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プロフィール
コメント数 3876
性別 男性
年齢 53歳

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21.  ペリカン文書 本作、始めて観たのはいつだっけ? とにかく、以来ず~っと気になっているのが、「その“ホッペにチュー”ってのはなんやねん」と。子供じゃあるまいし。せっかく、黒人男性スターと白人女性スターとの共演、という目玉を準備しておきながら、どうしてそうなるの。とは言え、デンゼル・ワシントン、最初の方こそキビキビとした所作がカッコよかったけど、事件の進行とともに、ジュリア・ロバーツと絡めば絡むほど、彼自身の見せ場は減っていく感じ。それでも事件の方がナンボか面白ければそれでもいいんだろうけれど、ミステリーとしての魅力も乏しいし。巨大な陰謀劇のように匂わせながら、妙にチンマリとまとめてしまっているし、それなりに不気味さを放っていた殺し屋も、さほど活躍の場が与えられないし。音楽のジェームズ・ホーナーだけがやたら張り切ってトーンクラスターを連発しておりますけれども。「こんなカッコ悪いタイトルでありながら、実は意外に面白かったりするんじゃないの?」という期待を意外にも裏切ってくれる、そんな作品でした(いやホントに、何がやりたかったんだろうか)。[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-10-28 23:17:14)

22.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生 老人として生まれ、だんだん若返っていく男。この設定からどんな面白いドラマが生まれるのだろう、なんて期待しちゃうと肩透かし。普通に考えりゃ、彼の存在は“奇跡”として大騒ぎになってマスコミが殺到して…となるところだけれど、そういう方面への展開は一切ナシ。この謎めいた運命は、当たり前のように受け入れられていて、ただただ、彼が人生において経験する出会いと別れが綴られていく。製作者の関心も、何だか、「世界の様々な場所、20世紀の様々な時代での、様々な出会いと別れ」を描くことにのみ向っていて、「主人公が若返る」という企画に乗っかって好きに映画作っちゃいました、みたいな感じがするのですが。だもんで、何かまとまったドラマの流れをここに見ようとすれば、その面では弱い作品かも知れません。若返るベンジャミンと対比して自分の老いを感じる女性、なんていうのも、やや平凡な発想(歳くったら、誰だって気にしてるんだよ! 誰だって折り合いつけてんだよ!)。しかしこの映画、ひとつの作品の中で、これほどまでに様々な「場所」「時代」という舞台が描かれ、しかもそのひとつひとつが実に丁寧に描かれていること、これには本当に圧倒されます。ドラマを語るためにそれぞれの場面があると言うより、印象深い場面場面の積み重ねがまずあり、映画がいつまでも続けばいいという想いがあり、しかし時間の進行とともに、人生が、そして映画の終わりが近づいてくる、というところにやるせないドラマが生まれる……。あと、「主人公が若返る」というイマイチ煮え切らない設定が、最後どこに行きつくのかと思ったら、そりゃまあ主人公の寿命が近づくにつれ子供になっていく訳ですけれども、これ、まるで毛色の違う映画ですが『まあだだよ』の百閒先生(ラストシーン!)を想起させて、これまた感慨深いものがありました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-02 23:31:43)

23.  ペイチェック 消された記憶 SF超大作、と思いきや、中身はというと、「小汚い茶封筒に入れたツマラナイ小物で危機を乗り切っていく」というお話、ですから。世間にアマタいる“モノを捨てられない人たち”にとっては、実に愉快なお話であります。断捨離なんぞクソ食らえ、どんなものでも手元に置いときゃ、何かの役に立つものよ。もっとも、夜逃げするヒトの共通点として「ゴミを貯め込む」ってのがあるそうですが(笑←笑いごとじゃないけど)。またこの映画、何しろジョン・ウーなので(?)SFらしい精密さなども特になく、とりあえず爆発したり人間が吹っ飛んだりすればよい、というノリなのも愉快なところでして。クライマックスで舞台となる実験室の描写に至っては、「何しろ“実験室”なんだから、色々とキケンなものがたくさん置いてあるのさ、詳しいことは訊いてくれるな」ってな感じですよね、コレ。いやはや、SFにもいろいろあるもんです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-18 03:27:18)

