みんなのシネマレビュー |
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21. プリティ・プリンセス 別に娼婦でもなく、衛生的に汚いわけでも生活が破綻しているわけでも何でもないただの女子高生なのに、王女だからと言って外見を今風に変身させる必要があるのだろうか。その点がプリティ・ウーマンやマイ・フェア・レディなどとは大きく異なりむしろ女性を外見で差別する映画になってしまっている。プロット自体は面白いが全体的におとなしく「ありえなさ」の演出が薄いためコメディとしては弱い。少し期待ハズレ。[DVD(字幕)] 4点(2006-08-31 08:38:50) 22. ふたりのロッテ (1993) かの有名なエーリッヒ・ケストナー原作『ふたりのロッテ』の映画。後のファミリーゲームと比べるとエンターテイメント要素が薄くどうも単調だが名作文学原作だけあって基本的にはいい脚本になっている。ファミリーゲームはリンジー・ローハンの一人二役だったのに対し、この映画は本物の双子が演じている。93年の映画にしては古臭い印象を受けるのはドイツ映画だからか。ドイツ単独制作の映画は始めて見たなあ。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-08-19 17:42:25) 23. ブルース・オールマイティ またまたジムキャリーお得意の縛りコメディ。いつもどおりです。好きな人は期待を裏切られることはありません。[DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 16:31:30) 24. プリティ・リーグ お色気B級映画みたいな邦題がついているので一見するとB級映画のようだが良く見るとキャストは豪華だった。内容は原題の通り、闘う女性を描くコメディタッチではあるがややシリアスな感動狙いの戦時中に実際に存在した女子プロ野球リーグを題材にした話。五輪で女子サッカーが注目されていたが、普段男子のスポーツと思われているスポーツで、想像以上の力を見せてくれる女子選手達の真剣勝負はそれはそれで面白いもの。投手が150kmの剛速球を投げれば、打者がそれを140m先へ打ち返してみせる、常人には出来ないようなプレーを見せるというのもやはりプロスポーツではあるが、客を魅せられるプレーというのはそれだけではない。高校野球好きの日本人の気質にも合った映画と言える。良作[地上波(吹替)] 7点(2006-05-15 00:59:00) 25. プライベート・ベンジャミン ゴールディホーンのアイドル性が女性が活発になりだした時代の流れに乗って大ヒットしたという感じ。今見るとベタなコメディ[DVD(字幕)] 5点(2006-05-01 20:12:11) 26. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 前作よりはよかった。だがこれじゃFriendsやSex and the Cityといったただの恋愛テレビドラマの一種に過ぎない。並[DVD(字幕)] 4点(2006-05-01 20:08:44) 27. フレンチ・コネクション 刑事ドラマにも関わらずこのメリハリの無さはアメリカンニューシネマの影響だろうか。アクションにもサスペンスにもなりきれず、特に酷いのが音。街の音、靴音などあまりにもリアリティが無く「作った音」を意識させ、BGMは極力流さず音で臨場感を表すという演出が逆効果に働き、これではBGMが無いと単にダレるだけになってしまった。犯人に「力」が見えないのも緊迫感が無い。なんだあの盗聴されほうだいおっぴろげ、暗殺失敗、遭遇すればひたすら逃げる情けない連中は。俺が普段見てるタイプのマフィア映画じゃこんな奴らはシマに出現した瞬間消されるだろうよ。実話だってんだからしょうがないがとにかくつまらん。2001年宇宙の旅ですら1回で見切った俺が全編見るのに3回見直すなんて…[ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-26 18:30:16) 28. ふたりの男とひとりの女 ジム・キャリーの壮絶な一人芝居。正にジム・キャリーあってこその映画。下品で内容の無い脚本はダム&ダマーと同じだが、それと比べるとイマイチ笑えなかったので及第点程度。白かろうと黒かろうとチビだろうとデブだろうと障害者だろうと健常者だろうと分け隔てなく「差別化する」逆「無差別精神・個性差別化精神」はこれからも貫いて欲しい。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-07 16:36:44)(良:1票) 29. ブリジット・ジョーンズの日記 大した意味も無いストーリーの連続だと思ったらエッセイ的な小説の映画化ですか。やけに薄いストーリーなのでコメディ部分に期待するしかないのだがどうにも下品に乗り切れてない。舞台が英国だからか?もし共感できなきゃ「なんだったんだコレは」という程度で終わる映画。これならとことん下品なバカコメディのほうが。ただレニー・ゼルウィガーは凄いね。似たような演技でも、サンドラ・ブロックの演技は作られた汚さを感じるが、レニーの演技は自然すぎる。[DVD(字幕)] 4点(2005-11-24 07:20:43) 30. プライベート・ライアン 星条旗から始まって星条旗で終わる戦争映画なんて撮って、スピルバーグはどうしたんだろう。