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1. ボーン・コレクター
《ネタバレ》 ちりばめられた謎を、リンカーン・ライムの膨大な知識と驚異の記憶力と天才的な推理力が、いとも簡単に解きあかしてしまう。猟奇的な殺人方法や犯人からの謎めいたメッセージの設定も、蓋をあければ古い小説「ボーン・コレクター」の模倣で、犯人の背景を示唆するわけでもない。で、肝心の犯人は「お前、誰?」。連続殺人の理由は最後に自らベラベラと説明し、小説「ボーン・コレクター」を引用した必然性も無し。推理サスペンスの醍醐味ゼロ…。こんな犯人設定なら、看護士セルマが犯人でもイイじゃん。リンカーンが死を望んでる間は、発作の度に命を救い、アメリアの出現で生きる希望を見い出したところでコロシテヤル~、みたいな。医療機器のエンジニアよりコワイじゃん(笑)。デンゼル・ワシントンの熱演が空しい限りです。[地上波(吹替)] 5点(2005-05-26 15:48:27)
2. 火垂るの墓(1988)
これは過去の日本を舞台にしているが、過去の物語ではないと思う。今この時間、世界のどこかで、清太や節子と同じ思いをしている子供達が居るという現実。…やりきれない。現在の日本で生まれ育つと、戦争に対して「痛み」を感じる事は難しい。この映画はその「痛み」を伝えようとしているように思う。感情移入し易い設定や舞台だからこそ、激しい「痛み」を想像出来る。聖人君子やヒーローを描いていないのは、戦争に正義など有り得ないからだと思う。娯楽映画としては重過ぎるし、観終わって寝込んでしまう程だけど、世の中から戦争が無くならない限り、くり返し観て痛みを感じたい。8点(2003-09-11 00:29:45)(良:1票)
3. ボクの彼女は地球人/BRAND NEW GIRL
なんなんだ~!このノーテンキっぷりはっ!「ザ・フライ」の主演コンビで、どーしてここまでばかばかしいのっ!!!80年代ってこういう時代だったんだよねぇ~しみじみ。ジーナ・デイビスのナイスバディーには恐れ入ったけどね。4点(2003-08-28 07:31:13)
4. ホーリーマン
エディー・マーフィー主演のコメディーなのに、始終笑わせてくれるのは伊達男ゴールドブラムなのがスゴイ!「G」の説教が押し付けがましくないのは、エディー・マーフィーの存在感があってこそですね。地味だけど、脚本、キャスティング、演技が絶妙に噛み合っていて、充分に楽しめました。7点(2003-07-22 20:25:39)
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