24.  ヘブン・アンド・アース 《ネタバレ》 唐の時代、宮仕えする日本人の男が、帰国をかけて、ある男の抹殺を請け負う。という導入部で、もうツカミはOK。しかも、その命を狙うべき男の犯した罪とは、理不尽な処刑命令に背いた事。すなわち“義”の男。ってんだからもうシビレまくっちゃいますね、わくわく。日本に帰りたくても帰れない刺客の日本人・水島上等兵を演じるのが中井貴一、これがとてつもなく強い。強過ぎ。水島じゃないけど。この強さ、物語の設定では彼は13歳で遣唐使として唐に渡り、唐で剣術を身に付けたことになってはいるけれども、アクション映画の文脈においては明らかに彼の役どころは“サムライ”ですね(時代的に合わないのはさておき)。ついに狙うべき男との対決となるが、男は、経典を運ぶ僧侶一行の護衛を任された身。経典を運び終わるまで、勝負はお預け、となり、道中襲い来る突厥との戦いに、共闘することとなる。もう最高ですね。何よりこの作品に感動したのは、この物語りが、「去る者」の物語であるから。絶望的な戦いの中、確かに主人公たちは人間離れした剣術で、派手なアクションを繰り広げるのだけれど、いくら超人的活躍が続いても、事態が絶望的であることは変わりが無い訳で、その中で、ひとりまたひとりと、味方が斃れていく。その印象的なこと、まるで、味方が斃れていく姿を描くためにこそ、いつ果てるともなき戦いが繰り広げられるかのよう。ラストは、静かに“英雄”も立ち去り、映画を終えるのですが、まるでどうでもいいことの補足説明みたいに「ってな訳で唐は栄えましたとさ」と付け足されるのが、さらに余韻を深めるのでありました。・・・それにしても、突厥が狙うお宝、これは仏舎利だった訳ですが(で、「CGがショボい」と文句を言われる訳ですが)、わたしゃ最初、マトリョーシカかと思いましたぜ。[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-06-20 22:24:39)

25.  ペイルライダー 《ネタバレ》 冒頭の襲撃の場面なんか、随分リキが入っていて、心ある映画ファンならば感激間違いなし!なんでしょうけど、私のように心の曇っている人間はどうしても、「ほら~こんな細かいカット割りを何日もかけて撮影するから、空が晴れてたり曇ってたりバラバラやんか~」と思っちゃうのです。すみません。イーストウッドって、目つき悪いですね。大きなお世話ってか。いや、この眼力があるからこそ、本作の主人公役にうってつけ。そうでもなければ、こんな(到底ありえない)モテモテ役を自ら演じるなんて、本来ならこれこそ許されざるモノですよ、全く。ま、とりあえずこの主人公、カッチョよいことは間違いない。007も手を焼いたジョーズを、一撃のもとにやっつける。でも金的は反則。この、ニセ牧師め(私の目にはどう見ても牧師に見えないのです)。主人公の過去が明かされないのが、いいですね。彼の過去を語る唯一のものが、背中の弾痕(やっぱし堅気じゃないよねー)。敵役の悪徳保安官が、またカッチョよい。6人の部下もカッチョよい。計7人が相手、6連発の拳銃では弾が足りない、さあどうする。どうするって、2丁持ってるから問題なしか。ガックシ。しかも2丁使うまでもなく、手際良く部下たちを倒していく主人公。最初は敵役たちカッチョよいと思ってたのに、途中から「あれコイツら弱いんじゃないの?」と思えてきちゃう。そういや丸腰の爺さん一人を撃ち殺しただけだもんなー。クライマックスの決闘の前にもう少し、敵役たちの凄みみたいなものを表現しておいて欲しかったかな。ま、でも、決闘シーンは、実にシビれる盛り上がりで、出色です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-13 22:18:26)(良:1票)

26.  BEDHEAD 『エル・マリアッチ』のDVDの余白に入っている、ホームメイドな短編映画。たいていのDVDは「特典映像付き」と言っても「どこが特典やねん」と言いたくなるようなものが多く観る気もしないんですけど、こういうオモロイのをオマケしてくれてると、嬉しい限りです。内容はというと、ただのきょうだい喧嘩を、「そこまでやるか」という超能力バトルとして描いた作品で、すげ~おバカ。もちろん金かかってなさそう。でもアイデア満載。カメラがあって弟妹がいれば、こういう作品を作るチャンスは誰にでもある、あとは才能があれば。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-05 07:11:13)

