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1. ママの遺したラヴソング
《ネタバレ》 冒頭から流れる「歌」がシブくていい。
様々な場面で「文学界の偉人たちによる名文句」が語られる。
「実は、あなたがパパだったのね」の流れは、のんびり進む。
映像と歌と気の利いた引用を楽しむ映画だと思う。
だからこそ「引用ばっかりじゃなくて、自分の言葉で語れ!」のシーンが印象的。
いい事、言うなあ。S・ヨハンソンの美しさといったら…、すさまじい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-11 13:37:45)《改行有》
2. マディソン郡の橋
《ネタバレ》 中年・シニアの恋愛も大事だと思うけど、これは、ちょっとなあ…。
彼女が旦那と違う彼にメロメロになるのは、まあ解る。
しかし、彼が「生涯で最上の愛だ」と言う辺りが共感出来ない。
彼がフランに恋をした理由が足りない気がする。
例えば、もっと彼女にアーティスト性があったらいいのに。
教員辞めて、ずっと田舎で主婦。でも、趣味で絵を描いている。
家族の留守中、いつもの様に身近な風景を描いている所へ彼が登場。
「上手く説明出来ないけど、私あそこの光の具合が好きなの」
「ああ、解るよ。僕もだよ」そんな「特別な意気投合」が欲しい。
「好きで描いているだけで、私、才能なんて無いわ」と言う彼女。
出版社から「そんなの売れない」と言われた自分と同じ物を感じる…。
お互いの作品を見せ合い会話する内に共感から恋愛へ。
そんな展開ならいいのにな。
それと、二人の親密さの度合い。台所でダンスとキス。
通じ合う気持ち。そこ止まりでいいのでは?。深入りすんの、はやっ!。
原作未読ですけど、二人の年齢も40~50歳ぐらいの方がいいような…。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-05-10 01:59:28)《改行有》
3. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 周囲の皆が絶望視する中、彼だけが「まだ生きてる。奴らは商品を殺さない」と主張し、
末端から犯罪グループを追い詰めてゆく...そんな展開の方が納得しやすい。
情報を得る為には、ある程度、酷い暴力も必要...という意味にもなるし。
高速道路下、爆炎を背景に振り返らず立ち去る主役...って、画的にやりすぎ。
最後の人質交換は、大事な場面だが、味方少な過ぎ。犯人側が、あれだけやられた後なら、
母娘彼、皆殺しになりそう。無事に交換するなら、ポールや捜査当局も来ないと。
「自らの死期を悟った彼の最良の選択」を描きたいのだろうけど、
そもそも、弟と娘の交換で充分。母娘友が彼の最期を見守るラストで良いのでは?。[DVD(字幕)] 6点(2006-02-08 22:51:54)(良:1票) 《改行有》
4. マシニスト
《ネタバレ》 主役の痩せっぷりが、映画全体にリアリティを漂わせていた。
それ無くしては成立しない映画だと思う。増量は特撮で表現された事があるけど、
減量は特撮でも難しいだろうから、本気で痩せる役者がいないと撮れなかっただろう。
ラストで1年前の彼が映るが、まるで別人。他の役者か?...と思うほど。
罪の意識にさいなまれる男の苦しみが、痩せこけた身体全体から滲み出ている様だった。[DVD(字幕)] 7点(2005-09-24 23:25:07)《改行有》
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