あの雰囲気” 全てが異様な、あの映画だが…どこまでこの映画にも独自のオーラを持っているか?…そこが気になる。 恐怖と、あまりにも救われない狂気。 そのさまに、つい俺自身に「笑い」まで出てくる始末。 独自の雰囲気は、ある! 彼女の「行為」はともかく、だ。 どこまで彼女を理解してあげられるか?が視聴する各自に問われるだろう。 いま「多様性が必須」と言われる時代だが、映画として見る事が出来ても……俺に、きっと彼女”パール”を理解など出来ないだろうな……マジで。 ――愛されたかった。 ――ただ愛されたく、理解されたかった。 ――だが、嘘を瞬時にして見抜く彼女の洞察力。 なので、最後のシーンはとても悲しく映る。 クリエイターとしては相当に感動する作品だけど… ただ、切ない…そして怖い。 行為はともかく、パールのような女性は実在する。 行為はともかく…だ。 そして、映画のフォーマット。 そこは設定やシナリオだけじゃなく、フォントと演出にまで徹底されていた。 働いてるゲーム業界では、昔から徹底してる会社はあったのだが、此処まで細かく指定されてるのは珍しい気がする。 いや、もっとさり気なく表現してた作品も多いかも知れないけど。 そして、前編の「X/エックス」があると分かったので、Amazonでポチッた。 まだまだパールを探求できそうだ。 超恐いけど…彼女は。 .[映画館(字幕)] 8点(2023-07-20 05:46:52)《改行有》

4.  ハケンアニメ! 突然、ハケンアニメ!を観る事に。 正直、あまり期待もしてなかったし、吉岡里帆が可愛いからいいかな、くらいの邪な考えもあったんだが… けど、その邪は…確実に間違えてたね…マジで反省。 まず、「この映画での吉岡里帆は可愛くなかった」と記しておく。 過去に仕事で関わった「女子クリエイターの匂い」がしたってのもあるからかな……そんなイメージ。 まぁ、俺の場合「絶対に職場の女の子と恋愛はしない」って決めてるんで、余計に構えてしまってるのかも知れないけど…そういうのもあるのかな…どうやろ? あ!誤解をしないで欲しいんだが、グラビアとかメディアに出てる吉岡里帆ちゃんってば、メェ―――ッチャ可愛いよ、間違いなく! ただ、画像なんかじゃ、あれ程に可愛くてセクスィなのに、この映画では見事に「業界の女性」を演じ切ってるのに焦ったという意味。 困難の中で人と関わり、仕事を覚える度に、彼女の仕草が好印象になってくるとか、そういう描写が好印象だったと付け加えておく。 そして、これで「吉岡里帆の目指してる女優としての方向性」が確りと伝わったし、楽しみになってきた。 ともあれ、原作は読んでないけど、この映画に関しては「よく出来ていた」と評価させて欲しい。 作品的に、かなり作り手のパワーが感じれたし、細かい所でのツッコミは沢山あるけど……まぁ、そこは(敢えて)置いておこう。 設定的には、2つの制作会社が創るアニメは「長期やってたバラエティー」を終わらせて、局の新機軸として始めるアニメ。 一方は伝説のクリエイターの作るアニメ…それに対抗する形で、吉岡里帆演じる「斎藤瞳(ディレクター)」の制作アニメが、真っ向から視聴率を競い合いながら…言わば、アニメで覇権を競う。 それが、タイトル通りの「ハケンアニメ!」って訳なんだね。 制作クリエイターの(裏で人を小バカにする)陰口、上へのイヤミや文句、逃げ癖など……それで苦悩する斎藤瞳Dを見てて…何か凄ぇ嫌ぁーな、モノを思い出したが……やっぱり、「(制作時には何度か来る)やらなきゃいけない時」で作り手の爆発力…そんなレッドゾーンを超える姿勢を見ると、胸が熱い。 そこは、紛れもなく俺の好きなクリエイターの世界だったし、想起しながらも胸に強く突き刺さって…ただワクワクさせて貰った。 ちなみに、2つの会社が作ってるアニメが、それぞれ本当に観たい!と思えるくらいに出来が良かったと思う。 まぁ、「TVじゃ、そのクオリティーは無理やろ!」ってツッコミは置いておいて…いや、これ作るの…結構金が掛かったんだろうなー、なんて考えながら。 そういや、想い出すのは… 同じように原作は読んでないけど「映像研には手を出すな!」もかなりハートに響いたなぁー……アレの場合、活動のターンは「クリエイターになろうとする直前」だったけど。 人生には…「金などの財産」「コネクション」「派閥」みたいな柵や、素直に動けないままに縛られる箇所も多かったりするけど、やっぱり基本は「モノ創りに対してのリスペクト」なんだな、と(今更ながらに)思うんだ。 俺は過去、(名前は出せないけど)デジタルコンテンツの支援をする団体に出向してた時期もあり、そこでの行動は…予め立てたスケジュールや予算の厳密なノルマ(増えるのは勿論、削減も許されない)があったけど、自由に動けた時期だったのもあり(名前は出せないけど)アニメ(やCG)制作会社の、名の通った作り手とよく話をする機会に恵まれた。 中でも、一番為になったのは「経営者」や「各社のトップレベルのクリエイター」と「同時に」、または「別々に」…その1日で話し合えた事だと思ってる。 それが何年も、長期で関われたのもあって、最初は「最悪やな…こんな場所に来ちゃって。」と思ってたけど、後半は「これ、すっごい財産になるぞ、きっと!」って気持ちで頑張る事が出来た。 色々と想い出すなぁ… カオスだけど、皆が夢と生活を掛けて頑張ってるアニメ業界。 それぞれのゴールを探し、闇の中で手探りのまま頑張ってるんだろうなぁ… 辛く藻掻いてたとしても、目指す場所ってのは…「自分だけが知ってればいいよな」なんて思う。 自分は、ゲームを完成させるのも好きだけど…例え、破滅的な状況であろうと「モノ創りをしてる場所」ってのが、死ぬほど好きなんだなーと実感できる。 うーん…観終わった後、胸が…こうね? なんつーか…穴が開いたように切ない。 うん、クリエイターの世界は永遠だな。 だから素晴らしい。 いや、マジで。 .[映画館(邦画)] 8点(2022-06-08 18:53:30)(笑:1票) 《改行有》