27.  ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー 前作では、「異形の者の持つ哀しみ」みたいなものが作品の中にそこはかとなく表れていて、だからこそまた、ヘルボーイ氏のカッチョよさというものも際立っていたんですが。しかしこの2作目では、そういう「哀しみ」を、わざわざ強調し過ぎている気がして、いささか押しつけがましい。ちょっと残念。でも、次から次に現れるヘンテコキャラの数々についつい笑ってしまう、楽しい作品にはなっております。敵の宅八郎みたいな王子との、カンフーばりの殺陣も楽しい。そういえば、ヘルボーイ氏が赤ちゃんを抱いて走って逃げるシーンなんかを観てると、『九龍の眼』を思い出したりもして。あと中盤で、ヘルボーイとエイブが缶ビール飲みながら話し込む場面、ドタバタした映画の中で、心和むひと時ですね。冷静に観れば話し込んでる二人の顔、相当なマヌケ面なんですけれど(笑)。   ★2011/8/6訂正 ×『九龍の眼』⇒○『新ポリス・ストーリー』です、多分(また間違ってたらさらにアホですね。すんません。)[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-04-29 07:45:05)

28.  ヘルライド チョイ悪オヤジならぬ極悪オヤジどもの傍若無人ぶり“のみ”がひたすら描かれる、暑苦しさナンバーワンの映画。と言ってもオヤジばかりが出てくる映画ではなくて、お色気丸出しのオネーチャンが次々に出てきて、腰をふったりキャットファイトを演じたり。これまた暑苦しいばかり。要するにこの映画のテーマは、マッチョへの憧れ、マッチョへの幻想(あるいは幻影、あるいはもはや、幻覚か)。バイクを乗り回し、殴り合い、撃ちあう。オネーチャンが腰をふって迫ってきても、鼻の下を伸ばしたりはせず、余裕綽々。うーむ、すべてワタシにはマネのできないことばかりだナー。恐れ入るばかりでございます、だけど別に、こういうマッチョぶりに対して憧れる訳でもないので、正直、ついていけませぬ。でもいいじゃない、この、非日常の世界にみなぎる生気。何か知らんが、(とりあえず)明日への活力。内容がワケわからない分、映画を短くまとめているのも良心的だし(笑)。オヤジどものやんちゃな生きざまを、観よ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-04-22 22:03:39)

29.  ヘルボーイ いかつくてブサイクで、日々、魔物と戦ってギタギタにされても誰も褒めてくれなくて、それでもいちいちカッチョよくセリフをキメてみせるヘルボーイ氏。誰が何と言おうと、まさに彼こそがヒーローです。いや素晴らしい映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-04-19 03:01:28)

30.  ベン・ハー(1925) この上なく劇的なるストーリー展開、ケタ外れのスケール感、そしてそれを表現し切った驚くべきカメラワーク。何から何までが圧倒的、ハッキリ言って、ここまで来ると、非常識ですよ、この映画は! 実戦さながらの海戦、見事なカメラワークによる戦車レース、地震で倒壊する巨大建造物、といった、とにかくド迫力のスペクタクルシーンの数々。モノクロ映像の中に象徴的に挿入されるカラー映像の美しさの、息を飲むような効果。病を瞬時に治すイエスの奇跡は、まさに映像の奇跡。という訳で、サイレント作品だなんてことを意識する間もなく、映像の中へとどんどん引き込まれてしまいます。とにかく、スゴイ。[DVD(字幕)] 10点(2010-02-24 22:01:46)(良:1票)

31.  ベルリン陥落 キミョー奇天烈なる戦争映画。まず冒頭、アリョーシャとナターシャのラブラブな場面が描かれる(って言っても、このアリョーシャがまた冴えないオッサンなんだ、これが)。草原でラブラブな二人、と、そこに唐突に襲いかかるドイツ軍(ホントに唐突なんだ、これが)。ナターシャはドイツ軍の囚われの身に!復讐に燃えるアリョーシャ、と思いきや、彼は脇役に転落、映画はなんだか歴史ドキュメンタリみたいな様相に一変して、どっちかっつーと、途中からヒトラーが主人公になっちゃったみたいな印象(似てるんだ、これが)。変なニホンジンも登場したりして、トホホホホ。第2部ではいよいよソ連軍の猛反撃!って言っても、ソ連軍の快進撃ばかりで、派手な割にはいまいち盛り上がらない戦闘シーン。あれよあれよと言う間に、ベルリンは陥落、スターリン様ありがとう、マンセー!じゃなくてウラー!ってな映画でした(スターリンもまた、似てるんだ、これが)。スターリンが英雄視されてる、っちゅうより、もはや神格化されちゃってますね~。音楽はショスタコーヴィチ。交響曲7番なんかも挿入されたりするんだけど、はっきり言って、つまらな過ぎ。このぬる過ぎる音楽には辟易します。勿論、時代背景とショスタコの曲者ぶりを考え併せると、このヌルさをそのまま額面通り受け取るわけにもいかないのでしょうけど、「これがショスタコだと思ってほしくない」音楽であることは間違いないでしょう。というわけでまあ、変な映画には違いないんですけども、逆に、プロパガンダのためにはこんな変な映画を作っちゃうという驚き、この驚きだけは、時代を超えた普遍性を感じさせるわけで、これも映画の魔力の一種には違いありません。人に、国に、ここまでさせちゃう“映画”って、いったい何なんでしょうね。[DVD(字幕)] 5点(2008-11-03 12:02:58)

