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プロフィール
コメント数 4683
性別 男性
年齢 41歳

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21.  ランズエンド -闇の孤島 《ネタバレ》 刑事である主人公は、父親から 「犯人を釈放してしまったがために 殺されてしまった女性」の話を1000回も 聞かされているという前置き。 そう、警察としてのそういう不手際が、 被害者を生んでしまったんだという、その 気持ちはよくわかる。だからこそ、 疑いをかけたあの男性に、なんとしても 自白させたかったという気持ちもわかる。 皮肉なのは、その父親が「自分がやった」と 警察に出頭してきて、息子が「自分がやったんだ」 と自白するラストでしょうか。 過去の不手際を二度と起こしたくない、 罪人に裁きをくわえさせなきゃいけない、という 正義心故の犯罪というのが悩ましい。[DVD(字幕)] 7点(2014-02-08 23:34:12)《改行有》

22.  ラストスタンド 《ネタバレ》 およそ10年ぶりのシュワちゃん主演映画。彼の映画を見て育ってきたのて、率直に懐かしさがこみ上げてみました。それと同時に、「やっぱり老けたなぁ~」って。ご老体ですから、動きももの凄くノロノロしてるし、ちょっと動きのあるところはスタントマンだっていうのも丸わかりだし。最後の肉弾戦なんておじいちゃんいじめに見えて「もうやめて~!」って言いそうになっちゃったし。アクション全体が、意識的にそうしてるのか全体的にレトロな感じですね。スーパーカーで国境を越えようとするってのもアホみたいな犯人なんですけど、たぶん本作はそういうアホさ加減もコミで楽しんでくれってことなんでしょう。それぞれのキャラも良いし、笑いはちゃんと取れてます。アクション映画としては月並みですが、まぁそれなりに楽しめはしたので6点。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-29 22:57:11)(良:1票)

23.  ライジング・ドラゴン 《ネタバレ》 ジャッキー最後のアクション主演作ということで、なんだか寂しい気もするのですが、監督、脚本、製作、主演をジャッキー自身で務め上げたという、今のジャッキーのすべてを捧ぎ込んだ、そんな内容になってますね。彼の作品はこれまでCGはほとんど使ってこなかったように思うのですが、本作はCGがふんだんに使用されているし、ローラースーツとか、3Dプリンターとか、そういう現代の面白そうな道具を逐一映画に取り込んでいくという、そんな心意気が感じられるのもまた良かったです。終盤になって、ジャッキーのクンフーアクションがお披露目!ここが一番の見せ場だったかな。仲間も敵もみんなすっとぼけていて、全員憎めない人ばかりというのも良いですね。アクションだけだと凡作ですが、けっこう笑えるところもあり。エンドロールはいつもNGシーンでお決まりですが、今回は痛がってるジャッキー&「これで僕のアクション主演作は最後です」みたいなナレーションまで入ってて、あぁ今回で本当に最後なんだな~って感じる終わり方でした。お疲れさまでしたの気持ちも込めて6点献上。[DVD(吹替)] 6点(2013-08-05 21:51:57)

24.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 まずなによりも、ベンガルトラをはじめとする動物達のリアルさに目を奪われます。特典映像を見ると、実際の虎を撮影して、それをCG化しているようなのですが、それでもやはり驚愕せずにはいられない。数年前まで、この小説の映画化は不可能と言われていたのに、その不可能に挑戦して見事に形にしてみせた製作陣の方達に賛辞を贈りたいです。大半が海の上でのシーンを占めるのですが、その海の表情が各シーンごとに違っていて、晴れた青空の海や夕日に染まる海、そして夜の生物達が彩る蛍光色の神秘的な海など、どれも目を見張る美しさです。このお話に説得力を持たせるには、リアルさと美しさの両方が必要不可欠だったはず。アン・リー監督の手腕に驚愕です。「人生とは手放すことだ」という、終盤の台詞は凄く印象的。なにかを手に入れるために人生があると思っていた自分はまだ若いのだな。達観して生を振り返ると、そんな考えに変わっていくのだな、と思いました。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-06-07 23:00:36)