5.  ハリーとヘンダスン一家   今、「ハリーとヘンダスン一家」を久しぶりに観終わった。 20年ぶりだけど、すっげぇ楽しかった! 久し振りに観たけどワクワクしたわ。 やー、ここ最近… 最新作を観たくて劇場なんかに行くけど、アレ。 Blu-rayで(吹き替え版を特に)過去好きだった作品を観直してる。 今回はー、うん…ストーリーじゃなく… ハリーを作ってる「スタッフの心情や製作事情」を考えてみた。 どう伝えよう? 何よりねぇ…「優しい」んですよ、この作品。 E.T.から、脈々と続いてた、この作風形式のAmblin Entertainment(以降はアンブリン) 思い起こすと「グレムリン」やら「グーニーズ」、 そして「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、「インナースペース」… あ、「ニューヨーク東8番街の奇跡」もそう。 まぁ、盛大に端折ってるんで書ききれないけど…こんな感じの作品群。 何か、形式美的なものが、分かりやすく確立してる作品群ではある。 そんなアンブリンに俺は、何十年も感化されてきたんだなーって実感する。 そこには、上記で書いた「優しさ」が詰まってるんだよなー。 さて、ハリーとヘンダスン一家だけど… 作品的には(興業的・広報的に)報われてないってイメージがある。 そこについても考えちゃったが… 間違いなく良い作品で、過去から(俺の)胸に刺さってるのです。 キャストがまず、好きなぁ。 あの家族構成も大好きだが、ジョン・リスゴーって役者の雰囲気と佇まいがいいね。 あの「2010年(2001年宇宙の旅の続編)」でもいい味出してた。 あと「ガープの世界」のオカマ役も。 そして、あのハリー(ビッグフット)だけど、それも最高。 演じるのは、プレデターをも演じたケヴィン・ピーター・ホール ※格闘シーンはヴァンダムだけど背が低いため通常時のプレデターは彼で動きが可愛い。 そして、メイクアップはリック・ベイカー。 まず「特技スタッフ」のネーミングが何故、この時代に必要だったのか? そしてCG全盛のこの時代だから、分かり難いかも知れない。 …いや、この時代だからこそ必要ではないのか?と思えるんだ。 やっぱ「職」に命を与えるのは、人間の思いと技術なんだなぁーと実感する。 恐ろしいモンスターであるはずのビッグフットなのに、リックベイカーが計算して作り上げた、あのハリーの優しい表情に胸が熱くなる。 あと、うん。 ウイリアム・ディア監督… 色々と調べるけど、これ以降あまり活躍をしたイメージがない。 少し悲しいし、寂しい印象になる。 良いモノを作っても、歴史の波に流されちゃう人がいるのは辛いな。 けど、俺の胸にはしっかりと刺さってますからね。 まぁ、アレだ。 大人ぶったり、映画ツウを気取らず、ただただ童心に帰って見て欲しい作品です。 ほぼほぼリアルタイムで観れた俺は…幸せと思う次第。 ”アンブリン・エンターティンメント”って、素晴らしいね。 あんなふうに夢を量産できる団体って心の底から憧れる。 本当に素晴らしく、そして羨ましい。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-01-30 04:37:31)(良:1票) 《改行有》