32.  ヘアスプレー(1988) 少し好意的な見方を無理にすれば、人種差別を笑い飛ばす映画、とかなんとかモットモらしいことも言えるかもしれないけど、それ以上に好意的かつ自然な見方をするならば、まあ、見たまんまのデタラメ映画っちゅうことですかね。60年代を描いていると言われても、ほとんどSF映画としか思えない、ぶっとんだ世界。まあ、デブが踊るだけの映画なんですけど・・・。二役を演じるディヴァインの男役姿も要チェック。って、チェックしてどうするのよ。[地上波(字幕)] 7点(2008-03-03 11:57:32)(笑:1票)

33.  ベニスに死す 《ネタバレ》 昔読んだトーマス・マンの原作をパラパラとめくり、ふと思う、「そうそう、アッシェンバッハ氏って、音楽家じゃなくて作家なんだよな」。それでも強い、この“アッシェンバッハ=音楽家”というイメージ、まさにこの映画において、あまりにもマーラー交響曲5番4楽章アダ-ジェットが、ピタリとはまり過ぎているから。もっともこの映画の主人公アッシェンバッハ、「調和がどうのこうの」とかいう言動を見る限り、どーもワタシの持つマーラーのイメージに合わない、ってか、ほとんど対極かも知れない(笑。原作でもマーラーから借りたイメージは、風貌だけでしょ)。ま、そもそも、このアダ-ジェット自体、一番マーラーらしからぬ響きの楽章、とも言えるかもしれんし。主題は多分、第1楽章のテーマの変形だと思うけど(一種の循環形式ですな)似ても似つかぬ柔らかな響き。また第4楽章の一部は第5楽章でも再現されるが、驚く程の響きの違い。弦楽合奏+ハープなら、マーラーでも「美しい曲」が書けるという実例か。とマーラーの話をしていてもしょうがないので、映画に戻る。またこの映画、クローズアップが実にいやらしいんだなあ。例えばある場面では、主人公の視線を模するカメラ。美少年一家に目が止まり、クローズアップ! う、いかんいかんとオドオドする主人公の表情を、これまたイジワルにもクローズアップ! うひょうひょ、もう恥ずかしいのなんの。これって例えば「電車に乗ったアナタの前に、色気ムンムンのオネーチャンが⇒つい見惚れそうになり、イカンイカンと自制するアナタ⇒ふと周りの乗客を見回すと、何だあのオッサン堂々とオネーチャンに見惚れてやがるぜ、と、今度はそのオッサン客の観察にいそしむイジワルなアナタ」という、そういう下世話な楽しみに相通ずるものがありますね(何のこっちゃ)。それをきっかけに主人公につい主人公に感情移入するアナタ(←しつこい)。正直、映画前半はホテル内部のシーンが多く、ヴェニスらしい雰囲気が感じられないのが残念なのですが(窓から外の景色が垣間見えるシーンがあれば・・・)、第3交響曲の流れる海岸のシーンのあたりから、のめりこんでしまう、圧倒的な映画世界。ラストの虚脱感は無類のものがあり、忘れられません。どうでもいいけど、コレラって極度の下痢で脱水症状になり死に至ると思っていたが、本当にこのラストシーンみたいな症状なのか?(←気にしないこと)[ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-23 00:09:23)(笑:1票)

34.  蛇姫様 陰謀あり、殺陣あり、オカルトあり、という欲張りな一本。しかし何と言っても見所は雷蔵の女形姿!!セクシー!う~ん、じゅるじゅる。一方、地のシーンでも基本的にヘナへナの優男で流麗振りを発揮、しかも時々、何だか異様に顔が細長いぞ!カツラが浮いてるんでないか、と一瞬心配になったよ。というわけで殺陣もあっさり風味。なお個人的には、一刀斎先生の暑苦しいキャラ(ワケのワカラン言動、ヘンテコリンな変装)が、もうひとつの見所かな、と思っております。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-11-01 23:33:08)

