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1.  炎のランナー 個人の信仰と国家の威信との狭間で苦悩するアスリートたちの、宗教や人種を超えた友情と青春を高らかに謳いあげた感動作で、壮絶なまでに格調高い映像美と、貴族趣味的な友情物語、スポコンなのに汗がすっと乾いていくようなクールさと、いかにも英国らしい作品である。実話であることに加えて、俯瞰したカメラワークの多用と、スポコンの割に淡々とした演出で、いい話をあまり盛り上げようとせずに、さりげなく自慢するところが心憎い。現在のパレスチナ問題の原因を作ったのが、実は当時の英国なのだが、本作の美しさの前にはそんなことも忘れてしまう。どんよりと曇った空の下で海岸を走る選手たちの姿に、ヴァンゲリスのサイバーパンクなアナログシンセの音が、意外にもよくはまっているのが驚きだ。ただ走るという行為に、単なる競技以上の人智を超えた何か、神秘的なものを感じさせるのも、映像の美しさに加えて、ヴァンゲリスの手腕が大きいであろう。勝敗ではなく、アスリートが抱く競技に対する情熱や哲学的な深遠さを、ここまで美しく表現した作品は他に思いつかない。アイビールックもかっこいい。911以降の今では、公開当時以上に意義深い作品かもしれない。[DVD(字幕)] 10点(2006-08-09 21:37:07)

2.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 平日の昼間だというのに、映画館は立ち見の大盛況であった。恥ずかしながら、ルワンダ大虐殺についてはよく知らなかった。犠牲者が100万人って一体どういうことよ?しかし本作では虐殺シーンはほとんどない。ナタによる集団殺戮シーンを入れたら、それだけでスプラッター映画になってしまい、本筋から外れてしまうだろう。そもそも100万人という数字からして、もう悲劇を通り越して戯画的でさえある。どうあがいても画面でその事実を全て表現することは不可能だ。その点から距離を置いたのは正解であったろう。冒頭20分で庭に転がる遺体を見せられただけで、虐殺の恐怖や、崩壊に瀕した国家の悲惨さを十二分に表現していた。その後次から次へと襲い掛かる危機また危機を、ポールの機転、人脈、勇気そして多少の運で乗り切るストーリーは、最高にスリリングだ。虐殺の恐怖、歴史の悲劇、世界の人々の無関心、次の瞬間にもナタで殺されるかもしれないという極限状況下での人間の強さと弱さ、交錯する善と悪、抑制された演出で描かれた事実の重みには圧倒される。巨大に膨れ上がった人間の狂気と憎悪に立ち向かう人々の、ささやかな良心と勇気には感服する。そして子供たちの明るい歌声は切なくもあり、希望の光のようにも思える。国連平和維持軍や赤十字の人々もカッコよい。この辺はさすがヨーロッパ映画という感じがする。ドン・チードル以下、俳優陣の演技も素晴らしい。一応ハッピーエンドではあるが、虐殺の事実と極限のサヴァイバル体験は、観た者全ての記憶と心に深く刻み込まれるに違いない。最後に、本作の公開に尽力した全ての方々に敬意を表します。次はぜひ全国公開を。[映画館(字幕)] 10点(2006-02-13 11:17:12)

3.  ぼくの神さま 本作を観賞しながら私が思い出していたのは、20世紀初頭に活躍した?ロリコンシリアルキラーのアルバート・フィッシュという男のことであった。伝記によると彼は夜中に丘の上で「俺はキリストだあ」と叫んだり、鋲を打ちつけた板で子供たちに裸の尻を殴らせてよがっていたそうだ。そういうイメージと映像が妙にシンクロして混ざり合い、下手なホラーよりよっぽど怖かった。そういうわけでまともな見方はできません。何より怖かったがトロ君の顔。確かに主役を食っているが、同情できないほど怖い。言っちゃ悪いが可愛くない。マジで怖い。本作は子供視点の反戦友情物語というより、ナチスとカトリックという2大カルトに翻弄される子供たちのサヴァイバル・ストーリーと定義すべき。イエスにかぶれるトロ君や早熟な恋愛ごっこに、子供らしい無邪気さや微笑ましさがあまり感じられないのは致命的。問題は演出か、キャストか?あるいはカルトを通過した我々がトロ君の行為に涙することは最早不可能なのか。牧歌的な風景に、戦争+東欧の農村+宗教+子供たちの暗黒面を凝縮してブチ撒けたような不気味さが何とも気色悪くもあり、また快感でもある。でも型どおりの感動はない。ゆがんでいるのはテーマか、手法か、あるいは私自身か最早判別不可能。原作があるのか定かではないが、事実を元にしているということであればとても切なく感じるのだが。ウィレム・デフォーの心遣いが憎い。[映画館(字幕)] 6点(2005-08-15 14:10:29)(良:1票)

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