|
1. ヒトラー 最期の12日間
元々のこの映画の意向は元秘書が見た事実を伝えるためだけの事実のドキュメンタリーなのだから、観客を喜ばせたり興奮させたりする娯楽映画とは同じ土俵では評価できないでしょう。戦争を知らない自分の世代、日本という国。今当たり前のようにあるこの現実が戦争の世紀とよばれた20世紀を経てどのように成り立ってきたのか、どのような想いで戦って死んでいったのか。お金があればいい、ブランド品に埋もれていれば幸せという物質主義にまみれた現代にいながら、彼らの気持ちが少しでも垣間見たくて、自分は戦争映画を観ている。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-01 17:26:44)(良:1票)
2. ヒート
長いです。何度も眠くなってその都度チャプターを戻すことを3回以上もやってしまった。でもこの映画だけはいつもと違って絶対に最後まで見たいと惹きつける何かがあった。それはやはり名優2人の魅力であり、見せつけられる男の生き様であり、男ってやっぱりこういうの好きですよね。それと特筆したいのが、美しい夜景と海を絵画の額縁のように切り取るために作り付けられた現代建築によるシンプルな窓の構成。ただでさえ美しい自然をさらに引き立ててる。一人暮らしを始めたばかりで窓が一つしかない自分にとっては憧れであり目標です。映像の撮り方も好きですね。たまに「なんだ、浮いてるみたいだぞ?なんだこの構成は?」と思わせる、3次元の枠を超えたカットが散りばめられている。ひょっとしたらこの映画は10点に値するものであったかもれない。モノラルスピーカーを2つつけて無理やりステレオに見せかけてるこの小さなTVではどんな名作も-1になってしまう!!8点(2005-02-27 23:46:49)
3. ビッグ・フィッシュ
最初の30分は観ていて意味が判りませんでした。もう明日すぐに返却しようとまで思っていたのですが、次の日ちょっと続きを観てみようとすると…こんなに面白い作品だったんですね!!ファンタジー過ぎないファンタジーというか、やっぱりティム・バートンの映画は独特の雰囲気があって好きです。「映画を観る時は過去に観て良かったなと思った監督の作品を観るとあまりハズレがない」とどこかで聞いたことを思い出しました。あ~でも最近感受性が低くなったかなぁ、最初は良さが判らなかったなんて…映画の良し悪しってその作品の出来だけじゃなく、その日の自分の精神状態にもすごく影響を受けますよね。つまらないと思ったら次の日また観返してみるのもひとつの観方です。8点(2005-02-19 11:57:54)
4. HERO(2002)
美しい。色と時間をリンクさせ、その色と景色の美しさの共演がさらに惹き立てあって、幻想的である。そしてやはり剣術シーン。これはアクションではなく紛れもなく「舞」である。美しすぎる。8点(2004-04-13 18:29:03)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 0.95% |
|
2 | 3 | 2.86% |
|
3 | 4 | 3.81% |
|
4 | 7 | 6.67% |
|
5 | 4 | 3.81% |
|
6 | 19 | 18.10% |
|
7 | 8 | 7.62% |
|
8 | 25 | 23.81% |
|
9 | 19 | 18.10% |
|
10 | 15 | 14.29% |
|
|
|