35.  北京原人の逆襲 え~コレはですねえ。本サイトにおける『北京原人 Who are you?』の評判がすこぶる悪い事に、いたく気分を害した佐藤某と早坂某が、レビュワー達に逆襲してくる映画・・・な訳はないですね。まあジャンルとしては「パクリもの」が最適。しかし子供の頃の私にはどうやらまだ「パクリ」という概念が身についてなかったようでして。どこかで観たような観なかったような、どこかで聞いたようなちょっと違うような、この映画の微妙な展開に、アタマの中は「?」マークの大洪水。まーどっちみち、図鑑に載ってる北京原人とは似ても似つかないですしね。もうムチャクチャですわ。とは言え、パツキンのオネーさんが半端なお色気を振りまいた挙げ句、エロそうなヤツに襲われるシーンは、妙にリアルでちょっとドキドキものでしたね。あと気のせいかどうか、昔は年末年始に必ず本作がテレビ放映されてたような記憶があるため、なにかメデタイ印象が本作にこびりついてしまっております。ところで、本作が作られたり、『クイーン・コング』が作られたりした事を思うと、76年版『キングコング』の製作と言うのは映画の歴史上、結構重要な事件だった、という事なんですかねえ。そんなバカな。ねえ?  (よりによってこの映画に一番乗りしてしまった。後からコワいレビュワーさん達がいっぱい襲ってくるゾ~。) 5点(2004-11-06 01:29:48)(笑:2票)

36.  ペイバック 原作はR・スターク(というかウェストレイク)の悪党パーカー・シリーズでも最も評判のよい『人狩り』、というわけで原作に忠実に映画化する手もあるんでしょうが、本作は違った! 非常にいい意味で裏切ってくれました。原作に無いトリックなどが盛り込まれて、観ててうれしくなります。映像の色調や、カメラワークにコダワリを見せつつも、イヤミにならない範囲に抑えられてて、素直にストーリーを楽しめたのでした。8点(2003-10-12 22:53:03)

37.  ペット・セメタリー(1989) 大体どういう設定の話か雑誌などで紹介されていて、これは面白そう!と思ったのですが、観てみりゃなんの事はない、紹介されてた内容そのものがストーリーのキモで、それにちょいと結末がくっついた感じ。なんとなく呆気ない印象でした。後半をもっとふくらませて欲しかったのですがねえ(例えば『エイリアン』なんかは前半と後半のバランスが抜群)。というわけでこの映画は予備知識無しで観てたらもう少し楽しめたのかもしれません。6点(2003-10-10 23:57:29)

38.  ベートーベン 「君、クラシック音楽好きだったよね、君にぴったりの映画の試写会チケット当たったから一緒に行こう」と、大学時代に、友人に誘われ、ついて行ってみたら何とこの映画。くそ~騙しやがったな~。と思いながら観てたにも関わらず、結局、笑ったの何の。というわけで、そのくらい面白い映画です。8点(2003-07-20 20:52:13)

39.  ペパーミント・キャンディー よく、悲しい結末の映画を続けてもう一度最初から観ようとする時、2回目は冒頭を観ただけで悲しくなってきます。結末を、私は知ってて、主人公は知らないわけですから・・・。この映画は、時間の流れと逆にエピソードを並べることで、それに似た感覚をもたらしてくれます。不必要にトリッキィな伏線を張らず、淡々とした語り口であるのが効果的で、好感が持てます。が、その分、観終わった時のダメージも大きいです。8点(2003-06-01 00:45:41)

40.  ペレ 同じく北欧製の子供が主人公の映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」とは、製作年度が違うにも関わらず似たような時期に公開されてしまった(関西だけかな?)本作、主人公が小汚くて、じゃなかった、映画にいかにも陰鬱な雰囲気が充満してて、比較されるとどうも印象が悪かったかも。ある何でもない移民親子の、何とも切ないお話です。が、勿論単なるお涙頂戴ではありません。数々のエピソードと雄大な情景の組み合わせは、奇跡と言っていいかも? そしてやっぱりラストがもう、たまりません。なお、原作はこの先もお話はまだまだ続くようです。よかったね。9点(2003-05-23 21:55:27)

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