それにしてもトム・ハンクスがやると戦争映画だろうが漂流映画だろうがギャング映画だろうが野球映画だろうがなんでも甘いヒューマンドラマになってしまう。十分に魅せる戦闘シーンだけで成り立ってる映画。うん良いよ戦闘シーンは。とりえずアパムはさっさと弾持って行け。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 02:59:48) 31. ブレス・ザ・チャイルド アメリカ人の好きそうなオカルト映画。日本で言うと学校の花子さん的な位置にある典型的な神と悪魔話のキリスト教至上主義的ホラー。ストーリーはあまりにも寒いがギャング映画的な展開で何とか楽しめるレベルになっている[地上波(吹替)] 3点(2005-11-18 18:22:37) 32. フィールド・オブ・ドリームス オカルトといえばオカルトだがファンタジーとも言える壮言な映画。原作が小説なだけに脚本が合う人は合う。日本人女性には合う人が多いのでは。別に嫌いではないがストーリーに必然性がないのでレビュアは見終わっても「あっそう」くらいにしか思わなかった[DVD(字幕)] 5点(2005-11-18 18:09:55) 33. プリティ・ウーマン いわゆるシンデレラストーリーの現代版。後のラブコメにはことごとくこの映画の影響が見られる経典映画なのでもっと古い映画かと思ったら結構新しかった。日本人からしたら、いかにもなアメリカっぽさに触れられる作品。それが好きか嫌いかは分かれる所。言ってみればファッションみたいな映画。挿入歌はあまりにも有名ですね。ジュリア・ロバーツ、写真で見たら美人と思うどころかちょっとキツイくらいなのに、なぜ動くとこんなに魅力的なんだろう。変身後の服装似合いすぎ。娼婦役はキツかったが。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-29 09:15:37) 34. PLANET OF THE APES/猿の惑星 名作「猿の惑星」のリメイク。ストーリーとしては初代のほうが意外性にしても、進化した猿の生態の現実性にしても優れていると思う。まあこの映画は腐るほど多くの(優れているとは言いがたい)続編が出ており、リメイクとしてではなくシリーズの一作としての立場から見ればいいのではないか[DVD(字幕)] 6点(2005-08-27 16:41:56) 35. プラトーン どこまで真実かなどという政治的な論争は全く別として、戦争映画として秀逸である。ベトナム戦争の帰還兵であるオリバー・ストーンメンバーが、実体験を元に戦場の実態を一歩兵の視点から書いていて、戦場の空気、恐怖、興奮などがリアルに感じられる臨場感。これまでは戦争映画といっても、単に森の中で銃撃戦やってるだけだろとしか感じないような映画が多かったが、この映画が描いているのは正に「戦争」である。この映画の読み解き方は自由である。おそらく見ている最中にもバーンズ派とエリアス派に分かれるだろう。どちらを選んだところでどちらが悪でどちらが善なんて答えは無いのである。自分は隊の士気を著しく乱す「偽善者」の主人公やエリアスに極めて反感を持っていたのでバーンズ派であった。これを見てしまうと、あの地獄の黙示録がB級にすら見えてくる。チャーリー・シーンはコメディのイメージが強くてアレだが。この役は今ならトム・クルーズ辺りだろうなあ[DVD(字幕)] 10点(2005-08-02 07:45:54) 36. フォーチュン・クッキー 母と娘が入れ替わってしまうという漫画系のストーリー。TVドラマもそうだが漫画にあるようなストーリーっていうのは安定して楽しめますな。同じ入れ替わり物のファミリー・ゲームで一人二役を演じたリンジー・ローハンがまた入れ替わり物を熱演。ジェイミー・リー・カーティスと共に、若者と中年が入れ替わる難しい役どころだが名演だった。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 23:51:32) 37. ふたりにクギづけ ファレリー兄弟はメリーに首ったけなど障害者ネタが多く一部で非難されたが、その非難に見事なまでに挑戦してしまった。彼らの作品の素晴らしさは障害者を健常者と同等に扱う真の非差別精神。健常者でも何か欠点があれば指摘されるが、障害者も同じ。例えばその障害が欠点であれば何の躊躇いもなく指摘する。お前なんか欠点持ってるな、なんとかしてくれよと。障害者だから、健常者だからとかじゃなく健常者も障害者も同じ尺度で見ている。これこそ真の非差別精神ではないのか。でも彼らにはもっと笑わせて欲しかったので笑いが控えめでヒューマンドラマっぽいのは-1[DVD(字幕)] 7点(2005-08-01 20:03:14)(良:1票) 38. ファミリー・ゲーム/双子の天使 原作はかの有名な『ふたりのロッテ』です。映画化は数回目でしょう。日本でも美空ひばりがやってたと思います。やはり名作が原作なだけあり面白い。誰でも楽しめるエンターテイメント映画になってます。ギャグも結構クロくディズニーにしては結構思い切ってますね。挿入歌がやたら豪華なのもディズニーらしさか(笑)。リンジー・ローハンの一人二役の演技は見事。私は93年のドイツ映画「ふたりのロッテ」よりこちらの脚色のほうが好きですね。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-01 10:44:24)
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