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プロフィール |
コメント数 |
105 |
性別 |
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自己紹介 |
お久し振りの方、初めましての方、 こんにちは。
只今、写真家として水面下より目立たない所にいます。 新聞に載っても名が売れない写真家…最早、自力で行きます。 新レビューはまだ未定。
ハリポタ見るくらいなら、B級を選ぶ偏屈です! 新作は5年は寝かせます!! |
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1. マーサの幸せレシピ
料理法はまあまあ。味付けはちょっと薄味かな?でも、ダシが利いている(って京料理じゃないんだから・笑)ただ薄味ではなく、女性監督らしい上品なテイストなのです。
ワーカホリックで偏屈な女性シェフ・マーサの元へやって来たものは、彼女自身を映し出す『鏡』。固く閉じた貝の様に心を開かない“小さな自分(リナ)”を困惑しながらも、守ってあげようとするが、マーサには心を解く術が判らない。互いにギクシャクしてゆく過程は何とも苦味が滲んでいます。そんな、マーサの前に現れた彼女とは正反対のシェフ・マリオ。始めは目障りだった彼の存在も、リナに起こるある出来事によって次第に変わって行く。
精神不安定で、頻繁にパントリー(食料庫の事。冷蔵庫ではない)へ逃げ込み必死に感情をコントロールする不器用な彼女に「あ~、わかる」と共感出来た自分は終始マーサの視点で物語を観ていた。
リナが拒んでいた“物”をマリオの演出で受け入れた瞬間は本当に「ありがとう」でしたね(^^) 料理を食べて貰い「おいしい」と云って貰う事が“無上の喜び”となっている私にとって、本作はそれを具現化させた作品。
【プチみかん♪】様にちょっと賛同→マリオとの生活は彼女にとってかなりショッキングな出来事の目白押しでしょうね。嵐(マリオ)が去った後のキッチン見て、ショックのあまり過呼吸発作を起こすくらいの几帳面なマーサですから(笑)
ラストは些か、甘すぎるかも知れませんが、女性的ロマンティシズムが溶け込んだスウィーツと云う事で。 料理は調理~後片付けまでが一括りです。旦那さん(彼氏さん)、サービスデイに奥様(彼女さん)に愛情こもった手料理を作ったら、最後、片付けまでしっかりやりましょうね(^^) さて、今夜はバジルの薫りが利いた“ニョッキ”でも作ろうか...。9点(2004-03-22 01:02:55)(良:1票) 《改行有》
2. まわり道
ヴィム・ヴェンダースのロード・ムービー3部作の内の一つ。
コンプレックス(或いはある不安)を抱え旅に出る作家志望の青年と、トラウマを抱えた大道芸人(?)の老人とその孫、青年が目を奪われた女優と自称詩人の男が偶然集まり、さまよい歩く様は「気まま旅」のようで現実逃避をひたすら類友と繰り広げているように見えてしまい、とても憂鬱。正に「まわり道」です。人物設定には哲学的な意味を持たせているのですが、それがまた重い...。ラスト、「仲間」と別れた主人公がその後どんな「旅」をしてゆくのか考えるだけでもちょっとした鬱状態に陥りそうです(笑)
まるで、自分を観ている様なやるせな~い気持ちにさせる映画でした(^^; ご注意・寝不足ピークの方は、調子のいい日に回して下さい。結構マッタリ系?なので寝てしまう可能性大!8点(2004-01-25 13:56:06)《改行有》
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