25.  ラブリー・モリー 《ネタバレ》 主人公の内面に迫る心理ホラーなので、 映像的な派手さは一切無く、しかも 掴みにくいストーリーなので観る人を選ぶ作品だと思う。 残念ながら自分には合わなかったので5点とするが、 主人公の身体を張った演技とその演技を引き出した 監督の演出力は特筆すべきものだと思う。[DVD(字幕)] 5点(2013-02-15 00:28:45)《改行有》

26.  LOVE まさお君が行く! 《ネタバレ》 どの程度まで実話なのかはわかりませんが、 「ポチたま」はよく見ているし自分も 犬好きなので、松本君とまさお君も 最初のうちはこんな感じだったんだ~と 意外性もあって飽きずに見ることが出来ました。 ダメ芸人とダメ犬。単独なら魅力がなくても 一緒になれば、そのダメっぷりが魅力になる。 唯一のメッセージはそれぐらいかな、、、。 内容的にはそれほど深くないし、 結婚式のシーンなんてかなり超展開でしたけど、 なによりも、まさお君役を演じた犬のラブ君が、 とてもいい演技してたように思います。 まっすぐな瞳、弱ってるときの表情等々。[DVD(邦画)] 5点(2012-12-20 12:18:13)《改行有》

27.  ラム・ダイアリー 《ネタバレ》 本国では興行収入があまり芳しくなかったそうですが、鑑賞してみてそれも納得。心揺さぶるドラマツルギーがあるわけでもなく、地味で退屈な作品です。でも、元々興行ののことを考えて作られたものではないのでしょう。主人公のジャーナリストは、ジョニー・デップの親友だったそうで、彼の自伝を映画化したいという個人的な思い入れが強かったのでしょうね。個人的には、この作品の退屈さは嫌いではなかったです。ラム・ダイアリーのラムはラム酒のラム。最初から最後まで、ず~っとラム酒を飲んだくれているわけですが、その自堕落さ加減がたまらない。1960年のプエルトリコの美しさ、懐かしく温かみのある陰影の映像も見どころ。[DVD(吹替)] 6点(2012-12-17 13:18:23)(良:1票)

28.  ライアーゲーム-再生- 《ネタバレ》 相変わらず、どんでんに次ぐどんでんで、よく考えられた脚本だなぁと感心します。ただ、「ぎゃはは~俺の勝ち~!→なんで~!?」のパターンがクドいほど繰り返され、それも基本は前作と同じなのでさすがにマンネリ感は否めません。そんなわけで、前作よりは劣るかなというのが正直なところ。「本命メダル」と「捨てメダル」というのもちょっとわかりにくさがつきまとう。秋山の頭の良さや、優の優しさが生み出す人間ドラマなど、基本のツボは押さえてあるのでその点は十分楽しめるのも事実だけれど。[DVD(邦画)] 6点(2012-09-25 23:27:13)

29.  ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト 鮮血の美学 《ネタバレ》 オリジナルのほうは未見なので、予備知識無しで鑑賞致しました。鮮血の美学というサブタイトルがついてますけど、要は「復讐」ですよね。燃え上がる復讐心、外道どもを叩きのめさんとするその気持ち。ただまぁ、他の作品と違うのは、その復讐によってカタルシスを味わえるかっていうと、そういうわけでもないんですよね。むしろ、目には目をでやり倒して、その後の空しさというか、虚無的な雰囲気が終盤出ている。この作品の「復讐」は、実は2つあって、勿論メインは娘をめちゃめちゃにされた両親の復讐なんだけどもう一つの復讐、つまり外道の息子のほう。心情的に溜まっていたものがあったんだろうな~っていうのが感じられて、彼のほうに気持ちとしては肩入れが強かったですね。あんなおっさんにずっと育てられたら、そりゃあ積もり積もった憎しみの量は凄まじいものがあったんじゃないかしら、と。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-07-15 23:35:55)(良:1票)