6.  バッシュメント 新宿高島屋HMVで衝動買いをしてしまった、パッケージの黄色&水色に眼を惹かれて。 「下妻物語」や「さくらん」など、土屋アンナが好きになってきた今日この頃。 コレって、なんとなく暑い日…クーラーで涼みながら見て欲しい映画だったりする。 思ったより監督のフックンって頑張ってる気がするなー、とか。 俺って土屋アンナが思ったよりも好きなのかもなーとか。 アクションをウリにしてるわけじゃないだろうけど斬新な画が思ったよりも散りばめられてるなーとか。 横浜に思い入れがあったりサーフィンが好きなら、かなり好きになる映画じゃないかなーとか。 メイキングを見ると、フックンも土屋アンナも、その他スタッフもキャストも、皆が愉しく創ったんだな、と思ったりとか。 シナリオ、カメラ、演出、全てが及第点位下と思う…パラメーター的には低いだろう、それは認める。 でも、まず観て欲しい。観たあとに、きっと土屋アンナが好きになる。 映画って数字で計るものじゃなく…考えるだけじゃなく…そう、感じる映画ってのもあるんだ、と再確認できた。 この映画に魂を入れてるのは間違いなく土屋アンナだ。 言い換えれば、彼女のオーラと存在が、俺って人間にだけかもだけど、感動させた。 誰もが間抜けで、誰もが熱く、誰もが愛しい…こんなにくだらない映画が、俺様ちゃんには唯々愛しいのだ。 そんな…夏の一夜の…悪夢で純愛で、最高にhappyな兄妹の物語。[DVD(邦画)] 6点(2007-09-30 04:59:33)《改行有》

7.  ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 《ネタバレ》 いやー、どうよコレ(汗)  ヒッサシブリにアレな映画だなー。 最初はそれなりにドキドキしながら観たんだけど。 (俺ごときが)偉そうに言わせて貰うんなら、 ストーリーラインがこのままであったとしても 絶対にもっと面白く出来るでしょー、と思う。 映画って小説と違うから演出とか見せ方で幾らでも良くなると思うしね。 事実、キャストでかなり持ってると思うし。 改善としては… もっと周りの人間を怪しくしまくったら良かった。 ツインピークスくらい過剰に。 それと雰囲気として土地自体に「何かの意思」を感じさせるような、 決して物理的な尺度で測りきれない「何か」… うーんと、ツインピークスなんかの「森」みたいな感じだけど。 更にラストで「娘も2重人格…」ってオチにするんなら、 あんな匂わせる風じゃなく、直接のオチにした方が良かったろ。 「チャーリー」がデ・ニーロパパと、観てる側が確定したあと、 実はそれすらも娘が「本当のチャーリー」とか、 「チャーリーが娘に感染った」…って方がさ。(人格感染は事実あります) もしくはデ・ニーロパパは娘の中のチャーリーを隠蔽すべく 偽チャーリーを演じてた。って方がいいと思う。 ってか、包丁で手ェ切られた隣のオッサン、災難やなー(合掌)[DVD(字幕)] 4点(2006-10-22 06:57:01)《改行有》

