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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 162
性別 男性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/20048/
ホームページ http://www.geocities.jp/narusetarou/index.html
年齢 61歳
自己紹介 『のんきと笑いは世界を救う!!』
救われて欲しいな、世界も、子供たちも。

今年のキャッチフレーズは、
『LOVE&のんき&PEACE』

優しい地球 残そう子どもたちに
http://genpatsu_shinsai.at.infoseek.co.jp/hirai/pageall.html

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評価順1
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1.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 ■かつてイーストウッドがヒーロー=正義の味方だったことがあっただろうか?彼は、いつも飲んだくれていたり、家族をないがしろにしたり、やたらと女性にちょっかいをだしたり、盗みを働いたり、あげく人を躊躇なく殺すことすらしてはいなかったか?どちらかといえば、彼は、負け犬の味方、いや実は負け犬そのものだったのではないか!(最近はやりの意味じゃなくてね)  ■愛するものにとって、相手が自分のために苦しんでいるのを見ることほど辛いものは無い。それが人生の中で唯一愛したひとであればなおさらだ。彼あるいは彼女は、ウィンクひとつで愛する相手が何を望んでいるのか立ち処に理解してしまう。そこに世間の倫理は意味をなさない。愛するものができることは、ただ相手の望みを叶えてあげること。  ■とはいえ、彼と彼女のとった行動に、正直私は泣けなかった。(泣けるわけがないだろう!)それと、ラストショット(まぶぜ氏にまるで落語のさげのようだと言ったのはこの私です)。この映画に最初から漂っていた「終わること=死への希求」の気配は、じつはイーストウッド一流の罠で、我々観客は彼にまんまと一杯食わせられたのではないか?なぜなら、窓越しからのレモンパイに舌鼓を打つ彼の背中は、私には、まるで次の罠を考えながらひとりほくそ笑んでいるペテン師の不敵な姿にしか写らなかったのだから。  ■それから、まぶぜ氏が本作の異様さについて語っているが、それは本作に限ったことではなく、処女作『プレイ・フォー・ミスティ』の頃から既に顕著だった気がする。フォードやホークス、あるいはヒッチコックのように軽々と映画を撮りながら、画面に否応なしに現れてしまう“異様さ”。だが、それはイーストウッドだけの特徴ではない。思えばそれは、リュミエール兄弟が列車をラ・シオタ駅に到着させた頃にはもう既に現れていたはずだ。現実をありのままに撮りながら、現実とは違う“異様さ”への変貌、すなわち映画そのものに!?   ■最後に、ゴダール、リベット、ロメール、そして我らが清順と、映画の最先端をひた走っているのが、なぜか老人ばかりなのは、映画の現状が正に『スペース・カウボーイ』的状況だからか?(ニガ笑) ならば、私は彼にこう言おう。「イーストウッドよ、オリベイラに負けるな!」[映画館(字幕)] 10点(2005-06-13 19:55:24)(良:1票) 《改行有》

2.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 ■スーパーヒーロー(以下、超人と呼ぶ)とは、状況を瞬時に把握し、直ちに最善の解決策を導き出し、迷うことなく行動に移すことが出来る者である。そして何よりも人々を助けることに生き甲斐を感じる者たちである。冒頭数分間の主人公達の活躍がそれを私たち観客にはっきりと示してくれている。 ■なのに、助けられる方はといえば、超人に完璧を求め、ちょっとしたミスをも許さない。他に誰がそれを出来るというのか?しかも、超人的な能力が備わっているとはいえ、それ以外は彼らも普通の人間と変わらないというのに。国家に庇護され、自らの能力と生き甲斐を封印されたまま目立たぬように日々を送る彼らの姿はとても淋しそうだ。主人公が、自室に飾ったかつての自分の輝かしい姿を記録した写真や新聞記事を見るときの表情にもそれが良く表されていたと思う(というより、“映画の夢”を封印され、好きでもない仕事に日々明け暮れる元映画狂の私自身にその姿を重ね合わせてしまったと正直告白しよう)。 ■だが、一旦封印が解かれたとき、超人達は文字通り水を得た魚のように生き生きとし、その表情は光り輝いている。夫人が、飛行機の爆破から身を呈して子供たちを助けることが出来たのも、親が子に対する愛情以上に彼女もまた超人に他ならないからだ。さらに自動ドアに挟まれたあげくに敵に見つかってしまうという絶体絶命のピンチを、いともあっさりとくぐり抜けるその冷静沈着で鮮やかな身のこなしは、『リオ・ブラボー』のジョン・ウェインも形無しだ。 ■そして、超人の資質は、親から子へと受け継がれる。歌舞伎や能・狂言などの日本の伝統文化が何百年にもわたって世襲されていくように、超人の子供たちもまた超人へと成長していく。だから、超人とは、なりたくてなれるものではなく、その資質を受け継いだ者だけが超人たりうるのだ。例えば、主人公の友人フロゾンがロボットに追い詰められ襲われそうになるダッシュを何くわぬ顔でスイスイーと助けに来るのも(正にクール!)、別にダッシュが友人の息子だからというだけではではなく、そうすることこそが超人の取るべき唯一の行動だと心得ているからに違いない。 ■P.S. しかし、アメリカにもこんなにも魅力的な超人一家とその友人達が現れたんじゃあ、我ら日本が誇るカスカベの超人一家とその友人達も負けてはいられませんなあ。『クレしん』スタッフよ、次の一手はどうする?[映画館(吹替)] 10点(2005-04-15 18:10:28)(良:1票) 《改行有》

3.  Mr.レディMr.マダム すてぃんぐ様↓ってば、このサイト一番の人気者だというのに。やっぱりあのお噂は、本当でしたのね。「俺と一緒にチーク・トゥ・チークしようぜ」って、私におっしゃってくださったのは、あれは、カモフラージュだったのね。ヒ・ヒドすぎるわ! ほんとうに、運命は残酷(←皆さんもつなげてみよう!)。 冗談はさておき、これは今観ても新鮮な上質のコメディーだと思います。アメリカではリメイクされ、日本では舞台化されたほど評判を取った作品です。ウチのカミサンもおススメです。7点(2003-11-10 21:17:32)

4.  緑の光線 長年コンビを組んで数々のカラー映画の傑作をものにしてきた名カメラマンのネストール・アルメンドロスと袂を分かって、撮影を含めた少人数(確か3人)の女性スタッフを使い、なんと16mmフィルムで撮られたエリック・ロメールの逸品。この映画の題名の元になっているラストシーンに見られるように、全てを意のままに操る映画の"達人"は、お天気までも自家薬篭中のものにしてしまうのだ。9点(2003-04-16 20:07:54)

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