30.  ラスト7 《ネタバレ》 ツカミはOKなんですよ。起きたら、街には誰もいなかった。一体なにが起こっているのか、、、。ていう始まりはワクワクするし、実際に誰もいないロンドンの街並みはそれだけで見応えがある。それ故に、ラストのオチはやはりがっかりしてしまう。結局、この世とあの世の境目、ていうことなら、なんのひねりもないし、フラッシュバックが幾度となく起こって全体像がわかってくるという手法でストーリーに巧みさもない。お姉ちゃんだけ最後助かるけど、たとえば、その助かる人と助からない人との間での悲しさみたいなものを描くと良かったんじゃないかな。お父さんと娘がケンカばっかりしてたから、最後に和解して離ればなれになるとかなら感動的になると思うんだけど。雰囲気は悪くないので、ワンアイデアだけでなくドラマを深めていけばぐんと良くなったのになと感じます。[DVD(字幕)] 4点(2012-07-06 19:56:22)

31.  ランゴ(2011) 《ネタバレ》 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのゴア・ヴァービンスキー&ジョニー・デップコンビが放つフルCGアニメーション。個人的に「パイレーツ~」はあまりピンと来ないシリーズなんで、それほど期待はしていなかったのですが、予想外になかなかのものでして、ゴア監督のこれがアニメ初挑戦とは思えない、見事な映像演出と、ジョニー・デップのいい意味でラフにのびのびと声の演出を担当している感じが伝わってきてよかったです。全体的には西部劇へのオマージュといった作りで、途中「地獄の黙示録」のパロディなんかもやったりして。そしてストーリーは、自分が凄いやつなんだと偽って皆を騙して、途中それがバレて引き返すも再び戻ってみんなを助けるっていう、「自分を変える」という手垢のついた王道中の王道のストーリーで、それ事態に目新しさは全くといっていいほどないのですが、正体がばれて、蛇に蔑まされて一人でとぼとぼと歩き続けるその映像表現がかなりツボだったんですよ。これまでのCGアニメとはまたちょっと違うものを感じて、とても感情移入出来ましたね。あるいはまた、鷹に襲われたり追いかけられたりするアクションシーンも、これまたCGアニメの限界を一つ超えたような良さもありましたしね。出てくるキャラクターは、どれも実際に砂漠に住んでる生き物たちなんだそうですが、相当デフォルメされててなんの動物だかわからない奴も多かったです(笑)。エンディングの曲は、「OK牧場の決斗」のテーマ曲にちょっと似てましたね。[DVD(字幕)] 7点(2012-06-01 20:43:00)

32.  ラバー 《ネタバレ》 殺人タイヤが人を襲うという、とんでもなくバカな映画です。 しかも、タイヤだから人を轢いて殺そうとすると思うでしょ? ところがどっこい、体をプルプル震わせて、超能力で殺すんです(笑)。 一番最初に警官が「理由のないことが重要なんだ」みたいなことを観客に向かって喋ってましたが、 この作品、最初から最後まで理由のない、いわばシュールきわまりない展開なんです。 たぶん、壮大な皮肉を込めているのでしょう。 そして、双眼鏡で観察している集団は映画を観る観客の比喩でしょう。 「どうせ作り物なのに、な~に期待しちゃってんだよ。おめぇら」ていう、そういうスタンスだと思います。 タイヤの意志を持った動きといいますか、その表現はなかなか巧かったし、 超能力で色々と破裂するシーンもよく出来ているし、クオリティは悪くありません。 ただ、面白かったかと言われると首を横に振ります。 ごく一部のひねくれ者による、ごく一部のひねくれ者の為の作品、とでも言えばいいでしょうかね。[DVD(字幕)] 5点(2012-05-14 11:21:42)(良:1票) 《改行有》

33.  ラ・マンチャの男 《ネタバレ》 このおじいちゃんは、ただの現実逃避者でしょうか。あるいはただの愚か者でしょうか。もう40年前の作品ですが、むしろ今の時代のほうが、このおじちゃんが訴えているメッセージの必要性を感じますね。だって、どうせ勝てっこないんだからとか、苦い思いするのが嫌だからとか、負けるのが怖いからだとか言って、最初から挑む事を諦めている大人で溢れかえっているじゃないですか!見果てぬ夢を見る事、届かぬ星に手を伸ばそうとする事。勝ち負けよりも重要なのは、志を持って闘い続ける事。そんな魅力的な生き方を選ぼうとする人に勇気を与える一本。[DVD(字幕)] 7点(2012-05-04 21:28:48)