8.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト うん、やっぱり、最低限の面白さがあるワケで。 その面白さを保障できる1番の理由って…ジャック・スパロウという 近年稀にみるキャラクターを作ることに成功したなワケで。 でも、今回ジャックというキャラクターを膨らませたか? …と、問われれば…消費しかしてないワケで。 やっぱ、無残な大ドンデン返しが出来ないディズニー映画って時点でアレなワケで。 あれだけ大事にしてたブラックパール号を捨てて逃げるとき、 何かが俺の中で壊れていったワケで。 前作すらも壊すのはヤメテ!トメテ!ヤメテ!トメテ!欲しいワケで。 なんか、この感じどっかで味わったなーと思ったら… 1作目大好きなロボコップを思い出してしまったワケで。 で、そのロボコップも回を重ねるほどに無残になってしまったワケで。 願わくば、3作目で空を飛んで欲しくないわけで。 …いや、マジで。[映画館(字幕)] 7点(2006-09-30 22:26:56)(笑:1票) 《改行有》

9.  花と蛇2 パリ/静子 うーん、前作で皆さん「観る意欲」をトーンダウンしちゃったかな? でも前作の変な意味での「見世物」ってイメージ…古き良き「日本の見世物」ってのが払拭されてると思いますよ。 パリに舞台を移して杉本彩さん&宍戸錠さん頑張ってます。 ぶっちゃけ俺は今回の方が好きです。 ですから前作を観られて「嫌いじゃないなー」と思えたら今作は絶対にイイんじゃないでしょうかね? 今回は「杉本彩の裸ショー」って趣がそこまで大きくないし… SMを通じて人間の切ない心の歪さが描かれてると思うのです。 なおかつ全体的に「いい画」が多かったし… 前作の野村さんが出てないので、変な演技から解放されただけでもプラス2点はあると思います、ウン。(野村さんのファンの方ゴメン!)  …まぁ、甘ったるい恋愛映画も良いですが(俺様ちゃんも好きですし)「こういう歪んで見える関係も間違いなく愛」と思うのですよ… だが!だが!しかーし! …この映画に感化されて、いきなり彼女に「し、縛ってイイ?…ろ、蝋燭も垂らしてイイ?」と尋ねて、関係が破滅しても当方は一切関知しません、いやマジで。(笑)[DVD(吹替)] 7点(2005-11-16 18:51:34)《改行有》

10.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 いや、幾らバットマン好きの俺様ちゃんでもこの作品だけは庇えん。 いや、ジョージ・クルーニーは好きだけど、あの濃い顔…バットマンは違うだろ。 あのラテン系の感じがぜんぜん似合わん。 英国紳士の気配が皆無すぎる。 ま、バットマンが英国紳士かどうかは置いておいて。 完全悪役になるのを嫌がったショワルツェネッガーも無茶を通したって言うか… プロダクションサイドが無茶を認めたって言うか… Mrフリーズってそこまでの役じゃないんだけど。(汗) …って、主役を食うようなキャラにすべきじゃないでしょ。 ロビンとバットガールを連れてるバットマンが何かカッコ悪い戦隊もの風味だし、闇に生きるものの哀愁ってのが全く無くなった。 バットマンとして一番しちゃいけない物を集めた集大成って感じ。 そりゃリセットされるっての。(汗) …ま、ポイズンアイビーが良かったね、本当に。 このころのユマ・サーマンでキル・ビルが観たかった気がする。 いや気じゃなく観たいですたい![映画館(字幕)] 5点(2005-11-12 01:41:50)《改行有》

