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1. 評決
《ネタバレ》 今回30年ぶりに鑑賞。ニューマンの醸し出す雰囲気が素晴らしい。
ローラは、途中までマジでスパイ。黒人医師の情報を流してた様だが、
看護士情報は流さなかった。コンキャノンからお金貰った後で改心。
コンちゃん、なぜ裁判途中でローラに振り込んだ?。勝訴を確信したか?。
その後、原告に有利な看護士の証言とコピーは、証拠として却下。
改ざんの可能性があるのにオリジナル優先なんて、実際にあるだろうか?。
なんだかんだあっても評決は原告勝利。その過程は、1秒も描かれない。
長時間かけて原告不利ですよと描きつつ、最後に正義は勝つ…良かったね?。
う~む。当時は、その脚本でも良かったのかも知れないが…。
証拠不十分でも「評決」で撃ち殺してしまえって乱暴さがアメリカ的に思える。
例えば、内通者だったローラが「やっぱり、あの人たちの不正を許せない!」と味方に付く、
立場を告白しギャルビンとも和解、彼女の活躍もあって受付の看護士が見付かる、
看護士の証言で劣勢がひっくり返り勝訴!…の方が素直で良かったんじゃないか?。
ブルースW(当時28歳)が出演と書いてあったので、再確認。
KC証言の際、ドア際に立ってる裁判所職員が似ているんだが…。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-23 19:10:46)《改行有》
2. 昼下りの情事
《ネタバレ》 終始「そんなオッサンの何処がいいんやねん!」と思わずにいられない。
ラストも「そんなに可憐に可愛く強がったら…、ああ~やっぱり」と、残念度高過ぎ。
あのまま別れればいいのに。親父も親父だよ。微笑んで見送ってる場合か?。
オッサンと別れて「あたしったら、一時の気の迷いだった。背伸びしちゃってバカね。
パパ、今回の事は勉強になったわ」「次は、いい恋するんじゃぞ」でいいのに。
これって名作なの?。オッサンは、カリオストロのルパンを見習えってんだよ。
耳に残った単語は「thin doll」。おヤセさんって、今でもそう言うのかな…。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-06-20 22:20:37)《改行有》
3. HERO(2002)
ワイヤーアクションの異様さは、心の準備をしてから観たので、まあ良い。それよりも、この映画は「絵」を楽しむものなのだろう、と思う。それぞれの場面における構図や色、雨や風、水面や落ち葉...。それらの美しさは、十分に楽しませてもらった。
ストーリーで気に入らないのは、ラスト。残剣の「殺せたのに、生かした」、「今だって殺せるけど、そうしない」ことが意味を持つように、無名も生きて欲しかった。雨のように降り注ぐ矢から、無傷で逃れ(その逃れ方は描かなくても良いが)「いつだって殺せるが、世の平和の為に、生かしたのだ」という「去り方」をした方が、その後に続くと思う。好きなシーンは、(架空の場面ではあったが)如月が、刺されながらも笑うシーン。「昨夜のあなたを思うと...」。剣では負けたが、女としては勝った...とでも言いたげに。6点(2004-03-16 20:32:49)《改行有》
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