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1. フロム・ダスク・ティル・ドーン
ああ、なんておバカな映画なんでしょ。B級テレビドラマじゃないんだからさあ。キャストはいいのにねえ。ジョージ・クルーニーにサルマ・ハエック、そんでハーベイ・カイテルかあ、彼ってタランティーノ作品に良く出るけど、この映画やっててどう思ったんだろう?ま、タランティーノの演技が見れるという事と、ケープ・フィアーで子供だったジュリエット・ルイスの女らしく成長した姿が見れたのが良かったけど。3点(2004-01-03 02:16:20)
2. プロポーズ
《ネタバレ》 とかく大勢の花嫁を走らせるシーンを撮りたかっただけの映画とか、世間の評価は低いようですが、
私は大好きな映画ですよ。レニーは痩せたシカゴなんかよりずっと魅力的だし。
私の好きなシーンは2つ。それまで主人公のクリス・オドネルに黙ってついて来るだけで
ほとんどセリフのなかった牧師役のジェームズ・クロムウェル(グリーンマイルの所長役ですね)が
ラストに近いところで二人でボートに乗って、彼女は君が年老いてもずっと若い頃の君のことを
覚えていてくれる、という所。これで主人公は本当の愛に気付く訳ですが、妻帯者としては何とも
ぐっとくる名セリフですね。もうひとつは、ラストの、まるでウェディングドレスの絨毯が敷き詰められた
ような美しい光景を見おろしながら、レニーが花嫁達に向かって、彼を私にちょうだい!って叫ぶ場面。この場面は
その映像の美しさと、レニーの素晴らしい演技に、何度観ても知らないうちにジーンと泣けてきます。
あと、本筋とは関係ないところですが、途中のブルック・シールズの演技も見もの。こんなブルックは
他では見られません。何度観ても思わず笑っちゃいます。
この作品はもっと評価高くても良いと思うなあ。 8点(2003-12-16 01:26:53)(良:1票) 《改行有》
3. フレンチ・キス
《ネタバレ》 この作品はメグ・ライアンの数あるラブコメの中で最高の出来でしょう。私、この映画大好きです。ローレンス・カスダンというと、白いドレスの女を思い浮かべますが、同じ監督とはとても思えない程作品の明るさが違う。この映画はメグの可憐な表情と南仏の明るさが眩しい、非常に綺麗な何ともハッピーな気分にさせてくれる作品です。メグが帰りの飛行機の中で一人で座っている時の泣き出しそうな表情、ケビン・クラインが現れて、瞳を閉じたままその表情がぱっと明るくなるシーンは、何度観ても微笑んでしまい、心がほーっとします。ところでケビン・クライン。はじめに登場した時は、これ本当にケビン!って思うくらい印象違う。フランス語訛りの英語喋って、髭生やして無愛想でチンピラみたいで、これこそ本当の役者やなあ、という感じ。他にジャン・レノも良い味出してるし、脇役も素晴らしいですね。ラブコメ好きの私の一押しの作品です。エンドクレジットまでしっかり観るべし。 9点(2003-12-15 23:30:08)
4. ブレイブハート
《ネタバレ》 良い映画だよね。でも10点多すぎない?アカデミーもないだろう。戦闘シーンはとってもいいね。剣で人を斬る、刺すというのは本当はこんなに惨くて残虐なものなんだって改めて納得した。日本の戦国時代の合戦も本当はこのような血なまぐさいもんだったんだろう。でも妻と子供には見ない方が良いと言ってしまった。あと、ソフィーマルソーがウォレスの子供を宿したり、後のスコットランド王のどっちつかずの態度など、見ていてなんだかなあって・・でもメルギブソンはよくやったと思うけどね。7点(2003-12-12 04:43:20)
5. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 冒頭の上陸シーンの今までの戦争映画にない、実際に銃弾が自分に向かってくるような迫力ある映像など、既存の戦争映画にないスケールでそれはそれで素晴らしいのだが、あまりにも人間が死んでゆくシーンを演出しすぎ、不必要に残酷に描きすぎている。人間はあんな風には死なない。即死はあっけなく何も言わずに死んでゆく。そうでない者は結構な重症でもすぐには死なない。人間の生命力は驚く程強い。敵の機関砲を破壊しに行って衛生兵が撃たれて死んでゆく場面。家に帰りたいと悲痛な叫びを残しながら死んでゆく。あんなに早く死に行く者は間際であんな事は言わない。いや、言えない。不必要に悲壮感を演出しているため、直視できないほどの不快感を残す。ユダヤ人がドイツ兵と白兵戦になって心臓にナイフをゆっくりと突き刺されて殺される場面。戦闘中に、待った、なんて言わない。そのままゆっくりとナイフが心臓に到達して静かに死んでゆく。はっきり言って気分が悪くなりました。そんな状態で悲鳴の一つも出さないのか?もっと抵抗しないのか?これらの場面がいちいち過剰な演出と思えるので感情移入できないし、あまりに惨たらしいので、決して自分の子供には見せられないし見て欲しくないと思った。娯楽作品として楽しめはするが、まあその程度。スピルバーグの戦争物は彼の民族としての忌まわしい記憶から来るのだろうが、どれも戦争の悲惨さを訴えるだけの駄作となっている。ちょっと辛口過ぎるが、結構売れた映画なので敢えて苦言を呈する。4点(2003-12-12 04:10:27)(良:2票)
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