11.  バットマン・フォーエヴァー ティムバートンバットマンじゃない!ってのが、当時衝撃的に拒否反応を招いたが、バットマンをヒーローものとしての純潔度で測ればこの作品が一番かも。 いままでのモノクロチックな色合いから急に原色な作品になったが、正直これはこれで面白い。 歴代バットマンの中で一番甘いマスクと思えるヴァルキルマーも、敵としてのジムキャリーasリドラーも良い。 しかし、この作品の奥に眠る隠されたテーマ性も見逃さないで欲しい。 幼少の頃のブルースが、ケーブに落ちたとき見た巨大な蝙蝠… 恐怖を覚えたがすぐに受け入れた…宿命として。 一方のヲタクのメタファーとして描かれた、ジムキャリー扮するリドラー… 最後の戦いで彼はバットマンに巨大蝙蝠を見た… が、その恐怖を受け入れる事出来ずに自我を崩壊させる。 そう、ヒーローの条件とは恐怖を我が物として受け入れる「覚悟」なのだ。 そんなバットマンよ、フォーエバーなれ。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-11 01:51:22)《改行有》

12.  バットマン リターンズ これは究極とも言える異形に贈る哀歌だ。 異形なる痛みは…クリスマスの雪すら癒せないのか……? 忌み嫌われたペンギンの「捨てられし者」の悲痛な悲しみ… キャットウーマンの「狂気を孕んだ」激情なる叶わない愛… そしてバットマンの「闇を抱えし者が故の」圧倒的孤独と切なさ… 陽の当たるところで生きられない者の全てが此処にある。 愛されたかったキャットウーマンは憎しみと愛の狭間で苦悩する…。 ペンギンの下品さは思わず眼を覆いたくなる…が、思い起こしてみる。 彼は無頼のままで逞しく生きてきた…「ただ生きる」だけでも闘いだったのだ。 恐らくは…我々なら自ら命を絶ってしまうであろう状況でも「生きる」という事にかけては誰よりも野太く。 でもでも、本当にモノ悲しいラストに降る雪の寒さが胸を打つ。 映画史上に指折りの美しいラストだ。(俺様ちゃん的にだから御意見却下★) …そんなフリークスたちの中、誰よりも狂っておるのはバットマンであるブルースウェインだろう。 …自分お部屋を暗くして佇み…バットシグナルが映し出されたときのあの表情… 「おお、来た来た来ましたよー!!正義の味方の俺様サイコーにカッコいいでしょー!!」と心でカタルシスを感じてる事この上無いの表情…イカれてるッッ!! あのオープニングは何回観ても鳥肌モノだったりする。 俺様ちゃんにもそういう構成要素があるのかなーと凹ンだが、イイのさ♪そんな俺様ちゃん自身が大好きさー♪[映画館(字幕)] 10点(2005-11-11 01:13:02)《改行有》

13.  バットマン(1989) これを初めて観たトキ「なんちゅーツマラン映画や」と思った。 ヒーローとしてのカタルシスが足りないのだ。 …だが、何度か観るうちに気づいた事があるが語源化出来ないままだった。 それから少しして「ビートルジュース」と「シザーハンズ」を観て気付く。 「異形への賛歌&哀歌」だと。(今では散々語り尽くされ、マストではあるが) 「ダークな主人公vsライトな敵」、「近代兵器を尽くした主人公vsテキトーなオモチャで戦う敵」…全てが対極にある2人。 そしてバットマン自身が外見以外、怪人と何の変わりもないという紙一重が最高なんだなコレが。 そう、「ヒーローごっこ」にハマってるからこそ、正義側に辛うじて居れるだけなんだね…ウェイン。[映画館(字幕)] 8点(2005-11-11 01:05:13)(良:3票) 《改行有》

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