34.  ラスト・エクソシズム 《ネタバレ》 なかなか面白かったと思いますよ。確かに、人によっては物足りなさを感じる面もあるかもしれません。というのも、悪魔に取り憑かれた少女が、それほど変化せずアクロバティックなことをやりまくったりするわけでもないので、ヴィジュアル的なショックさは他のエクソシスト映画のほうが上でしょう。でもそれは、本作においてはその変わらなさが重要なのであって、それというのもストーリーが「実は悪魔の仕業じゃなく、父親のせいなんじゃないか?」「少年レーガンのせいなんじゃないか?」というニュアンスで進んでいくので、この作品はホラーというよりサスペンスに近いといったほうがいいかもしれません。個人的にはそれ故にストーリーを楽しめたし、派手さはなくても物足りないと感じることはなかったです。ラストには悪魔の仕業であることがわかるんだろうな~なんて月並みに思っていたので、実はあの親切そうな神父が黒幕であるというまさにサスペンスフルな展開は予想出来ず、そのオチもなかなかだと思いました。ただ、フェイクドキュメンタリーの手法を用いている割には音楽や効果音が付随されていたり、ラストの燃え上がるCGの炎など「リアリティ」と「フェイク」の混合それ自体に違和感や中途半端さを感じる人は多いかもしれませんね。[DVD(字幕)] 7点(2012-04-21 16:31:27)

35.  乱気流/グランドコントロール 《ネタバレ》 紹介には「航空パニックアクション大作! 」なんて書いてありますけど、少なくともそういうハリウッド的な娯楽作品ではありません。不手際でショートして無線が使えなくなったり、飛行機が機能不全になったりするシーンも、普通の娯楽作なら音楽をジャンジャン流してサスペンスフルにやるところですが、本作はそういうことには全然興味がなく、航空管たちのリアルな仕事ぶりをそのまま描き切ることに終始しています。つまりは、彼らの仕事の重圧さとか、苦悩する気持ちとかそういうものに焦点が当てられているので、パニックアクションだと思って観ると確実に面食らうことでしょう。前半は、主人公のトラウマやら葛藤がメインなのでちょっとかったるいのですが、後半からはそれなりに面白くなります。専門用語が飛び交う管制塔。観客としてはわかりやすさに欠けるきらいもありますが、作りは硬派なので一応5点ということで。[DVD(字幕)] 5点(2012-04-03 01:11:45)

36.  ラッキーナンバー7 《ネタバレ》 最初の段階で、スレヴンがニックに間違われギャングに強要される展開で「なんでちゃんと否定しないんやろ~」と不思議に思い、スレヴンのつかみ所のないキャラにどうにも感情移入出来ず不安を抱きながら観ていたのだが、後半、あらゆるシーンの謎が明かされ、スレヴンとグッドキャットの関係が明らかになると「なるほど~」の連発でした。それだったらまぁ、あのつかみ所のないキャラも無理はない。ストーリー構成がとても巧いなと感じる。もちろん、この構成を構築させる上で、たとえばギャング同士が向かい合った建物に閉じこもってにらみ合ってるとか、そういううちょっとありえない要素が前提となっているし、他の方も言う様にどうして殺し屋が息子を殺さなかったのかという点でも疑問を抱きたくなる気持ちもわかる。そこんところは、殺し屋にも人の心があったのかなとか、少年になにかしらの才能を直感的に見いだしたからなのかなとか、そういうことで脳内補完すればいいかと思う。スレヴンとグッドキャットだけでなく、リンジーとの関係でもラストに一騙しがあり、それがまたなかなか良い余韻を持たせた終わり方だったなと関心。[DVD(字幕)] 7点(2012-03-26 21:29:49)(良:1票)

