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1. ぼくの伯父さんの休暇
その日たまたま買って読んでいた本が椎名誠さんのエッセイ。で、そのエッセイで軽く「私の1番好きな映画」と触れていたのが本作品。その本を読み終わった後別の本を読み始めたので、この事を忘れていたのですが、レンタルビデオ屋に立ち寄った時、思わず目に止まったのも本作品。これを運命と言わずして何と言おう。コメディ映画だという予備知識もなしで観始めたので最初は戸惑っていたのですが、観ているうちに徐々にこの映画のペースに嵌まっていました。
8点(2004-03-01 11:21:35)《改行有》
2. ホテル・ニューハンプシャー
「私ってなんて不幸なんだろう。」という気分の方には薦めたい作品です。なぜなら作中の家族の方が多分もっと悲惨だからです。それにも関わらず暗い映画ではないのが不思議。とてもポジティブです。ジョン・アービング原作の映画として『ガープの世界』、『サイダー・ハウス・ルール』等がありますが、本作品は原作に忠実のような気がします(『サイモン・バーチ』の原作は残念ながら未読です)。まあジョン・アービングの小説を2時間前後の映画にする事自体に無理があるように思えますが・・・。ですので本作品はストーリーを無理矢理圧縮させた様に思え、場面転換が目まぐるしく解りづらいです。ただ、原作でも重要となっている『生き続ける為に必要な事』の2つの挿話は盛り込んであります。また、原作にはない最後のセリフが良い!8点(2003-11-26 18:57:35)
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