37.  ラビット・ホラー 3D 《ネタバレ》 劇場では3D上映だったそうですが、家のテレビでDVDで観るとやけにCGがショボく感じちゃう。3Dで観たら、もうちょっとマシに見えるのかなぁ。大悟が実は妄想だったという展開はなかなか鮮やかでしたね。ただ、後半、特にラストはかなり難解でした。あれは要するに、キリコは母とキリコを殺して父親を独り占めした代わりに声を失ったから、自分の命と引き換えに声を取り戻したということなのかな?キリコと大悟は、同じ世界には生きられない存在みたいです。そんなわけで、鏡やメリーゴーランドやウサギなど、いろんなものを比喩的に使っていて面白いのですが、ただホラーとして見ると物足りない。少なくとも、清水監督がこれまでやってきたようなタイプの「怖さ」は全くない。勿論、また貞子系をやるわけにもいかないので、新しい分野を開拓しようという、その意欲は見て取れるのでそこは応援したいのですが、まだまだ暗中模索なんだろうな~というのが正直な感想。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-07 21:23:51)

38.  ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ 《ネタバレ》 テレビドラマの延長線という作りでしたが、ベタで独特な編集構成や役者達の薄~い演技など、悪く言えば陳腐で失笑ものなんだけどよく言えばそれを貫き通していて、新鮮で楽しかったです。特に松田翔太はかなりハマり役でしたね。ストーリーは、「囚人のジレンマ」をベースに、このゲーム場独特の欠陥で話を広げていっているだけなんですが、投票結果が予期せぬものとなった時のみんなの反応や、なんでも推理しどんでんを喰らわせるクールな秋山、そしていつも人を信じ続ける神崎直といった、いわゆる漫画的なキャラが見ていて面白いので最後まで飽きずに観る事が出来ました。ただ、あれだけ裏切り続けてきた面々がラストで急にいい人になってみんなで赤リンゴを入れるというのはどうなのかなと。そんな人たちなら、最初からみんなで赤リンゴ入れてるんちゃうん、て思っちゃったのも事実です。[地上波(邦画)] 6点(2012-03-04 14:40:28)

39.  ライフ ―いのちをつなぐ物語― 《ネタバレ》 これまでにも、大自然の美しい映像を楽しむドキュメンタリー映画はいくつかありましたが、 本作は単に映像美を見せるというよりも、動物の視点に立って「生きる」ということを見つめるという、 そういうスタンスの内容だなと思いましたね。 当然のことながら、地球上に住む500万種それぞれに生き方があり、ドラマがあるわけですよね。 それで、いろんな生き物たちをつぶさに見ていくわけだけど、みんな結局は、我々人間の 生き方に通ずるものがある。雪の降る中、温泉につかるお猿さんたちは、温泉に入れる 強い力を持った家族と、入れない家族がいる。その次に出てくるお猿さんは、石を使い、 固い実を割って食べる。道具を使用するのは、人間だけじゃないんだってのがわかってくる。 そしてイルカは、チームワークや頭脳プレーで魚を追い込んで食べる。 あるいはまた、さまざまな生き物たちが、子供を守り、愛を確かめあう。 捕まえようとする者と、逃げようとする者の闘い。どれも人間に共通していて、 この地球に生きる生命の多種多様さと、繋がり、この両方を感じとる事が出来る。 どうやって撮ったのかしらと関心する映像もあり、実に興味深い。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2012-02-28 02:14:33)《改行有》

40.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 こういう作品、確かに描き方が難しい。それは文化的な差異という側面もあるし、なによりどうしようもなく重苦しい現実に対しての軽やかな空想のギャップに違和感を覚える人も少なくないだろうから。個人的には、死んでからの世界が天国などではなく、スージーの内面が作り出す世界であるという点を評価したい。そしてなにより、殺されてしまった子供達がその世界で皆笑顔で仲良く遊び合う、その光景になんともいえない慰めを感じずにはいられない。最初と最後にスージーが観る者に語り始める「私は14歳で殺された~」の下りにあるように、独特な雰囲気漂う作りではあるが、それは失敗や違和感というよりむしろ作り手の意欲を感じるものとして好意的に受け止めたい。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 00:39:14)

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